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旅の始まりと初めての仲間
スライムと終焉ヲ望厶者①
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前回のあらすじ
王宮から追放されたけど騎士達めっちゃ良い奴だった。
私は王宮から追放されたあと、すぐに王都を出た。
一般人でも全ステータスが平均100ぐらいはあるのだ、私のステータスはオール50だぞ?一般人にも勝てねぇじゃねぇか。
暗殺者とか来ても勝てるわけが無い。
という訳で王都をすぐに出ていくことにしたのだ。
「えぇっと....ここから右に行くと魔の森か....」
騎士達から貰ったのは、大銀貨10枚と王都周辺の地図、1日分の食料と水、それらを入れる鞄だ。
次の街までは道沿いに半日行ったら着くらしい。
その道の途中で右に行くと魔の森と言われている森がある。
騎士達曰く、森のダンジョンだという。
ダンジョンって言ったら森より洞窟ってイメージがあるんだけどなぁ....
そんな事を思いながら魔の森へ私は入って行った。
なんでそんなことするのかって?勿論【ラグナロク】の能力確認だ。
まんまゲームのデータを引き継いでいるのか、もしくは1部しか引き継いでないのか、その確認だ。
テンション上がるなー、もし『Ragnarok Online』のデータを全て引き継いでいるならこの世界で冒険者としてやっていけるはずだ。
それぐらいには強い。
さて、魔の森に入ってある程度歩いたところで私は止まり辺りを確認する。
誰もいないようだ。
(ステータス)
念じてステータスを開き【ラグナロク】を使用する。
『警告固有exスキル【ラグナロク】を使用すると種族が人間ではなくなります。それでも使用しますか?』
警告メッセージが出てくる。
私は人間をやめるぞー!!ジョ○ョー!!
..............................何も起こらない。
...........あれ?今のじゃ通じない?マジか、ポーズとってたのに、すっげぇ恥ずいじゃん私、あれか、石仮面持ってなかったからか?私が無駄無駄の人じゃないからか?流石にザ・○ールドは持ってないぞ私。
「使用するよコノヤロー」
唯一の救いは誰も見てない事だな、うん。
誰か私の今のシーン見てたら恥ずかしすぎて、紐なしバンジーするとこだったわ、うん。
そんなふうに私が1人漫才していると、ゆっくりと視界の位置が変わった。
どろっ、と人の形から溶けて液体状になっていき、そのまま液体がまとまって綺麗な可愛いスライムボディに変わって行く。
色は、青ではなく蒼と表現した方がいいぐらい澄んだ綺麗な蒼。
呼吸は出来なくなり、手足の感覚もなくなった。
スライムに完全に変化したのだ。
おぉ!!久しぶりの感覚だ!!この人間でなくなった感じ。
この日私は人間を辞めた。
...............やっぱ○ョジョネタ通じてもよかったと思うんだけどなぁ….
王宮から追放されたけど騎士達めっちゃ良い奴だった。
私は王宮から追放されたあと、すぐに王都を出た。
一般人でも全ステータスが平均100ぐらいはあるのだ、私のステータスはオール50だぞ?一般人にも勝てねぇじゃねぇか。
暗殺者とか来ても勝てるわけが無い。
という訳で王都をすぐに出ていくことにしたのだ。
「えぇっと....ここから右に行くと魔の森か....」
騎士達から貰ったのは、大銀貨10枚と王都周辺の地図、1日分の食料と水、それらを入れる鞄だ。
次の街までは道沿いに半日行ったら着くらしい。
その道の途中で右に行くと魔の森と言われている森がある。
騎士達曰く、森のダンジョンだという。
ダンジョンって言ったら森より洞窟ってイメージがあるんだけどなぁ....
そんな事を思いながら魔の森へ私は入って行った。
なんでそんなことするのかって?勿論【ラグナロク】の能力確認だ。
まんまゲームのデータを引き継いでいるのか、もしくは1部しか引き継いでないのか、その確認だ。
テンション上がるなー、もし『Ragnarok Online』のデータを全て引き継いでいるならこの世界で冒険者としてやっていけるはずだ。
それぐらいには強い。
さて、魔の森に入ってある程度歩いたところで私は止まり辺りを確認する。
誰もいないようだ。
(ステータス)
念じてステータスを開き【ラグナロク】を使用する。
『警告固有exスキル【ラグナロク】を使用すると種族が人間ではなくなります。それでも使用しますか?』
警告メッセージが出てくる。
私は人間をやめるぞー!!ジョ○ョー!!
..............................何も起こらない。
...........あれ?今のじゃ通じない?マジか、ポーズとってたのに、すっげぇ恥ずいじゃん私、あれか、石仮面持ってなかったからか?私が無駄無駄の人じゃないからか?流石にザ・○ールドは持ってないぞ私。
「使用するよコノヤロー」
唯一の救いは誰も見てない事だな、うん。
誰か私の今のシーン見てたら恥ずかしすぎて、紐なしバンジーするとこだったわ、うん。
そんなふうに私が1人漫才していると、ゆっくりと視界の位置が変わった。
どろっ、と人の形から溶けて液体状になっていき、そのまま液体がまとまって綺麗な可愛いスライムボディに変わって行く。
色は、青ではなく蒼と表現した方がいいぐらい澄んだ綺麗な蒼。
呼吸は出来なくなり、手足の感覚もなくなった。
スライムに完全に変化したのだ。
おぉ!!久しぶりの感覚だ!!この人間でなくなった感じ。
この日私は人間を辞めた。
...............やっぱ○ョジョネタ通じてもよかったと思うんだけどなぁ….
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