9 / 79
二章
9
しおりを挟む
あどけない笑顔で、涙に頬を濡らしたまま、フォーシュバリ侯爵令嬢ユーリアは私の傍で跪いた。
「ありがとう、ドグラス」
あ。
そうだった。
一度はレクセル侯爵令息に組み伏せられたマルムフォーシュ伯爵が、私の膝の近くで伸びているのを思い出した。
改めて視線を向けると、マルムフォーシュ伯爵は肘枕で寝転び微笑んでいた。その清々しいまでに優雅な姿を見たら、何故か怒りが沸いた。
銀のトレーなど、今や丁寧に壁に立て掛けられている。
「伯爵……」
私の声は掠れていた。
と、私の気が完全に逸れていたタイミングでフォーシュバリ侯爵令嬢に手を握られた。
「!」
冷たい。
そして白い。
「あなたも。ラルフと私への真心、ありがとう。決して忘れないわ」
「あ、いえ……私は……」
恐がって腰を抜かしただけで、基本的には何もしていない。
何もしていないという点についてはマルムフォーシュ伯爵も同じだと思うけれど、やはりフォーシュバリ侯爵令嬢にとっては違うらしかった。
「私一人では確かめる勇気が持てなかった。甘えてばかりでごめんなさい、ドグラス」
「いいんだよ。伴侶を見つけるのは簡単じゃないって聞く。よかったよかった」
ドグラス。
フォーシュバリ侯爵令嬢はマルムフォーシュ伯爵を名前で呼んでいる。というか、かなり親しい間柄としか思えない会話だと感じるのは私だけ?
「……」
なんで、私、わざわざ連れて来られたのかしら。
仲良しなら助手なんかいなくても困らなかったでしょうに。
「いつまで転がっていらっしゃるのです?」
我ながら低く冷たい声が出たものだと思う。
そんな静かな批判も全く気に留める様子もなく、マルムフォーシュ伯爵は微笑んだまま軽やかな身の熟しで起き上がり、立ち、その流れで私の脇の下に両手を差し入れて持ち上げた。
人形か、幼子か、愛玩動物のような扱い。
「立てるか?」
腰を抜かしていた助手にもお優しいこと。
「はい」
不愛想に答えた私を、フォーシュバリ侯爵令嬢が眩しそうに目を細めて微笑みながら見上げてくる。
何やら落ち着かない、心もとない気分にさせられる。
僅かな沈黙の中で、フォーシュバリ侯爵令嬢がマルムフォーシュ伯爵の手を取り立ち上がった。
それでわかった。
フォーシュバリ侯爵令嬢は、絶世の美少女と言って差支えない美貌の持ち主ではあるものの、小柄で童顔だ。
私は大きくも小さくもない平均的な体形だった。
レクセル侯爵令息は、そんな私より少し背が高いくらいの小柄な美青年だった。
「君」
背が小さいと思いながら見つめていたのを勘付かれたのか、レクセル侯爵令息が素っ気ない声で私を呼んだ。
「男を変えるにしても、趣味が悪いよ」
「……」
唐突に、なにを。
「ラルフ」
窘める素振りで完全に舞い上がりながら、フォーシュバリ侯爵令嬢が恋人のもとへ駆け戻った。
「もう、口が悪いんだから」
などと言いながら、自分の血を吸わせた唇を人差し指でつついたりしている。それでも幸せそうな笑みを浮かべているのを見てしまうと、意地悪な気も起きない。
フォーシュバリ侯爵令嬢。
ユーリア……愛を求め、孤独に怯えた、人ならざる者。
そんな存在がこの世にいたことさえ信じ難いというのに、私はある意味では立会人であり、自分を狂人として諦めるか変容した世界を受け入れるかの二択に苛まれている。
けれど、わかっていた。
心は、この愛の物語を受け入れたいのだと。
「私は、マルムフォーシュ伯爵の助手として参りました」
私なりの返答をレクセル侯爵令息は言葉通りに受け止めたらしく、愛する人を抱擁しながら真顔で更に問いを重ねてくる。
「結局なんなのかわからないけど、結婚前の令嬢がそんな不埒な男の助手なんて、あの真面目腐った男が許すとは思えない。大丈夫なのか?」
「……」
その場が凍り付いた。
少なくとも私の心は一瞬で凍り付いた。
「ロヴネル伯爵はカールシュテイン侯爵令嬢と婚約したんだよ」
マルムフォーシュ伯爵が天気か晩餐のメニューでも告げるように言った。
足を踏んでやりたくなったけれど、私は理性があるので、そのような暴挙には出なかった。
「は?」
心底驚いたようにレクセル侯爵令息が目を丸くしている。
「君たち、公認だっただろう?」
恋人を優しく抱き寄せながらそんなことを言うなんて、随分と無神経な人ね。……もう人じゃないのかもしれないけれど。
「いいえ。私たちは、お互いに別々の人生を歩んでいく運命だったのです」
「そうなのか……」
腑に落ちないという心情を、せめて私には隠して欲しい。
それくらいのデリカシーがあってもいいと思うけれど、愛の深さ故に唇を血で濡らすような人とはそもそもの価値観が違うのかもしれない。
「私は、幼い夢の中で生きてきました。けれど、こうして自分一人の足で歩み始めた今、あなたのお悩みに寄り添う任を与えられたことを光栄に思います。お幸せに」
人ならざる者だとしても、相手は上級貴族の御令息と御令嬢。
オースルンド伯爵家の名に恥じぬよう、私は丁寧に膝を屈め、人生で一番優美な挨拶を以てこの場を終わらせようとした。
視線を足元に下げたまま身を翻す。
私の意図を汲んだのか、マルムフォーシュ伯爵が扉を開けてくれた。視界の隅でマルムフォーシュ伯爵は、本当に友への軽い挨拶としか思えない会釈だけで済ませようとしていた。
不埒な男のふりだけよね?
マルムフォーシュ伯爵まで、人のふりなんてしてないわよね?
微かな不安は、却って気が紛れてよかった。
色白だけれど健康的な肌色をしているし、太陽の下で並んで歩いた。問題ない。
「カタリーナ」
レクセル侯爵令息が、呼び止める。
私は足を止めた。併し、振り返りはしなかった。また無遠慮な発言をされて嫌な気分になるだろうと察したからだ。
事実。
私を気遣う言葉の刃に、私は、ずたずたに引き裂かれることになる。
「心に嘘をついて生きるには、君の人生は短すぎるよ」
「ありがとう、ドグラス」
あ。
そうだった。
一度はレクセル侯爵令息に組み伏せられたマルムフォーシュ伯爵が、私の膝の近くで伸びているのを思い出した。
改めて視線を向けると、マルムフォーシュ伯爵は肘枕で寝転び微笑んでいた。その清々しいまでに優雅な姿を見たら、何故か怒りが沸いた。
銀のトレーなど、今や丁寧に壁に立て掛けられている。
「伯爵……」
私の声は掠れていた。
と、私の気が完全に逸れていたタイミングでフォーシュバリ侯爵令嬢に手を握られた。
「!」
冷たい。
そして白い。
「あなたも。ラルフと私への真心、ありがとう。決して忘れないわ」
「あ、いえ……私は……」
恐がって腰を抜かしただけで、基本的には何もしていない。
何もしていないという点についてはマルムフォーシュ伯爵も同じだと思うけれど、やはりフォーシュバリ侯爵令嬢にとっては違うらしかった。
「私一人では確かめる勇気が持てなかった。甘えてばかりでごめんなさい、ドグラス」
「いいんだよ。伴侶を見つけるのは簡単じゃないって聞く。よかったよかった」
ドグラス。
フォーシュバリ侯爵令嬢はマルムフォーシュ伯爵を名前で呼んでいる。というか、かなり親しい間柄としか思えない会話だと感じるのは私だけ?
「……」
なんで、私、わざわざ連れて来られたのかしら。
仲良しなら助手なんかいなくても困らなかったでしょうに。
「いつまで転がっていらっしゃるのです?」
我ながら低く冷たい声が出たものだと思う。
そんな静かな批判も全く気に留める様子もなく、マルムフォーシュ伯爵は微笑んだまま軽やかな身の熟しで起き上がり、立ち、その流れで私の脇の下に両手を差し入れて持ち上げた。
人形か、幼子か、愛玩動物のような扱い。
「立てるか?」
腰を抜かしていた助手にもお優しいこと。
「はい」
不愛想に答えた私を、フォーシュバリ侯爵令嬢が眩しそうに目を細めて微笑みながら見上げてくる。
何やら落ち着かない、心もとない気分にさせられる。
僅かな沈黙の中で、フォーシュバリ侯爵令嬢がマルムフォーシュ伯爵の手を取り立ち上がった。
それでわかった。
フォーシュバリ侯爵令嬢は、絶世の美少女と言って差支えない美貌の持ち主ではあるものの、小柄で童顔だ。
私は大きくも小さくもない平均的な体形だった。
レクセル侯爵令息は、そんな私より少し背が高いくらいの小柄な美青年だった。
「君」
背が小さいと思いながら見つめていたのを勘付かれたのか、レクセル侯爵令息が素っ気ない声で私を呼んだ。
「男を変えるにしても、趣味が悪いよ」
「……」
唐突に、なにを。
「ラルフ」
窘める素振りで完全に舞い上がりながら、フォーシュバリ侯爵令嬢が恋人のもとへ駆け戻った。
「もう、口が悪いんだから」
などと言いながら、自分の血を吸わせた唇を人差し指でつついたりしている。それでも幸せそうな笑みを浮かべているのを見てしまうと、意地悪な気も起きない。
フォーシュバリ侯爵令嬢。
ユーリア……愛を求め、孤独に怯えた、人ならざる者。
そんな存在がこの世にいたことさえ信じ難いというのに、私はある意味では立会人であり、自分を狂人として諦めるか変容した世界を受け入れるかの二択に苛まれている。
けれど、わかっていた。
心は、この愛の物語を受け入れたいのだと。
「私は、マルムフォーシュ伯爵の助手として参りました」
私なりの返答をレクセル侯爵令息は言葉通りに受け止めたらしく、愛する人を抱擁しながら真顔で更に問いを重ねてくる。
「結局なんなのかわからないけど、結婚前の令嬢がそんな不埒な男の助手なんて、あの真面目腐った男が許すとは思えない。大丈夫なのか?」
「……」
その場が凍り付いた。
少なくとも私の心は一瞬で凍り付いた。
「ロヴネル伯爵はカールシュテイン侯爵令嬢と婚約したんだよ」
マルムフォーシュ伯爵が天気か晩餐のメニューでも告げるように言った。
足を踏んでやりたくなったけれど、私は理性があるので、そのような暴挙には出なかった。
「は?」
心底驚いたようにレクセル侯爵令息が目を丸くしている。
「君たち、公認だっただろう?」
恋人を優しく抱き寄せながらそんなことを言うなんて、随分と無神経な人ね。……もう人じゃないのかもしれないけれど。
「いいえ。私たちは、お互いに別々の人生を歩んでいく運命だったのです」
「そうなのか……」
腑に落ちないという心情を、せめて私には隠して欲しい。
それくらいのデリカシーがあってもいいと思うけれど、愛の深さ故に唇を血で濡らすような人とはそもそもの価値観が違うのかもしれない。
「私は、幼い夢の中で生きてきました。けれど、こうして自分一人の足で歩み始めた今、あなたのお悩みに寄り添う任を与えられたことを光栄に思います。お幸せに」
人ならざる者だとしても、相手は上級貴族の御令息と御令嬢。
オースルンド伯爵家の名に恥じぬよう、私は丁寧に膝を屈め、人生で一番優美な挨拶を以てこの場を終わらせようとした。
視線を足元に下げたまま身を翻す。
私の意図を汲んだのか、マルムフォーシュ伯爵が扉を開けてくれた。視界の隅でマルムフォーシュ伯爵は、本当に友への軽い挨拶としか思えない会釈だけで済ませようとしていた。
不埒な男のふりだけよね?
マルムフォーシュ伯爵まで、人のふりなんてしてないわよね?
微かな不安は、却って気が紛れてよかった。
色白だけれど健康的な肌色をしているし、太陽の下で並んで歩いた。問題ない。
「カタリーナ」
レクセル侯爵令息が、呼び止める。
私は足を止めた。併し、振り返りはしなかった。また無遠慮な発言をされて嫌な気分になるだろうと察したからだ。
事実。
私を気遣う言葉の刃に、私は、ずたずたに引き裂かれることになる。
「心に嘘をついて生きるには、君の人生は短すぎるよ」
805
あなたにおすすめの小説
ご安心を、2度とその手を求める事はありません
ポチ
恋愛
大好きな婚約者様。 ‘’愛してる‘’ その言葉私の宝物だった。例え貴方の気持ちが私から離れたとしても。お飾りの妻になるかもしれないとしても・・・
それでも、私は貴方を想っていたい。 独り過ごす刻もそれだけで幸せを感じられた。たった一つの希望
〖完結〗旦那様が愛していたのは、私ではありませんでした……
藍川みいな
恋愛
「アナベル、俺と結婚して欲しい。」
大好きだったエルビン様に結婚を申し込まれ、私達は結婚しました。優しくて大好きなエルビン様と、幸せな日々を過ごしていたのですが……
ある日、お姉様とエルビン様が密会しているのを見てしまいました。
「アナベルと結婚したら、こうして君に会うことが出来ると思ったんだ。俺達は家族だから、怪しまれる心配なくこの邸に出入り出来るだろ?」
エルビン様はお姉様にそう言った後、愛してると囁いた。私は1度も、エルビン様に愛してると言われたことがありませんでした。
エルビン様は私ではなくお姉様を愛していたと知っても、私はエルビン様のことを愛していたのですが、ある事件がきっかけで、私の心はエルビン様から離れていく。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
かなり気分が悪い展開のお話が2話あるのですが、読まなくても本編の内容に影響ありません。(36話37話)
全44話で完結になります。
さよなら、悪女に夢中な王子様〜婚約破棄された令嬢は、真の聖女として平和な学園生活を謳歌する〜
平山和人
恋愛
公爵令嬢アイリス・ヴェスペリアは、婚約者である第二王子レオンハルトから、王女のエステルのために理不尽な糾弾を受け、婚約破棄と社交界からの追放を言い渡される。
心身を蝕まれ憔悴しきったその時、アイリスは前世の記憶と、自らの家系が代々受け継いできた『浄化の聖女』の真の力を覚醒させる。自分が陥れられた原因が、エステルの持つ邪悪な魔力に触発されたレオンハルトの歪んだ欲望だったことを知ったアイリスは、力を隠し、追放先の辺境の学園へ進学。
そこで出会ったのは、学園の異端児でありながら、彼女の真の力を見抜く魔術師クライヴと、彼女の過去を知り静かに見守る優秀な生徒会長アシェル。
一方、アイリスを失った王都では、エステルの影響力が増し、国政が混乱を極め始める。アイリスは、愛と権力を失った代わりに手に入れた静かな幸せと、聖女としての使命の間で揺れ動く。
これは、真実の愛と自己肯定を見つけた令嬢が、元婚約者の愚かさに裁きを下し、やがて来る国の危機を救うまでの物語。
幼馴染の王女様の方が大切な婚約者は要らない。愛してる? もう興味ありません。
藍川みいな
恋愛
婚約者のカイン様は、婚約者の私よりも幼馴染みのクリスティ王女殿下ばかりを優先する。
何度も約束を破られ、彼と過ごせる時間は全くなかった。約束を破る理由はいつだって、「クリスティが……」だ。
同じ学園に通っているのに、私はまるで他人のよう。毎日毎日、二人の仲のいい姿を見せられ、苦しんでいることさえ彼は気付かない。
もうやめる。
カイン様との婚約は解消する。
でもなぜか、別れを告げたのに彼が付きまとってくる。
愛してる? 私はもう、あなたに興味はありません!
一度完結したのですが、続編を書くことにしました。読んでいただけると嬉しいです。
いつもありがとうございます。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
沢山の感想ありがとうございます。返信出来ず、申し訳ありません。
【完結】愛で結ばれたはずの夫に捨てられました
ユユ
恋愛
「出て行け」
愛を囁き合い、祝福されずとも全てを捨て
結ばれたはずだった。
「金輪際姿を表すな」
義父から嫁だと認めてもらえなくても
義母からの仕打ちにもメイド達の嫌がらせにも
耐えてきた。
「もうおまえを愛していない」
結婚4年、やっと待望の第一子を産んだ。
義務でもあった男児を産んだ。
なのに
「不義の子と去るがいい」
「あなたの子よ!」
「私の子はエリザベスだけだ」
夫は私を裏切っていた。
* 作り話です
* 3万文字前後です
* 完結保証付きです
* 暇つぶしにどうぞ
婚約破棄の代償
nanahi
恋愛
「あの子を放って置けないんだ。ごめん。婚約はなかったことにしてほしい」
ある日突然、侯爵令嬢エバンジェリンは婚約者アダムスに一方的に婚約破棄される。破局に追い込んだのは婚約者の幼馴染メアリという平民の儚げな娘だった。
エバンジェリンを差し置いてアダムスとメアリはひと時の幸せに酔うが、婚約破棄の代償は想像以上に大きかった。
さようなら、わたくしの騎士様
夜桜
恋愛
騎士様からの突然の『さようなら』(婚約破棄)に辺境伯令嬢クリスは微笑んだ。
その時を待っていたのだ。
クリスは知っていた。
騎士ローウェルは裏切ると。
だから逆に『さようなら』を言い渡した。倍返しで。
恋人に夢中な婚約者に一泡吹かせてやりたかっただけ
棗
恋愛
伯爵令嬢ラフレーズ=ベリーシュは、王国の王太子ヒンメルの婚約者。
王家の忠臣と名高い父を持ち、更に隣国の姫を母に持つが故に結ばれた完全なる政略結婚。
長年の片思い相手であり、婚約者であるヒンメルの隣には常に恋人の公爵令嬢がいる。
婚約者には愛を示さず、恋人に夢中な彼にいつか捨てられるくらいなら、こちらも恋人を作って一泡吹かせてやろうと友達の羊の精霊メリー君の妙案を受けて実行することに。
ラフレーズが恋人役を頼んだのは、人外の魔術師・魔王公爵と名高い王国最強の男――クイーン=ホーエンハイム。
濡れた色香を放つクイーンからの、本気か嘘かも分からない行動に涙目になっていると恋人に夢中だった王太子が……。
※小説家になろう・カクヨム様にも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる