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三日間

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玲子は、気絶した一郎を背負って小屋まで帰って看病した。

薬草に詳しい玲子は森で草を集めて擂り潰して一郎の傷口に塗って包帯を巻いた。


一郎の意識は三日間戻らなかった。


玲子は、全裸になり一郎の体を暖めた。
抱きしめて。


一郎が、意識を取り戻したのは朝だった。
まだ、傷口が痛んだがそれ以上に玲子がいる事にビックリした。


玲子は、涙ぐみながら一郎を抱きしめた。


「良かった!」

「ありがとう!」

一郎も涙を流した。
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