浮気した彼氏のせいでNTRれた私

プラネットプラント

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初恋は・・・

きゅん。

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 きゅん。
 気遣いのベクトルはおかしいが、それでも彼氏の浮気を気遣ってくれているイケメンに抱き締められていて、きゅんとならないほうがおかしい。
 ただ、きゅんとなっている場所は胸じゃない。
 脚の間。
 ・・・。
 ・・・。
 ・・・。
 何も言わないで。
 私だって子どもじゃないからわかっている。
 私は欲望を感じているのだ。
 今、私は裸で、その気遣いに好意を持っている相手が同じく裸で抱き締めている。
 欲望を抱くなと言うほうがおかしい。
 惚れてしまうのも仕方がない相手なのだ。中身も外見も。
 脚の間が潤いはじめ、身体が準備を整えているのがわかった。
 明確な欲望を求める焦燥感がじりじりと私の身体を焦がして苛む。

「ごめんなさい」

 理由が話せないし、こういう時は素直に謝ろう。
 それが一番だ。

「どうかしたの?」
「二時間は無理でした。これで許してください」
「え?」
「耐えられません」

 夏川先輩は壁に架けられた時計を見る。

「まだ一時間も経ってないよ?」
「無理です」

 私は夏川先輩に抱き締められたまま、シーツに付かないように身体を動かす。
 シーツに垂れる前にどうにかしないと。
 元々夏川先輩がヤる気だったとしても、抱き締めるだけにしてもらったのに、シーツを汚すのは気が引ける。
 欲望に染まった身体は夏川先輩の硬い身体と接している部分が火が付いたかのように熱い。

「どうかしたの、マグロちゃん?」
「軽蔑しないで聞いてくれますか?」
「どうしたの?」
「本当に軽蔑しませんか?」
「?」

 わからないとはてなマークが付いた表情の夏川先輩に思い切って言ってみる。

「欲しいんです」
「欲しい?」

 察しろ! と思ってしまう。
 夏川先輩が悪いわけじゃないけど、これくらい察して欲しい。
 女の子に恥をかかせるな。
 あいつは言わそうとする。言おうと恥ずかしがっているのがいいって、言わせる。
 恥ずかしがっているのが見たいからって、女の子をイジメるなんてサイテーだ。

「挿れて欲しいんです」
「え・・・。それは本番をヤってもいいってこと?」
「・・・はい」

 恥ずかしい。
 あれだけ嫌がっていたのに、自分から求めるなんて。
 帰らせてくれって言っても良かったのに、どうしてOKを出してしまったのかわからない。
 嘘。
 わかってる。
 私がどんな状態か、夏川先輩に気付かれている。
 そんな状態で服を着れば汚してしまう。家までその状態で、いやらしい匂いを漂わせるなんて我慢できない。
 シャワーを借りても、夏川先輩の家にいるかと思うと身体は鎮まらない。夏川先輩と一緒にいたら身体が鎮まるはずがないから。
 だから、そこで夏川先輩にまた口説き落とされてヤってしまうのもいいと思った。
 でも、それは卑怯だ。
 夏川先輩は私に本番はしないと約束してくれてたから。
 その約束を破らせようとそそのかすのは性に合わない。
 じゃあ、約束を破らせずにヤるにはどうしたらいいか?
 それは私が頼めばいいだけ。

「わかった。はじめは馴染むまで動かないようにするよ」

 夏川先輩は手を伸ばして、用意周到にベッド脇に準備されていた避妊具をとる。
 掛け布団がどけられ、布団の中より低い室温に私はゾクリとした。
 本当にこの人は計画的だと思う。
 それに夏川先輩も私と同じように欲しかったらしい。見てはいけないものはムクムクと大きくなった姿を晒している。
 慣れた手つきで避妊具を付ける夏川先輩を見ていて、この人は彼女が何人もいたんだよなと何故か思ってしまった。
 かっこいい人だから彼女だっていないとおかしい。
 あいつと浮気した彼女がいたんだから、彼女とこういうことをしていなかったってことはない。
 そんな彼女がいたってことで嫌な気分がするのに、身体の疼きは消えない。
 これからのことで期待しているのがわかる。
 信じらんない。

「挿れるよ」

 肉杭が入ってくると、堪らないほどしっくりくる。これが欲しかったのだと現金な身体が教えてくれた。
 馴らさずに入るくらい欲しかったらしい。どんだけ欲しかったんだ、私の身体よ。

「んっ・・・!」

 夏川先輩は言っていた通り、動かない。
 それなのに気持ち良い。
 これが正しいことなのだと言っているかのように、挿れてもらっただけでじわじわと快感が身体の外側に広がっていく。
 しっくりきすぎて、ずっとこのままでいたい。
 こんな感覚、初めて。
 浮気男との経験しかない私には、この感覚が普通のことなのかそうでないのか、判断がつかない。
 だけど、あいつとではこんなに満ち足りた気分になったことはない。
 あいつとヤっていてで気持ち良くなったことなど数える程度だ。それも、ここまで気持ち良いと感じたことはない。
 比較してはいけないと思うのに、比較せずにはいられない。
 小数点以下と100点満点を越えた物を比較するようなものなのに。比較対象にならないくらいなのに。
 それくらい違いすぎる。
 気持ち良く感じられないのはあいつが動きすぎていたからなんだろうか?
 経験の少ない私にはわからない。
 でも、わかることは夏川先輩は私を気遣ってくれていて、動かないのに私は今までとは比べものにならないほど気持ち良くて、何も考えられない状態だ。
 心地良いお湯に浮かんでいるような幸福感が身体の隅々にまでいきわたっている。
 軽くイっちゃってる?

「マグロちゃん、動いちゃだめだよ」
「うごけない・・・。うごきたくない・・・。ずっとこのままでいたい・・・。なつかわせんぱいこそ、うごかないでくださいよ・・・」

 脚の間がきゅんきゅんして、夏川先輩を締め付ける。まるで夏川先輩を放したくないとばかりに中が蠕動している。
 血管の一本一本がわかるくらい、中の感覚が伝わってきて、欲望でだらだらと下の口から涎が垂れた。

「動かないけど、マグロちゃんの中は動いているね。搾り取られそうだよ」

 私もそう思う。
 それくらい私の身体は貪欲に動いている。
 信じらんない。

「わたしのいしじゃないです」

 欲しい欲しいと私の身体が夏川先輩を奥へと招き込む。その襞の動きが自分の身体のことなのに、エロいと感じてしまう。

「マグロちゃん、反応良すぎ。これじゃあ、僕は動かなくていいみたい」
「うごいちゃだめ。うごかれたらわたしおかしくなっちゃう」
「僕を迎えにきちゃっているから?」
「んんっ・・・」
「こんなに子宮が下がって来て、今なら指で触れそうだね」

 指ではなく、入っているもので子宮をこつこつとつつかれる。
 それだけで私の視界は白く染まる。

「ああぁぁぁッ・・・!」

 愉悦で身体がブルブルと震える。呼吸すら忘れていた私はゼエゼエと大きく息を吸おうとする身体を波だたせていた。

「もうイっちゃった、マグロちゃん?」
「・・・」

 声も出せない。
 だから、なんとか夏川先輩にアイコンタクトをとる。

「マグロちゃん」

 キスされる。
 そう言えば、夏川先輩にキスされるのって、これが初めてだったな・・・とぼんやりと思う。
 そして、夏川先輩はキスが上手いと思う。
 上顎も、舌も、下顎も、臍や歯列もどこもかしこも気持ち良い。
 キスってやる場所もやり方も同じはずなのに、あいつとは全然違う。
 混じり合った唾を飲み込むことすら気持ち良い。
 本当はキスってこんなに気持ち良いものなの?
 身体がゾクゾクする。
 もっと刺激が欲しい。

「ごめん。一回じゃ駄目そうだから、動くよ」

 刺激は欲しいけど、今、動かれたくない。
 またすぐにイきそう。
 息も整っていないから、イくのが辛い。

「うごかないで。うごいちゃだめ」
「ごめん」

 私に勝手にイかれて(イきたくてイったわけじゃない)、置いてきぼりにされた夏川先輩が動き始める。
 先に満ち足りていた私はイったばかりの敏感になっているところに刺激を受けて、またも絶頂に追い立てられた。
 怖い。
 怖いくらい感じる。
 脚が掻き出された私の欲望で濡れていく。

「ひゃぁっ・・・! あんっ・・・! あっ・・・! だめっ・・・!」
「すごい。とてもいいよ。これなら一緒にイけそう」
「イっちゃう! あぁ・・・、イっちゃう! なつかわせんぱい!」
「一緒にイこう・・・、実花ちゃん」

 私がまた達したのと同時に、夏川先輩もイったようだ。私の中で夏川先輩がビクビクと動いて、避妊具の中に吐き出している。
 夏川先輩が言っていた通り、その日は一回ではすまなかった。
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