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狂気の嫉妬
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「僕はずっと怖かった。アンソニーにジェイクを取られるって。僕を前みたいに愛して」
優姫の顔が浮かんでジェイクは身体が動かない。
「ジェイク」
マイケルがジェイクのボクサーパンツの中に手を入れる。
「君は僕のものでしょ」
「やめてくれ、マイケル」
ジェイクはマイケルの手を掴む。
「これ以上僕を怒らせないで。アンソニーを飛ばす権限を僕はもう持ってるよ」
やっぱりと思いながら、ジェイクは観念した。
「仕事で1日汗だくなんだ。シャワーを浴びてくるよ」
ジェイクはそう言うとバスルームに逃げた。スマホを取り出すと、優姫にLINをした。
【愛してる】
それだけ送ると服を脱ぎ、眼鏡を脱いだ服の上に置くとシャワーを浴びた。
どうする。最初からこれが目的なのは分かってる。
ユーキを裏切ってしまう。
ごめん、ユーキ。
優姫の笑顔を思い浮かべながらジェイクは頭からシャワーを浴びた。
シャワーブースの扉が開いた。マイケルも入ってきた。
「もう出るよ」
ジェイクがすれ違うとき、マイケルがジェイクの腕を掴んだ。
「キスして」
マイケルは真っ直ぐジェイクを見つめる。青い瞳に吸い込まれそうになる。
ジェイクは屈んでマイケルにキスをする。今度は唇を緩める。
ねっとりとしたマイケルの舌が絡みついてくる。
「すぐ上がるから。シャンパンを頼んでおいて」
バスローブに身を包みジェイクは部屋に戻るとシャンパンを注文した。
しばらくすると、マイケルもバスローブ姿で部屋に戻ってきた。
ソファに座るジェイクに近づいてくる。
「まだシャンパンが来てない」
ジェイクはそう言ったが、マイケルは気にせずジェイクの隣に座るとキスをねだる。
「じゃあ、来るまでキスをして」
ジェイクはマイケルに覆いかぶさりキスをする。マイケルの細い指がジェイクのモノを握る。ジェイクはビクッと身体を震わした。
「シャンパンが来るまでキスだけでしょ」
ジェイクが抗議する。
「触るだけさ。いいでしょ?」
楽しそうにマイケルは言う。
ジェイクは身体を起こし、ソファから立つと窓辺に移った。カーテンの向こうはもう夜景だった。
部屋のチャイムが鳴る。
ジェイクはドアを開けサインをすると、入り口でシャンパンのワゴンを受け取った。
無言のままシャンパンを開け、フルートグラスに注ぐ。マイケルも近寄ってきた。
「再会に、乾杯」
マイケルはそう言うと、グラスを重ね乾杯した。ジェイクは一気に飲み干してまた窓辺に逃げる。
マイケルがジェイクの後ろから抱きついた。
「もう、諦めたら?」
ジェイクを正面に向かせ窓に寄りかからせると、バスローブの中に手を入れる。
ジェイクも抗いながらもマイケルの手の中で、自身が硬く大きくなるのが分かった。
優姫の顔が浮かんでジェイクは身体が動かない。
「ジェイク」
マイケルがジェイクのボクサーパンツの中に手を入れる。
「君は僕のものでしょ」
「やめてくれ、マイケル」
ジェイクはマイケルの手を掴む。
「これ以上僕を怒らせないで。アンソニーを飛ばす権限を僕はもう持ってるよ」
やっぱりと思いながら、ジェイクは観念した。
「仕事で1日汗だくなんだ。シャワーを浴びてくるよ」
ジェイクはそう言うとバスルームに逃げた。スマホを取り出すと、優姫にLINをした。
【愛してる】
それだけ送ると服を脱ぎ、眼鏡を脱いだ服の上に置くとシャワーを浴びた。
どうする。最初からこれが目的なのは分かってる。
ユーキを裏切ってしまう。
ごめん、ユーキ。
優姫の笑顔を思い浮かべながらジェイクは頭からシャワーを浴びた。
シャワーブースの扉が開いた。マイケルも入ってきた。
「もう出るよ」
ジェイクがすれ違うとき、マイケルがジェイクの腕を掴んだ。
「キスして」
マイケルは真っ直ぐジェイクを見つめる。青い瞳に吸い込まれそうになる。
ジェイクは屈んでマイケルにキスをする。今度は唇を緩める。
ねっとりとしたマイケルの舌が絡みついてくる。
「すぐ上がるから。シャンパンを頼んでおいて」
バスローブに身を包みジェイクは部屋に戻るとシャンパンを注文した。
しばらくすると、マイケルもバスローブ姿で部屋に戻ってきた。
ソファに座るジェイクに近づいてくる。
「まだシャンパンが来てない」
ジェイクはそう言ったが、マイケルは気にせずジェイクの隣に座るとキスをねだる。
「じゃあ、来るまでキスをして」
ジェイクはマイケルに覆いかぶさりキスをする。マイケルの細い指がジェイクのモノを握る。ジェイクはビクッと身体を震わした。
「シャンパンが来るまでキスだけでしょ」
ジェイクが抗議する。
「触るだけさ。いいでしょ?」
楽しそうにマイケルは言う。
ジェイクは身体を起こし、ソファから立つと窓辺に移った。カーテンの向こうはもう夜景だった。
部屋のチャイムが鳴る。
ジェイクはドアを開けサインをすると、入り口でシャンパンのワゴンを受け取った。
無言のままシャンパンを開け、フルートグラスに注ぐ。マイケルも近寄ってきた。
「再会に、乾杯」
マイケルはそう言うと、グラスを重ね乾杯した。ジェイクは一気に飲み干してまた窓辺に逃げる。
マイケルがジェイクの後ろから抱きついた。
「もう、諦めたら?」
ジェイクを正面に向かせ窓に寄りかからせると、バスローブの中に手を入れる。
ジェイクも抗いながらもマイケルの手の中で、自身が硬く大きくなるのが分かった。
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