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小悪魔
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「家までタクシーで送るよ。場所は?」
「恵比寿」
夜は冷え込む。優姫が身震いした。ジェイクは優姫をそっと抱きしめた。小さな身体はすっぽり包まれる。優姫はびっくりしたが、温かくて抱きしめられたままになった。
「まだ寒いか?」
優姫は首を振る。
「小さいなー。本当に子供だな」
ジェイクが笑いながら言う。
「ジェイクが大きすぎるんだよ。大男」
優姫が負けじと言う。
「あー、ったく。離したくないなー」
ジェイクがぎゅっと優姫を抱きしめる。
「く、苦しい」
格闘技のように、優姫がジェイクの背中を叩く。
この小さな子供の様な優姫に心を奪われてる。手を出そうにも出せないジレンマ。
「このまま、お持ち帰りしたい」
優姫は真っ赤になってジェイクの足を踏んで離れた。
「ジェイクのバーカ!」
真っ赤になっている顔を見てジェイクは吹き出した。
「そのうち、お前から俺を欲しがる様にしてやるよ」
宣戦布告して、ジェイクは笑った。優姫は真っ赤になってジェイクを睨む。
ジェイクが優姫を送り届けて家に着くともう2時を過ぎていた。
すぐにシャワーを浴びる。
優姫が欲しくて堪らない。今すぐにでも抱いて自分のものにしたくて堪らなかった。
欲望に満ちた自身を握りしめ優姫を思い浮かべる。
「!!」
シャワーを浴びながら優姫で果てると、深くため息を吐いた。
優姫は手強いと思った。
今まで知り合ってきたどの相手よりも強敵。
だが、さっき抱きしめた小さな体を大切に守りたいとさえ思った。
「恵比寿」
夜は冷え込む。優姫が身震いした。ジェイクは優姫をそっと抱きしめた。小さな身体はすっぽり包まれる。優姫はびっくりしたが、温かくて抱きしめられたままになった。
「まだ寒いか?」
優姫は首を振る。
「小さいなー。本当に子供だな」
ジェイクが笑いながら言う。
「ジェイクが大きすぎるんだよ。大男」
優姫が負けじと言う。
「あー、ったく。離したくないなー」
ジェイクがぎゅっと優姫を抱きしめる。
「く、苦しい」
格闘技のように、優姫がジェイクの背中を叩く。
この小さな子供の様な優姫に心を奪われてる。手を出そうにも出せないジレンマ。
「このまま、お持ち帰りしたい」
優姫は真っ赤になってジェイクの足を踏んで離れた。
「ジェイクのバーカ!」
真っ赤になっている顔を見てジェイクは吹き出した。
「そのうち、お前から俺を欲しがる様にしてやるよ」
宣戦布告して、ジェイクは笑った。優姫は真っ赤になってジェイクを睨む。
ジェイクが優姫を送り届けて家に着くともう2時を過ぎていた。
すぐにシャワーを浴びる。
優姫が欲しくて堪らない。今すぐにでも抱いて自分のものにしたくて堪らなかった。
欲望に満ちた自身を握りしめ優姫を思い浮かべる。
「!!」
シャワーを浴びながら優姫で果てると、深くため息を吐いた。
優姫は手強いと思った。
今まで知り合ってきたどの相手よりも強敵。
だが、さっき抱きしめた小さな体を大切に守りたいとさえ思った。
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