ある時、催眠ノートを手に入れて

俺は学校から真っ直ぐに家に帰りについた。玄関のドアを開けて兄の沙伊(さい)が予定通りに先に帰宅していることを靴をみて確認する。

軽い足取りで沙伊に会うために階段を登っていく。部屋にいる兄のあられもない姿を想像しながら。
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