16 / 85
第1章 新しい世界で
15話
しおりを挟む
コーダイさんの店から出て、大通りへと戻る。
次は何がいるのかというハロルドの問に、タブレットのスケジュールを確認する。
メモしておいた買い物リストには、電化製品全てに横線が引かれて、購入済みなのがわかりやすくなっている。
残りは食器や調理道具、日用品、衣類や食品に農園で必要な種や苗だった。
荷物に関しては心配ないが、買う種類も数も多過ぎる。さすがに全部買うのは無理だろうか
「んー、ならやっぱりあそこかな」
「?」
迷うことなく進んでいくハロルドに、はぐれないよう慌てて追いかける。
しばらく進むと、大きな建物が見えてくる。もちろん周りは高層ビルばかり建ち並んでいるが、その建物はそれらとは大きく違っていた。
最もたる違いを挙げるのならば、外観。他のビルは壁にたくさんの大小様々なまどがあるだけ。しかし目の前にある建物にはあまり窓がない。むしろほとんど無い。
その代わりに、色々な看板が取り付けられている。
看板に描かれているのは、ロゴマーク。全てデザインが異なっている。
ここは恐らく、様々な店が集まって営業している、ショッピングモールだろうか。
「ハロルド、ここは?」
「買い物に一番オススメな場所だよ。基本的に買えないものは無いんじゃないかな。移動時間も抑えられるしね」
ショッピングモールという認識で間違ってはいなさそうだ。建物自体には名前は無いらしい。
立ち止まって見上げている間にも、多くの人が出入りしている。
その波に乗るように、ハロルドと共に中へ入った。
「いらっしゃいませー!」
「ありがとうございました!」
たくさんの人でザワザワしているなか、凛とした大きな声が聞こえてくる。
見ると、フロア中心に円形のカウンターが設置されていた。
中には数人、制服をキッチリと着込んだ女性が、笑顔を浮かべて周りの人たちへ声をかけたり、逆に声をかけられると、笑顔を浮かべて対応している。受付…コンシェルジュデスクだろうか。
そのデスクの上には、小さなモニターが設置され、それぞれ『対応中』や『空いてます』など表示されている。
さらにその上には大きなモニターがあり、セール中や新商品の情報が流れていた。
その上に天井はなく、吹き抜けになっている。
あるき出したハロルドに置いていかれないように慌てて着いていく。向かった先は受付だった。
ココロから見て正面にいる女性がこちらに気付き、ニコリと笑顔で迎えてくれる。
「いらっしゃいませ。どうされましたか?」
「あ、えっと」
何故ハロルドではなくココロに向かってなのか、なんと応えたら良いのかと戸惑い、思わずハロルドを見上げる。
「彼女の、初回来店の手続きをお願いします」
「かしこまりました。ではお客様、こちらに住民カードのご提示をお願いいたします」
「あっは、はい」
急いで示された位置にタブレットを置く。女性はすぐに受付内側で何か操作を始めた。
しばらくするとタブレットが淡い光を放ち、すぐに収まる。
以上になりますという言葉と当時にタブレットが返される。
「それではご案内をさせていただきます」
簡単な案内を聞く。
まずタブレットに、どの階にとんな店があるか情報を入力してくれたので、それを見ながら移動すればいいとの事。
また、一度でも利用した店舗は常時最新の情報へと自動更新していく。
そして全店舗共通で、利用金額に応じたポイントが貯まり、任意の店舗で金銭と同じに使う事が出来る。
聞いてしまえば、よくあるシステムと同じなので安心した。
「それでは、ごゆっくりお過ごしください」
「あ、ありがとうございました」
感謝を述べて、その場を離れる。人が集中する所に長居は出来ない。
隅っこは人がまばらになっているので、一先ずそちらへ退避した。
「じゃあ、行き先はここで決めてしまおうか。人の流れを止めるわけにもいかないから」
「うん、そうする」
タブレットを確認すれば、フロアごとの特徴が表示されていた。
現在地は1階。エントランスホールと書かれているのみだ。地下はない。
各フロア、3~6店舗収容されていて、大きさはバラバラ。
同類の店舗が隣接されているフロアが多い。
例えば2階。青果や鮮魚、精肉店がある。3階は製菓店や、調味料等の店、惣菜店なんかもある。中には店だけではなく、料理教室もあった
そんな感じに食事系のフロアが続けば、同じように日用品のフロア、雑貨類のフロア等、色んな系統の店舗が揃って収容されている。ハロルドの言うように、普通に生活するならここに買い物に来るだけで充分…むしろ行く機会があるのかさえ分からないようなてもありそうだ。
そして建物中央の階はフロア全てアミューズメントコーナー、その階と1階、最上階との真ん中の階にはフードコートになっている。
1日いても充分、むしろ半分も回れないぐらいの広さがある。
ザッと見てから、日用品をみて、時間が有れば衣料品店を覗き、時間が無ければそこは飛ばして食料を見る事にした。
「決まった?」
「決まった。とりあえず、上から攻めていこうかな」
「よし、じゃあ行こうか」
エレベーターやエスカレーター、そして階段らしきものは見当たらないが、どうやって上に行くのか、なんてもはや疑問に思わない。先程から視界の端に、青い光に人が次々と消えていったり、逆に白い光からは人が次々と出てきたりしていたからだ。
ハロルドに目的の回数を伝えて、恐る恐る青い光に足を踏み入れる。
中に入ると、すぐ目の前に小さなディスプレイが現れ、目的の階を入力するように表示されている。
入力すると僅かな浮遊感を感じ、直後、別のフロアへたどり着いた。
次は何がいるのかというハロルドの問に、タブレットのスケジュールを確認する。
メモしておいた買い物リストには、電化製品全てに横線が引かれて、購入済みなのがわかりやすくなっている。
残りは食器や調理道具、日用品、衣類や食品に農園で必要な種や苗だった。
荷物に関しては心配ないが、買う種類も数も多過ぎる。さすがに全部買うのは無理だろうか
「んー、ならやっぱりあそこかな」
「?」
迷うことなく進んでいくハロルドに、はぐれないよう慌てて追いかける。
しばらく進むと、大きな建物が見えてくる。もちろん周りは高層ビルばかり建ち並んでいるが、その建物はそれらとは大きく違っていた。
最もたる違いを挙げるのならば、外観。他のビルは壁にたくさんの大小様々なまどがあるだけ。しかし目の前にある建物にはあまり窓がない。むしろほとんど無い。
その代わりに、色々な看板が取り付けられている。
看板に描かれているのは、ロゴマーク。全てデザインが異なっている。
ここは恐らく、様々な店が集まって営業している、ショッピングモールだろうか。
「ハロルド、ここは?」
「買い物に一番オススメな場所だよ。基本的に買えないものは無いんじゃないかな。移動時間も抑えられるしね」
ショッピングモールという認識で間違ってはいなさそうだ。建物自体には名前は無いらしい。
立ち止まって見上げている間にも、多くの人が出入りしている。
その波に乗るように、ハロルドと共に中へ入った。
「いらっしゃいませー!」
「ありがとうございました!」
たくさんの人でザワザワしているなか、凛とした大きな声が聞こえてくる。
見ると、フロア中心に円形のカウンターが設置されていた。
中には数人、制服をキッチリと着込んだ女性が、笑顔を浮かべて周りの人たちへ声をかけたり、逆に声をかけられると、笑顔を浮かべて対応している。受付…コンシェルジュデスクだろうか。
そのデスクの上には、小さなモニターが設置され、それぞれ『対応中』や『空いてます』など表示されている。
さらにその上には大きなモニターがあり、セール中や新商品の情報が流れていた。
その上に天井はなく、吹き抜けになっている。
あるき出したハロルドに置いていかれないように慌てて着いていく。向かった先は受付だった。
ココロから見て正面にいる女性がこちらに気付き、ニコリと笑顔で迎えてくれる。
「いらっしゃいませ。どうされましたか?」
「あ、えっと」
何故ハロルドではなくココロに向かってなのか、なんと応えたら良いのかと戸惑い、思わずハロルドを見上げる。
「彼女の、初回来店の手続きをお願いします」
「かしこまりました。ではお客様、こちらに住民カードのご提示をお願いいたします」
「あっは、はい」
急いで示された位置にタブレットを置く。女性はすぐに受付内側で何か操作を始めた。
しばらくするとタブレットが淡い光を放ち、すぐに収まる。
以上になりますという言葉と当時にタブレットが返される。
「それではご案内をさせていただきます」
簡単な案内を聞く。
まずタブレットに、どの階にとんな店があるか情報を入力してくれたので、それを見ながら移動すればいいとの事。
また、一度でも利用した店舗は常時最新の情報へと自動更新していく。
そして全店舗共通で、利用金額に応じたポイントが貯まり、任意の店舗で金銭と同じに使う事が出来る。
聞いてしまえば、よくあるシステムと同じなので安心した。
「それでは、ごゆっくりお過ごしください」
「あ、ありがとうございました」
感謝を述べて、その場を離れる。人が集中する所に長居は出来ない。
隅っこは人がまばらになっているので、一先ずそちらへ退避した。
「じゃあ、行き先はここで決めてしまおうか。人の流れを止めるわけにもいかないから」
「うん、そうする」
タブレットを確認すれば、フロアごとの特徴が表示されていた。
現在地は1階。エントランスホールと書かれているのみだ。地下はない。
各フロア、3~6店舗収容されていて、大きさはバラバラ。
同類の店舗が隣接されているフロアが多い。
例えば2階。青果や鮮魚、精肉店がある。3階は製菓店や、調味料等の店、惣菜店なんかもある。中には店だけではなく、料理教室もあった
そんな感じに食事系のフロアが続けば、同じように日用品のフロア、雑貨類のフロア等、色んな系統の店舗が揃って収容されている。ハロルドの言うように、普通に生活するならここに買い物に来るだけで充分…むしろ行く機会があるのかさえ分からないようなてもありそうだ。
そして建物中央の階はフロア全てアミューズメントコーナー、その階と1階、最上階との真ん中の階にはフードコートになっている。
1日いても充分、むしろ半分も回れないぐらいの広さがある。
ザッと見てから、日用品をみて、時間が有れば衣料品店を覗き、時間が無ければそこは飛ばして食料を見る事にした。
「決まった?」
「決まった。とりあえず、上から攻めていこうかな」
「よし、じゃあ行こうか」
エレベーターやエスカレーター、そして階段らしきものは見当たらないが、どうやって上に行くのか、なんてもはや疑問に思わない。先程から視界の端に、青い光に人が次々と消えていったり、逆に白い光からは人が次々と出てきたりしていたからだ。
ハロルドに目的の回数を伝えて、恐る恐る青い光に足を踏み入れる。
中に入ると、すぐ目の前に小さなディスプレイが現れ、目的の階を入力するように表示されている。
入力すると僅かな浮遊感を感じ、直後、別のフロアへたどり着いた。
52
あなたにおすすめの小説
無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……
タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
神々の寵愛者って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
ホームレスは転生したら7歳児!?気弱でコミュ障だった僕が、気づいたら異種族の王になっていました
たぬきち
ファンタジー
1部が12/6に完結して、2部に入ります。
「俺だけ不幸なこんな世界…認めない…認めないぞ!!」
どこにでもいる、さえないおじさん。特技なし。彼女いない。仕事ない。お金ない。外見も悪い。頭もよくない。とにかくなんにもない。そんな主人公、アレン・ロザークが死の間際に涙ながらに訴えたのが人生のやりなおしー。
彼は30年という短い生涯を閉じると、記憶を引き継いだままその意識は幼少期へ飛ばされた。
幼少期に戻ったアレンは前世の記憶と、飼い猫と喋れるオリジナルスキルを頼りに、不都合な未来、出来事を改変していく。
記憶にない事象、改変後に新たに発生したトラブルと戦いながら、2度目の人生での仲間らとアレンは新たな人生を歩んでいく。
新しい世界では『魔宝殿』と呼ばれるダンジョンがあり、前世の世界ではいなかった魔獣、魔族、亜人などが存在し、ただの日雇い店員だった前世とは違い、ダンジョンへ仲間たちと挑んでいきます。
この物語は、記憶を引き継ぎ幼少期にタイムリープした主人公アレンが、自分の人生を都合のいい方へ改変しながら、最低最悪な未来を避け、全く新しい人生を手に入れていきます。
主人公最強系の魔法やスキルはありません。あくまでも前世の記憶と経験を頼りにアレンにとって都合のいい人生を手に入れる物語です。
※ ネタバレのため、2部が完結したらまた少し書きます。タイトルも2部の始まりに合わせて変えました。
【短編】子猫をもふもふしませんか?〜転生したら、子猫でした。私が国を救う!
碧井 汐桜香
ファンタジー
子猫の私は、おかあさんと兄弟たちと“かいぬし”に怯えながら、過ごしている。ところが、「柄が悪い」という理由で捨てられ、絶体絶命の大ピンチ。そんなときに、陛下と呼ばれる人間たちに助けられた。連れていかれた先は、王城だった!?
「伝わって! よく見てこれ! 後ろから攻められたら終わるでしょ!?」前世の知識を使って、私は国を救う。
そんなとき、“かいぬし”が猫グッズを売りにきた。絶対に許さないにゃ!
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる