25 / 51
25
しおりを挟む
重い。
身体が重い。
もしかして、風邪でもひいたか。
確かにこのところまともに寝れてなかったもんな、と目を開ければ。
「あ!おはよう、嶋貫!」
何故か俺の上に乗り上げ、俺を見下ろす荒巻さんの姿があった。
シャワーでも浴びたのか、いつも上に上がっている髪が下に下がり、頬に少し髪の毛が当たっているのが見える。
「何してるんですか?」
「何って嶋貫がなかなか起きないから起こそうかと思って!」
「起こすのに乗り上げる必要あるんですか?」
「ある!ほら、そのお陰で目を覚ましてくれたでしょ?!」
確かに圧迫感を感じて目を覚ましたが、あまりよろしくない起こし方だと思う。
「一概にそれのお陰とは言えないような気がします」
「ええ?そう?!」
ほらどいてどいて、と荒巻さんの肩を押して起き上がろうとすると逆に沈められた。
身体が重い。
もしかして、風邪でもひいたか。
確かにこのところまともに寝れてなかったもんな、と目を開ければ。
「あ!おはよう、嶋貫!」
何故か俺の上に乗り上げ、俺を見下ろす荒巻さんの姿があった。
シャワーでも浴びたのか、いつも上に上がっている髪が下に下がり、頬に少し髪の毛が当たっているのが見える。
「何してるんですか?」
「何って嶋貫がなかなか起きないから起こそうかと思って!」
「起こすのに乗り上げる必要あるんですか?」
「ある!ほら、そのお陰で目を覚ましてくれたでしょ?!」
確かに圧迫感を感じて目を覚ましたが、あまりよろしくない起こし方だと思う。
「一概にそれのお陰とは言えないような気がします」
「ええ?そう?!」
ほらどいてどいて、と荒巻さんの肩を押して起き上がろうとすると逆に沈められた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
29
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる