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第2章[異世界] 念願の異世界にやってきた‼︎…でも
第7話 念願の異世界‼︎のはずが…
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—————「…ん?あれ?家じゃないぞ?」
目を覚ました場所は深い森の中だった。
…あっ!思い出したぞ‼︎そういえば俺、異世界に来たんだ‼︎
うおー~~!!遂に俺は念願の異世界デビューを果たしたのか!ヤバい!めっちゃテンション上がる‼︎落ち着け!俺~‼︎
———よし!落ち着いたぞ!あ、そうだ!神様に着いたらまずステータスを確認しろって言われてたんだった!
えーっと、「ステータスオープン!」かな?
フォン
うおっ!出てきた!にしても本当に定番だな…
えーっとなになに?
個体名 桜宮 夏
種族 人間
性別 男(オス)
スキル(技)
崇拝者 ← 神楽することにより神と通じることが出来る
魔法全属性←神楽の種類により魔法全属性使用可能
称号 神に愛された巫女、腐男子、異世界への転移者
…うん、えっと、1つ言って良いかな?
…神楽‼︎神楽が多い!えっ俺、魔法使うたびに神楽やんの⁉︎めんどくっさ‼︎というか何?俺にどんだけ神楽やらせたいの神様⁉︎あと崇拝者って何だよ、俺別に神様を崇拝してた訳じゃないんだけど!俺もう解放された訳だし、前の世界の事は引きずらないようにしようと思ってる。だから神楽とかもうやりたくなかったんだけど…。神に愛された巫女って何⁉︎ってことは俺まだ巫女って事⁉︎嘘だろ⁉︎
神様…任せると言ったのは俺だけど!もうちょっと何かなかったの⁉︎
あ!でも俺神様に顔を変えてもらったんだった!いやー!本当にこれは嬉しい!これで周りに嫌われない!友達だって出来るかも‼︎
じゃあ、どんな顔になったか確認したいんだけど…ええと、この辺りに鏡…はある訳ないか、なら何か写るものは…
そう思い辺りをうろつくと、小さな湖を見つけた。
「おっ!いい感じの湖発見♪」
「どれどれ?俺の顔はどんな顔だー?」
そして俺は湖の辺りで、水面を覗いた。
「…………ん?あれ?見間違いか?…」
目を擦りもう一度覗く
「…か、か、変わってないだとーーーーーーーー‼︎」
えっえっえっ⁉︎何で?神様変えてくれるって言ったじゃん⁉︎
はっ‼︎俺まさか…神様に騙されたのか⁉︎
でも、だとしたらあの神様…悪い神様だったのか⁉︎だからステータスもふざけてたのか⁉︎くっそ‼︎このホラ吹き神め!あんなに簡単に信用するんじゃなかったー‼︎
…待てよ、顔が変わってないってことはまた俺はぼっちか?
…ぜーったい!そんなの嫌だ‼︎
…よし!顔を隠そう!
そうと決まれば、えーっと、ローブか何かあればいいんだが…
しばらく湖の周りを歩いているとひらけた場所を見つけ、近づいてみるとそこは何かの野営地のようで、テントが沢山張ってあった。
そして俺は人が居ないのを確認すると、そこでローブになりそうな物を探した。
しばらく探し回っていると、無地のテーブルクロスと思われる白い布が畳まれているのを見つけた。
幸いそこに裁縫道具があったので、俺はそれをささっとローブにした。ここに来て俺の地味な特技の裁縫が役に立つとはな。出来上がったらすぐに身にまとってフードを深くかぶった。
これでよし!と、
そういえばローブの事で頭がいっぱいで忘れてたが、ここは何かの野営地かなんかだよな、ということは…
と俺がこの場所について考えていたその時、沢山の人が森の中から歩いてくるのが見えた。
今回もご観覧ありがとうございました!
そして、沢山のお気に入り登録&しおりありがとうございます!
ここに来て登場人物紹介夏編で情報解禁されました!
今回から2章突入しました!いやー題名に異世界って文字があるのに異世界来るまでが長げーよ‼︎(´Д` )って思った皆さん、全くその通りでございます!元々はここまで長くするつもりはなかったのですが…
目を覚ました場所は深い森の中だった。
…あっ!思い出したぞ‼︎そういえば俺、異世界に来たんだ‼︎
うおー~~!!遂に俺は念願の異世界デビューを果たしたのか!ヤバい!めっちゃテンション上がる‼︎落ち着け!俺~‼︎
———よし!落ち着いたぞ!あ、そうだ!神様に着いたらまずステータスを確認しろって言われてたんだった!
えーっと、「ステータスオープン!」かな?
フォン
うおっ!出てきた!にしても本当に定番だな…
えーっとなになに?
個体名 桜宮 夏
種族 人間
性別 男(オス)
スキル(技)
崇拝者 ← 神楽することにより神と通じることが出来る
魔法全属性←神楽の種類により魔法全属性使用可能
称号 神に愛された巫女、腐男子、異世界への転移者
…うん、えっと、1つ言って良いかな?
…神楽‼︎神楽が多い!えっ俺、魔法使うたびに神楽やんの⁉︎めんどくっさ‼︎というか何?俺にどんだけ神楽やらせたいの神様⁉︎あと崇拝者って何だよ、俺別に神様を崇拝してた訳じゃないんだけど!俺もう解放された訳だし、前の世界の事は引きずらないようにしようと思ってる。だから神楽とかもうやりたくなかったんだけど…。神に愛された巫女って何⁉︎ってことは俺まだ巫女って事⁉︎嘘だろ⁉︎
神様…任せると言ったのは俺だけど!もうちょっと何かなかったの⁉︎
あ!でも俺神様に顔を変えてもらったんだった!いやー!本当にこれは嬉しい!これで周りに嫌われない!友達だって出来るかも‼︎
じゃあ、どんな顔になったか確認したいんだけど…ええと、この辺りに鏡…はある訳ないか、なら何か写るものは…
そう思い辺りをうろつくと、小さな湖を見つけた。
「おっ!いい感じの湖発見♪」
「どれどれ?俺の顔はどんな顔だー?」
そして俺は湖の辺りで、水面を覗いた。
「…………ん?あれ?見間違いか?…」
目を擦りもう一度覗く
「…か、か、変わってないだとーーーーーーーー‼︎」
えっえっえっ⁉︎何で?神様変えてくれるって言ったじゃん⁉︎
はっ‼︎俺まさか…神様に騙されたのか⁉︎
でも、だとしたらあの神様…悪い神様だったのか⁉︎だからステータスもふざけてたのか⁉︎くっそ‼︎このホラ吹き神め!あんなに簡単に信用するんじゃなかったー‼︎
…待てよ、顔が変わってないってことはまた俺はぼっちか?
…ぜーったい!そんなの嫌だ‼︎
…よし!顔を隠そう!
そうと決まれば、えーっと、ローブか何かあればいいんだが…
しばらく湖の周りを歩いているとひらけた場所を見つけ、近づいてみるとそこは何かの野営地のようで、テントが沢山張ってあった。
そして俺は人が居ないのを確認すると、そこでローブになりそうな物を探した。
しばらく探し回っていると、無地のテーブルクロスと思われる白い布が畳まれているのを見つけた。
幸いそこに裁縫道具があったので、俺はそれをささっとローブにした。ここに来て俺の地味な特技の裁縫が役に立つとはな。出来上がったらすぐに身にまとってフードを深くかぶった。
これでよし!と、
そういえばローブの事で頭がいっぱいで忘れてたが、ここは何かの野営地かなんかだよな、ということは…
と俺がこの場所について考えていたその時、沢山の人が森の中から歩いてくるのが見えた。
今回もご観覧ありがとうございました!
そして、沢山のお気に入り登録&しおりありがとうございます!
ここに来て登場人物紹介夏編で情報解禁されました!
今回から2章突入しました!いやー題名に異世界って文字があるのに異世界来るまでが長げーよ‼︎(´Д` )って思った皆さん、全くその通りでございます!元々はここまで長くするつもりはなかったのですが…
応援ありがとうございます!
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