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最終章
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「ドラゴン、何とか巻けたみたいですね。」
フィオナが上空を見上げてドラゴンが遠ざかっていったのを確認した。
「急に方向を変えたな。誰かが誘導してるみたいに見えるぞ。」
ルヴィナスは急に進路を変えたドラゴンを不思議そうに見つめていた。
「まぁ、ともかく。一旦、学園にテレポートしよう。他がどうなっているのか状況を把握しないと此方からは動けん。悪いがフィオナ、俺の補佐を頼む。」
「分かりました。魔力を増幅すればいいんですね。」
フィオナが祈るように手を胸の前で組む。
彼女の周りに暖かい白い光が発現する。その光が強くなれば成る程、私は体調が悪くなっていく。彼女の魔力は周りを癒す女神のような力だが、私にとってはやはり相性が悪いらしい。
「うっ……。」
息苦しくなる。思わず呻く。
「大丈夫か、シェリア? 傷が痛むのか?」
ルヴィナスが心配そうに私の様子を見る。
「……大丈夫よ。」
小さい声で返事をする。ルヴィナスはフィオナから出る魔力に気づき合点がいった顔をした。
「そうか、フィオナと魔力相性が悪いのだな。光と闇は対極にあるから仕方ないのかもしれないな。我慢できるか?」
「会長の魔力を通して、間接的にフィオナの力を受けるだけだから大丈夫だと思う。」
フィオナの力がスウォンの魔力に変換されるわけだから、多少は大丈夫だと思いたい。いつぞやのクレアメンスのテレポートは真正面から光の魔力を受けたので辛かったが。
というよりも、これ程までにフィオナとスウォンのコンビネーションが良くなっている事に精神的にダメージを受けている気がする。
スウォンがテレポートの魔法陣を敷き始める。青白い光が周りを囲んでいく。順調にいきそうだと安堵した瞬間だった。
グオオォォォォーーーン
「何!?」
もう少しでテレポートの術式が完成すると言うところでドラゴンの咆哮が聞こえた。奴は遠ざかったんじゃないのか。
「なっ、ドラゴンがこっちに戻ってきたんだぞ!?」
ルヴィナスも方向のする方向に振り向き、驚いた表情をする。
フィオナとスウォンは魔法に集中しているのか反応がない。テレポートは繊細な術だから真剣なのだろう。
ハッと気づく。
フィオナから漏れ出ている光の魔力。それは空へ溶けるように伸びていて。
「あのドラゴン。フィオナの魔力に反応しているんだわ。」
「何だって……!」
グオオォォン
「なっ、しまった。」
ドラゴンは一直線に此方に向かってきて、風を巻き起こし私達の前に再びおりたった。
ドラゴンの視線はフィオナに向けられている。
「フィオナ!」
「え?」
嫌な予感がして咄嗟に私はフィオナを押し倒すように覆いかぶさった。
ボウッ……!
背中が熱にさらされた。私の頭上を炎が通り過ぎていったみたいだ。危なかった。あんなの直撃したらあっという間に新たな転生しちゃうわ。
「なっ、こいつまた戻ってきたのか!」
流石に気づいたのかスウォンが声を上げた。青い光を放ちながら敷いていた魔法陣が霧散する。集中が解けたのだろう。
「何でこのドラゴンはフィオナを狙ったんだろう?」
「たぶん、操っている奴がけしかけているんだと思う。」
「操っている奴……。」
私はドラゴンの首を指差した。
「あれ。契約の証よ。たぶんこの騒ぎは誰か課題のモンスターを使役して操ってる。そして犯人は、ゼノ。」
「む。またあいつなのか。」
「ゼノさんが……!?」
ルヴィナスも薄々感づいていたのだろうか。対して驚きもせず納得するように頷いていた。
フィオナは複雑な面持ちで俯いてしまった。
「でも、なんでフィオナを狙わせたのかしら。」
最初にドラゴンに会った時は私が一人になった瞬間に襲ってきた。今になってフィオナを狙う理由は……?
「やっほー。スウォン、天使ちゃん。生きてるぅ~?」
その時、場にそぐわない明るいテンションで木から人が降りてきた。
「お前、ルイス。何でここにいるんだ。」
「仲間を逃がすためにドラゴン撹乱してたのに、急について来なくなってさぁ。追いかけてみたら君達がいたってわけ~。」
笑顔を絶やさず、へらへらと笑っている。
こんな緊迫した状況なのにどんな神経をしているんだろうか。
「さてさてさて。面白いコトも佳境じゃない? みんなで力合わせてドラゴンを倒したらカッコ良くないかな?」
ルイスは何だか遊んでいるような雰囲気だ。この状況を楽しんでいるみたいだ。
「どのみち、討伐しないと他の生徒達もこの森から出られないだろうからな。」
火を吐きまくって暴れているドラゴンが上空をウロウロしていたら、大概の生徒は怯えて逃げ出せないだろう。見つかったら危険だし、テレポートを使える学生は多くはない。
「フィオナ、行けるか?」
スウォンが俯いているフィオナにそっと声をかけた。あと少しで丸焼けになる所だったのだ。普通の女の子なら恐怖で動けなくなってもおかしくはない。だが、フィオナは。
「……少し怖いけど、大丈夫です。……他の生徒をみんなを守るためにもここでドラゴンを倒しましょう!」
フィオナが覚悟を決めたように真剣な表情でドラゴンを見据えた。
その横顔は凛々しくてとても綺麗で、誰かを思い出させた。そういえば、母様も同じ顔をしていた。何かを守るために決心した人の表情。
綺麗だな。
母様もフィオナも何かを守るために強くなり、正しい道を当然のように進んでいく。
それなのに私はどうしようもない人間だ。彼女達のように正しい道が歩めない。今でもスウォンとフィオナが二人で寄り添い合うのを見ると昏い感情が生まれる。
だが、フィオナの行動は真っ直ぐで正しくて全てが輝いて見えて美しくて綺麗だ。そんな彼女が好きだと思う。愛しく思う。貴女は私の憧れで愛しい人。
だから、彼女には幸せになってほしい。
早くゼノの企みを終わらせて、物語を展開してフィオナを幸せにしたい。それが私の愛。ゼノみたいに奪う愛にはなりたくないのだ。
「グガオオオォォ」
フィオナが決意の言葉を口にすると話は終わったかとでも言うかのようにドラゴンが大きく吠えた。
「よし、行くぞ。」
スウォンが一言そう言うと皆が一斉に杖を構える。私も一歩遅れて杖を構えた。
ゼノ。貴方の企みこの手で終わらせるわ。
奪うだけが愛じゃないこと分からせてあげる。そして、終わったら……。
ちゃりっ……
私は服の上から胸元を抑えた。忍ばせてあるアイテムが擦れて金属音が鳴る。そこにはルイスから購入した契約リングがある。首につけるものだから契約チョーカーだ。
これを使って全てを終わらせよう。
フィオナが上空を見上げてドラゴンが遠ざかっていったのを確認した。
「急に方向を変えたな。誰かが誘導してるみたいに見えるぞ。」
ルヴィナスは急に進路を変えたドラゴンを不思議そうに見つめていた。
「まぁ、ともかく。一旦、学園にテレポートしよう。他がどうなっているのか状況を把握しないと此方からは動けん。悪いがフィオナ、俺の補佐を頼む。」
「分かりました。魔力を増幅すればいいんですね。」
フィオナが祈るように手を胸の前で組む。
彼女の周りに暖かい白い光が発現する。その光が強くなれば成る程、私は体調が悪くなっていく。彼女の魔力は周りを癒す女神のような力だが、私にとってはやはり相性が悪いらしい。
「うっ……。」
息苦しくなる。思わず呻く。
「大丈夫か、シェリア? 傷が痛むのか?」
ルヴィナスが心配そうに私の様子を見る。
「……大丈夫よ。」
小さい声で返事をする。ルヴィナスはフィオナから出る魔力に気づき合点がいった顔をした。
「そうか、フィオナと魔力相性が悪いのだな。光と闇は対極にあるから仕方ないのかもしれないな。我慢できるか?」
「会長の魔力を通して、間接的にフィオナの力を受けるだけだから大丈夫だと思う。」
フィオナの力がスウォンの魔力に変換されるわけだから、多少は大丈夫だと思いたい。いつぞやのクレアメンスのテレポートは真正面から光の魔力を受けたので辛かったが。
というよりも、これ程までにフィオナとスウォンのコンビネーションが良くなっている事に精神的にダメージを受けている気がする。
スウォンがテレポートの魔法陣を敷き始める。青白い光が周りを囲んでいく。順調にいきそうだと安堵した瞬間だった。
グオオォォォォーーーン
「何!?」
もう少しでテレポートの術式が完成すると言うところでドラゴンの咆哮が聞こえた。奴は遠ざかったんじゃないのか。
「なっ、ドラゴンがこっちに戻ってきたんだぞ!?」
ルヴィナスも方向のする方向に振り向き、驚いた表情をする。
フィオナとスウォンは魔法に集中しているのか反応がない。テレポートは繊細な術だから真剣なのだろう。
ハッと気づく。
フィオナから漏れ出ている光の魔力。それは空へ溶けるように伸びていて。
「あのドラゴン。フィオナの魔力に反応しているんだわ。」
「何だって……!」
グオオォォン
「なっ、しまった。」
ドラゴンは一直線に此方に向かってきて、風を巻き起こし私達の前に再びおりたった。
ドラゴンの視線はフィオナに向けられている。
「フィオナ!」
「え?」
嫌な予感がして咄嗟に私はフィオナを押し倒すように覆いかぶさった。
ボウッ……!
背中が熱にさらされた。私の頭上を炎が通り過ぎていったみたいだ。危なかった。あんなの直撃したらあっという間に新たな転生しちゃうわ。
「なっ、こいつまた戻ってきたのか!」
流石に気づいたのかスウォンが声を上げた。青い光を放ちながら敷いていた魔法陣が霧散する。集中が解けたのだろう。
「何でこのドラゴンはフィオナを狙ったんだろう?」
「たぶん、操っている奴がけしかけているんだと思う。」
「操っている奴……。」
私はドラゴンの首を指差した。
「あれ。契約の証よ。たぶんこの騒ぎは誰か課題のモンスターを使役して操ってる。そして犯人は、ゼノ。」
「む。またあいつなのか。」
「ゼノさんが……!?」
ルヴィナスも薄々感づいていたのだろうか。対して驚きもせず納得するように頷いていた。
フィオナは複雑な面持ちで俯いてしまった。
「でも、なんでフィオナを狙わせたのかしら。」
最初にドラゴンに会った時は私が一人になった瞬間に襲ってきた。今になってフィオナを狙う理由は……?
「やっほー。スウォン、天使ちゃん。生きてるぅ~?」
その時、場にそぐわない明るいテンションで木から人が降りてきた。
「お前、ルイス。何でここにいるんだ。」
「仲間を逃がすためにドラゴン撹乱してたのに、急について来なくなってさぁ。追いかけてみたら君達がいたってわけ~。」
笑顔を絶やさず、へらへらと笑っている。
こんな緊迫した状況なのにどんな神経をしているんだろうか。
「さてさてさて。面白いコトも佳境じゃない? みんなで力合わせてドラゴンを倒したらカッコ良くないかな?」
ルイスは何だか遊んでいるような雰囲気だ。この状況を楽しんでいるみたいだ。
「どのみち、討伐しないと他の生徒達もこの森から出られないだろうからな。」
火を吐きまくって暴れているドラゴンが上空をウロウロしていたら、大概の生徒は怯えて逃げ出せないだろう。見つかったら危険だし、テレポートを使える学生は多くはない。
「フィオナ、行けるか?」
スウォンが俯いているフィオナにそっと声をかけた。あと少しで丸焼けになる所だったのだ。普通の女の子なら恐怖で動けなくなってもおかしくはない。だが、フィオナは。
「……少し怖いけど、大丈夫です。……他の生徒をみんなを守るためにもここでドラゴンを倒しましょう!」
フィオナが覚悟を決めたように真剣な表情でドラゴンを見据えた。
その横顔は凛々しくてとても綺麗で、誰かを思い出させた。そういえば、母様も同じ顔をしていた。何かを守るために決心した人の表情。
綺麗だな。
母様もフィオナも何かを守るために強くなり、正しい道を当然のように進んでいく。
それなのに私はどうしようもない人間だ。彼女達のように正しい道が歩めない。今でもスウォンとフィオナが二人で寄り添い合うのを見ると昏い感情が生まれる。
だが、フィオナの行動は真っ直ぐで正しくて全てが輝いて見えて美しくて綺麗だ。そんな彼女が好きだと思う。愛しく思う。貴女は私の憧れで愛しい人。
だから、彼女には幸せになってほしい。
早くゼノの企みを終わらせて、物語を展開してフィオナを幸せにしたい。それが私の愛。ゼノみたいに奪う愛にはなりたくないのだ。
「グガオオオォォ」
フィオナが決意の言葉を口にすると話は終わったかとでも言うかのようにドラゴンが大きく吠えた。
「よし、行くぞ。」
スウォンが一言そう言うと皆が一斉に杖を構える。私も一歩遅れて杖を構えた。
ゼノ。貴方の企みこの手で終わらせるわ。
奪うだけが愛じゃないこと分からせてあげる。そして、終わったら……。
ちゃりっ……
私は服の上から胸元を抑えた。忍ばせてあるアイテムが擦れて金属音が鳴る。そこにはルイスから購入した契約リングがある。首につけるものだから契約チョーカーだ。
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