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のほほん冒険者、掠われる。
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胸をぎゅっと締め付けられる息苦しさと、顔に掛かる生臭い風に、はっと目を覚ます。
「……え?」
すぐに、リィンは、自分の身体がざらざらとした、しかし温かい壁に囲まれていることに気付いた。足の方には、小枝の感覚。そして。
「きゃっ!」
顔を上げて見えた、大きく醜悪な顔貌に、リィンは常に無い声を上げた。
その声で、リィンを抱いてぐっすりと眠っていた、醜悪な顔を持つ怪物の目蓋が上がる。しかしすぐに、怪物は、リィンをしっかり抱き直し、再びいびきをかき始めた。
「あ、あの……」
どう足掻いても外れない、ざらざらとした怪物の腕に、息を吐く。
〈ま、いっか〉
とりあえず、今は無事だ。そう思い直し、リィンも再び目を閉じた。
その状態で、これまでのことを思い出す。確か、鈍った身体を鍛える為に、薬草摘みを兼ねて王都近くの森に入った。そこまでは、覚えている。身体を動かし、青石亭の主人アズが持たせてくれたお弁当を食べたところで眠くなり、ぽかぽかと秋の日が差し込む大木の根元でうとうとしていたことも。足許の木の枝と、辺りの暗さから察するに、ここは、洞窟の中に設えられた、この怪物の『巣』なのだろう。そこまで考えてから、リィンは再び目を開き、リィンを抱いたまますやすやと眠る怪物を見上げた。
〈……意外と、可愛い、かも〉
ぐっすりと眠る、怪物の寝顔に、思わず微笑む。抱き枕代わりなのか、それとも食料にしようと思って掠ってきたのか。そんなことを考えるのも、ばかばかしくなる。
とりあえず、秋だからと言って青石亭の美味しい料理を大量に食べるのは、止めよう。お腹の肉をつまんでそれだけ考えてから、リィンもうとうとと、夢の中へと入っていった。
再び、リィンが目を覚ました時には、洞窟の中は既に明るくなっていた。怪物の方は既にリィンから離れ、洞窟近くで外を見るように身体を伸ばしていた。
貴族達の旗や盾に描かれている、『竜』と呼ばれる怪物と同じ形をしている。王国でも一、二を争う高名な魔術師の弟子であるティナに見せたら、どんな怪物か即座に判別してくれるんだろうけど。寝ぼけた目を擦り、怪物を見詰めながら、リィンはそんなことを考えていた。
「おはよう」
リィンの気配を感じたのだろう、振り向いた怪物のへしゃげた顔に、微笑む。と同時に鳴った腹の虫に、リィンは頬が熱くなるのを感じた。そういえば、昨日昼御飯を食べたあと、食事をしていない。周りを見回しても、この洞窟にはリィンと怪物、そして先程まで二人が寝ていた小枝の組み合わせしかない。リィンを掠う時に、一緒に置いてあったはずのリィンの荷物までは持って来ることができなかったのだろう。そう思いながら、リィンはもう一度、がらんとした洞窟内を見回した。
と、その時。不意に怪物が、リィンを抱いて外に飛び出す。
「え?」
リィンが悲鳴を上げるより早く、怪物はリィンを抱いたまま、ふわりと空を飛んだ。
「え?」
翼を持っていないのに、空を飛べるなんて。思わず、口をあんぐり開ける。当惑するリィンが次に見たのは、眼下に広がる緑と赤黄に染まった森と、その向こうに広がる大きな湖の青、そして湖の傍にある王都サフィーニの、意外に灰色っぽい建物群。
「すごいっ!」
思わず、叫ぶ。しかし美しい景色はすぐに終わり、次の瞬間には、リィンと怪物は森の中の小さな空間に着地していた。
「ここ、は?」
怪物を見上げてから、辺りを見回す。おそらく湖に繋がっている小川と、その傍に生えている古い木々。半分ほど葉を落とした木々の間から差し込む陽の光に照らされた地面に落ちていた椎の実と栗のイガ、そして日陰に生えた食用茸に、リィンは手を打った。小川には魚の影も見える。
「これなら」
早速、リィンは怪物から離れ、木の実と茸を腕いっぱいに集めた。
奇跡的にポケットに入っていた火打ち石を使って小川の傍で火を熾し、木の実と茸を炙る。ちゃんと火が通るまで我慢してから口に含んだ、秋の食料は、アズが作る料理と同じくらい美味しかった。
〈焼いただけ、だけど、美味しいなぁ〉
焼けた茸や木の実を次々と頬張りながら、ふと思い出して怪物の方を見上げる。
「食べる?」
火から少し離れた場所でリィンを眺めていた怪物に、リィンは細い枝に刺した焼き茸を差し出した。
「……」
差し出された茸に鼻を近づけてから、怪物は大きく首を横に振る。
「そう」
美味しいのに。そう思いながら、再び、リィンの方をじっと見詰め続けている怪物を見上げる。お腹が空いていないのだろうか? それとも、リィンがもう少し食べ頃になるのを待っているのだろうか? そこまで考えて、リィンは思わず笑ってしまった。
〈ま、いっか〉
ここでこの怪物に丸呑みされたとしても、それは運命に過ぎない。それに。
〈この怪物になら、食べられても良いかも〉
リィンは本気で、そう思っていた。
茸と木の実でお腹をいっぱいにしてから、魚を釣る道具を作る為に森の中に入る。
リィンの後ろを、ぴったりとくっつくようにして歩いている怪物の気配に微笑んだリィンは、しかし木々の間に見えたものにはたと足を止めた。
〈こんなところに〉
怪物のことを忘れて、森の中にぽっかりと空いた空間に足を踏み入れる。幾つもの小さな岩に囲まれた、広場の真ん中にあったのは。
〈『歌碑』、だ〉
こんな人里離れた森の奥にも、あるんだ。木々の間に屹立する、リィンと同じ高さの岩の前に、リィンは静かに佇んだ。
古代この地を支配していた一族が残した、どことなく石板に似た岩の塊。『歌碑』と呼ばれるこの、一面だけすべすべに加工された暗い色の岩は、石板よりも大きな力を持っている。だが、力の発動方法は、石板と同じ。
〈触らないようにしないと〉
年月が経ってもまだ滑らかな側面を見詰めてから、リィンはそっと歌碑から離れた。
と。
「うわっ!」
「怪物だっ!」
悲鳴のような声が、複数響く。振り向くと、冒険者らしき姿の者達が五人、件の怪物を囲んでいるのが見えた。
「やっつけろ!」
止めなくては。無意識に、冒険者達と怪物との間に割って入る。次の瞬間、向かって来た鋭い刃が、リィンの肩を深く薙いだ。
「ううっ……」
焼けるような痛みに、呻く。それでも、怪物は守る。向かって来た別の刃を軽く躱し、その刃を持っていた腕を強く掴んで得物を奪うと、リィンは本領を発揮した。醜悪に見えるだけで、本当は優しい怪物に勝手に攻撃をしかけるなど、言語道断。怪物の方は彼らに何もしていないではないか。
数瞬で、身勝手な冒険者を地面に沈める。
「大丈夫?」
怪物が怪我をしていないか確認し、リィンはほっと息を吐いた。
次の瞬間。視界が回る。
「え?」
次にリィンが感じたのは、背中に当たる怪物の温かい腕。
〈泣かないで。大丈夫、だから……〉
心配そうに顔を歪める怪物に、何とか微笑む。これくらいの怪我なら、ちゃんと洗って薬草を付けておけば、何とかなる。だから、泣かないで。リィンを抱き締めた怪物の、柔らかい鼓動に、リィンはもう一度微笑んだ。
はっとして、目を覚ます。
「何やってんのよ!」
ここはどこなのかを確認する前に、ミトの雷が落ちた。
「荷物を残して行方不明になったと思ったら、王都の城門に倒れてるなんて! しかも大怪我までしてっ!」
ミトがいるということは、ここは森ではない。王都サフィーニだ。と、すると。
〈……あの、怪物さん、は?〉
くどくどとリィンを叱るミトの声を聞きながら、ベッドに横たわったまま辺りを見回す。しかし見回さずとも、あの怪物はここにはいない。それは、既に分かっていた。
涙が、こめかみを伝い落ちる。
「ちょ、ちょっと、なんで泣くのよ! 傷が痛いの?」
戸惑いに変わったミトの声に、リィンは小さく首を横に振った。
「……え?」
すぐに、リィンは、自分の身体がざらざらとした、しかし温かい壁に囲まれていることに気付いた。足の方には、小枝の感覚。そして。
「きゃっ!」
顔を上げて見えた、大きく醜悪な顔貌に、リィンは常に無い声を上げた。
その声で、リィンを抱いてぐっすりと眠っていた、醜悪な顔を持つ怪物の目蓋が上がる。しかしすぐに、怪物は、リィンをしっかり抱き直し、再びいびきをかき始めた。
「あ、あの……」
どう足掻いても外れない、ざらざらとした怪物の腕に、息を吐く。
〈ま、いっか〉
とりあえず、今は無事だ。そう思い直し、リィンも再び目を閉じた。
その状態で、これまでのことを思い出す。確か、鈍った身体を鍛える為に、薬草摘みを兼ねて王都近くの森に入った。そこまでは、覚えている。身体を動かし、青石亭の主人アズが持たせてくれたお弁当を食べたところで眠くなり、ぽかぽかと秋の日が差し込む大木の根元でうとうとしていたことも。足許の木の枝と、辺りの暗さから察するに、ここは、洞窟の中に設えられた、この怪物の『巣』なのだろう。そこまで考えてから、リィンは再び目を開き、リィンを抱いたまますやすやと眠る怪物を見上げた。
〈……意外と、可愛い、かも〉
ぐっすりと眠る、怪物の寝顔に、思わず微笑む。抱き枕代わりなのか、それとも食料にしようと思って掠ってきたのか。そんなことを考えるのも、ばかばかしくなる。
とりあえず、秋だからと言って青石亭の美味しい料理を大量に食べるのは、止めよう。お腹の肉をつまんでそれだけ考えてから、リィンもうとうとと、夢の中へと入っていった。
再び、リィンが目を覚ました時には、洞窟の中は既に明るくなっていた。怪物の方は既にリィンから離れ、洞窟近くで外を見るように身体を伸ばしていた。
貴族達の旗や盾に描かれている、『竜』と呼ばれる怪物と同じ形をしている。王国でも一、二を争う高名な魔術師の弟子であるティナに見せたら、どんな怪物か即座に判別してくれるんだろうけど。寝ぼけた目を擦り、怪物を見詰めながら、リィンはそんなことを考えていた。
「おはよう」
リィンの気配を感じたのだろう、振り向いた怪物のへしゃげた顔に、微笑む。と同時に鳴った腹の虫に、リィンは頬が熱くなるのを感じた。そういえば、昨日昼御飯を食べたあと、食事をしていない。周りを見回しても、この洞窟にはリィンと怪物、そして先程まで二人が寝ていた小枝の組み合わせしかない。リィンを掠う時に、一緒に置いてあったはずのリィンの荷物までは持って来ることができなかったのだろう。そう思いながら、リィンはもう一度、がらんとした洞窟内を見回した。
と、その時。不意に怪物が、リィンを抱いて外に飛び出す。
「え?」
リィンが悲鳴を上げるより早く、怪物はリィンを抱いたまま、ふわりと空を飛んだ。
「え?」
翼を持っていないのに、空を飛べるなんて。思わず、口をあんぐり開ける。当惑するリィンが次に見たのは、眼下に広がる緑と赤黄に染まった森と、その向こうに広がる大きな湖の青、そして湖の傍にある王都サフィーニの、意外に灰色っぽい建物群。
「すごいっ!」
思わず、叫ぶ。しかし美しい景色はすぐに終わり、次の瞬間には、リィンと怪物は森の中の小さな空間に着地していた。
「ここ、は?」
怪物を見上げてから、辺りを見回す。おそらく湖に繋がっている小川と、その傍に生えている古い木々。半分ほど葉を落とした木々の間から差し込む陽の光に照らされた地面に落ちていた椎の実と栗のイガ、そして日陰に生えた食用茸に、リィンは手を打った。小川には魚の影も見える。
「これなら」
早速、リィンは怪物から離れ、木の実と茸を腕いっぱいに集めた。
奇跡的にポケットに入っていた火打ち石を使って小川の傍で火を熾し、木の実と茸を炙る。ちゃんと火が通るまで我慢してから口に含んだ、秋の食料は、アズが作る料理と同じくらい美味しかった。
〈焼いただけ、だけど、美味しいなぁ〉
焼けた茸や木の実を次々と頬張りながら、ふと思い出して怪物の方を見上げる。
「食べる?」
火から少し離れた場所でリィンを眺めていた怪物に、リィンは細い枝に刺した焼き茸を差し出した。
「……」
差し出された茸に鼻を近づけてから、怪物は大きく首を横に振る。
「そう」
美味しいのに。そう思いながら、再び、リィンの方をじっと見詰め続けている怪物を見上げる。お腹が空いていないのだろうか? それとも、リィンがもう少し食べ頃になるのを待っているのだろうか? そこまで考えて、リィンは思わず笑ってしまった。
〈ま、いっか〉
ここでこの怪物に丸呑みされたとしても、それは運命に過ぎない。それに。
〈この怪物になら、食べられても良いかも〉
リィンは本気で、そう思っていた。
茸と木の実でお腹をいっぱいにしてから、魚を釣る道具を作る為に森の中に入る。
リィンの後ろを、ぴったりとくっつくようにして歩いている怪物の気配に微笑んだリィンは、しかし木々の間に見えたものにはたと足を止めた。
〈こんなところに〉
怪物のことを忘れて、森の中にぽっかりと空いた空間に足を踏み入れる。幾つもの小さな岩に囲まれた、広場の真ん中にあったのは。
〈『歌碑』、だ〉
こんな人里離れた森の奥にも、あるんだ。木々の間に屹立する、リィンと同じ高さの岩の前に、リィンは静かに佇んだ。
古代この地を支配していた一族が残した、どことなく石板に似た岩の塊。『歌碑』と呼ばれるこの、一面だけすべすべに加工された暗い色の岩は、石板よりも大きな力を持っている。だが、力の発動方法は、石板と同じ。
〈触らないようにしないと〉
年月が経ってもまだ滑らかな側面を見詰めてから、リィンはそっと歌碑から離れた。
と。
「うわっ!」
「怪物だっ!」
悲鳴のような声が、複数響く。振り向くと、冒険者らしき姿の者達が五人、件の怪物を囲んでいるのが見えた。
「やっつけろ!」
止めなくては。無意識に、冒険者達と怪物との間に割って入る。次の瞬間、向かって来た鋭い刃が、リィンの肩を深く薙いだ。
「ううっ……」
焼けるような痛みに、呻く。それでも、怪物は守る。向かって来た別の刃を軽く躱し、その刃を持っていた腕を強く掴んで得物を奪うと、リィンは本領を発揮した。醜悪に見えるだけで、本当は優しい怪物に勝手に攻撃をしかけるなど、言語道断。怪物の方は彼らに何もしていないではないか。
数瞬で、身勝手な冒険者を地面に沈める。
「大丈夫?」
怪物が怪我をしていないか確認し、リィンはほっと息を吐いた。
次の瞬間。視界が回る。
「え?」
次にリィンが感じたのは、背中に当たる怪物の温かい腕。
〈泣かないで。大丈夫、だから……〉
心配そうに顔を歪める怪物に、何とか微笑む。これくらいの怪我なら、ちゃんと洗って薬草を付けておけば、何とかなる。だから、泣かないで。リィンを抱き締めた怪物の、柔らかい鼓動に、リィンはもう一度微笑んだ。
はっとして、目を覚ます。
「何やってんのよ!」
ここはどこなのかを確認する前に、ミトの雷が落ちた。
「荷物を残して行方不明になったと思ったら、王都の城門に倒れてるなんて! しかも大怪我までしてっ!」
ミトがいるということは、ここは森ではない。王都サフィーニだ。と、すると。
〈……あの、怪物さん、は?〉
くどくどとリィンを叱るミトの声を聞きながら、ベッドに横たわったまま辺りを見回す。しかし見回さずとも、あの怪物はここにはいない。それは、既に分かっていた。
涙が、こめかみを伝い落ちる。
「ちょ、ちょっと、なんで泣くのよ! 傷が痛いの?」
戸惑いに変わったミトの声に、リィンは小さく首を横に振った。
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