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やっぱり夢じゃないんですかね?
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微エロあり
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あの事件以来、ギル兄(ギルバート)とガイ兄(ガイル)の3人で毎日就寝するようになった。
フィラ姉も入ろうとしていたが、母に止められ舌打ちしていた。
美女の舌打ちって・・・
ってか、学園はどうなってるの?
13歳から寮生活だよね?
ギル兄とガイ兄とは今までもちょくちょく就寝してたけど、こんなにベッタリは一度もない。
因みに他の兄姉妹も入ろうとしたが、ギル兄とガイ兄に止められていた。
見えない火花が散ったが、何があった?初の兄弟喧嘩か!?
就寝以外も、時間があれば2人は俺の側にずっといる。
勉強や習い事、付き合いは大丈夫なの?
そんなに心配しなくても、1人で外には出ないし、第一警備が強化されて侵入なんて今度こそ無理じゃない?
襲われたショックは衝撃の事実に吹き飛ばされて問題ないですよー。
精神面も安定してますよー。
全力で甘えるのはやめたけどね。程々にしてる。
やっぱり恥ずかしくて今までのようには無理だった。
そのせいなのか、距離を埋めるかのように2人は前以上に過保護になった。
日々のキスは何故か深いものへと変わっていってる。
兄弟でディープキスってありなの?
本当の兄弟じゃないけどさ・・・
この世界は同性ってどうなってるの?
いやいや、そうじゃない。色々とおかしいだろ。
世界観さっぱりわからないから、どう対処したらいいのかわからないよ!
誰か教えて。
「可愛い」
クスリと笑みを浮かべて俺の濡れた唇を舐め上げるギル兄は本当に12歳ですか!?
妖艶イケメンオーラが溢れており、心臓バクバクで鼻血でそうなんですけど!
こんな大人びた12歳見た事ないよ!
免疫ない人はこれだけで昇天するだろう。
「ひゃっ!」
首筋に緩く歯を立てたのはガイ兄
11歳!こっちもオーラが凄いってば!目が!目がぁぁ!
暴漢に胸を舐められた事、体を弄られた事を聞いた2人は表情が消えて本当に怖かった。
表情消えたの一瞬だったけど。
「もっと苦しめるべきだった」なんて物騒な呟きはきっと幻聴だ。
その後、消毒って言って、いつものキスが舌の愛撫へと変えられたのだ。
おかしいってば!
そしてそんなトコ、触られても舐められてもいないってば!
ちょっ 待って 心の準備・・・じゃない!
過保護の領域超えてない?!
わたわたする俺を2人は愛情だよ なんてよくわからない事を言って、そして目の眩む絶世の微笑みで「大好きだよ」なんて口にするから。
眩しさと、心臓鷲掴みの微笑みに撃沈され流され続けている。
マズイだろう、流石に。
マズイ
マズイのはちっとも嫌じゃない自分もだ。
しかも、気持ち良いと思ってしまうなんて。
「「大好きだよ」」
「・・・僕も兄様達大好き」
以前は躊躇いもなく口にしていた「大好き!」も、今は恥ずかしくて躊躇してしまう。
でも、多幸感は増すばかりで。
やっぱり夢じゃないのか?と思ってしまった。
俯く顔を上げさせられれば甘い瞳がじっと自分を映してて。
薄く開いた唇に、俺より少し低い体温の唇が重なり舌を絡め取られた。
マズイよ。
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あの事件以来、ギル兄(ギルバート)とガイ兄(ガイル)の3人で毎日就寝するようになった。
フィラ姉も入ろうとしていたが、母に止められ舌打ちしていた。
美女の舌打ちって・・・
ってか、学園はどうなってるの?
13歳から寮生活だよね?
ギル兄とガイ兄とは今までもちょくちょく就寝してたけど、こんなにベッタリは一度もない。
因みに他の兄姉妹も入ろうとしたが、ギル兄とガイ兄に止められていた。
見えない火花が散ったが、何があった?初の兄弟喧嘩か!?
就寝以外も、時間があれば2人は俺の側にずっといる。
勉強や習い事、付き合いは大丈夫なの?
そんなに心配しなくても、1人で外には出ないし、第一警備が強化されて侵入なんて今度こそ無理じゃない?
襲われたショックは衝撃の事実に吹き飛ばされて問題ないですよー。
精神面も安定してますよー。
全力で甘えるのはやめたけどね。程々にしてる。
やっぱり恥ずかしくて今までのようには無理だった。
そのせいなのか、距離を埋めるかのように2人は前以上に過保護になった。
日々のキスは何故か深いものへと変わっていってる。
兄弟でディープキスってありなの?
本当の兄弟じゃないけどさ・・・
この世界は同性ってどうなってるの?
いやいや、そうじゃない。色々とおかしいだろ。
世界観さっぱりわからないから、どう対処したらいいのかわからないよ!
誰か教えて。
「可愛い」
クスリと笑みを浮かべて俺の濡れた唇を舐め上げるギル兄は本当に12歳ですか!?
妖艶イケメンオーラが溢れており、心臓バクバクで鼻血でそうなんですけど!
こんな大人びた12歳見た事ないよ!
免疫ない人はこれだけで昇天するだろう。
「ひゃっ!」
首筋に緩く歯を立てたのはガイ兄
11歳!こっちもオーラが凄いってば!目が!目がぁぁ!
暴漢に胸を舐められた事、体を弄られた事を聞いた2人は表情が消えて本当に怖かった。
表情消えたの一瞬だったけど。
「もっと苦しめるべきだった」なんて物騒な呟きはきっと幻聴だ。
その後、消毒って言って、いつものキスが舌の愛撫へと変えられたのだ。
おかしいってば!
そしてそんなトコ、触られても舐められてもいないってば!
ちょっ 待って 心の準備・・・じゃない!
過保護の領域超えてない?!
わたわたする俺を2人は愛情だよ なんてよくわからない事を言って、そして目の眩む絶世の微笑みで「大好きだよ」なんて口にするから。
眩しさと、心臓鷲掴みの微笑みに撃沈され流され続けている。
マズイだろう、流石に。
マズイ
マズイのはちっとも嫌じゃない自分もだ。
しかも、気持ち良いと思ってしまうなんて。
「「大好きだよ」」
「・・・僕も兄様達大好き」
以前は躊躇いもなく口にしていた「大好き!」も、今は恥ずかしくて躊躇してしまう。
でも、多幸感は増すばかりで。
やっぱり夢じゃないのか?と思ってしまった。
俯く顔を上げさせられれば甘い瞳がじっと自分を映してて。
薄く開いた唇に、俺より少し低い体温の唇が重なり舌を絡め取られた。
マズイよ。
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