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ぷりん

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10 回った酔い

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 「・・・っ」

 言われるがまま微かに開けた唇はビールで少し濡れていた。
 楓くんの柔らかい唇と合わさって心臓のドキドキが最高潮に達した時、彼の舌が私の濡れた唇に少し触れて、そのまま口内に侵入して舌を絡め取った。

 「はぁっ・・・・っ」

 思ったよりも熱を持っていた彼の舌に、必死で答えるように私も動かしてみるけど、うまくついていけない。

 (気持ちいい・・・)

 最初は舌の裏側をまくられて、それからザラザラした表面をゆっくりと唾液とともに撫でられる。躊躇なく出てくるその唾液が口の中で混ざり合って、舌が動く度に聞こえるクチュクチュッという音が耳を刺激してひどく気持ちが良かった。

 「っ・・・ふ・・ん」
 
 もっと、奥に欲しい。
 
 そんな考えが、キスの時間が増えるにつれて頭を支配する。口の端から零れ落ちる唾液を不愉快に感じながらも、求められる間はずっと離れたくないと彼の腕を掴んだ私は、浅い呼気が止まらなかった。

 「っ・・・ぁ」
 「気持ちいい?」
 「はっ・・・あ、あっ・・・ん」

 微かに離れた楓くんの口が聞いてきたのは、どっちのことなのか。突然与えられた歓喜に喋る余裕なんてほとんどない私にはどっちも気持ちよくて、甲高い短めの声が開いた口から漏れ続けた。

 (変な・・感じがする・・・)

 楓くんのキスに下腹部がムズムズしていたのはわかっていたけど、割れ目の間から蜜が溢れ出すほどだったなんて。下腹部に回っていた楓くんの指先が私のそこに触れただけで、垂れていた蜜が彼の指先を濡らしてしまった。そして濡れたその指先は割れ目をゆっくりと何度も撫でるように往復している。

 「んっ・・・はぁ・・・ふ」

ヌルヌルした股の間、何回もそれだけされているともっと奥の方に刺激が欲しくなる。口から垂れ続ける唾液が漏れないように楓くんに口を塞がれた私は、布団の下、もっと中にとねだるように膝をはしたなく開いた。

 「はっ・・あっ"!!!」
 「ごめん・・・」

 トロトロになった割れ目に、腰まで動きそうになる。彼のモノはお風呂ではお預けだった。だからが疼いて仕方がない。早く、早く中にと、掴んでいた彼の腕に爪を立ててしまった時、グチュッと大きな音がして私は思わず身体が仰け反りそうになった。

 「っ・・・あ、んっは・・楓く・・・はぁっ」
 「痛くない?」
 「んっ・・・ぁあっ・・」

 楓くんの指がゆっくりと割れ目の中に入ってきたかと思ったら、すぐに膣の入り口に指をあてがい、そのまま中へと挿入されてしまった。第一関節の長さだけ入ったその指は、浅い所をゆっくりかき混ぜるように刺激してくる。

 「これ好き?・・・凄い濡れてる」 
 
 すでにはだけたタオルは役に立たなくて、トロトロに溶けた愛液が布団のシーツにシミを作ってるような気がしてならない。楓くんに耳元で囁かれて、思わず本音が出てしまった。

 「・・・奥・・・・もっと奥欲しいっ」
 
 優しい手付きは、凄く大事にされてる感じがして嬉しいけど、じれったいと強く思う時もある。

 「もう奥欲しい?」
 「んっ・・・」

 もう頭の中はグズグズで、この時の私は奥を思いっきり突いてもらうことばかり考えていた。

 

 
 


 
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