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本編
No.62~クリスマスイベント6
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(レイドボスか、まだ戦った事は無かったな)
というよりユグドラシルオンラインに実装されていたのか、黒いサンタクロースを鑑定する。
シャドウサンタ
サンタ・クロースの負の感情が邪神によってモンスターに作り直された存在。
長年蓄積された負の感情を糧に膨大な力を手に入れた。
成る程、ここで鑑定に邪神が出てくるって事は運営としてはラスボス扱いなのか、しかもレイドボスを作れる位までは邪神の封印が弱まってるという事か…多分封印が弱まるのはこれから早くなっていくだろう。
レベリングを頑張らないといけないな。
俺はシャドウサンタの攻撃を受け流してシュウが合流するのを待つ。
ここでシャドウサンタを倒すのは簡単だ、何故なら今出てくる敵のレベルは高いところで200位。
レイドボスは凄く強いが倒せる様になっている、邪神が関わってるとはいえゲームという枠組みにいるレイドボスはDFEのステータスは今のランキングに載っているプレイヤーの平均レベルである150LV位有れば攻撃が通る筈だ。
初心者やランキングに載っていないプレイヤーがレイドに参加出来ない筈は無いから実際はもっとDFEは低い筈。
他のネトゲでは装備を整えたりしても一撃死したりするのも有るが始まって1年も経ってもいない今、強い装備を整えられる下地も整って居ないからな。
HPやステータスがいくら高かろうとダメージが通るんだったら技術の問題だ。
(なんだったら死んでも復活出来るしな)
それによって平均レベルが100LV前後のプレイヤー達が倒せる位のDFE値ではLVが300後半の俺のSTR値だと簡単に倒せるだろう。
なんだったら魔王の称号で魔法の方が火力出るし。
なのでこのレイドボスはシュウをメインに俺がサポートにまわる事で、シュウの技術面の成長を促す事にした。
「ユウヤさん!今着きました」
「シュウこのサンタはレイドボスだ」
「ええ!二人でレイドですか!」
まぁレイドボスって普通複数のパーティで戦うボスだもんな、俺もユグドラシルオンラインじゃ無かったら事前情報も無しに少数でレイドボスとは戦わないからな。
俺は前やっていたネトゲで一人でレイドボスを倒した時を思い出す。
あのときは龍属性特効の武器を最大強化させて装備も準備していてギリギリ勝てた感じだったからな~何故か俺の一人レイドボス討伐がネットで伝説みたいになったけど。
「それで、ダメージは通るからシュウメインで戦ってみて」
「ええ!私がメインでですか!?」
「ああ、危なくなったらサポートするから、頑張ってみろ!」
シュウに伝えると何か考えた後に「それじゃあ頑張ってみます!」といってシャドウサンタに突撃をした。
「シュウ!そのサンタの攻撃方法は手に持った包丁の斬撃、刺突の他に背中についてる袋からお菓子を投げて攻撃してくるぞ!」
シュウが来るまでに攻撃を受けていたので攻撃方法は大体把握している。
ふと、シャドウサンタの投げるお菓子が爆発するとこを伝えていなかった事を思いだし、シュウに伝えようとした所でシュウにお菓子が当たって爆発した。
「そうそう、サンタの投げるお菓子は爆発するから気を付けろよ!」
「そう言うことはもっと速く言ってください!」
シュウに怒られた。
確かに伝えるのを忘れたのは悪かったな、次からは気を付けよう。
シュウとシャドウサンタの戦闘はシュウが優勢で進んでいった。
シャドウサンタの攻撃方法が物理攻撃で魔法が無いから慌てなければ余り当たらないみたいだな。
シュウの攻撃によってHPバーが2本消失したシャドウサンタの様子が変わった。
シャドウサンタの体から煙が溢れる。
煙が消え、シャドウサンタのいた所には黒いサンタクロースのコスプレをした様な子供が立っていた。
(シャドウサンタ第2形態って所か)
ステータスの上昇の他体が小さくなっているから攻撃を当てるのも難しくなる。
俺の見立て通りシュウは全体的にステータスが上がった事と当てられる範囲が小さくなった事で優勢だったものがだんだんと防戦一方になった。
シュウは腹に蹴りをくらって俺の方に飛んできた。
俺はシュウを受け止めて座らせる。
「シュウ、頑張ったな、いい感じだったぞ」
実際変身するまでは攻撃もくらって無かったしな。
だからそんなうつむくなって
「ここからは俺がやるから、ちゃんと見とけよ」
俺はシュウにそう言って顔を上げさせる。
(ああ言ったし、いっちょ本気で倒しにいきますか)
俺はシャドウサンタの方を向く。
シャドウサンタはこちらを笑いながら見ていた。
というよりユグドラシルオンラインに実装されていたのか、黒いサンタクロースを鑑定する。
シャドウサンタ
サンタ・クロースの負の感情が邪神によってモンスターに作り直された存在。
長年蓄積された負の感情を糧に膨大な力を手に入れた。
成る程、ここで鑑定に邪神が出てくるって事は運営としてはラスボス扱いなのか、しかもレイドボスを作れる位までは邪神の封印が弱まってるという事か…多分封印が弱まるのはこれから早くなっていくだろう。
レベリングを頑張らないといけないな。
俺はシャドウサンタの攻撃を受け流してシュウが合流するのを待つ。
ここでシャドウサンタを倒すのは簡単だ、何故なら今出てくる敵のレベルは高いところで200位。
レイドボスは凄く強いが倒せる様になっている、邪神が関わってるとはいえゲームという枠組みにいるレイドボスはDFEのステータスは今のランキングに載っているプレイヤーの平均レベルである150LV位有れば攻撃が通る筈だ。
初心者やランキングに載っていないプレイヤーがレイドに参加出来ない筈は無いから実際はもっとDFEは低い筈。
他のネトゲでは装備を整えたりしても一撃死したりするのも有るが始まって1年も経ってもいない今、強い装備を整えられる下地も整って居ないからな。
HPやステータスがいくら高かろうとダメージが通るんだったら技術の問題だ。
(なんだったら死んでも復活出来るしな)
それによって平均レベルが100LV前後のプレイヤー達が倒せる位のDFE値ではLVが300後半の俺のSTR値だと簡単に倒せるだろう。
なんだったら魔王の称号で魔法の方が火力出るし。
なのでこのレイドボスはシュウをメインに俺がサポートにまわる事で、シュウの技術面の成長を促す事にした。
「ユウヤさん!今着きました」
「シュウこのサンタはレイドボスだ」
「ええ!二人でレイドですか!」
まぁレイドボスって普通複数のパーティで戦うボスだもんな、俺もユグドラシルオンラインじゃ無かったら事前情報も無しに少数でレイドボスとは戦わないからな。
俺は前やっていたネトゲで一人でレイドボスを倒した時を思い出す。
あのときは龍属性特効の武器を最大強化させて装備も準備していてギリギリ勝てた感じだったからな~何故か俺の一人レイドボス討伐がネットで伝説みたいになったけど。
「それで、ダメージは通るからシュウメインで戦ってみて」
「ええ!私がメインでですか!?」
「ああ、危なくなったらサポートするから、頑張ってみろ!」
シュウに伝えると何か考えた後に「それじゃあ頑張ってみます!」といってシャドウサンタに突撃をした。
「シュウ!そのサンタの攻撃方法は手に持った包丁の斬撃、刺突の他に背中についてる袋からお菓子を投げて攻撃してくるぞ!」
シュウが来るまでに攻撃を受けていたので攻撃方法は大体把握している。
ふと、シャドウサンタの投げるお菓子が爆発するとこを伝えていなかった事を思いだし、シュウに伝えようとした所でシュウにお菓子が当たって爆発した。
「そうそう、サンタの投げるお菓子は爆発するから気を付けろよ!」
「そう言うことはもっと速く言ってください!」
シュウに怒られた。
確かに伝えるのを忘れたのは悪かったな、次からは気を付けよう。
シュウとシャドウサンタの戦闘はシュウが優勢で進んでいった。
シャドウサンタの攻撃方法が物理攻撃で魔法が無いから慌てなければ余り当たらないみたいだな。
シュウの攻撃によってHPバーが2本消失したシャドウサンタの様子が変わった。
シャドウサンタの体から煙が溢れる。
煙が消え、シャドウサンタのいた所には黒いサンタクロースのコスプレをした様な子供が立っていた。
(シャドウサンタ第2形態って所か)
ステータスの上昇の他体が小さくなっているから攻撃を当てるのも難しくなる。
俺の見立て通りシュウは全体的にステータスが上がった事と当てられる範囲が小さくなった事で優勢だったものがだんだんと防戦一方になった。
シュウは腹に蹴りをくらって俺の方に飛んできた。
俺はシュウを受け止めて座らせる。
「シュウ、頑張ったな、いい感じだったぞ」
実際変身するまでは攻撃もくらって無かったしな。
だからそんなうつむくなって
「ここからは俺がやるから、ちゃんと見とけよ」
俺はシュウにそう言って顔を上げさせる。
(ああ言ったし、いっちょ本気で倒しにいきますか)
俺はシャドウサンタの方を向く。
シャドウサンタはこちらを笑いながら見ていた。
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