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小悪魔
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一夜達と別れたジェイクは優姫を無理矢理二軒目のバーに連れ込んだ。
「なんか、今日は無理矢理ですね」
不機嫌そうに優姫は言う。ジェイクは楽しんでいる。
「お前に興味があるからな。色々知りたい」
カウンターで隣り合って座っているが距離が近い。
「私のことは話したじゃないですか。それ以上何も無いです」
優姫はグビグビとビールを飲む。
「今まで一度も生身の人間好きになった事ないの?」
失礼な質問に優姫は笑った。
「恋愛の話なら何も面白いことないですよ。全くないです。リアルに求めてません」
やれやれとジェイクは思った。攻略の突破口がない。
「ジェイクは?今まで日本人と付き合った事あります?」
優姫が興味津々で聞いてくる。
「ないけど」
ジェイクが答えると優姫がニヤリと笑った。
「でしょうねー。あんなデカブツ日本人じゃ裂けちゃいますよ」
優姫の言葉にジェイクは吹いた。周りがジェイクを見る。
「お前!」
優姫は涼しい顔。
「今の英語分かる人、いないですよ」
可笑しそうに優姫は言う。ジェイクはムッとして優姫の両頬を大きな手で掴んで自分の顔に近づけた。
「!!」
怯えて優姫は目をつぶる。
「バーカ。こんなところでするか。今度俺をおちょくったらタダじゃ済まないぞ」
本気で怒ってないのは優姫にも分かったが、キスされると思ったら全く動けなかった。掌も大きくて、全てが怖いと思ってしまった。
優姫が静かになってしまってジェイクは少し怖がらせすぎたかなと優姫を見つめる。
「おい」
ジェイクが声をかけると優姫はビクッとした。
「帰るか?」
優姫が頷く。
2人は後味が悪いままバーを出た。
「なんか、今日は無理矢理ですね」
不機嫌そうに優姫は言う。ジェイクは楽しんでいる。
「お前に興味があるからな。色々知りたい」
カウンターで隣り合って座っているが距離が近い。
「私のことは話したじゃないですか。それ以上何も無いです」
優姫はグビグビとビールを飲む。
「今まで一度も生身の人間好きになった事ないの?」
失礼な質問に優姫は笑った。
「恋愛の話なら何も面白いことないですよ。全くないです。リアルに求めてません」
やれやれとジェイクは思った。攻略の突破口がない。
「ジェイクは?今まで日本人と付き合った事あります?」
優姫が興味津々で聞いてくる。
「ないけど」
ジェイクが答えると優姫がニヤリと笑った。
「でしょうねー。あんなデカブツ日本人じゃ裂けちゃいますよ」
優姫の言葉にジェイクは吹いた。周りがジェイクを見る。
「お前!」
優姫は涼しい顔。
「今の英語分かる人、いないですよ」
可笑しそうに優姫は言う。ジェイクはムッとして優姫の両頬を大きな手で掴んで自分の顔に近づけた。
「!!」
怯えて優姫は目をつぶる。
「バーカ。こんなところでするか。今度俺をおちょくったらタダじゃ済まないぞ」
本気で怒ってないのは優姫にも分かったが、キスされると思ったら全く動けなかった。掌も大きくて、全てが怖いと思ってしまった。
優姫が静かになってしまってジェイクは少し怖がらせすぎたかなと優姫を見つめる。
「おい」
ジェイクが声をかけると優姫はビクッとした。
「帰るか?」
優姫が頷く。
2人は後味が悪いままバーを出た。
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