55 / 124
退屈な高校の授業
康司との出会い
しおりを挟む
ついでだから、このバカ(康司)との事も書いてみようかと思う。
僕は小学校を卒業と同時に、今のマンションに引っ越してきた。
当時僕の住んでいたアパートは、新たに高速道路を作る事になり、僕が住んでいた周辺の人達は立ち退きとなり、今のマンションに越してきた。
場所はそれほど離れておらず、同じ町内での引っ越しで、中学に上がっても小学校からの同級生と一緒に入学した。
僕の通っていた小学校の卒業生と、康司が通っていた小学校の卒業生の大半は、町内にある中学校に入学した。
入学して間も無い頃、5階に住んでる香山というヤツは、小学生の頃から問題児であまり関わらない方がいいと、何度も言われた事があった。
康司は母親と二人で暮らしていて、康司を育てる為に朝から晩まで働いていた。
康司はウチに居ても1人だった。
夜は外に出てゲーセンに行ったり、他校の不良仲間とつるんで遊んでいた。
中1の時僕は柔道部に所属して、康司はサッカー部に所属してクラスも別々だったが、康司と仲の良い同級生とよく遊んでいた事もあり、ゲーセンでよく顔を合わせ、いつしか遊ぶような関係になった。
パッと見はヤンキーで、中1の頃からタバコを吹かしてガラの悪いヤツだなぁと思っていたのだが、話してみるとそれほど悪い印象もないし、人懐っこい顔で接してきたので僕にとっては友人なのだが、それほど親しい間柄では無かった。
中2に進級すると、康司と同じサッカー部に移った。
柔道部を止めた理由は、1年生は上級生の投げる技の練習台として、来る日も来る日もひたすら投げられ続ける。
1年生は投げられながら受け身を取る練習をひたすら繰り返ししていたのだが、中には投げ方が下手な上級生も多く、背負い投げの際に頭から落とされ、脳震盪を起こした事もあり、それ以来部活に顔を出さなくなった。
何で柔道部を選んだのか?
格闘技が好きで、本来ならば空手とかをやりたかったのだが、空手部というのは無く、仕方なく柔道部に入った。
真面目にやっていたのは最初のうちだけで、下手くそな投げ技の練習台になるくらいならサボっちゃえ、と学校が終わるとすぐに帰ってゲーセンばかり行くような日々を送っていた。
康司とは学校内で顔を合わす事があったがクラスが違う為、ほとんど会話した事が無い。
僕が部活をサボり、ゲーセンに行くようになってから、康司と頻繁に会うようになって話をするようになり、本格的に付き合い始めたのも2年の頃からだと思う。
僕は小学校を卒業と同時に、今のマンションに引っ越してきた。
当時僕の住んでいたアパートは、新たに高速道路を作る事になり、僕が住んでいた周辺の人達は立ち退きとなり、今のマンションに越してきた。
場所はそれほど離れておらず、同じ町内での引っ越しで、中学に上がっても小学校からの同級生と一緒に入学した。
僕の通っていた小学校の卒業生と、康司が通っていた小学校の卒業生の大半は、町内にある中学校に入学した。
入学して間も無い頃、5階に住んでる香山というヤツは、小学生の頃から問題児であまり関わらない方がいいと、何度も言われた事があった。
康司は母親と二人で暮らしていて、康司を育てる為に朝から晩まで働いていた。
康司はウチに居ても1人だった。
夜は外に出てゲーセンに行ったり、他校の不良仲間とつるんで遊んでいた。
中1の時僕は柔道部に所属して、康司はサッカー部に所属してクラスも別々だったが、康司と仲の良い同級生とよく遊んでいた事もあり、ゲーセンでよく顔を合わせ、いつしか遊ぶような関係になった。
パッと見はヤンキーで、中1の頃からタバコを吹かしてガラの悪いヤツだなぁと思っていたのだが、話してみるとそれほど悪い印象もないし、人懐っこい顔で接してきたので僕にとっては友人なのだが、それほど親しい間柄では無かった。
中2に進級すると、康司と同じサッカー部に移った。
柔道部を止めた理由は、1年生は上級生の投げる技の練習台として、来る日も来る日もひたすら投げられ続ける。
1年生は投げられながら受け身を取る練習をひたすら繰り返ししていたのだが、中には投げ方が下手な上級生も多く、背負い投げの際に頭から落とされ、脳震盪を起こした事もあり、それ以来部活に顔を出さなくなった。
何で柔道部を選んだのか?
格闘技が好きで、本来ならば空手とかをやりたかったのだが、空手部というのは無く、仕方なく柔道部に入った。
真面目にやっていたのは最初のうちだけで、下手くそな投げ技の練習台になるくらいならサボっちゃえ、と学校が終わるとすぐに帰ってゲーセンばかり行くような日々を送っていた。
康司とは学校内で顔を合わす事があったがクラスが違う為、ほとんど会話した事が無い。
僕が部活をサボり、ゲーセンに行くようになってから、康司と頻繁に会うようになって話をするようになり、本格的に付き合い始めたのも2年の頃からだと思う。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
3
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる