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第一部
二章(8)
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「とりあえず普段の日常のことね。まずは日の出くらいに起きて、身支度を整えて――」
そうして彼女が話し始めたことに、クラリスは目を丸くした。朝早くから仕事の準備を始め、それから夕方までずっと仕事。週に一回休みをもらえているが、そのときでもつい仕事をしてしまうらしく、自由な時間などなくて、ただひたすら働く毎日。そんな生活に思わず呆然としてしまう。クラリスはずっと、ほとんど何もせず暮らしてきた。ぼんやりと、ただ無為に過ごしてきた。それがいかに恵まれていたことだったのか、情けないことだったのか、目の前に突きつけられる。そんな資格はないかもしれないが、胸が痛かった。
目を見開いたまま固まってしまっていると、ルークの手がそっと肩に触れた。のろのろと彼の顔を見上げるが、彼の視線はリリーに向けられたままだった。どうしてだかズキリと胸が痛む。
彼の口が動いた。
「リリー、今の給料は?」
「一日銅貨四枚ね」
何でもないように笑顔で言った彼女に、最後に入った服屋のことを思い出す。そこの値段が銅貨二枚だったことを考えると、ほとんど服など買えないのだろうか。それに最初に入った香水専門店。そこは安くても銀貨六枚だったから、彼女にはあそこの商品など到底手は出せないに違いない。
そう思うとやるせなくて、切なくて、ぎゅっと手を握りしめる。ちらりと、またもやルークのほうを見た。こんなふうに恵まれていたにも関わらず怠惰に過ごし、時間を浪費してきたクラリスを、彼はどう思っていたのだろうか。そう思うとどうしてだか目の奥が熱くなってきて。じんわりと視界が滲む。
思わずそっと目を伏せた、そのときだった。「クラリス様」と、柔らかな声。そっと顔を上げれば、紫紺の瞳がこちらを見下ろしていた。心配げな色がその双眸に浮かんでいる。
彼の大きな手が、そっと頭に触れた。
「彼女の賃金はだいたい平民の平均です。――答えはわかりましたね?」
一瞬何のことだろう? と思ったものの、すぐにここに来た原因――わざわざ質の悪いものを作る理由を尋ねられているのだと気づいた。そんなの、ここまで聞いたら簡単だ。ためらいがちに、クラリスは手を動かす。
――安いものでないと買えないから、ね。
「そうです。いくら高いものを作ったところで、買ってもらえなければただの無駄ですから」
胸がいっぱいいっぱいになって、クラリスは彼から視線を逸らし、テーブルの上へと向ける。どうしようもなく、つらい。本当につらいのはクラリスじゃなくて働いている平民たち、というのはわかるけれど、それでも……
そんなことを思っていると、「ねぇ、」と、リリーが口を開いた。
「なんであんたは話さないの?」
「リリー」
口を挟んできた彼女に、ルークが厳しい声を発する。「だって」とリリー。
「気になるじゃない。身振り手振りだけって……なんなの、あんた。高貴な人は下賎な者とは口を聞かないってわけ? ルークをバカにしてるの?」
――そんなつもりじゃ……
思わずいつも通り手話でそう返事をすれば、ぎろりと鋭い視線で睨まれた。それは悪意のこもった、今まで向けられたことのない類のもので、うっ、とたじろぎ、視線をそらしてしまう。よりいっそう眼光が鋭くなった気がした。
クラリスは視線をさまよわせ、結局縮こまるようにして自らの太ももを見る。ぎゅっと手を握りしめた。……そうしないと、震えてしまいそうで。
ルークの声が降ってきた。
「リリー、クラリス様は話せないんだ。そんなきつい言葉――」
「欠陥品」
ぐさり、と、言葉が胸に刺さった。血がタラタラと流れ出す。
「リリー!」
「あんた、生きてる意味あるの? 人の手を借りないと生きていけないのなら、死ねば?」
耐えきれなくなって、瞼をぎゅっ、と閉じた。……確かに、それも一理ある。何の特技もなく、王城でも穀潰しになっているのだから、そんなクラリスに生きている意味なんてないだろう。
胸が痛い。どんどん指先や足先が冷たくなっていく。苦しくて、上手く息が吸えない。
「その言葉はないぞ、リリー」
ルークの声が耳朶を打った。それでも顔を上げることはできなかった。……彼は庇うような言葉を放っているけれど、本心ではそうでないと知ってしまったら、立ち直れない気がして。
そのとき、強引に腕が引かれた。思わず目を見開いて立ち上がり、手を引いた張本人――ルークを見上げる。彼は厳しく冷たい視線をリリーに向けていたが、クラリスが見上げていることに気づくとにこりと笑った。優しく、愛おしく、真綿で包むような視線。そしてそのまま、表情とは打って変わって乱暴な足取りで部屋を出ていく。苛立っているのが容易に察せられる態度だった。
「ルーク!」
悲鳴のようなリリーの叫び声。それでも目の前を歩く彼は足を緩めなかった。階段に至り、ゆっくりとクラリスをエスコートして下りていく。
「あなたにそんな子はふさわしくない! だって、あなたは――!」
「リリー」
そのときになってようやっとルークは立ち止まった。彼の声はひどく冷淡で、乾いたもので。リリーに向ける視線も冷たく、軽蔑の色が見て取れた。
彼の唇が動いた。
「それは逆だな。俺が、クラリス様にふさわしくないんだよ」
ルークは淡々とした態度で階段を降り、マーサに軽く声をかけて店を出た。クラリスはずっとエスコートされながら、だけどどう声をかけて良いのかわからず、ただ彼に任せて歩くしかなかった。今まで、こんなふうに傷ついた人を相手にしたことが、なくて。何もなかったかのように流せば良いのか、それとも傷口を癒すために話を聞いたほうが良いのか、まったく判断がつかなかった。
店を出たあとは、ただ無言で来た道を戻っていく。そこから察するに、どうやら今日はもう帰るらしい。そんなことも伝えてくれないから、ただの推測になるけれど。
……気まずい沈黙がおりていた。賑やかな声の飛び交う街で、あたかも二人だけが世界から切り離されてしまったような、そんなふうに感じた。
しばらく歩き、複雑な裏道を通って馬車にたどり着く。馬車の段に注意を促すためか「クラリス様」と、店を出て以来初めて呼ばれて、少しほっとしながらクラリスは馬車に乗り込んだ。……パタリと扉が閉じられる。行きと同じように、向き合うようにしてクラリスはルークの反対側に座った。
――ルーク。
指文字で、彼の名を呼んだ。一瞬ののち、「……なんですか?」と言う彼の表情は、よくよく見れば青白く、あまり元気とは言いがたかった。思わず少しだけ焦点をずらしながら、クラリスは手を動かす。
――無理しなくていいのよ。何も、聞かないから……
「…………ありがとうございます」
そう言って無理に微笑む彼に、ズキリと胸が痛んだ。強引に大丈夫そうだと見せるその顔は拒絶の色を含んでいて、それがひどく悲しく、つらかったのだ。自分が頼りないと自覚していても、もっと頼ってほしいと、信頼してほしいと願ってしまう。唇を噛み締めた。
――……ねぇ、ルーク。これだけは伝えせて。
「はい、何でしょう?」
すぅ、と、クラリスは息を吸った。たとえ話せなくても、気持ちを伝える手段が手話だとしても、いつもこうしてしまう。癖だった。
しっかりと、絶対に意味が伝わるように、丁寧に言葉を紡いでいく。
――わたしは、あなたと出会えて良かったわ。手話を教えてくれて、わたしなんかに親身になってくれて……だから、ありがとう。大好きよ。
そう伝えれば、ルークは目を見開き、ゆっくりと瞬かせた。そうして、「……気軽にそういうことは言わないほうがいいですよ」と、ほんのり頬を赤らめながら言ったのだった。
そうして彼女が話し始めたことに、クラリスは目を丸くした。朝早くから仕事の準備を始め、それから夕方までずっと仕事。週に一回休みをもらえているが、そのときでもつい仕事をしてしまうらしく、自由な時間などなくて、ただひたすら働く毎日。そんな生活に思わず呆然としてしまう。クラリスはずっと、ほとんど何もせず暮らしてきた。ぼんやりと、ただ無為に過ごしてきた。それがいかに恵まれていたことだったのか、情けないことだったのか、目の前に突きつけられる。そんな資格はないかもしれないが、胸が痛かった。
目を見開いたまま固まってしまっていると、ルークの手がそっと肩に触れた。のろのろと彼の顔を見上げるが、彼の視線はリリーに向けられたままだった。どうしてだかズキリと胸が痛む。
彼の口が動いた。
「リリー、今の給料は?」
「一日銅貨四枚ね」
何でもないように笑顔で言った彼女に、最後に入った服屋のことを思い出す。そこの値段が銅貨二枚だったことを考えると、ほとんど服など買えないのだろうか。それに最初に入った香水専門店。そこは安くても銀貨六枚だったから、彼女にはあそこの商品など到底手は出せないに違いない。
そう思うとやるせなくて、切なくて、ぎゅっと手を握りしめる。ちらりと、またもやルークのほうを見た。こんなふうに恵まれていたにも関わらず怠惰に過ごし、時間を浪費してきたクラリスを、彼はどう思っていたのだろうか。そう思うとどうしてだか目の奥が熱くなってきて。じんわりと視界が滲む。
思わずそっと目を伏せた、そのときだった。「クラリス様」と、柔らかな声。そっと顔を上げれば、紫紺の瞳がこちらを見下ろしていた。心配げな色がその双眸に浮かんでいる。
彼の大きな手が、そっと頭に触れた。
「彼女の賃金はだいたい平民の平均です。――答えはわかりましたね?」
一瞬何のことだろう? と思ったものの、すぐにここに来た原因――わざわざ質の悪いものを作る理由を尋ねられているのだと気づいた。そんなの、ここまで聞いたら簡単だ。ためらいがちに、クラリスは手を動かす。
――安いものでないと買えないから、ね。
「そうです。いくら高いものを作ったところで、買ってもらえなければただの無駄ですから」
胸がいっぱいいっぱいになって、クラリスは彼から視線を逸らし、テーブルの上へと向ける。どうしようもなく、つらい。本当につらいのはクラリスじゃなくて働いている平民たち、というのはわかるけれど、それでも……
そんなことを思っていると、「ねぇ、」と、リリーが口を開いた。
「なんであんたは話さないの?」
「リリー」
口を挟んできた彼女に、ルークが厳しい声を発する。「だって」とリリー。
「気になるじゃない。身振り手振りだけって……なんなの、あんた。高貴な人は下賎な者とは口を聞かないってわけ? ルークをバカにしてるの?」
――そんなつもりじゃ……
思わずいつも通り手話でそう返事をすれば、ぎろりと鋭い視線で睨まれた。それは悪意のこもった、今まで向けられたことのない類のもので、うっ、とたじろぎ、視線をそらしてしまう。よりいっそう眼光が鋭くなった気がした。
クラリスは視線をさまよわせ、結局縮こまるようにして自らの太ももを見る。ぎゅっと手を握りしめた。……そうしないと、震えてしまいそうで。
ルークの声が降ってきた。
「リリー、クラリス様は話せないんだ。そんなきつい言葉――」
「欠陥品」
ぐさり、と、言葉が胸に刺さった。血がタラタラと流れ出す。
「リリー!」
「あんた、生きてる意味あるの? 人の手を借りないと生きていけないのなら、死ねば?」
耐えきれなくなって、瞼をぎゅっ、と閉じた。……確かに、それも一理ある。何の特技もなく、王城でも穀潰しになっているのだから、そんなクラリスに生きている意味なんてないだろう。
胸が痛い。どんどん指先や足先が冷たくなっていく。苦しくて、上手く息が吸えない。
「その言葉はないぞ、リリー」
ルークの声が耳朶を打った。それでも顔を上げることはできなかった。……彼は庇うような言葉を放っているけれど、本心ではそうでないと知ってしまったら、立ち直れない気がして。
そのとき、強引に腕が引かれた。思わず目を見開いて立ち上がり、手を引いた張本人――ルークを見上げる。彼は厳しく冷たい視線をリリーに向けていたが、クラリスが見上げていることに気づくとにこりと笑った。優しく、愛おしく、真綿で包むような視線。そしてそのまま、表情とは打って変わって乱暴な足取りで部屋を出ていく。苛立っているのが容易に察せられる態度だった。
「ルーク!」
悲鳴のようなリリーの叫び声。それでも目の前を歩く彼は足を緩めなかった。階段に至り、ゆっくりとクラリスをエスコートして下りていく。
「あなたにそんな子はふさわしくない! だって、あなたは――!」
「リリー」
そのときになってようやっとルークは立ち止まった。彼の声はひどく冷淡で、乾いたもので。リリーに向ける視線も冷たく、軽蔑の色が見て取れた。
彼の唇が動いた。
「それは逆だな。俺が、クラリス様にふさわしくないんだよ」
ルークは淡々とした態度で階段を降り、マーサに軽く声をかけて店を出た。クラリスはずっとエスコートされながら、だけどどう声をかけて良いのかわからず、ただ彼に任せて歩くしかなかった。今まで、こんなふうに傷ついた人を相手にしたことが、なくて。何もなかったかのように流せば良いのか、それとも傷口を癒すために話を聞いたほうが良いのか、まったく判断がつかなかった。
店を出たあとは、ただ無言で来た道を戻っていく。そこから察するに、どうやら今日はもう帰るらしい。そんなことも伝えてくれないから、ただの推測になるけれど。
……気まずい沈黙がおりていた。賑やかな声の飛び交う街で、あたかも二人だけが世界から切り離されてしまったような、そんなふうに感じた。
しばらく歩き、複雑な裏道を通って馬車にたどり着く。馬車の段に注意を促すためか「クラリス様」と、店を出て以来初めて呼ばれて、少しほっとしながらクラリスは馬車に乗り込んだ。……パタリと扉が閉じられる。行きと同じように、向き合うようにしてクラリスはルークの反対側に座った。
――ルーク。
指文字で、彼の名を呼んだ。一瞬ののち、「……なんですか?」と言う彼の表情は、よくよく見れば青白く、あまり元気とは言いがたかった。思わず少しだけ焦点をずらしながら、クラリスは手を動かす。
――無理しなくていいのよ。何も、聞かないから……
「…………ありがとうございます」
そう言って無理に微笑む彼に、ズキリと胸が痛んだ。強引に大丈夫そうだと見せるその顔は拒絶の色を含んでいて、それがひどく悲しく、つらかったのだ。自分が頼りないと自覚していても、もっと頼ってほしいと、信頼してほしいと願ってしまう。唇を噛み締めた。
――……ねぇ、ルーク。これだけは伝えせて。
「はい、何でしょう?」
すぅ、と、クラリスは息を吸った。たとえ話せなくても、気持ちを伝える手段が手話だとしても、いつもこうしてしまう。癖だった。
しっかりと、絶対に意味が伝わるように、丁寧に言葉を紡いでいく。
――わたしは、あなたと出会えて良かったわ。手話を教えてくれて、わたしなんかに親身になってくれて……だから、ありがとう。大好きよ。
そう伝えれば、ルークは目を見開き、ゆっくりと瞬かせた。そうして、「……気軽にそういうことは言わないほうがいいですよ」と、ほんのり頬を赤らめながら言ったのだった。
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