契約婚ですが、エリート上司に淫らに溺愛されてます

入海月子

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【番外編】

理人⑬

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 夕食が済むと、俺はいつものソファーで葉月を抱き込んだ。

「なあ、葉月。さっきの答えを聞いてない」

 一度触れてしまうと歯止めが利かず、葉月の耳にキスしながらささやく。背中を撫で下ろし、俺の教えた官能に訴えかける。
 頬を染めながら、葉月がうなずいた。

「はい。喜んで」

(マジか!)

 その返事に、満面の笑みが浮かぶ。歓喜が溢れる。
 バカじゃないかというほど浮かれ、有頂天になり、何度も葉月に口づけた。おずおずとそれに応える葉月が愛しい。

「葉月……」

 その名を呼び、こらえきれず、愛撫を始めた。
 葉月の身体をまさぐりながら、『俺のものだ』と悦に入る。
 早くそれを実感したくて、性急に背中を探り、ブラのホックを外した。
 吸いつくような心地よい葉月の肌を味わい、胸を揉む。ピンと立った乳首を摘むと、ビクッと葉月が身体を震わせた。
 身体をくねらせながらも、葉月は潤んだ瞳で俺を見つめてくる。

「可愛い」

 そうつぶやくと、葉月の上衣を脱がした。
 葉月が真っ赤になる。

「可愛い」
 
 可愛くて仕方がない。
 もう一度つぶやいて、キスを落としながら、寝室に連れていった。
 
 

 ベッドに葉月を押し倒し、キスをしながら、どんどん脱がす。合間に愛撫するのも忘れない。
 葉月は甘い吐息を洩らし、それを味わうようにまた口づける。
 
(こんなに愛しいのに、よく手放そうと思ったな)

 自分でもあきれるくらいの惚れ込みっぷりに、苦笑した。

 早く葉月の中に入りたいくせに、自分を焦らすように念入りに彼女を蕩かし、喘がせた。

(こうしてお前に触れていいのは俺だけだ)

 その印をあちこちにつける。
 白いきめ細かな肌に、俺の刻印が散るのを満足げに眺めた。

「葉月」

 俺の声に、うっとりとした瞳が俺を見上げる。
 
(愛しい……)

 こんな感情は知らなかった。知るつもりもなかった。だが、がっつり葉月に囚われてしまった。
 考えたら、ポリシーを曲げて、葉月の処女をもらうことに決めたときから、もう負けていた。

 ゆっくり葉月の中に入っていくと、葉月は微笑みながら、涙をこぼした。
 指でそっとそれを拭ってやると、葉月がにこりと笑う。
 その幸せそうな顔に、心が掴まれる。

(あー、もう降参だ。全面降伏だ)

 俺は葉月を愛してる。

 熱い想いを伝えるべく、彼女に腰を打ちつけた。



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