58 / 60
最終章
サブストーリー ~楽しいコト~
しおりを挟む
「うっわあー。何これ。試験どころの騒ぎじゃないじゃん。」
「どうしましょう、ルイス。」
「と、とりあえず、緊急用合図を送るべきだよね。わたし笛吹きます。」
俺たちの班は周りの様子を見て途方にくれていた。大木の根元に空間があったからそこで野営していたんだけど、周りが騒がしいと思って様子を伺い見たらモンスター達が狂ったように暴れていた。
「あはは。こりゃ、この木から出たら一気に狙われるね。」
「何笑ってんだ、馬鹿!」
「ごめん、ごめん。メナード。」
そりゃ、この大変な事態は笑うべきことじゃないんだろうけど。どうしてもウキウキしてしまう。こんな楽しい事滅多に起こらないだろうしね。そんな事を言うと、この先程からカリカリしている仲間のメナードが怒るから心に秘めて口には出さないけど。
「まぁ、とりあえず暫くはここに隠れていた方が良さげだねぇ。」
本当は楽しい事を求めて外に飛び出して行きたい気持ちを押し込める。流石に仲間を見捨てて行くような薄情者じゃないしねぇ。はぁ、楽しい事を探しに行きたかったんだけどなぁ。少し残念に思っていると何処かで聞き覚えのある声が外から聞こえた。だんだんと近づいてきているようだ。
「ひいーーー、助けてくれぇ!」
「キーィー! キーィー!」
「あれはマリーじゃねぇか?」
メナードも声に気付いたのか木のうろから顔を出し声の主の名前を口にした。
「本当だねぇ。ゴブリンに追われてるっぽいなぁ。一人なのかな?」
マリー。スウォンにライバル心を抱くちょっとお馬鹿な同級生。黙っていれば美少女と見紛う美形なのに残念ながら男だ。
それにしても、仲間は何処に行ったんだろう。この騒ぎだからはぐれてもおかしくはないけれど。
「ちっ、馬鹿なやつだがほっとくのもな。」
メナードは口は悪いけど、何だかんだと面倒を見てしまう良い男だ。俺が女だったらキュンとくるかもね。残念ながら、俺も男だけど。
だんだんと喚きながらこちらに近づいているマリー。メナードは辺りの様子を伺いモンスターがこちらを見ていない事を確認するとマリーを木の中に引きずり込んだ。
「うわぁっ!? ま、待てボクは食べても美味しくなどないぞ!」
モンスターにでも引きずり込まれたとでも思ってるんだろうか?
相変わらず彼は面白いね。
「誰がお前なんぞ食うか。馬鹿。ウォーレン達はどうしたんだ。」
「ふえっ!? なんだ、メナードか。……他の奴らは逸れた。」
マリーは周りを見て状況を把握すると落ち着きを取り戻したらしく(元々、落ち着きがないけど。)メナードの質問に答える。
「まぁ、この騒ぎだからな……。」
「ふん。あいつらがボクの後をついてこないから悪いのさ。」
何となくだけど。モンスターが急に暴れ出して驚いたマリーが、勝手にパニクって一人で逃げ回ったんじゃないかと思う。マリーのチームメイトは大変そうだな。
「ルイス、笛の合図の返事がないわ。先生達も同じような状況なのかも。」
笛を吹いてくれた女子生徒が困ったように話す。
うーん。困ったなぁ。
察するにこの状況は森全体に広がってると思われる。てことは、教師陣もこの状況にてんてこ舞いってとこか。スウォン達は大丈夫かなぁ。確かミニドラが討伐対象だったらしいし、大変な事になってないと良いけど。まぁ。スウォンなら大丈夫かな?
が、俺の当ては外れたらしい。
「グギャオオ!」
「な、何だ!」
「ありゃりゃー、ミニドラちゃんだ。」
空から大音量の声が聞こえ、そっと覗くとドラゴンが空を舞っていた。足から血を流している。凍結の跡があるからスウォンが氷魔法でも放ったのかも知れない。すごい狂ったように空を飛び回って火を吐きまくってるけど、……生きてるかな、スウォン。
「おい、あんなのに見つかったらただじゃすまねぇぞ。」
流石にメナードも呆気にとられたのか少し弱気な発言。
「何だかあのミニドラちゃん。様子おかしいねぇ。」
「俺には普通のドラゴンに見えるがな。」
「普通、ミニドラちゃんは大人しくて可愛らしい生き物なんだよ。」
「……そうなのか?」
「ボクにはそうは見えないんだけど。可愛さの欠片も見当たらないんだけど?」
メナードとマリーが半目で睨むようにドラゴンを見ながら言う。まあ、この様子を見てからだと可愛い生き物だなんて思えないか。
ドラゴンは俺たちが潜んでる近くを旋回していて、下手に外に出ると危険そうだ。
ふと木の奥を見る。俺たちの班の残りの二人は女の子だ。二人は怖がっていて抱き合いながら奥で小さくなっている。
「困ったね。下手に出ても危ないし、ここに潜んでてもミニドラちゃんが吐いた火がこっちに飛び火したら大変だしね。」
「そんな! ボク達はここで丸焼けになる運命なのか!?」
マリーの言葉を聞いて、女の子達がより一層顔が真っ青になる。
「阿呆。怖がらせること言うな。」
「いたっ!」
メナードがマリーの頭を拳骨で小突く。
「ちっ。お前が連れてきたゴブリンもあるしな。」
マリーを追ってきた数匹のゴブリンはキョロキョロと首を振りながら、辺りをウロウロしている。マリーを探してるっぽい。ほんと、この子は面倒ごとばかり連れてきて、最高に面白いね!
「おい、何で嬉しそうなんだ、テメェは。」
ポカッ
「あたっ、ちょ、俺まで殴ることないでしょ。」
楽しんでいるのが顔に出ていたのかメナードが目ざとく見つけて俺まで殴られた。まったく、メナードは口は悪いのに根が真面目だな。
「ふふ」
「あはは」
奥で怖がって震えるばかりだった女の子達が笑った。ま、恐怖で怖がる女の子より笑ってる女の子の方が可愛いし。メナードに殴られたことは許しちゃおう。俺は女の子を泣かせる趣味はないしね。
「ん、あれは?」
ドラゴンを観察しているとよく見知ったマジックアイテムを見た。
契約リングだ。商売でよく使うからすぐにわかった。ドラゴンの首にチョーカーが付いてる。見たところ、オリジナルの契約リングっぽい。あんなの作れるの相当な実力者じゃないと無理だろう。てことは作られる人物は限られる。なるほど、話が読めてきた。
「なるほどねぇ。だから、シェリアちゃんアレを欲しがったのか。」
「ルイス。何かわかったのか?……どうせ言わないんだろうがな。面倒な奴だぜ。」
メナードが俺の顔を見てまたかという顔をする。彼は俺の性格をよく知ってる。俺が楽しいことが大好きでそれを秘密にすることも。
「ねぇ、メナード。俺があのドラゴンを引きつけるからその間に学園に戻って。」
「はぁ? お前、一人置いてけってのか?」
「大丈夫。ま。何とかするよ。脅かすつもりはないけど、このままだとマリーの言った通りになっちゃうからね。」
周りの温度が熱くなっているのを感じる。ドラゴンが吐いた火が木々に燃え移っているんだろう。
「スウォンを探すよ。彼ならテレポート使えるし、何とかなるさ。」
俺はテレポートを使えない。ここにいる人間も誰も使えない。スウォンはサクサク使ってしまうけど、あれは結構高度な魔法なんだよね。空間の把握に失敗すると壁に埋まったりするし。
一般の人間なら座標軸を計算して魔法陣を敷いて手間暇かけてやっと使える。時間はアホみたいにかかるけど、確実で安全な方法を使ってテレポートを行っている。呪文と己の感覚だけで使える奴らがおかしいんだと思うね。
さて、最初メナードは渋る様子だったが、それが最善の策と判断したらしく仕方ないかとつぶやいた。
「ルイス、無理して怪我すんじゃねーぞ。ゴブリンの方は俺が引き受ける。」
「はいはーい! 分かってるってぇ。メナードてば優しいね。俺が女だったら惚れちゃいそ。」
「気色悪い、さっさと行け。」
げしっと背中に蹴りを入れられ俺は木の中から追い出された。
「グギャオオオオ!!」
「もう、メナードてば酷いなぁ。て、早速見つかっちゃった。」
俺は慌てて走り出す。ふふ、逃げるのや隠れ潜むのは得意だ。精々ドラゴンを撹乱してここから遠ざけてあげよう。
「どうしましょう、ルイス。」
「と、とりあえず、緊急用合図を送るべきだよね。わたし笛吹きます。」
俺たちの班は周りの様子を見て途方にくれていた。大木の根元に空間があったからそこで野営していたんだけど、周りが騒がしいと思って様子を伺い見たらモンスター達が狂ったように暴れていた。
「あはは。こりゃ、この木から出たら一気に狙われるね。」
「何笑ってんだ、馬鹿!」
「ごめん、ごめん。メナード。」
そりゃ、この大変な事態は笑うべきことじゃないんだろうけど。どうしてもウキウキしてしまう。こんな楽しい事滅多に起こらないだろうしね。そんな事を言うと、この先程からカリカリしている仲間のメナードが怒るから心に秘めて口には出さないけど。
「まぁ、とりあえず暫くはここに隠れていた方が良さげだねぇ。」
本当は楽しい事を求めて外に飛び出して行きたい気持ちを押し込める。流石に仲間を見捨てて行くような薄情者じゃないしねぇ。はぁ、楽しい事を探しに行きたかったんだけどなぁ。少し残念に思っていると何処かで聞き覚えのある声が外から聞こえた。だんだんと近づいてきているようだ。
「ひいーーー、助けてくれぇ!」
「キーィー! キーィー!」
「あれはマリーじゃねぇか?」
メナードも声に気付いたのか木のうろから顔を出し声の主の名前を口にした。
「本当だねぇ。ゴブリンに追われてるっぽいなぁ。一人なのかな?」
マリー。スウォンにライバル心を抱くちょっとお馬鹿な同級生。黙っていれば美少女と見紛う美形なのに残念ながら男だ。
それにしても、仲間は何処に行ったんだろう。この騒ぎだからはぐれてもおかしくはないけれど。
「ちっ、馬鹿なやつだがほっとくのもな。」
メナードは口は悪いけど、何だかんだと面倒を見てしまう良い男だ。俺が女だったらキュンとくるかもね。残念ながら、俺も男だけど。
だんだんと喚きながらこちらに近づいているマリー。メナードは辺りの様子を伺いモンスターがこちらを見ていない事を確認するとマリーを木の中に引きずり込んだ。
「うわぁっ!? ま、待てボクは食べても美味しくなどないぞ!」
モンスターにでも引きずり込まれたとでも思ってるんだろうか?
相変わらず彼は面白いね。
「誰がお前なんぞ食うか。馬鹿。ウォーレン達はどうしたんだ。」
「ふえっ!? なんだ、メナードか。……他の奴らは逸れた。」
マリーは周りを見て状況を把握すると落ち着きを取り戻したらしく(元々、落ち着きがないけど。)メナードの質問に答える。
「まぁ、この騒ぎだからな……。」
「ふん。あいつらがボクの後をついてこないから悪いのさ。」
何となくだけど。モンスターが急に暴れ出して驚いたマリーが、勝手にパニクって一人で逃げ回ったんじゃないかと思う。マリーのチームメイトは大変そうだな。
「ルイス、笛の合図の返事がないわ。先生達も同じような状況なのかも。」
笛を吹いてくれた女子生徒が困ったように話す。
うーん。困ったなぁ。
察するにこの状況は森全体に広がってると思われる。てことは、教師陣もこの状況にてんてこ舞いってとこか。スウォン達は大丈夫かなぁ。確かミニドラが討伐対象だったらしいし、大変な事になってないと良いけど。まぁ。スウォンなら大丈夫かな?
が、俺の当ては外れたらしい。
「グギャオオ!」
「な、何だ!」
「ありゃりゃー、ミニドラちゃんだ。」
空から大音量の声が聞こえ、そっと覗くとドラゴンが空を舞っていた。足から血を流している。凍結の跡があるからスウォンが氷魔法でも放ったのかも知れない。すごい狂ったように空を飛び回って火を吐きまくってるけど、……生きてるかな、スウォン。
「おい、あんなのに見つかったらただじゃすまねぇぞ。」
流石にメナードも呆気にとられたのか少し弱気な発言。
「何だかあのミニドラちゃん。様子おかしいねぇ。」
「俺には普通のドラゴンに見えるがな。」
「普通、ミニドラちゃんは大人しくて可愛らしい生き物なんだよ。」
「……そうなのか?」
「ボクにはそうは見えないんだけど。可愛さの欠片も見当たらないんだけど?」
メナードとマリーが半目で睨むようにドラゴンを見ながら言う。まあ、この様子を見てからだと可愛い生き物だなんて思えないか。
ドラゴンは俺たちが潜んでる近くを旋回していて、下手に外に出ると危険そうだ。
ふと木の奥を見る。俺たちの班の残りの二人は女の子だ。二人は怖がっていて抱き合いながら奥で小さくなっている。
「困ったね。下手に出ても危ないし、ここに潜んでてもミニドラちゃんが吐いた火がこっちに飛び火したら大変だしね。」
「そんな! ボク達はここで丸焼けになる運命なのか!?」
マリーの言葉を聞いて、女の子達がより一層顔が真っ青になる。
「阿呆。怖がらせること言うな。」
「いたっ!」
メナードがマリーの頭を拳骨で小突く。
「ちっ。お前が連れてきたゴブリンもあるしな。」
マリーを追ってきた数匹のゴブリンはキョロキョロと首を振りながら、辺りをウロウロしている。マリーを探してるっぽい。ほんと、この子は面倒ごとばかり連れてきて、最高に面白いね!
「おい、何で嬉しそうなんだ、テメェは。」
ポカッ
「あたっ、ちょ、俺まで殴ることないでしょ。」
楽しんでいるのが顔に出ていたのかメナードが目ざとく見つけて俺まで殴られた。まったく、メナードは口は悪いのに根が真面目だな。
「ふふ」
「あはは」
奥で怖がって震えるばかりだった女の子達が笑った。ま、恐怖で怖がる女の子より笑ってる女の子の方が可愛いし。メナードに殴られたことは許しちゃおう。俺は女の子を泣かせる趣味はないしね。
「ん、あれは?」
ドラゴンを観察しているとよく見知ったマジックアイテムを見た。
契約リングだ。商売でよく使うからすぐにわかった。ドラゴンの首にチョーカーが付いてる。見たところ、オリジナルの契約リングっぽい。あんなの作れるの相当な実力者じゃないと無理だろう。てことは作られる人物は限られる。なるほど、話が読めてきた。
「なるほどねぇ。だから、シェリアちゃんアレを欲しがったのか。」
「ルイス。何かわかったのか?……どうせ言わないんだろうがな。面倒な奴だぜ。」
メナードが俺の顔を見てまたかという顔をする。彼は俺の性格をよく知ってる。俺が楽しいことが大好きでそれを秘密にすることも。
「ねぇ、メナード。俺があのドラゴンを引きつけるからその間に学園に戻って。」
「はぁ? お前、一人置いてけってのか?」
「大丈夫。ま。何とかするよ。脅かすつもりはないけど、このままだとマリーの言った通りになっちゃうからね。」
周りの温度が熱くなっているのを感じる。ドラゴンが吐いた火が木々に燃え移っているんだろう。
「スウォンを探すよ。彼ならテレポート使えるし、何とかなるさ。」
俺はテレポートを使えない。ここにいる人間も誰も使えない。スウォンはサクサク使ってしまうけど、あれは結構高度な魔法なんだよね。空間の把握に失敗すると壁に埋まったりするし。
一般の人間なら座標軸を計算して魔法陣を敷いて手間暇かけてやっと使える。時間はアホみたいにかかるけど、確実で安全な方法を使ってテレポートを行っている。呪文と己の感覚だけで使える奴らがおかしいんだと思うね。
さて、最初メナードは渋る様子だったが、それが最善の策と判断したらしく仕方ないかとつぶやいた。
「ルイス、無理して怪我すんじゃねーぞ。ゴブリンの方は俺が引き受ける。」
「はいはーい! 分かってるってぇ。メナードてば優しいね。俺が女だったら惚れちゃいそ。」
「気色悪い、さっさと行け。」
げしっと背中に蹴りを入れられ俺は木の中から追い出された。
「グギャオオオオ!!」
「もう、メナードてば酷いなぁ。て、早速見つかっちゃった。」
俺は慌てて走り出す。ふふ、逃げるのや隠れ潜むのは得意だ。精々ドラゴンを撹乱してここから遠ざけてあげよう。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です
山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」
ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
社畜OLが学園系乙女ゲームの世界に転生したらモブでした。
星名柚花
恋愛
野々原悠理は高校進学に伴って一人暮らしを始めた。
引越し先のアパートで出会ったのは、見覚えのある男子高校生。
見覚えがあるといっても、それは液晶画面越しの話。
つまり彼は二次元の世界の住人であるはずだった。
ここが前世で遊んでいた学園系乙女ゲームの世界だと知り、愕然とする悠理。
しかし、ヒロインが転入してくるまであと一年ある。
その間、悠理はヒロインの代理を務めようと奮闘するけれど、乙女ゲームの世界はなかなかモブに厳しいようで…?
果たして悠理は無事攻略キャラたちと仲良くなれるのか!?
※たまにシリアスですが、基本は明るいラブコメです。
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
悪役令嬢に転生したけど、知らぬ間にバッドエンド回避してました
神村結美
恋愛
クローデット・アルトー公爵令嬢は、お菓子が大好きで、他の令嬢達のように宝石やドレスに興味はない。
5歳の第一王子の婚約者選定のお茶会に参加した時も目的は王子ではなく、お菓子だった。そんな彼女は肌荒れや体型から人々に醜いと思われていた。
お茶会後に、第一王子の婚約者が侯爵令嬢が決まり、クローデットは幼馴染のエルネスト・ジュリオ公爵子息との婚約が決まる。
その後、クローデットは体調を崩して寝込み、目覚めた時には前世の記憶を思い出し、前世でハマった乙女ゲームの世界の悪役令嬢に転生している事に気づく。
でも、クローデットは第一王子の婚約者ではない。
すでにゲームの設定とは違う状況である。それならゲームの事は気にしなくても大丈夫……?
悪役令嬢が気付かない内にバッドエンドを回避していたお話しです。
※溺れるような描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
※少し設定が緩いところがあるかもしれません。
私にモテ期とか冗談でしょ? アラサーオタ喪女に突然の逆ハーレム
ブラックウォーター
恋愛
アラサー、独身、彼氏なし、趣味サブカル全般。
28歳の会社員、秋島瞳は単調な毎日を過ごしていた。
休日はDVDやネット動画を観て過ごす。
食事は外食かズボラ飯。
昨日までは…。
同期でやり手の上司、克己。
エリートで期待のルーキー、勇人。
会社創業者一族で貴公子、龍太郎。
イケメンたちになぜか付き合ってくれと言われて…。
なんの冗談?私にモテ期っておかしいって!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる