84 / 99
第3章
84.もう一度婚約3
「お願い……、もう無理、早く頂戴」
「ふふん」
なぜか余裕そうなアレクサンダーに「?」
ひょっとしたら、アレクサンダーは前々世の頃から、こんなのだったのかもしれない。前々世は、なんといっても子供を早く産まなければならない立場だったから、確か、目隠しされてヤっていたんだっけ?だから、アレクサンダーが余裕しゃくしゃくで、なんてことを知らなかったのかもしれないと思いいたる。
もう、こうなったら、意地でも我慢してやるわ!ジェニファーだけが欲しがっている状態なんて、変でしょ⁉
でも、このまま不感症になってしまったら、どうしよう。我慢しすぎて、不感症になったという話を聞いたことがあるような?
ほどほどに、我慢すればいいわよね?
そして、ジェニファーがアレクサンダーを焦らし、イニシアティヴを手に入れるまで、頑張ればいいこと。
そううまくいくとは、思えないけど、とにかく、目標は高く頑張るのみ。
それからというもの、ジェニファーは、どんなに気持ちよくても、必死に眉間にしわを寄せて、耐えるようになった。これには、アレクサンダーの方が真っ先に焦る。
「え?」
「どうしたの?ジェニファー、どこか具合でも悪いの?」
「別に……」
「なんか、いつもと反応が違うから……」
アレクサンダーが一生懸命、ジェニファーが感じるところを触って、盛り上げようとしても、ジェニファーは歯を食いしばって耐える。
バカみたいな我慢大会をしているわけだが、当事者は真剣そのもの。
アレクサンダーは、ついに首をかしげる。いつもなら、もうこれでジェニファーは落ちるというのに、なぜか今日は、喘ぎ声一つ上げない。もう、俺の愛撫に飽きてしまったのだろうか?ワンパターンはいつか飽きられると思っていただけに、ショックは隠せない。
「それだけ?」
気怠そうに、ジェニファーが言うと、アレクサンダーはますます焦る。
「待って、待って」
内心、冷や汗ものなのだが、ジェニファーの敏感なところを焦らしもしないで、舐めまくる。
ジェニファーは顔色一つ変えない。ように見えるが、実のところ、カラダは反応している。ただ、アレクサンダーは焦りまくって、自分の唾液で濡れているのか、ジェニファーが感じて濡れているのかの区別がついていない。
なんでだよ?
ウソだろ!?
このまま、ジェニファーをイカせることができなければ、俺は捨てられるのか?と余計、悪い方に悪い方に考えが行く。
もう、アレクサンダーは、帰るところがない。その崖っぷち感が、余計焦らす。
大見え切って、バラード国を出てきた手前、帰る宛がないのだ。何が何でも、ジェニファーに気に入られ、認めてもらうことしか頭にない。
今のままだと、王配どころか男妾にもなれない。ジェニファーも、考えてみれば、3度目の人生だから、前世の旦那は、よほど手練だったのか?それとも、巨根の持ち主だったのかもしれない。
だから、こんなに無反応なのだ。
自信のなさが、どんどんアレクサンダーを萎えさせていく。
もういつもの後背位の気力もなく、正常位で決める。気持ちで完全に負けを認めているが、意外にも、それが好感触をもたらす。
わずかだが、ジェニファーの顔色が、顔つきが、満足しているように見えたため。え?正常位って、こんなに女を満足させられる体位だったのか?改めて、今までは独りよがりのセックスをしていたことを反省する。
そういえば、前世は、目隠しをして、コトに及んでいたなあ。あれも、ジェニファーにとって、不快極まりがなかったことだろう。
改めて、前世の行いを恥じ、深く反省する。
これからは、ジェニファーを感じさせることだけを注意深く観察して、何が不愉快で、何が気持ちがいいのかを女性視点に立って、考えるセックスを行うことに全力を挙げるつもりでいる。
でないと、マジで捨てられてしまうから。
「ふふん」
なぜか余裕そうなアレクサンダーに「?」
ひょっとしたら、アレクサンダーは前々世の頃から、こんなのだったのかもしれない。前々世は、なんといっても子供を早く産まなければならない立場だったから、確か、目隠しされてヤっていたんだっけ?だから、アレクサンダーが余裕しゃくしゃくで、なんてことを知らなかったのかもしれないと思いいたる。
もう、こうなったら、意地でも我慢してやるわ!ジェニファーだけが欲しがっている状態なんて、変でしょ⁉
でも、このまま不感症になってしまったら、どうしよう。我慢しすぎて、不感症になったという話を聞いたことがあるような?
ほどほどに、我慢すればいいわよね?
そして、ジェニファーがアレクサンダーを焦らし、イニシアティヴを手に入れるまで、頑張ればいいこと。
そううまくいくとは、思えないけど、とにかく、目標は高く頑張るのみ。
それからというもの、ジェニファーは、どんなに気持ちよくても、必死に眉間にしわを寄せて、耐えるようになった。これには、アレクサンダーの方が真っ先に焦る。
「え?」
「どうしたの?ジェニファー、どこか具合でも悪いの?」
「別に……」
「なんか、いつもと反応が違うから……」
アレクサンダーが一生懸命、ジェニファーが感じるところを触って、盛り上げようとしても、ジェニファーは歯を食いしばって耐える。
バカみたいな我慢大会をしているわけだが、当事者は真剣そのもの。
アレクサンダーは、ついに首をかしげる。いつもなら、もうこれでジェニファーは落ちるというのに、なぜか今日は、喘ぎ声一つ上げない。もう、俺の愛撫に飽きてしまったのだろうか?ワンパターンはいつか飽きられると思っていただけに、ショックは隠せない。
「それだけ?」
気怠そうに、ジェニファーが言うと、アレクサンダーはますます焦る。
「待って、待って」
内心、冷や汗ものなのだが、ジェニファーの敏感なところを焦らしもしないで、舐めまくる。
ジェニファーは顔色一つ変えない。ように見えるが、実のところ、カラダは反応している。ただ、アレクサンダーは焦りまくって、自分の唾液で濡れているのか、ジェニファーが感じて濡れているのかの区別がついていない。
なんでだよ?
ウソだろ!?
このまま、ジェニファーをイカせることができなければ、俺は捨てられるのか?と余計、悪い方に悪い方に考えが行く。
もう、アレクサンダーは、帰るところがない。その崖っぷち感が、余計焦らす。
大見え切って、バラード国を出てきた手前、帰る宛がないのだ。何が何でも、ジェニファーに気に入られ、認めてもらうことしか頭にない。
今のままだと、王配どころか男妾にもなれない。ジェニファーも、考えてみれば、3度目の人生だから、前世の旦那は、よほど手練だったのか?それとも、巨根の持ち主だったのかもしれない。
だから、こんなに無反応なのだ。
自信のなさが、どんどんアレクサンダーを萎えさせていく。
もういつもの後背位の気力もなく、正常位で決める。気持ちで完全に負けを認めているが、意外にも、それが好感触をもたらす。
わずかだが、ジェニファーの顔色が、顔つきが、満足しているように見えたため。え?正常位って、こんなに女を満足させられる体位だったのか?改めて、今までは独りよがりのセックスをしていたことを反省する。
そういえば、前世は、目隠しをして、コトに及んでいたなあ。あれも、ジェニファーにとって、不快極まりがなかったことだろう。
改めて、前世の行いを恥じ、深く反省する。
これからは、ジェニファーを感じさせることだけを注意深く観察して、何が不愉快で、何が気持ちがいいのかを女性視点に立って、考えるセックスを行うことに全力を挙げるつもりでいる。
でないと、マジで捨てられてしまうから。
あなたにおすすめの小説
【完結】王位に拘る元婚約者様へ
凛 伊緒
恋愛
公爵令嬢ラリエット・ゼンキースア、18歳。
青みがかった銀の髪に、金の瞳を持っている。ラリエットは誰が見ても美しいと思える美貌の持ち主だが、『闇魔法使い』が故に酷い扱いを受けていた。
虐げられ、食事もろくに与えられない。
それらの行為の理由は、闇魔法に対する恐怖からか、或いは彼女に対する嫉妬か……。
ラリエットには、5歳の頃に婚約した婚約者がいた。
名はジルファー・アンドレイズ。このアンドレイズ王国の王太子だった。
しかし8歳の時、ラリエットの魔法適正が《闇》だということが発覚する。これが、全ての始まりだった──
婚約破棄された公爵令嬢ラリエットが名前を変え、とある事情から再び王城に戻り、王太子にざまぁするまでの物語──
※ご感想・ご指摘 等につきましては、近況ボードをご確認くださいませ。
今、私は幸せなの。ほっといて
青葉めいこ
ファンタジー
王族特有の色彩を持たない無能な王子をサポートするために婚約した公爵令嬢の私。初対面から王子に悪態を吐かれていたので、いつか必ず婚約を破談にすると決意していた。
卒業式のパーティーで、ある告白(告発?)をし、望み通り婚約は破談となり修道女になった。
そんな私の元に、元婚約者やら弟やらが訪ねてくる。
「今、私は幸せなの。ほっといて」
小説家になろうにも投稿しています。
冤罪で追放された令嬢〜周囲の人間達は追放した大国に激怒しました〜
影茸
恋愛
王国アレスターレが強国となった立役者とされる公爵令嬢マーセリア・ラスレリア。
けれどもマーセリアはその知名度を危険視され、国王に冤罪をかけられ王国から追放されることになってしまう。
そしてアレスターレを強国にするため、必死に動き回っていたマーセリアは休暇気分で抵抗せず王国を去る。
ーーー だが、マーセリアの追放を周囲の人間は許さなかった。
※一人称ですが、視点はころころ変わる予定です。視点が変わる時には題名にその人物の名前を書かせていただきます。
悪役断罪?そもそも何かしましたか?
SHIN
恋愛
明日から王城に最終王妃教育のために登城する、懇談会パーティーに参加中の私の目の前では多人数の男性に囲まれてちやほやされている少女がいた。
男性はたしか婚約者がいたり妻がいたりするのだけど、良いのかしら。
あら、あそこに居ますのは第二王子では、ないですか。
えっ、婚約破棄?別に構いませんが、怒られますよ。
勘違い王子と企み少女に巻き込まれたある少女の話し。
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
【完結】婚約破棄に祝砲を。あら、殿下ったらもうご結婚なさるのね? では、祝辞代わりに花嫁ごと吹き飛ばしに伺いますわ。
猫屋敷むぎ
恋愛
王都最古の大聖堂。
ついに幸せいっぱいの結婚式を迎えた、公女リシェル・クレイモア。
しかし、一年前。同じ場所での結婚式では――
見知らぬ女を連れて現れたセドリック王子が、高らかに宣言した。
「俺は――愛を選ぶ! お前との婚約は……破棄だ!」
確かに愛のない政略結婚だったけれど。
――やがて、仮面の執事クラウスと共に踏み込む、想像もできなかった真実。
「お嬢様、祝砲は芝居の終幕でと、相場は決まっております――」
仮面が落ちるとき、空を裂いて祝砲が鳴り響く。
シリアスもラブも笑いもまとめて撃ち抜く、“婚約破棄から始まる、公女と執事の逆転ロマンス劇場”、ここに開幕!
――ミステリ仕立ての愛と逆転の物語です。スッキリ逆転、ハピエン保証。
※「小説家になろう」にも掲載。
※ アルファポリス完結恋愛13位。応援ありがとうございます。
とある虐げられた侯爵令嬢の華麗なる後ろ楯~拾い人したら溺愛された件
紅位碧子 kurenaiaoko
恋愛
侯爵令嬢リリアーヌは、10歳で母が他界し、その後義母と義妹に虐げられ、
屋敷ではメイド仕事をして過ごす日々。
そんな中で、このままでは一生虐げられたままだと思い、一念発起。
母の遺言を受け、自分で自分を幸せにするために行動を起こすことに。
そんな中、偶然訳ありの男性を拾ってしまう。
しかし、その男性がリリアーヌの未来を作る救世主でーーーー。
メイド仕事の傍らで隠れて淑女教育を完璧に終了させ、語学、経営、経済を学び、
財産を築くために屋敷のメイド姿で見聞きした貴族社会のことを小説に書いて出版し、それが大ヒット御礼!
学んだことを生かし、商会を設立。
孤児院から人材を引き取り育成もスタート。
出版部門、観劇部門、版権部門、商品部門など次々と商いを展開。
そこに隣国の王子も参戦してきて?!
本作品は虐げられた環境の中でも懸命に前を向いて頑張る
とある侯爵令嬢が幸せを掴むまでの溺愛×サクセスストーリーです♡
*誤字脱字多数あるかと思います。
*初心者につき表現稚拙ですので温かく見守ってくださいませ
*ゆるふわ設定です