ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。

旅する書斎(☆ほしい)

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第71話 白き粉の断罪と極北のクリームシチュー

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魔導ソリは猛り狂う吹雪を鋭利な刃のように切り裂き、轟音と共に廃坑の入り口へと滑り込んだ。
巻き上げられた雪煙が舞い散る中、私は優雅にソリから降り立つ。
視界の先には、数台の大型馬車と、それに群がる男たちの姿があった。
彼らは突然の侵入者に驚き、作業の手を止めて呆然とこちらを見つめている。
極寒の吹きっさらしの中、松明の明かりだけを頼りに塩の積み込み作業を行っていたようだ。
彼らの顔色は寒さと恐怖で青白く、吐く息は白く凍りついている。

「な、なんだ!? こんな吹雪の中を、一体どうやって来たと言うんだ!」
「あの紋章……アークライト家の小娘か! なぜここが分かった!」

男たちの狼狽える声が、坑道内に反響した。
その中心に、ひときわ豪華な、しかし趣味の悪い毛皮のコートを着込んだ肥満体の男が立っている。
かつて王都の社交界で、バーストン公爵の腰巾着として媚びへつらっていた商人、ボルグだ。
彼の足元には、盗み出されたばかりの純白の塩が詰まった麻袋が、山のように積まれている。
それは本来、私の鉄道を使って正規のルートで運ばれるべき、アークライト商会の資産である。

「ご機嫌よう、ボルグ殿。随分と熱心にお仕事をされているようですわね」

私は扇を広げて口元を隠し、冷ややかな視線を彼らに浴びせた。
私の背後からは、フェンとノクスが音もなく歩み出る。
フェンは喉の奥で低く唸り声を上げ、その銀色の毛を逆立てて威嚇の姿勢を取った。
ノクスは闇に溶け込むように身を低くし、金色の瞳で獲物を定める猛獣の目をしている。

「わんっ! にげみちは、もうどこにもありませんよ! かくごしてください!」
「にゃあ。おとなしく御用になれば、痛い目には遭わせないであげるわ。……たぶんね」

二匹の聖獣が放つ圧倒的なプレッシャーに、男たちはじりじりと後ずさりをした。
武器を構えることさえ忘れ、彼らの足は震えている。
ボルグは脂汗をだらだらと流しながら、必死に虚勢を張って叫んだ。

「リ、リリア・アークライト! 貴様、何の権限があってここに来た! ここはまだお前の領地ではないはずだぞ!」
「不法侵入だ! すぐに立ち去れ! さもなくば、ただでは済まさんぞ!」

「あら、不法侵入とは面白い冗談ですこと」

私はクスリと笑い、懐から一通の赤い封筒を取り出した。
それは王都のアークライト銀行本店から発行された、最高レベルの「最終督促状」兼「資産凍結通知書」である。
封蝋には、銀行の頭取である私の印章が鮮やかに押されていた。

「あなた方が経営する三つの商会、及び関連する五つの子会社。その全ての銀行口座への融資を、たった今停止いたしました」
「同時に、あなた個人の名義を含む全ての資産を、現時刻をもって全額凍結済みですわ」

私の宣告に、ボルグの目が飛び出さんばかりに見開かれた。
彼は口をパクパクと開閉させ、酸素を求める魚のような顔になる。

「な、何だと……!? そんな勝手なことが、許されると思っているのか!」
「俺にはメインバンクとの契約がある! お前の一存で、そんなことができるはずがない!」

「許されるも何も、私がそのメインバンクのオーナーですもの」

私は氷のような微笑を浮かべ、さらに彼を絶望の淵へと突き落とす言葉を紡ぐ。
彼が頼りにしていた後ろ盾も、資金源も、全ては私の掌の上にあるのだということを、骨の髄まで理解させてやる必要がある。

「契約書の第128条。『債権者が著しく信用を損なう行為、または犯罪行為に関与したと判断した場合、銀行は即時に全額の返済を求め、担保権を実行できる』」
「塩の密輸と横領は、立派な犯罪行為ですわよね? ですから、契約通りに実行させていただきました」

私は一歩、また一歩と彼に歩み寄る。
雪を踏みしめる音が、彼にとっては死神の足音のように聞こえたことだろう。

「あなたたちの資産、全て私の損害賠償金として没収します」
「そこに積んである塩も、輸送に使っている馬車も、あなたが今着ているその暖かそうな毛皮のコートも」
「全ては、アークライト商会の所有物となりましたわ。つまり、あなたは今、他人の服を勝手に着ている泥棒ということです」

「あ、あ……あぁ……」

ボルグの顔から、みるみるうちに血の気が引いていった。
彼は膝から崩れ落ち、冷たい雪の上に手をついて絶望の声を上げた。
昨日まで彼を支えていた金と権力が、幻のように消え去ったのだ。

「そ、そんな……。一晩で、全てを失うというのか……」
「俺の築き上げた財産が……地位が……」

「いいえ。一晩ではありません、一瞬で、よ。私の計算を狂わせ、私の時間を奪った代償は、あなたの人生そのもので払っていただきます」

私は背後に控えていたレオン様に合図を送った。
待機していた騎士たちが一斉になだれ込み、抵抗する気力さえ失った男たちを次々と拘束していく。
ガチャリ、と手錠の冷たい音が響くたびに、彼らの運命は確定していく。
金の流れを断たれた商人は、もはやただの抜け殻に過ぎない。
私は廃坑の中に山積みされた、純白の塩の袋を確認した。
袋の口を開け、中の結晶を指先で掬い上げる。
舐めてみると、雑味のない鋭い塩気が舌を刺激した。

「ふむ。質は悪くないわね。これなら、王都のレストランでも十分に通用するわ」
「これを精製して、可愛らしい小瓶に詰めて売り出しましょう。『アークライト・プレミアム・ソルト』として、市場価格の三倍でね」

転んでもただでは起きない。
敵の資産すらも、次のビジネスの種として活用する。
それが私の流儀であり、アークライト商会の絶対的なルールだ。

現場の事後処理はレオン様たちに任せ、私はフェンとノクスを連れて屋敷へと戻った。
アイゼン要塞の奥にあるサロンは、暖炉の火が赤々と燃え、冷え切った体を優しく包み込んでくれる。
ソファーに深く身を沈めると、どっと疲れが出た。
やはり、雪山での立ち回りは体力を消耗する。

「リリア様。お疲れ様でございました」

セバスチャンが、絶妙なタイミングでワゴンを押して入ってきた。
その上には、湯気を立てる大きなスープ皿が置かれている。
部屋中に広がる、濃厚なミルクとバターの香り。
そして、ほのかに香るハーブと魚介の匂いが、私の空腹中枢を激しく刺激した。

「リリア様。北方特産のサーモンをふんだんに使った、特製クリームシチューです」
「隠し味に、白味噌を少し加えてコクを出しております」

「まあ。今の私に、一番必要なものですわ」

皿の中を覗き込むと、厚切りのサーモンが鮮やかなピンク色の肌を輝かせている。
その周りには、ジャガイモ、人参、玉ねぎといった根菜類が、とろとろになるまで煮込まれていた。
濃厚なクリームスープの表面には、溶けたバターが黄金色の膜を作っている。
私は銀のスプーンを手に取り、熱々のスープを一口啜った。

「……はぁ。生き返るわ」

口に入れた瞬間、野菜の甘みが溶け出した優しいスープが、冷えた喉を滑り落ちていく。
続いて、サーモンの身を口に運ぶ。
驚くほど脂が乗っており、舌の上でほろりと崩れた。
噛む必要さえないほどの柔らかさだ。
白味噌の塩気とコクが、クリームの甘みを引き締め、後味をすっきりとさせている。
冷え切った指先まで、じわりと温かい血が巡っていくのが分かった。

「美味しい……。このコク、たまらないわね。体が内側から温まっていくのが分かるわ」

フェンとノクスも、足元に置かれた専用の皿で、特製のミルクシチューを夢中で舐めている。
フェンは鼻先にクリームをつけながらハフハフと食べ、ノクスは目を細めて優雅に味わっている。

「わんっ! あたたかくて、とってもおいしいです! おさかなが、とろけます!」
「にゃあ。やっぱり、お家のご飯が一番ね。このスープ、毎日でも飲みたいわ」

二匹の幸せそうな姿を見ていると、先ほどまでの殺伐とした気分が嘘のように消えていく。
美味しい食事と、温かい部屋、そして信頼できる仲間たち。
これらを守るために、私は戦っているのだ。
そう再確認すると、シチューの味がさらに深みを増したように感じられた。

シチューを半分ほど食べたところで、セバスチャンが銀のトレイに載せた一通の手紙を差し出した。
封蝋には、王都のアークライト商会の紋章が押されている。

「リリア様。王都のカシアンより、緊急の親書が届いております」

「あら、デザート代わりの朗報かしら」

私はスプーンを置き、ナプキンで口元を拭ってから、ペーパーナイフで封を切った。
羊皮紙に走る文字は、カシアンの几帳面な性格を表すように整然としている。
内容は、王都の金融市場における、私たちが仕掛けた「罠」の成果報告だった。
バーストン公爵派の貴族たちが経営する商会が、一斉に資金繰りに行き詰まり、悲鳴を上げているという。
彼らの発行した手形は紙屑同然となり、銀行は融資の引き上げに走っている。
彼らは私の名前を聞くだけで、幽霊でも見たかのように震え上がっているらしい。

「順調ね。予想以上の成果だわ」
「これで、北方の物流ルートに対する妨害工作は、物理的にも経済的にも完全に消滅したわね」
「不透明な金の動きを、数字の檻で閉じ込める。これぞ、現代の戦争よ」

私は読み終えた手紙を暖炉の火に投げ入れた。
羊皮紙はパチパチと音を立てて燃え上がり、一瞬で灰へと変わった。
経理知識は、平和を守るための盾であり、敵を討ち滅ぼすための最強の剣でもある。
私の計算に、狂いはない。

「リリア、次の標的、もう決まったぞ」

ふいに、天井の梁から低い声が降ってきた。
見上げると、黒い影が音もなく床に降り立つ。
ゼロ兄様だ。
彼はいつもの黒装束に身を包み、その手には新たな報告書が握られている。

「仕事が早いわね、兄様。今度はどこかしら? 南の海? それとも東の交易路?」

「いや、西の果樹園だ。レモンの輸出量が、帳簿上で改ざんされている形跡がある」

「……レモン?」

私は眉をひそめ、不機嫌そうに呟いた。
西方のレモンといえば、私の開発した「初恋レモネード」の原料であり、アークライト・スイーツ・ブランドの主力商品の一つだ。
その供給に不正があるとなれば、それは私のティータイムを脅かす重大な問題である。

「あら。せっかく美味しいレモネードを飲んで、優雅な午後を過ごそうと思っていたのに」
「西方の領主たちは、私が設置してあげた灌漑システムを、勝手にいじっているのかしら」

「どうやら、収穫量をごまかして裏ルートで横流しし、私腹を肥やしている連中がいるようだ」
「現地の管理人が、地元の有力者と結託している可能性が高い」

「それは、私への明確な挑戦状と受け取ってよろしいのかしら」

私の声の温度が、氷点下まで下がる。
私が投資し、私が育てたレモンを、私の許可なく横取りする。
それは、泥棒猫が私の皿から魚を盗むのと同じくらい、許しがたい行為だ。

「ええ。地元の有力者が、帳簿の数字を書き換えて、私を欺けると思っているようね」
「いいわ。次は砂漠を、数字の雨で満たしてあげましょう」
「彼らの喉が渇ききるまで、徹底的に搾り取ってあげる」

私は立ち上がり、窓の外に広がる王都の夜景を見つめた。
ガラスに映る私の瞳は、アメジストの輝きを帯びて冷酷に光っている。
私の戦いは、私の食欲がある限り終わることはない。
世界中の美食を、アークライトのテーブルへ集める。
そのための障害は、すべて私の指先一つで、社会的・経済的に抹殺してあげるわ。

「セバスチャン。明日の朝食は、西方の果実をふんだんに使ったタルトを用意して」
「レモン、オレンジ、そしてライム。酸味の効いたやつをね」

「かしこまりました。最高級のパイ生地と、たっぷりのカスタードクリームを用意させます」

私は明日の「美味しい予定」を立て、満足して寝室へと向かった。
ふかふかのベッドに潜り込むと、フェンが足元に寄り添い、温かな体温を伝えてくれる。
ノクスは枕元で丸くなり、静かな寝息を立て始めた。
明日もまた、新しい利益と、新しい敵、そして新しい美食との出会いが待っている。
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