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第1章
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「落ち着いたかな?」
私の耳元で囁くように言うキリト。
体がぞくりと震える。何を考えてるんだ、この変態教師は。
「落ち着いたから離しなさいよ。」
わたしはキリトから離れようと彼の胸を押す。だが、びくともしない。
「顔が赤くなってる。かわいいね。」
「あ、赤くなんてなってない! 離してよ!」
さっきより強めにキリトの胸を押す。一瞬、体が少し離れたがまた抱きしめられる。
何がしたいんだ、この教師は。
「ね、ねえ! 離しなさいよ。生徒にこんな事していいと思ってんの!?」
声が少し上ずった。男の人に長時間抱きしめられるなんて慣れてない。体の熱が上昇していくのが自分でもよくわかった。
「ふふ。ごめん、ごめん。可愛かったからついね。ああ、でも。一つ変わった事があるんだ。」
「変わった事?」
なんだ、それは。
というか、今の状況が特殊すぎて全てが変わった事であるが。
「今、俺は教師ではないんだ。」
ふんふん、なるほどー。
教師じゃない。辞めたって事かな?
……全くもって意味がわからない。
「意味わからないんだけど。……もしかして今までの変態行為が明るみに出て、ついに首になったの?」
それしか理由があるまい。
なんだか妙に納得してしまう。
「ちがうよ!」
わたしは一人納得したようにウンウンと頷くと、キリトが声を上げて否定した。
なんだ、違うのか。
「では、なんで教師ではないんですか?」
「俺はしばらくつきっきりで君のお世話をするからね。一時的に教職を退いたんだ。」
「は?」
「という事で、暫くずうっと一緒だよ?宜しくね。」
「チェンジ。」
「残念。校長先生からも了承済みでこれは決定なんだ。諦めてね。」
いやああああ。
この教師と一緒にいたらストレスで胃が溶けるわ!
というか、いつまでこの変態は私を抱きしめるつもりなんだろう。
「わたしが危険人物なのは自覚してますけど、何もキリト先生がつきっきりで見なくてもいいじゃないですか。せめて、もっと可愛げのある女の先生がいいです。リィナ先生とか。四六時中一緒なのに、ムサイ男の人と一緒にいたくないです。」
わたしは一気に本音をまくしたてた。何故、キリトなんだ。もっと華のある先生がいい。目の保養になる人。その点、リィナ先生は新任で愛らしくて見目がいい。どうせならば、彼女に監視されたい。
「俺しか適任がいなかったんだよ。」
キリトの魔法の実力は折り紙付きだ。実力という点では確かに適任。
「ところで、前から気になっていたけど、君は女の人が好きなの? フィオナちゃんに関してもたまに妖しい目線で見てたよね。」
キリトが私のリィナ先生の方が良い発言がひかかったのか、私の目を見ながら尋ねる。近い。顔が近い。私はふいっと顔を背けた。
て、妖しい目ってなんだ。私はそんな邪な目でフィオナを見ていない。決して。断じて。……たぶん。
「私はそんな邪な目でフィオナを見ていません! ……たぶん。ただ、可愛らしいものが好きなだけです!」
「今、小さくたぶんって言ったね。」
「ともかく! 私は可愛いものが好きな訳で、恋愛対象が女の子な訳じゃありません! ……たぶん。」
くっ、フィオナが天使みたいに可愛いからだ。あの子の笑顔を見るだけで心がふわっと暖かくなるのだ。天使。フィオナ天使。
「ふーん。……じゃあ君は男が恋愛対象なんだね。」
「ん? まあ、そういう事になりますね。」
キリトの声のトーンが低くなった気がして、違和感を覚える。逸らしていた顔をキリトに向けると、前に保健室で見たように暗くて妖しい目をしていた。
ぞくりと背筋が震える。私がフィオナを見る目が妖しいとか言うがキリトの方がよっぽど妖しくて、妖艶で、恐い。まるで蛇に睨まれた蛙の気分だ。
「あ、あの。それが何か関係あるんですか。」
この目から、空気から、早く打開したくて適当に言葉を口に出す。
「大いに関係あるよ。俺にとって大事な事だからね。」
へー、そうなんですねー。
頭の中で棒読みで答える。
嫌な空気だ。とても。早く逃げないと取り返しがつかない事になるような。
「教師じゃない、今だから。」
キリトが私の顔に手を当てる。これはまずい。とっても嫌な予感だ。
「今しかチャンスがない。」
だんだんと彼の顔が近づく。
「君がここを出たら、俺はまた教師という肩書きに縛られる。」
彼の顔はもう私に触れそうだ。彼が喋るたびに吐息が自分の唇にかかる。
というか、今思えば学校にいた時も相当、教師としてはいけないことしていませんか!?
ええい、こんな所でキスなんかされてたまるか。
私は彼の顔を手で覆う。私は乙女ゲームのヒロインではない。
いつ何処でそんなフラグを拾ってしまったのか。ともかく、熨斗つけてお返しいたします!
「むぐ」
手で顔を覆われたキリトが少し間抜けな声を出して動きが止まった。
「教師とか言う肩書き以前に、嫌がる乙女に口付けを迫るのはルール違反なのでは!?」
少しテンパって早口だが、言いたい事が言えた。
「うーん、確かに急ぎすぎたかもしれないね。ごめん、ごめん。」
正気に戻ったのか、いつものニコニコした笑顔で軽い口調で謝るキリト。
「でも、忘れないで。俺、君の事好きだから。」
そして、サラッと好意を告げられる。
あまりに自然に言うものだから呆気にとられてしまった。
「冗談言わないでください。」
私は顔を背けて冷たく言い放った。
はっきりしておかないといけないと思ったからだ。
だが、この言葉は彼には逆効果だった。
「俺の言葉を冗談にする気? ……そんな事をするなら、俺は我慢しないよ。」
キリトの機嫌を損ねたようだ。言葉が悪かったかもしれないと後悔するが、謝る前に彼は私の足と腰にふれ抱き上げた。
「ちょっ、ちょっと! 離して!」
お姫様抱っこ……。生きている内にこんな体勢で抱き上げられるとは思わなかった。そういえば、最初は俵担ぎで抱えられたなあなんて現実逃避する。
そんな間に私が先ほどまで寝ていたベットに寝かされる。その私の上に馬乗りに覆いかぶさるキリト。
「さて、どういう風に俺の気持ちが本気だと分かって貰おうかな?」
再びあの妖しげな目をしながら、ニコニコとキリトは愉しげに笑った。
私の耳元で囁くように言うキリト。
体がぞくりと震える。何を考えてるんだ、この変態教師は。
「落ち着いたから離しなさいよ。」
わたしはキリトから離れようと彼の胸を押す。だが、びくともしない。
「顔が赤くなってる。かわいいね。」
「あ、赤くなんてなってない! 離してよ!」
さっきより強めにキリトの胸を押す。一瞬、体が少し離れたがまた抱きしめられる。
何がしたいんだ、この教師は。
「ね、ねえ! 離しなさいよ。生徒にこんな事していいと思ってんの!?」
声が少し上ずった。男の人に長時間抱きしめられるなんて慣れてない。体の熱が上昇していくのが自分でもよくわかった。
「ふふ。ごめん、ごめん。可愛かったからついね。ああ、でも。一つ変わった事があるんだ。」
「変わった事?」
なんだ、それは。
というか、今の状況が特殊すぎて全てが変わった事であるが。
「今、俺は教師ではないんだ。」
ふんふん、なるほどー。
教師じゃない。辞めたって事かな?
……全くもって意味がわからない。
「意味わからないんだけど。……もしかして今までの変態行為が明るみに出て、ついに首になったの?」
それしか理由があるまい。
なんだか妙に納得してしまう。
「ちがうよ!」
わたしは一人納得したようにウンウンと頷くと、キリトが声を上げて否定した。
なんだ、違うのか。
「では、なんで教師ではないんですか?」
「俺はしばらくつきっきりで君のお世話をするからね。一時的に教職を退いたんだ。」
「は?」
「という事で、暫くずうっと一緒だよ?宜しくね。」
「チェンジ。」
「残念。校長先生からも了承済みでこれは決定なんだ。諦めてね。」
いやああああ。
この教師と一緒にいたらストレスで胃が溶けるわ!
というか、いつまでこの変態は私を抱きしめるつもりなんだろう。
「わたしが危険人物なのは自覚してますけど、何もキリト先生がつきっきりで見なくてもいいじゃないですか。せめて、もっと可愛げのある女の先生がいいです。リィナ先生とか。四六時中一緒なのに、ムサイ男の人と一緒にいたくないです。」
わたしは一気に本音をまくしたてた。何故、キリトなんだ。もっと華のある先生がいい。目の保養になる人。その点、リィナ先生は新任で愛らしくて見目がいい。どうせならば、彼女に監視されたい。
「俺しか適任がいなかったんだよ。」
キリトの魔法の実力は折り紙付きだ。実力という点では確かに適任。
「ところで、前から気になっていたけど、君は女の人が好きなの? フィオナちゃんに関してもたまに妖しい目線で見てたよね。」
キリトが私のリィナ先生の方が良い発言がひかかったのか、私の目を見ながら尋ねる。近い。顔が近い。私はふいっと顔を背けた。
て、妖しい目ってなんだ。私はそんな邪な目でフィオナを見ていない。決して。断じて。……たぶん。
「私はそんな邪な目でフィオナを見ていません! ……たぶん。ただ、可愛らしいものが好きなだけです!」
「今、小さくたぶんって言ったね。」
「ともかく! 私は可愛いものが好きな訳で、恋愛対象が女の子な訳じゃありません! ……たぶん。」
くっ、フィオナが天使みたいに可愛いからだ。あの子の笑顔を見るだけで心がふわっと暖かくなるのだ。天使。フィオナ天使。
「ふーん。……じゃあ君は男が恋愛対象なんだね。」
「ん? まあ、そういう事になりますね。」
キリトの声のトーンが低くなった気がして、違和感を覚える。逸らしていた顔をキリトに向けると、前に保健室で見たように暗くて妖しい目をしていた。
ぞくりと背筋が震える。私がフィオナを見る目が妖しいとか言うがキリトの方がよっぽど妖しくて、妖艶で、恐い。まるで蛇に睨まれた蛙の気分だ。
「あ、あの。それが何か関係あるんですか。」
この目から、空気から、早く打開したくて適当に言葉を口に出す。
「大いに関係あるよ。俺にとって大事な事だからね。」
へー、そうなんですねー。
頭の中で棒読みで答える。
嫌な空気だ。とても。早く逃げないと取り返しがつかない事になるような。
「教師じゃない、今だから。」
キリトが私の顔に手を当てる。これはまずい。とっても嫌な予感だ。
「今しかチャンスがない。」
だんだんと彼の顔が近づく。
「君がここを出たら、俺はまた教師という肩書きに縛られる。」
彼の顔はもう私に触れそうだ。彼が喋るたびに吐息が自分の唇にかかる。
というか、今思えば学校にいた時も相当、教師としてはいけないことしていませんか!?
ええい、こんな所でキスなんかされてたまるか。
私は彼の顔を手で覆う。私は乙女ゲームのヒロインではない。
いつ何処でそんなフラグを拾ってしまったのか。ともかく、熨斗つけてお返しいたします!
「むぐ」
手で顔を覆われたキリトが少し間抜けな声を出して動きが止まった。
「教師とか言う肩書き以前に、嫌がる乙女に口付けを迫るのはルール違反なのでは!?」
少しテンパって早口だが、言いたい事が言えた。
「うーん、確かに急ぎすぎたかもしれないね。ごめん、ごめん。」
正気に戻ったのか、いつものニコニコした笑顔で軽い口調で謝るキリト。
「でも、忘れないで。俺、君の事好きだから。」
そして、サラッと好意を告げられる。
あまりに自然に言うものだから呆気にとられてしまった。
「冗談言わないでください。」
私は顔を背けて冷たく言い放った。
はっきりしておかないといけないと思ったからだ。
だが、この言葉は彼には逆効果だった。
「俺の言葉を冗談にする気? ……そんな事をするなら、俺は我慢しないよ。」
キリトの機嫌を損ねたようだ。言葉が悪かったかもしれないと後悔するが、謝る前に彼は私の足と腰にふれ抱き上げた。
「ちょっ、ちょっと! 離して!」
お姫様抱っこ……。生きている内にこんな体勢で抱き上げられるとは思わなかった。そういえば、最初は俵担ぎで抱えられたなあなんて現実逃避する。
そんな間に私が先ほどまで寝ていたベットに寝かされる。その私の上に馬乗りに覆いかぶさるキリト。
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