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ぷりん

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11 熱

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 「ちょっと待って」
 「んっ・・・」

 楓くんは突然そう言って、から指を抜いた。この時私は、指を全部入れてくれるのかと思ったけどどうやら違ったらしい。
 私から少し体を離して楓くんが手を伸ばした先はデスクライトの方で、そこにはゴムが置いてあった。

 (・・・気が付かなかった)

 「指だと奥届かないし、さっき風呂で未遂だったから」
 「・・・・あ」
 
 そう言いながらベッドの脇に座りゴムをつけ始めた楓くん。すぐにつけ終わって、私にかかっていた布団をゆっくりとはぎ、その下に隠れていたタオルも取ってしまった。
 そして、お風呂にいた時と同じ格好はだかになった私達だったけど、ベッドの上では今、楓くんが私の上に覆い被さっている。

 (・・・・どうしよ)

 気持ちの高ぶりから、あんな発言をしてしまったけれど、いざそうなるのかと自覚すると、緊張してしまう。

 「痛かったら言って」
 「ん・・・」
  
 部屋の温度はちょうど良くて、裸でも寒くない。触れられた太ももが持ち上げられて、必然的に私のソコが楓くんの目にさらされると、彼の視線の熱に私の体はそれだけで反応せざるおえない。

 「・・・あんまり見ないで・・っ」

 まさかTL漫画でよく読むセリフが自分の口から出てくるとは。まだ夜じゃないから、部屋も暗くない。明かりをつけなくったって、光がカーテンの隙間から入ってくる。
 かけ布団も剥ぎ取られて、隠せるものが無くなった私は、枕に少しでも顔を埋めようと横を向き、目をぎゅっと瞑った。

 「はぁ・・・あっん・・・はっ」
 
 だけど私の言葉に楓くんからの返事はなくて、代わりに私のソコに触れたのは、熱くて固いモノ。
 
 「んっ・・・はぁあ!!」
 「大丈夫?」
 「あ・・・あ、あっ・・・」

 目をつぶったままだったから、与えられる刺激に余計に敏感になる。そしてそれと同時に彼が入ってきてすぐに止まったその熱に違和感を感じてしまった私は、恐る恐る目を開けた。

 「・・・楓くん・・・っ・・・なんで」

 下腹部に目を向けるなんてことはできないから、薄っすらとだけ開けた目で彼の顔に視線をやる私。続けて喋ろうとしたら、よりも上のほうに別の刺激が加わった。

 「っあぁあ・・・待っ・・・はぁあ!!」
 「一気に入れると多分痛いから」
 「あ、あっ・・はぁん」

 楓くんは彼自身を少しだけ入れてから、すでに勃起してヒリヒリになった私のクリトリスを指で撫で回した。固く腫れ上がったソレは、強く乱暴に刺激されると痛く感じてしまうけど、彼が触れる指から与えられる刺激が優しくてちょうど良かった。
 でも、早く中…というか奥に欲しい。
 そう思った私は、彼に開かされた足を、もっとちょうだいと無意識に入っていた力を緩め、彼の指の動きに合わせて腰を揺らしてしまった。

 「・・・んっ・・」

 掴んだ枕のカバーは、もうしわくちゃになっていて、せっかくブローしてもらった髪も、ぐちゃぐちゃになりかけ。
 そして横を向いていたおかげで、口元から垂れたよだれがしわくちゃの枕カバーを濡らしていた。
 
 「あっ・・・はぁっ!!!・・・あ"・・んぅ」
 「大丈夫?」
 「ん・・・だい・・はぁはぁ・・あ」

 撫でられていたクリトリスに意識が向いていた私はねだるような甘い声を出していたけど、突然下腹部に最初の時とは比べ物にならないほどの圧がかかって、息が止まりかけた。
 楓くんの問いかけに答えようとしたけど、言葉がうまく繋げない。

 (・・・入って・・・きた)

 ゆっくりと体重をかけて入ってくる彼のモノは、思ったよりも大きくて、お腹が苦しい。というか私は別に初めてじゃないけど、最後にしてから時間が経ってるから、もしかしたら私の方が受け入れ態勢が貧弱で、そのせいで余計に彼のモノの圧を感じてしまうのかもしれない。

 「えりちゃん・・・息して」
 「っ・・・・はぁ・・はっ・・あ」
 
 少しして、彼の声が近くで聞こえたと思ったら私の頬に何かが触れた。
 いつの間にか閉じていた目をゆっくり開けると、目の前には楓くんの顔が見える。頬に触れたのは彼の手で、私は回らない頭で、ただ言われたとおり朧気ながら浅く呼吸を繰り返した。

 (全部・・・入ったの)
 
 奥に欲しかった。
 だからなんとなくそれが分かって徐々に満たされていく感覚になった私は、彼の重みが気持ちよく感じた。

 「かえでく・・・んっ」
 「なに」
 「・・・う、うごか・・・ないの?」

 奥まで入ってきた楓くんは、何故か動こうとしない。少し苦しそうで、眉をひそめて何かに耐えているような表情をしている。

 (・・・あ)

 そう聞いた私だったけど、彼のそんな顔に見つめられて、彼のモノが入った下腹部がピクピクと反応した。

 「動がなくても、えりちゃんのが吸い付いてくるから」
 
 そう言って少し意地悪そうに笑った楓くん。

 「っ・・・はあっ」
 
 そのおかげで私の我慢が限界をこえそうになったことを自覚した私は、飲み込んだ彼のモノを締め付けるように、彼の体液を吸い取るようにと、ゾワゾワしてくる下半身に抵抗することなく押し寄せる快感に身を委ねた。

 「――――っ」
 「・・・・可愛い」
 「かえでくっ・・・・ん!!!」
 
 これだけでいくなんて思わなくて、思わず彼の名前を呼ぼうとしたその瞬間、楓くんが腰を少し引いた。そして圧が無くなって無意識に力が緩んだ私の下腹部に、今度はグチュと大きな音を立てて、彼は私の一番奥を思いっきり突いた。

 
 
  
 

 

 
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