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第3章 組織編

☆第25話 衝撃の発言 ※無理やり表現あり

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えーと、何故俺は服を脱がされているのでしょうか?


俺が着てる服は巫女服だと動きにくいだろとエヴァンがくれたもので、上は白のブラウスで下は赤の膝まであるガウチョだ。元々着てた巫女服をイメージさせる感じだ。

で俺は男の一人にブラウスのボタンを全部外された。と思ってたらそのまま腰回りや胸元を撫でられた。

「………ぁ…」

何かつい変な声が出てしまった。違うぞ?今のはちょっとくすぐったかっただけだぞ?

「お、感度も良いってか?こりゃあリーダーも欲しがる訳だ」

「…何言って…とにかくやめてください!」

「えー?やだね」

「やだって…」

何こいつ子供かよ!?えー?とかうざっ!!

「じゃあ、お前ちょっとこいつの足抑えてて、」

「あぁ、だが後で俺にも変われよ?」

「わかってるー」

足まで拘束され、完全に身動きが取れなくなってしまった。

「…んぁ…ぁ」

いきなり胸の突起をつねられた

俺、最近めっちゃ人に乳首触られてね?気のせいか?←気のせいじゃない

俺の反応に気を良くしたのか今度は下に手を伸ばし、服の上から俺のをさすってきた。

「…ひぁ!、い…やぁ…だ、やめ…」




すると、突然誰かが叫んだ

「おい!!お前ら何してんだよ!!」

と牢屋に入って来たのはレイだった。

「レイ!!!」

助けに来てくれたのか!

それにしても何でレイだけなんだ?他の隊員とかエヴァンは?

と俺が喜びつつそう不思議に思っていたら、男達が衝撃の発言をした。

「リーダー!!???なんでここに!?」

え!?リーダー!?何処だ!?そっちにはレオしか居ないが、

「そろそろかと思って見に来たんだ。そしたらまさか…な?」

とレイが言うと 

「ひっ!!」

男達は怯えて俺から離れた。そしてレイは俺を両手で抱え、牢屋から連れ出した。



俺の知るレイとはまるで別人だった。何か怖い。どうしたんだ?雰囲気が…怒ってる?

と思ってたら

「ナツ、大丈夫?」

と優しく言ってくれた。

ほっ…何だ…俺の知るレイだ

「僕は大丈夫です、それよりエヴァン達は?後今何処に向かってるんですか?」

「…………」

と俺が聞いたらレイは黙ってしまった

「レイ?」

どうしたんだ?

すると、間も無くして大きな部屋に着いた。

そしてそこの大きなベッドに俺は降ろされた。

そこで俺の隣に腰掛けてやっとレイが口を開いた。

「ナツ、あいつらが悪かった」

「何でレイが謝るんですか?」

「…っ!、さっきあいつらが言ってただろ?俺がこの組織「橙虎」のリーダーだ。」

「え!?な、だってレイは…!」

「隊員になりすまして情報招集してたんだ。本当は部下にやらせればいいけど、俺は時々暇つぶしで良くやってるんだ。そしてあの日、ナツに出会った。初めは見たことのないやつだったから気になって話しかけたんだ、でもフードを取った時、俺はナツに一目惚れしたんだ。それからまたナツに会いたくなってそれで攫って来させたんだ。」

「…そんな…」

レイが組織のリーダーだったなんて…

「騙してて悪かった!でもナツを好きな気持ちは本当なんだ!」

好きって…それでも友達として好きってことかな?嬉しい。俺はそう思った。レイが組織のリーダーだったのには驚いたけど、でもレイは俺に出来た初めての友達だ。それくらいで嫌いになったりしない。後、レイはそれでもやっぱり優しいから。

「僕は気にしてないです。僕もレイが好きですよ」

「ほ、本当か!?…やばい、凄い嬉しい!」

「ふふ、僕も嬉しいです」

そんなに喜ばれるとこっちまで嬉しくなるよ

「あの…ナツ…」

「何?」

「俺、ちょっともう抑えられない…」

「え?…」



するとレイの唇で俺の口が塞がれた。





…ドユコト!?














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