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冒険者編
第89話 壊滅 B
しおりを挟む俺は戦場をざっと見て、敵全体の動きを把握する。
こっちに向かって、突っ込んでくる奴はいない。
敵の戦術は防御を固めて、ボスの魔法の火力に物を言わせ、それにプラスして、部下の弓の一斉射撃を加えるというものの様だ。。
流石は、壁外地区一の規模の犯罪集団だ。
統率が取れているし、攻撃も効果的で厄介だ。
弓はランダムで射られても厄介だが、一斉射撃の方が攻撃力が上がるし、対処もより難しくなる。
戦闘能力の低い者が一斉射撃を食らえば、蜂の巣だろう。
思ったよりも厄介な奴らだ。
俺は魔力属性を炎にして、モミジリの創ったストーンウォールの残骸に魔法をかける。
炎を作るのでなく、物体に熱を加えて、温度を上昇させる。
すでに、土の壁は敵の炎で溶けていたので、イメージしやすい。
さらに、熱を持った土の壁が、膨張して弾け飛ぶイメージを追加する。
バゴォォオオオオンンンン!!!!!!!!
「ぐぎゃぁあぁぁぁぁああああ!!!!!!!!!」
高熱の石の塊が高速で弾け飛び、敵集団を襲った。
俺は魔力属性を風に切り替えて、風陣を展開────
混乱する敵集団目がけて、走り出した。
俺の溶岩魔法を喰らった、敵集団の損害はまばらだった。
石の塊はランダムに飛んでいったので、重傷者から軽症者まで傷には幅がある。
ただ、投石+熱によるダメージで、完全に統率は乱れていた。
風魔法を移動の補助に使った俺は、高速で敵に接近して斬りかかった。
敵からすれば、溶岩魔法の攻撃の直後に、殆ど間を置かず、俺が至近距離に接近していたことになる。
敵の数は多いが、この混乱状況だ。
────ほとんど、抵抗らしい抵抗は無かった。
俺は一番近くに居た奴から順に、剣と魔法で斬り殺していく。
風陣の風は、使った傍から追加して途切れない様にする。
ザシュ! ザシュ! ザッ!! ズバッ!!
俺は舞うように、敵陣を切り裂く────
立っている者は、残り僅かだ。
────ドスッ。
俺は敵の巨体に、剣を突き刺した。
最後に仕留めた敵は、偶然にも相手のボスだった。
俺は高速で、密集地帯を動き回っていた。
ボスは傷の痛みと、想定外の戦闘状況の急変に対応できかったようだ。
俺の姿も見失っていたようだ。
俺は背後から、ボスの巨体に剣を突き刺している。
息の根を止めてから──
剣を引き抜く。
ドサッ────
ボスの死と同時に、俺達と夜の鷹の爪の抗争は終わった。
生き残りはいるだろうが、組織は壊滅している。
俺は指輪の通信で、仲間に連絡を取り呼び寄せる。
戦利品の回収と、敵事務所から貴重品を頂いておく。
夜の鷹の爪から押収した金品と、奴らに賭けられていた賞金の合計は、金貨三千枚を上回った。
*************************
名前 ユージ
HP 289/289 MP 395/395 FP 302/302
冒険者パーティ 白銀の竜の翼 シルバーランク
ギルド貢献度 8117ポイント
幸運力
058~-011×2
スキル
空間移動 危険感知 ウォーター・クリエイト 通信
所持品
魔石値 0082122
回復薬 9個
避妊薬 5個
所有奴隷
アカネル モミジリ イルギット サリシア ナーズ ラズ リズ レイレル
リリーシア ミランダ レミアナ トールル リコリン トロンコ サユリン
預金 金貨100枚 パーティ資産 金貨8225枚 所持金 金貨50枚
才能
大魔導士の卵 戦神の欠片 強欲な器
職業
勇者Lv32 魔法戦士Lv35 軽騎兵Lv16
戦士Lv43 剣士Lv42 武闘家Lv36 弓使いLv30 槍使いLv33 盾使いLv25
教官Lv28 指揮官Lv27
魔導士Lv38 魔法使いLv47 魔術師Lv46 魔物使いLv42
冒険者Lv35 旅人Lv32 探索者Lv36 斥候Lv34
隠密Lv40 暗殺者Lv40
遊び人Lv47 ギャンブラーLv44 ハーレムマスターLv53
魔物狩りLv23 山賊狩りLv10 盗賊狩りLv10 賞金稼ぎLv18
薬師Lv32 錬金術師Lv40 鍛冶師Lv40
農夫Lv15 薬草採取者Lv30
*************************
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