契約婚ですが、エリート上司に淫らに溺愛されてます

入海月子

文字の大きさ
40 / 43
【番外編】

結婚式のあとで

しおりを挟む
 披露宴が終わってから、葉月はもう一度ウェディングドレスに着替えた。
 お色直しでは、白無垢姿になり、次にはロイヤルブルーのドレスを披露していた。
 どちらもとても葉月に似合っていて、会場中から感嘆の溜め息が漏れた。
 
(うらやましいだろう。俺の嫁は美しいんだ)

 葉月の化粧を直してもらってから、結婚アルバムのための撮影をした。
 このホテルは美しい庭園が有名なので、冬だが、見事に刈り込まれた植栽を背景に写真を撮ったり、冬薔薇が咲き乱れる場所でポーズを撮らされたりした。

「寒くないか?」
「大丈夫です」

 比較的暖かい日ではあったが、真冬に肩を出したウェディングドレスでは寒いだろう。
 葉月の冷たくなった肩を抱き、熱を分ける。
 
「新郎様、ここで新婦様を抱き上げてください」

 カメラマンに言われるがまま、葉月を横抱きにする。
 慌てて俺の首元に葉月がしがみついた。

「いいですね~。そのまま、見つめ合って微笑んでください」

 そんなことを言われ、微笑むが、葉月の笑顔は硬い。

「早く撮影を終わらせて、ウェディングドレス姿の葉月を抱きたいよ」

 耳元でささやくと、葉月がぱっと頬を染めた。

「もうっ、なに言っているんですか!」

 はにかむ表情がとても可愛い。
 パシャっと音がしたから、カメラマンはちゃんとこの愛しい姿を写真に収めたようだ。


 写真撮影を終わらせて、俺たちはホテルのスイートルームに戻った。披露宴の特典として、ここでの宿泊が付いていたのだ。
 部屋に入り、上着を脱ぐのも早々に葉月にキスをして、触れたくて仕方なかった胸のふくらみを揉みしだく。

「あっ、ん……理人さん、待って。ドレスを脱ぐから」

 葉月が焦って、俺を止めようとするが、ウェディングドレス姿の葉月とやれるなんて、一生に一度のことだ。止めるわけがない。
 壁際に追い詰め、キスで口を塞いで、胸を揉み、膝を葉月の脚の間に割り込ませた。そして、膝を使ってそこを擦ると、葉月の目がとろんとしてくる。
 どうせドレスは買い取りだ。しわになってもどうなってもいいだろう。
 勝手にそう判断して、ドレスの上から葉月を可愛がる。
  ビスチェを引き下ろして、胸を露出させると、ピンと乳首が立っていた。

「やらしくていい眺めだな」

 俺がつぶやくと、葉月が顔を真っ赤に染めて、胸を隠した。
 その手を掴み、赤い実を食む。

「あんっ」

 葉月の可愛い声に俺のものが猛る。
 ドレスの長い裾を手繰って、手を潜りこませると、すでにしっとりと濡れている葉月のショーツに触れ、にやりと笑う。
 恥ずかしそうにする葉月がよりいっそう俺を煽って、手早くズボンの前を寛げた。
 ショーツをずらすと、愛撫もそこそこに葉月の中に入った。
 ほぐされていないが潤っている葉月の中は俺のものをやわらかく受け入れ、むちゃくちゃ気持ちがいい。
 動くにも愛撫するにもドレスのボリュームが邪魔だったが、そんなことはどうでもいい。手でたくし上げながら激しく腰を動かした。

「あっ、あっ、ああっ、理人、さん、激しい……」

 上気した顔で葉月が嬌声をあげる。
 興奮しきって、あっという間に二人とも果てた。

 いったん葉月から出るが、全然治まらない俺は、葉月の背中のファスナーを下ろし、ドレスを脱がした。

「ガーターベルトじゃないか!」

 ドレスを脱がした葉月は青いリボンが付いたガーターベルトをつけていた。
 なんてエロいアイテムを隠しているんだ!
 これ以上、俺を滾らせてどうする!

 ブラジャーとショーツを剥ぎ取ると、ガーターベルトのみを身につけたエロい姿の葉月ができあがった。
 さらに、頬を染め、潤んだ目で葉月が見上げる。
 これはヤバい。

 彼女を抱き上げると、寝室へ急ぐ。
 ベッドに葉月を下ろすやいなや、彼女の脚を掴んで折りたたみ、ぐっと葉月の中に入っていった。
 
「はぁっ……深い……」

 きゅうと締めつけられ、うめく。
 すぐ出してしまいそうだ。
 射精感を抑えて、葉月を突き上げると、可愛い声をあげて乱れる。
 シーツを握りしめている手を俺の首元に回させると、ギュッと俺にしがみついて、揺さぶられているのがとても愛おしい。

「葉月……愛してる!」

 何度言っても伝えきれていない気がして、思いの丈を身体にぶつける。

「んっ、わたしも……ああっ、りひと、さんが……んんっ」

 一生懸命、応えようとしている葉月を抱きしめ、口づけ、奥を穿つ。
 愛おしくてたまらない。

 その日は溶け合うほどに、何度も愛し合った。



─fin─


しおりを挟む
感想 226

あなたにおすすめの小説

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜

美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?

ヤクザの若頭は、年の離れた婚約者が可愛くて仕方がない

絹乃
恋愛
ヤクザの若頭の花隈(はなくま)には、婚約者がいる。十七歳下の少女で組長の一人娘である月葉(つきは)だ。保護者代わりの花隈は月葉のことをとても可愛がっているが、もちろん恋ではない。強面ヤクザと年の離れたお嬢さまの、恋に発展する前の、もどかしくドキドキするお話。

ハメられ婚〜最低な元彼とでき婚しますか?〜

鳴宮鶉子
恋愛
久しぶりに会った元彼のアイツと一夜の過ちで赤ちゃんができてしまった。どうしよう……。

各務課長が「君の時間を十分ください」と言った結果

汐埼ゆたか
恋愛
実花子はカフェで恋人と待ち合わせしているが、彼はなかなか来ない。 あと十分でカフェを出ようとしたところで偶然上司の各務と会う。 各務から出し抜けに「君の時間を十分ください」と言われ、反射的に「はい」と返事をしたら、なぜか恋人役をすることになり――。 *☼*――――――――――*☼* 佐伯 実花子(さえき みかこ) 27歳  文具メーカー『株式会社MAO』企画部勤務  仕事人間で料理は苦手     × 各務 尊(かがみ たける) 30歳  実花子の上司で新人研修時代の指導担当  海外勤務から本社の最年少課長になったエリート *☼*――――――――――*☼* 『十分』が実花子の運命を思わぬ方向へ変えていく。 ―――――――――― ※他サイトからの転載 ※※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。 ※無断転載禁止。

悪役令嬢と誤解され冷遇されていたのに、目覚めたら夫が豹変して求愛してくるのですが?

いりん
恋愛
初恋の人と結婚できたーー これから幸せに2人で暮らしていける…そう思ったのに。 「私は夫としての務めを果たすつもりはない。」 「君を好きになることはない。必要以上に話し掛けないでくれ」 冷たく拒絶され、離婚届けを取り寄せた。 あと2週間で届くーーそうしたら、解放してあげよう。 ショックで熱をだし寝込むこと1週間。 目覚めると夫がなぜか豹変していて…!? 「君から話し掛けてくれないのか?」 「もう君が隣にいないのは考えられない」 無口不器用夫×優しい鈍感妻 すれ違いから始まる両片思いストーリー

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にエタニティの小説・漫画・アニメを1話以上レンタルしている と、エタニティのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。