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仕事は楽ではない。
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若干の胸糞展開しております。
呼び出された時から、嫌な感じはしていた。
だから、ある程度の覚悟はした。
「水澄くん」
「はい」
「昨日までの休暇なんたけど、いや休暇取るのは仕方がないとは思うが、だからと言って、いきなり休まれるのは、どうもね」
「すみません…」
「それにこの間の提案書だけど、中山に渡してあるのはなぜだ、君が最後まで責任持ってやるべきでは」
「それは!、ちゃんと中山くんにもできるよう、指導していましたが」
「だが、それは違うのでは」
ああ言えばこう言う、どうあっても、俺の意見を聞くことはないようだ。
「すみませんでした」
「もういい戻って」
「…オメガのクセに…」
最後にボソッと聞こえてきた。
気にするな…。いつものことだ。
俺達だってちゃんと仕事はしている。言われる筋合いはない。
モヤモヤしたまま、席に戻り続きをしようとしたが、どうしてもまとまらない。
気が散ってしまい、まったく集中できなかった。
「あ~あ!!、俺も休みたいなあ~」
トドメと言わんばかりに、聞こえるように言う。
正面から言うことはないが、嫌がらせはよくあることだ。
そう、いつものことだから……。
呼び出された時から、嫌な感じはしていた。
だから、ある程度の覚悟はした。
「水澄くん」
「はい」
「昨日までの休暇なんたけど、いや休暇取るのは仕方がないとは思うが、だからと言って、いきなり休まれるのは、どうもね」
「すみません…」
「それにこの間の提案書だけど、中山に渡してあるのはなぜだ、君が最後まで責任持ってやるべきでは」
「それは!、ちゃんと中山くんにもできるよう、指導していましたが」
「だが、それは違うのでは」
ああ言えばこう言う、どうあっても、俺の意見を聞くことはないようだ。
「すみませんでした」
「もういい戻って」
「…オメガのクセに…」
最後にボソッと聞こえてきた。
気にするな…。いつものことだ。
俺達だってちゃんと仕事はしている。言われる筋合いはない。
モヤモヤしたまま、席に戻り続きをしようとしたが、どうしてもまとまらない。
気が散ってしまい、まったく集中できなかった。
「あ~あ!!、俺も休みたいなあ~」
トドメと言わんばかりに、聞こえるように言う。
正面から言うことはないが、嫌がらせはよくあることだ。
そう、いつものことだから……。
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