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俺もいるよ
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とろとろに蕩けた彰の孔から指を引きぬく。
抜く瞬間に行かないでと、きゅっきゅっと締め付ける可愛い動作にニヤけてしまう。スーツの前を開けて、今か今かと待ち侘びていた屹立を取り出し彰を抱き上げて、ソファに座った。
「はい、あきちゃん。海斗お兄さんのおちんちんの上に座ろうね」
彰を大地の向く様に抱き上げ、俺の上に座らせようとした。彰の孔と俺の屹立が甘いキスをする。
熱く湿った彰の中を思い出し、興奮が抑えられない。
「ふざけんな! いやぁ、あ、らあぁ」
逃げ出そうと暴れ出しそうだった彰に屹立を挿入されしていく。奥まで挿れた後、グッグッと奥を突き上げた。
「あきちゃんの中、最高……」
程良いキツさに勢いよく腰を打ち付けたくなるのを我慢する。先に彰をイかせなければ。何かに縋りつきたいのか彰の腰を掴んでいる俺の手を彰が掴んできた。
その動作が可愛いくて嬉しくなった。
「あきくん、俺とキスしようか」
大地のその声を聞いて、上を見ると彰と大地がキスをしていた。
舌が絡み合う深いキス。くちゅくちゅと唾液が混ざり合う音と合間合間に漏れる彰の喘ぎ声。気持ち良さそうに頬を染め目を閉じている彰。それを見て、苦しく寂しくなった。彰と繋がっているのは俺なのに、何故だか一人取り残されている様に思ってしまう。
大地とのキスに夢中なっている彰の手が俺から離れ、大地のスーツを掴んだ。縋る相手が大地に変わっただけ。それなのにどうしてこんなにも胸が痛いんだ。
彰に俺の事も意識して欲しい。俺も居るんだって思い出して……。
俺を忘れて欲しくなくて、彰の前立腺を突き上げた。俺の事を思い出してくれたのか、漏れる喘ぎが段々と高くなり、俺の突き上げに合わせる様になった。
「ん、んん、ん、ん」
可愛い彰の喘ぎ声が聞きたいなのに、大地の口へと飲まれてしまい聞こえない。大地にキスするなと言おうとしたその時。カチャカチャと音が響いた。
「ん!!」
彰の驚く様な声に何かと思って見ると、大地の屹立と彰の屹立が合わさっていた。
か、兜合わせだと! 俺だってしてないのに!
彰にキスをしながら、大地の右手が二人分の屹立を握り扱き上げている。それだけではない、彰と自らの裏筋が擦れる様に、腰まで動かしてやがる!
その光景を見ていた時、彰の中が締め付けてきた。それも大地の手の動きに合わせて、きゅっきゅっと痙攣している。ふざけんな! 彰をイかせるのは俺だ! 大地に負けられないと、彰の良い所を突き上げ段々と早めていく。ある一点をゴリッと擦り上げた瞬間。
「んんんんん!!」
一段と大きな呻き声が聞こえた。彰がイったのか俺の屹立をぎゅーっと締め付けてきた。その刺激に耐えられなくなった俺は彰の中に白濁を吐き出した。
イった余韻で疲れたのか俯いた彰が俺に寄りかかってきた。俺の元に戻ってきてくれたと嬉しくなった。
気怠そうな彰をそっと抱き締める。このまま俺のものになってくれないかなぁ。大地じゃなくてこの俺を選んで欲しい。そんな時は来ないのに、それでも願ってしまう。
「あきくん、可愛かった」
そう言った大地がにっこりと彰に微笑んでいる。大地はモデルをやっている為、相手にどう微笑めば良いのか熟知している。このままだと、彰の心を取られてしまうんじゃないかって不安になる。双子なので基本的に一緒だなのだが、笑顔は大地が上手だと言われる程だった。
くそ! 弟に嫉妬してどうする。それでも、彰の心が大地に傾いてしまうんじゃないかと思うと居ても立っても居られない。
彰はいつもどんな時でも可愛いんだよ。
「いや、あきちゃんは現在進行形で、可愛いの間違いだろ」
俺たちの言葉を聞いた彰が体をふるふると震わせている。どうしたのかと思っていると。
「良いから、退け! お前ら!」
対抗心を燃やして言った俺の言葉や大地の誉め言葉はどうやら彰には届かなかった様だ。
抜く瞬間に行かないでと、きゅっきゅっと締め付ける可愛い動作にニヤけてしまう。スーツの前を開けて、今か今かと待ち侘びていた屹立を取り出し彰を抱き上げて、ソファに座った。
「はい、あきちゃん。海斗お兄さんのおちんちんの上に座ろうね」
彰を大地の向く様に抱き上げ、俺の上に座らせようとした。彰の孔と俺の屹立が甘いキスをする。
熱く湿った彰の中を思い出し、興奮が抑えられない。
「ふざけんな! いやぁ、あ、らあぁ」
逃げ出そうと暴れ出しそうだった彰に屹立を挿入されしていく。奥まで挿れた後、グッグッと奥を突き上げた。
「あきちゃんの中、最高……」
程良いキツさに勢いよく腰を打ち付けたくなるのを我慢する。先に彰をイかせなければ。何かに縋りつきたいのか彰の腰を掴んでいる俺の手を彰が掴んできた。
その動作が可愛いくて嬉しくなった。
「あきくん、俺とキスしようか」
大地のその声を聞いて、上を見ると彰と大地がキスをしていた。
舌が絡み合う深いキス。くちゅくちゅと唾液が混ざり合う音と合間合間に漏れる彰の喘ぎ声。気持ち良さそうに頬を染め目を閉じている彰。それを見て、苦しく寂しくなった。彰と繋がっているのは俺なのに、何故だか一人取り残されている様に思ってしまう。
大地とのキスに夢中なっている彰の手が俺から離れ、大地のスーツを掴んだ。縋る相手が大地に変わっただけ。それなのにどうしてこんなにも胸が痛いんだ。
彰に俺の事も意識して欲しい。俺も居るんだって思い出して……。
俺を忘れて欲しくなくて、彰の前立腺を突き上げた。俺の事を思い出してくれたのか、漏れる喘ぎが段々と高くなり、俺の突き上げに合わせる様になった。
「ん、んん、ん、ん」
可愛い彰の喘ぎ声が聞きたいなのに、大地の口へと飲まれてしまい聞こえない。大地にキスするなと言おうとしたその時。カチャカチャと音が響いた。
「ん!!」
彰の驚く様な声に何かと思って見ると、大地の屹立と彰の屹立が合わさっていた。
か、兜合わせだと! 俺だってしてないのに!
彰にキスをしながら、大地の右手が二人分の屹立を握り扱き上げている。それだけではない、彰と自らの裏筋が擦れる様に、腰まで動かしてやがる!
その光景を見ていた時、彰の中が締め付けてきた。それも大地の手の動きに合わせて、きゅっきゅっと痙攣している。ふざけんな! 彰をイかせるのは俺だ! 大地に負けられないと、彰の良い所を突き上げ段々と早めていく。ある一点をゴリッと擦り上げた瞬間。
「んんんんん!!」
一段と大きな呻き声が聞こえた。彰がイったのか俺の屹立をぎゅーっと締め付けてきた。その刺激に耐えられなくなった俺は彰の中に白濁を吐き出した。
イった余韻で疲れたのか俯いた彰が俺に寄りかかってきた。俺の元に戻ってきてくれたと嬉しくなった。
気怠そうな彰をそっと抱き締める。このまま俺のものになってくれないかなぁ。大地じゃなくてこの俺を選んで欲しい。そんな時は来ないのに、それでも願ってしまう。
「あきくん、可愛かった」
そう言った大地がにっこりと彰に微笑んでいる。大地はモデルをやっている為、相手にどう微笑めば良いのか熟知している。このままだと、彰の心を取られてしまうんじゃないかって不安になる。双子なので基本的に一緒だなのだが、笑顔は大地が上手だと言われる程だった。
くそ! 弟に嫉妬してどうする。それでも、彰の心が大地に傾いてしまうんじゃないかと思うと居ても立っても居られない。
彰はいつもどんな時でも可愛いんだよ。
「いや、あきちゃんは現在進行形で、可愛いの間違いだろ」
俺たちの言葉を聞いた彰が体をふるふると震わせている。どうしたのかと思っていると。
「良いから、退け! お前ら!」
対抗心を燃やして言った俺の言葉や大地の誉め言葉はどうやら彰には届かなかった様だ。
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