15 / 46
クリスマスデート編〜イブ3〜
しおりを挟む
ご飯を食べた後はソファの上で圭吾とイチャついていた。
「なぁ、結斗。」
「ん?なぁに?圭吾。」
「クリスマスプレゼントは何が欲しい?」
圭吾が僕の耳を弄りながら聞いてくる。
「んっ♡そうだなー...クリスマスプレゼントかぁ~そういや決めてないや...」
明日が楽しみでクリスマスプレゼントなんか頭からなくなっていた結斗はなにかもらった方がいいのかなと悩んでいた。
「んー特にはないんだよね。欲しいものとか圭吾から全部貰っちゃってるし...」
「そっかぁ。せっかくのクリスマスだしなにか買ってあげたかったんだけど。残念...でも、欲しいものは無理やり作るものでも無いから欲しいものがあったらどんどんいってね!」
いつでも気遣ってもらえる嬉しさに僕は圭吾に抱きついた。
「うん!ありがとう圭吾!!」
「いいよ全然。結斗の為ならなんだって買うしなんだって叶えてあげられるからね!」
そういう圭吾に僕は改めて財力も地位もすごい人だと実感した。
「あ、そうだ!僕ね、圭吾の為にクリスマスプレゼント買ったから楽しみにしといて!明日渡すね!」
「お、ありがとう!凄く楽しみだよ。」
僕はちょっと不安だった。ネクタイとネクタイピンで喜んでくれるかなという心配があった。
「あの...あまり期待はしないでね。」
と恐る恐る言った僕に対して圭吾は
「結斗のからのプレゼントならどんなものでも嬉しいよ。絶対大切にする。」
と言うもんだからそんな心配は杞憂に終わりそうだ。
「あ、そうそう!冷蔵庫の中にねケーキ入れてたんだ!すっかり忘れてた。」
冷蔵庫がたまたま目に入りケーキのことを思い出した僕はまた圭吾を席に座らした。
机の上に圭吾と一緒に食べあいっこするように買ったチョコレートケーキとショートケーキを並べる。
僕の方には圭吾の好きなショートケーキを置き圭吾の方には僕の好きなチョコレートケーキを置いた。
思った以上にオシャレなケーキなのでついテンションが上がってしまう。
「さ、食べよ食べよ!!」
「で、でもこれ、結斗の好きなチョコレートケーキじゃ...」
困惑している圭吾の目の前にショートケーキの刺さったフォークを持ってくる。
「食べさせあいっこするためだよ♡」
そういって圭吾の口の中にショートケーキを突っ込んだ。
圭吾の口がもぐもぐと動いてそれがなんだか可愛く見えた。
「これ...凄く美味いな...」
圭吾が嬉しそうに幸せそうに食べるものだから僕も嬉しくなった。
「でしょ!美味しいでしょ!エメラルドって店で買ったんだ~!」
「お、あそこか。あそこは確かに美味いからな。」
「あ、圭吾もあの店知ってるの?美味しいよね~この前、その店の前通った時行列できてたから気になって一人で食べに行っちゃったんだ。もう、すっごく美味しくて...」
「あの店は俺の元部下が営んでる店だからね。融通効かせてもらうようにしようね。」
そういった圭吾に僕はぶんぶんと首を振った。
「い、いやいや大丈夫だよ!僕だって美味しい所には自分で並んでいきたいんだから!」
そういう僕に圭吾は曖昧な感じで納得していた。
「ケーキ僕にもちょうだいよ。」
話していて全く減っていないケーキをみて僕は口を開けてそういう。
大きく口を開ける僕の中にチョコレートケーキが入ってくる。
「はう...めちゃうまぁ♡♡」
ものすごく美味しくて蕩ける僕もみて圭吾は嬉しそうに微笑んでいた。
そのあとは交互に食べあいっこしたりシェアをして幸せな時間を過ごした。
ケーキを食べ終わったあとは僕ももちろん食べられた。
「なぁ、結斗。」
「ん?なぁに?圭吾。」
「クリスマスプレゼントは何が欲しい?」
圭吾が僕の耳を弄りながら聞いてくる。
「んっ♡そうだなー...クリスマスプレゼントかぁ~そういや決めてないや...」
明日が楽しみでクリスマスプレゼントなんか頭からなくなっていた結斗はなにかもらった方がいいのかなと悩んでいた。
「んー特にはないんだよね。欲しいものとか圭吾から全部貰っちゃってるし...」
「そっかぁ。せっかくのクリスマスだしなにか買ってあげたかったんだけど。残念...でも、欲しいものは無理やり作るものでも無いから欲しいものがあったらどんどんいってね!」
いつでも気遣ってもらえる嬉しさに僕は圭吾に抱きついた。
「うん!ありがとう圭吾!!」
「いいよ全然。結斗の為ならなんだって買うしなんだって叶えてあげられるからね!」
そういう圭吾に僕は改めて財力も地位もすごい人だと実感した。
「あ、そうだ!僕ね、圭吾の為にクリスマスプレゼント買ったから楽しみにしといて!明日渡すね!」
「お、ありがとう!凄く楽しみだよ。」
僕はちょっと不安だった。ネクタイとネクタイピンで喜んでくれるかなという心配があった。
「あの...あまり期待はしないでね。」
と恐る恐る言った僕に対して圭吾は
「結斗のからのプレゼントならどんなものでも嬉しいよ。絶対大切にする。」
と言うもんだからそんな心配は杞憂に終わりそうだ。
「あ、そうそう!冷蔵庫の中にねケーキ入れてたんだ!すっかり忘れてた。」
冷蔵庫がたまたま目に入りケーキのことを思い出した僕はまた圭吾を席に座らした。
机の上に圭吾と一緒に食べあいっこするように買ったチョコレートケーキとショートケーキを並べる。
僕の方には圭吾の好きなショートケーキを置き圭吾の方には僕の好きなチョコレートケーキを置いた。
思った以上にオシャレなケーキなのでついテンションが上がってしまう。
「さ、食べよ食べよ!!」
「で、でもこれ、結斗の好きなチョコレートケーキじゃ...」
困惑している圭吾の目の前にショートケーキの刺さったフォークを持ってくる。
「食べさせあいっこするためだよ♡」
そういって圭吾の口の中にショートケーキを突っ込んだ。
圭吾の口がもぐもぐと動いてそれがなんだか可愛く見えた。
「これ...凄く美味いな...」
圭吾が嬉しそうに幸せそうに食べるものだから僕も嬉しくなった。
「でしょ!美味しいでしょ!エメラルドって店で買ったんだ~!」
「お、あそこか。あそこは確かに美味いからな。」
「あ、圭吾もあの店知ってるの?美味しいよね~この前、その店の前通った時行列できてたから気になって一人で食べに行っちゃったんだ。もう、すっごく美味しくて...」
「あの店は俺の元部下が営んでる店だからね。融通効かせてもらうようにしようね。」
そういった圭吾に僕はぶんぶんと首を振った。
「い、いやいや大丈夫だよ!僕だって美味しい所には自分で並んでいきたいんだから!」
そういう僕に圭吾は曖昧な感じで納得していた。
「ケーキ僕にもちょうだいよ。」
話していて全く減っていないケーキをみて僕は口を開けてそういう。
大きく口を開ける僕の中にチョコレートケーキが入ってくる。
「はう...めちゃうまぁ♡♡」
ものすごく美味しくて蕩ける僕もみて圭吾は嬉しそうに微笑んでいた。
そのあとは交互に食べあいっこしたりシェアをして幸せな時間を過ごした。
ケーキを食べ終わったあとは僕ももちろん食べられた。
12
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる