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第四章 覚えてないの?
(35)覚えてないの? その2-3
しおりを挟むお姉さんは自分の服を全部脱ぎ、ぼーっとしているカツヤを後ろから抱き抱え、そのままぬるぬるのプールに入る。カツヤの背中に大きなお姉さんの大きくて柔らかな白い胸が当たっている。
「うふっ、克也くんの背中が、お姉さんのおっぱいに当たって、キモチイイよ」
カツヤはお姉さんに貪られるままの状態。状況もよくつかめていないが、股間についているまだ小ぶりのそれだけが、大きく反応している。
「あらっ。いい反応してるわ。これはいけそうね」
「おねぇさぁぁん……、なんか私変……。カツヤくんのおちんちん見てるだけで、からだあついのぉ……」
ユウナが切なそうに声をあげる。
「優菜ちゃん、克也くんの上に乗っちゃいなさい」
「うん。わかった」
ユウナはカツヤの下腹部の辺りで馬乗りになる。お姉さんが腰を上下左右に動かすと、ふたりの身体もゆっくりと揺れる。
「おねえさぁーん、きもちいいよぉ……」
ユウナが自分の股間に指を当て、吐息を洩らしながら快感におぼれている。カツヤは目をまわして翻弄されるばかり。ただ、股間だけがしっかり反応している。
「よぉし。今日は克也くんをオトナにしちゃおう」
お姉さんはまだ皮をかぶっているカツヤの陰茎をうしろから両手の指で包み込むようにする。
「うふふー、じゃぁ、いくわよぉー」
ぬるぬるをたくさん塗りたくりながら両手の指を巧みに使ってお姉さんは包皮をゆっくりとめくっていく。
「ゆーっくりね。動くと痛いからね。克也くん動いちゃだめよぉ」
雁首のあたりを特に慎重にめくりあげると、カツヤの真っ赤な亀頭が顔を見せる。
「ん、剥けたみたいね。ユウナちゃん、ちょっと後ろに下がってみて。私にカツヤくんのおちんちんが見えるように」
「うん……。わかったぁ……」
ユウナは腰を後ろに下げ、カツヤの股間に沿うように後ろに下がる。
「んんんんんっ!」
急にカツヤが反応する。
「あ、そうかぁ。まだ痛いって感じかな?」
ユウナの股間との接触に刺激され、カツヤの剥きたての陰茎が敏感に反応した。
「で・も、慣れていかないとね。お楽しみはこれからよぉー」
お姉さんは、カツヤの陰茎を下から確認すると、にっこりして頷いた。
「うん、いけそうね」
お姉さんはカツヤの陰茎にたくさんのぬるぬるをコーティングをするように塗りたくる。
「ユウナちゃんも、お姉さんがしてるみたいにオマタにいっぱいぬるぬるをかけてあげて。初めてだと痛いからね」
ユウナはこくんとうなずき、お姉さんを真似てぬるぬるを自分の股間に塗りたくる。
「よし。オーケー。じゃぁ、いくわよぉー」
お姉さんは急に腰を浮かせる。すると克也の身体はお姉さんの豊かな胸で固定されて動かないが、優菜の腰が克也の身体をスライドする。
「きゃああ!」
カツヤの顔までスライドしそうになるのを、お姉さんが腰の辺りでキャッチする。
「ふふふっ」
「お姉さん?」
「ゆっくりお姉さんのお船に乗ってなさい。それだけで気持ちいいから」
そう言うと、お姉さんはユウナの腰を持ちながら、カツヤの股間に当たるようにゆっくりとスライドをかける。
「んっ、んっ……、どぉ? 優菜ちゃん……」
「おちんちんがオマタに……、あたって……、いいよぉ……」
ユウナはすっかり大人の味を覚えていた。急にカツヤがびくびくっと反応する。
「ううっ、なんか出る……、出ちゃいそう。もれちゃう……、おもらし? 何?」
三、四回ゆっくりストロークを繰り返したくらいで、カツヤの真っ赤に腫れた亀頭から何やらの液が勢いよく飛び出す。
どくっ、どぴゅうううっ、どくっ、どくっ、どぴゅぅ…………
「うわぁ……、すごい……」
ユウナが驚嘆の声をあげる。
「ん、克也くんも大人になった証拠よ。おめでとう」
「これが……」
「うん。優菜ちゃん、イッた後は男の子のそれはすごく敏感だから擦ったりしちゃだめよ。優しくぬるぬるをかけてあげて」
「うん……。わかった」
ユウナはぬるぬるをたくさん手に取って克也の股間にかける。すると白い液が亀頭からさらに放出される。
どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ……
「なんか変な匂い……」
ツーンとした匂いが優菜の鼻腔をくすぐる。
「それが男の人の匂い。ユウナちゃんは好きになるわよ。きっと」
「うーん、よく分かんない」
「最初だからね。五回ぐらい抜いておこうか」
それからお姉さんと優菜のローション素股サンドイッチ攻撃で克也は五回ほど抜かれ、終わるころには意識朦朧としていたのだった。
――そんなおいしい思いをしていたのに……。
「んっ……、んっ……、本当に、克也くん覚えてないのぉ?」
場面は、優菜と克也のホテルでの夜に戻る。
「んんっ……、何のことです? つか……、もうそろそろ限界ですよぉ……」
優菜の下で克也が悲鳴を上げている。
「むぅ! あのとき克也くん、五回も出したのにっ、だめ。覚えていない罰よ。五回イクまで許さない」
「そんなぁー」
快楽に溺れながらも克也は全く身に覚えがないことで優菜に責められてることを疑問に思うのだった。
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