エリート旦那様は淫乱な妻にご乱心

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クリスマスデート編〜イブ3〜

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ご飯を食べた後はソファの上で圭吾とイチャついていた。

「なぁ、結斗。」

「ん?なぁに?圭吾。」

「クリスマスプレゼントは何が欲しい?」

圭吾が僕の耳を弄りながら聞いてくる。

「んっ♡そうだなー...クリスマスプレゼントかぁ~そういや決めてないや...」

明日が楽しみでクリスマスプレゼントなんか頭からなくなっていた結斗はなにかもらった方がいいのかなと悩んでいた。

「んー特にはないんだよね。欲しいものとか圭吾から全部貰っちゃってるし...」

「そっかぁ。せっかくのクリスマスだしなにか買ってあげたかったんだけど。残念...でも、欲しいものは無理やり作るものでも無いから欲しいものがあったらどんどんいってね!」

いつでも気遣ってもらえる嬉しさに僕は圭吾に抱きついた。

「うん!ありがとう圭吾!!」

「いいよ全然。結斗の為ならなんだって買うしなんだって叶えてあげられるからね!」

そういう圭吾に僕は改めて財力も地位もすごい人だと実感した。

「あ、そうだ!僕ね、圭吾の為にクリスマスプレゼント買ったから楽しみにしといて!明日渡すね!」

「お、ありがとう!凄く楽しみだよ。」

僕はちょっと不安だった。ネクタイとネクタイピンで喜んでくれるかなという心配があった。

「あの...あまり期待はしないでね。」

と恐る恐る言った僕に対して圭吾は

「結斗のからのプレゼントならどんなものでも嬉しいよ。絶対大切にする。」

と言うもんだからそんな心配は杞憂に終わりそうだ。


「あ、そうそう!冷蔵庫の中にねケーキ入れてたんだ!すっかり忘れてた。」

冷蔵庫がたまたま目に入りケーキのことを思い出した僕はまた圭吾を席に座らした。

机の上に圭吾と一緒に食べあいっこするように買ったチョコレートケーキとショートケーキを並べる。

僕の方には圭吾の好きなショートケーキを置き圭吾の方には僕の好きなチョコレートケーキを置いた。

思った以上にオシャレなケーキなのでついテンションが上がってしまう。

「さ、食べよ食べよ!!」

「で、でもこれ、結斗の好きなチョコレートケーキじゃ...」

困惑している圭吾の目の前にショートケーキの刺さったフォークを持ってくる。

「食べさせあいっこするためだよ♡」

そういって圭吾の口の中にショートケーキを突っ込んだ。

圭吾の口がもぐもぐと動いてそれがなんだか可愛く見えた。

「これ...凄く美味いな...」

圭吾が嬉しそうに幸せそうに食べるものだから僕も嬉しくなった。

「でしょ!美味しいでしょ!エメラルドって店で買ったんだ~!」

「お、あそこか。あそこは確かに美味いからな。」

「あ、圭吾もあの店知ってるの?美味しいよね~この前、その店の前通った時行列できてたから気になって一人で食べに行っちゃったんだ。もう、すっごく美味しくて...」

「あの店は俺の元部下が営んでる店だからね。融通効かせてもらうようにしようね。」

そういった圭吾に僕はぶんぶんと首を振った。

「い、いやいや大丈夫だよ!僕だって美味しい所には自分で並んでいきたいんだから!」

そういう僕に圭吾は曖昧な感じで納得していた。

「ケーキ僕にもちょうだいよ。」

話していて全く減っていないケーキをみて僕は口を開けてそういう。

大きく口を開ける僕の中にチョコレートケーキが入ってくる。

「はう...めちゃうまぁ♡♡」

ものすごく美味しくて蕩ける僕もみて圭吾は嬉しそうに微笑んでいた。

そのあとは交互に食べあいっこしたりシェアをして幸せな時間を過ごした。

ケーキを食べ終わったあとは僕ももちろん食べられた。
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