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第2章
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「そんなことないと思いますけど……。」
私はシラを切る。彼女に対して今まで独占欲から周りに敵意を散らしたこともあった。特にスウォンに。確かに、今は登校中にスウォンが来てフィオナと話し始めても何も言わなくなった。前はよく突っかかったけど。そんなとこまでよく見ているものだ。
「そう? 今までスウォンとフィオナちゃんが一緒にいたら、凄い目で睨んでたけどね。」
そういってクスリとキリトは笑う。
「それに……最近の君はまたあの寂しげな顔で笑うようになったから。」
何の話だろうか?
「ま、良いんだけど。君がフィオナちゃんに執着しないようになったのは俺にとって良い兆しだからね。」
良い兆し?
どういう意味だと顔を上げるとそこにはキリトの顔が間近に迫っていた。いつの間に……!
「ちょっと離れなさいよ。」
「俺。君を諦める気ないから。」
私が距離をとろうと手で彼の体を押すと手を掴まれ、真剣な顔で言う。どこか昏いその目で。私は彼のその目が怖い。
「離して。貴方、教師でしょう。」
冷たく言い放つが、少し声が震えた。怖い。監禁されていたときを思い出す。あのこちらを射抜くような目が視線が怖い。私を求めようとするその目が。フィオナと生き別れてからずっと厄介者扱いされていて拒否される事があっても求められることはなった。私は誰かに求められることに慣れてないのだろう。
「宿題の紙、机に忘れちゃった!」
「あんた、本当にドジねー。」
魔法をぶっ放すかと考え始めたその時、廊下から複数人の声がした。下校中の生徒が廊下を歩いているらしい。忘れ物を取りに来たっぽい。助かったと私は思った。さぁ、離すのだキリト。さすがにこの場を見られたらまずいものがあるだろう。
キリトも気配に気づき、一瞬考えるそぶりを見せた。だが、私の手を離す事はなくそのまま引っ張る。
「なっ、ちょっと!」
てっきり離れると思った。教師として面子もあるだろうから。キリトは私の手を掴んだまま窓際まで連れていく。
「静かに、シェリア。」
私の唇に人差し指を当てそう言う。やっぱり変態だ。
でも、このままでは見つかって大変な事になるのではと私の方が焦ってしまう。前世の記憶のPTAとか教育委員会とかそんなワードが出てくる。勿論、この世界にはそんなもの存在しないのだが……。一応、ここにも教師と生徒がそういう仲になるのはご法度となっている。不正を防ぐためなのは言うまでもがな。
キリトは私の手を掴でいない逆の手で、カーテンを引っ張った。布の壁が私達の周りを覆う。
とは言っても長さは足りなくて足が出てしまう。誰かがカーテンにいる事は明白だ。いったい何がしたいんだ。
「宿題見つかった?」
「今、探してるところですー!」
教室に生徒が入ってきた気配がした。ほ、本当にまずいんじゃないの。キリトよ。思わず彼の顔を見てしまう。彼は私と目があうと何だか照れたように笑った。いや、そうじゃなくて。
キリトはそのまま私の頬に両手を当て固定して……
……口付けた。
「は……!?」
「ん……。」
私の驚いた声とキリトの吐息が重なる。
無理ムリむり!!
バレるって。何が目的なのこの変態教師は!
彼の舌が私の口に侵入してきて、口内をなぞるようにかき回す。
「んぅ……!」
背筋がゾクゾクと粟立つ。自分から甘い声が漏れているのがたまらなく恥ずかしい。何でこんなことになっているんだ。
だんだん息が苦しくなって彼の胸を叩く。一瞬口が離された。その間に深く息を吸い込む。私と彼の唇が離れた時に唾液が糸を引いて羞恥が増す。その後再びすぐに口付けられた。
「っ……。」
「は……。」
吐息が合わさる。こ、こんなのまずい。ばれたら、というよりバレない方がおかしい。忘れ物を取りに来た子達はどうしてるんだ。意識をカーテンの外に向ける。何となく人影があるのが分かるが、声もしなくて不安になる。気づいてない?
私の一瞬の期待はすぐに消え去った。
「きゃあああああ。お、お邪魔しましたああ!!」
恐らくその生徒の声だろう。その声に私は絶望する。ちょ、ちょっと待って。ご、誤解。
がららら、ピシャンッ
教室の入り口の引き戸を勢いよく閉める音が聞こえた。
さあっと私の顔から血の気が引く。
「ふふっ。」
キリトが何がおかしいのか口元に手を当てて鼻で笑っている。
「何がおかしいのよ!」
最悪だ。こんな場面を見られるなんて。あの生徒はどう思っただろうか。ああ、でもカーテンで隠れていたから誰かまではわからないかもしれない。
「カーテンで隠れてたし、君が誰とキスしてたかなんて分からないよ。」
キリトも同じ事を言っている。見えていたの腰から下。キリトの服は学生服のズボンではないが、似たような感じのズボン。学生のカップルがいちゃついていたように見えるかもしれない。まさか教師と生徒がそんな事をしているなんて思わないだろうし。
でも、キリトの言い方が引っかかった。何だっけ。
『君が誰とキスしていたかなんて分からないよ』
まるで私だけバレるみたいな言い方……。
ハッと気づく。私は帰り支度をしていた。机の上にカバンを置いて中に教科書を詰めて。
「カバン!」
私は自分の席を見る。自分の席にカバンを置いたままだ。放課後でみんな帰宅した為、他の席に学生のカバンはなく私の者だけがぽつんと寂しそうに置かれていた。
「なっ……なっ!?」
まさか、カバンを置いて帰るなんて人はいないだろう。きっと、見た生徒も不審に思ったはずだ。シェリアの席に置かれたカバン。カーテンに女生徒の影。本人だと特定されてもおかしくはない。
もしかして、最初から気づいてたのか。この教師は。
「さ、最っ低!!」
これが原因でいじめられでもしたらどうしてくれるのか。
「うんうん。言われると思ったよ。」
「全然反省してない……。」
呆れてしまう。
「ねぇ、シェリア。」
急に真剣な顔になるキリト。どきりと心臓が跳ねる。何か悟られただろうか。いや、ボロは出してないはず……。
「君が何を考えているか分からないけど、悪いことはしちゃダメだよ?」
言葉はまるで幼い子供に言うような感じだが、口調と目の真剣さは本気だ。
「別に、悪いことなんて……」
していない、とは言い切れないかもしれない。私がしようとしていることは世間一般では悪いことだ。ゲームでもそれが原因で彼女は命を落としたのだ。悪いことだとはわかってる。
だが、フィオナを永遠に私のモノにしたい。その欲求は日増しに大きくなっていく。抗いがたい何かに突き動かされるように。
私とフィオナは母様のお腹から生まれた瞬間からずっと一緒。むしろ離れていた時間の方が間違っていたんだ。そんな風に思ってしまう。私は狂っているのかもしれない。
「それに、私が何をしようが勝手でしょう。貴方に関係ないわ。」
そうだ。何にしろ彼には関係ない。何でこんなに干渉されなくてはいけないんだ。どうして、こんなに私に関わってくるんだ。
「関係ない、か。」
キリトが低い声で呟く。まるで落ち込んだように聞こえたので少し罪悪感が芽生える。少々キツイことを言っただろうか?
「なら……」
「?」
「関係がないなら、関係を作ればいいね。」
「は……?」
思わず聞き返そうとすると肩を掴まれ押される。倒れると思い衝撃を予想したが、痛みはなく背中に机の感触がした。
「そういうコト、すれば関係ないなんて言えなくなるね。」
キリトが何をしようとしているのかを悟って血の気が引く。
「冗談で……」
冗談でしょうと言いかけるが、言葉を止めた。
キリトの目を見て本気だとわかったからだ。目は口ほどに物を言う、前世の世界の言葉は間違いじゃないようだ。だが、こんな所でそんな事をされる訳にいかない。
指先に魔力を込める。
「ダーク。」
加減をして指先くらいの小さな闇の玉を作り出し、解き放った。
私はシラを切る。彼女に対して今まで独占欲から周りに敵意を散らしたこともあった。特にスウォンに。確かに、今は登校中にスウォンが来てフィオナと話し始めても何も言わなくなった。前はよく突っかかったけど。そんなとこまでよく見ているものだ。
「そう? 今までスウォンとフィオナちゃんが一緒にいたら、凄い目で睨んでたけどね。」
そういってクスリとキリトは笑う。
「それに……最近の君はまたあの寂しげな顔で笑うようになったから。」
何の話だろうか?
「ま、良いんだけど。君がフィオナちゃんに執着しないようになったのは俺にとって良い兆しだからね。」
良い兆し?
どういう意味だと顔を上げるとそこにはキリトの顔が間近に迫っていた。いつの間に……!
「ちょっと離れなさいよ。」
「俺。君を諦める気ないから。」
私が距離をとろうと手で彼の体を押すと手を掴まれ、真剣な顔で言う。どこか昏いその目で。私は彼のその目が怖い。
「離して。貴方、教師でしょう。」
冷たく言い放つが、少し声が震えた。怖い。監禁されていたときを思い出す。あのこちらを射抜くような目が視線が怖い。私を求めようとするその目が。フィオナと生き別れてからずっと厄介者扱いされていて拒否される事があっても求められることはなった。私は誰かに求められることに慣れてないのだろう。
「宿題の紙、机に忘れちゃった!」
「あんた、本当にドジねー。」
魔法をぶっ放すかと考え始めたその時、廊下から複数人の声がした。下校中の生徒が廊下を歩いているらしい。忘れ物を取りに来たっぽい。助かったと私は思った。さぁ、離すのだキリト。さすがにこの場を見られたらまずいものがあるだろう。
キリトも気配に気づき、一瞬考えるそぶりを見せた。だが、私の手を離す事はなくそのまま引っ張る。
「なっ、ちょっと!」
てっきり離れると思った。教師として面子もあるだろうから。キリトは私の手を掴んだまま窓際まで連れていく。
「静かに、シェリア。」
私の唇に人差し指を当てそう言う。やっぱり変態だ。
でも、このままでは見つかって大変な事になるのではと私の方が焦ってしまう。前世の記憶のPTAとか教育委員会とかそんなワードが出てくる。勿論、この世界にはそんなもの存在しないのだが……。一応、ここにも教師と生徒がそういう仲になるのはご法度となっている。不正を防ぐためなのは言うまでもがな。
キリトは私の手を掴でいない逆の手で、カーテンを引っ張った。布の壁が私達の周りを覆う。
とは言っても長さは足りなくて足が出てしまう。誰かがカーテンにいる事は明白だ。いったい何がしたいんだ。
「宿題見つかった?」
「今、探してるところですー!」
教室に生徒が入ってきた気配がした。ほ、本当にまずいんじゃないの。キリトよ。思わず彼の顔を見てしまう。彼は私と目があうと何だか照れたように笑った。いや、そうじゃなくて。
キリトはそのまま私の頬に両手を当て固定して……
……口付けた。
「は……!?」
「ん……。」
私の驚いた声とキリトの吐息が重なる。
無理ムリむり!!
バレるって。何が目的なのこの変態教師は!
彼の舌が私の口に侵入してきて、口内をなぞるようにかき回す。
「んぅ……!」
背筋がゾクゾクと粟立つ。自分から甘い声が漏れているのがたまらなく恥ずかしい。何でこんなことになっているんだ。
だんだん息が苦しくなって彼の胸を叩く。一瞬口が離された。その間に深く息を吸い込む。私と彼の唇が離れた時に唾液が糸を引いて羞恥が増す。その後再びすぐに口付けられた。
「っ……。」
「は……。」
吐息が合わさる。こ、こんなのまずい。ばれたら、というよりバレない方がおかしい。忘れ物を取りに来た子達はどうしてるんだ。意識をカーテンの外に向ける。何となく人影があるのが分かるが、声もしなくて不安になる。気づいてない?
私の一瞬の期待はすぐに消え去った。
「きゃあああああ。お、お邪魔しましたああ!!」
恐らくその生徒の声だろう。その声に私は絶望する。ちょ、ちょっと待って。ご、誤解。
がららら、ピシャンッ
教室の入り口の引き戸を勢いよく閉める音が聞こえた。
さあっと私の顔から血の気が引く。
「ふふっ。」
キリトが何がおかしいのか口元に手を当てて鼻で笑っている。
「何がおかしいのよ!」
最悪だ。こんな場面を見られるなんて。あの生徒はどう思っただろうか。ああ、でもカーテンで隠れていたから誰かまではわからないかもしれない。
「カーテンで隠れてたし、君が誰とキスしてたかなんて分からないよ。」
キリトも同じ事を言っている。見えていたの腰から下。キリトの服は学生服のズボンではないが、似たような感じのズボン。学生のカップルがいちゃついていたように見えるかもしれない。まさか教師と生徒がそんな事をしているなんて思わないだろうし。
でも、キリトの言い方が引っかかった。何だっけ。
『君が誰とキスしていたかなんて分からないよ』
まるで私だけバレるみたいな言い方……。
ハッと気づく。私は帰り支度をしていた。机の上にカバンを置いて中に教科書を詰めて。
「カバン!」
私は自分の席を見る。自分の席にカバンを置いたままだ。放課後でみんな帰宅した為、他の席に学生のカバンはなく私の者だけがぽつんと寂しそうに置かれていた。
「なっ……なっ!?」
まさか、カバンを置いて帰るなんて人はいないだろう。きっと、見た生徒も不審に思ったはずだ。シェリアの席に置かれたカバン。カーテンに女生徒の影。本人だと特定されてもおかしくはない。
もしかして、最初から気づいてたのか。この教師は。
「さ、最っ低!!」
これが原因でいじめられでもしたらどうしてくれるのか。
「うんうん。言われると思ったよ。」
「全然反省してない……。」
呆れてしまう。
「ねぇ、シェリア。」
急に真剣な顔になるキリト。どきりと心臓が跳ねる。何か悟られただろうか。いや、ボロは出してないはず……。
「君が何を考えているか分からないけど、悪いことはしちゃダメだよ?」
言葉はまるで幼い子供に言うような感じだが、口調と目の真剣さは本気だ。
「別に、悪いことなんて……」
していない、とは言い切れないかもしれない。私がしようとしていることは世間一般では悪いことだ。ゲームでもそれが原因で彼女は命を落としたのだ。悪いことだとはわかってる。
だが、フィオナを永遠に私のモノにしたい。その欲求は日増しに大きくなっていく。抗いがたい何かに突き動かされるように。
私とフィオナは母様のお腹から生まれた瞬間からずっと一緒。むしろ離れていた時間の方が間違っていたんだ。そんな風に思ってしまう。私は狂っているのかもしれない。
「それに、私が何をしようが勝手でしょう。貴方に関係ないわ。」
そうだ。何にしろ彼には関係ない。何でこんなに干渉されなくてはいけないんだ。どうして、こんなに私に関わってくるんだ。
「関係ない、か。」
キリトが低い声で呟く。まるで落ち込んだように聞こえたので少し罪悪感が芽生える。少々キツイことを言っただろうか?
「なら……」
「?」
「関係がないなら、関係を作ればいいね。」
「は……?」
思わず聞き返そうとすると肩を掴まれ押される。倒れると思い衝撃を予想したが、痛みはなく背中に机の感触がした。
「そういうコト、すれば関係ないなんて言えなくなるね。」
キリトが何をしようとしているのかを悟って血の気が引く。
「冗談で……」
冗談でしょうと言いかけるが、言葉を止めた。
キリトの目を見て本気だとわかったからだ。目は口ほどに物を言う、前世の世界の言葉は間違いじゃないようだ。だが、こんな所でそんな事をされる訳にいかない。
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