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4.王子は私のモノなんです!(終)
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「怒って、いらっしゃるのですね···?」
婚約を結んだあの幼い日から今日まで繰り返し自身のモノのように扱い、カテリーナの気がすむように振る舞わせて。
これは罰なのだと思い、絶望の色を目に宿したカテリーナの瞼にそっとセルジオが口付けを落とす。
「いいえ、違いますよカテリーナ。伝えましたよね、俺は貴女のモノになれる日をずっと望んでいたのだと」
その口付けと、その声が優しくて。
そして目を開けたそこのセルジオも、本当に柔らかく微笑んでくれていた。
「王室での俺の扱いはまさに要らないモノでした。継承順位も低く、見た目も···残念ながら陛下の色を持たなかった為父に呼ばれる事もなくて、側にいる侍従にもハズレ扱いをされてきた」
そんなセルジオが出会ったのは2つ年下の少女だった。
「カテリーナは、ハズレの王子としてではなくセルジオとして見てくれた。この見た目を気に入ってくれた。欲しいと望んでくれた。俺を、貴女のモノにしてくれると約束までくれた···」
陛下の色を持たないセルジオはその血筋すら怪しまれていた。
しかし王家としては好まれなかった色だがカテリーナには美しく見えとても気に入っていて。
要らないとされ、その事実に気付いていたセルジオを、欲しいと望んでくれた唯一の少女にセルジオは救われたのだ。
「さぁ、カテリーナ、許可をください、次の許可を」
「セルジオ様···いえ、セルジオ、私のモノになりなさい」
「はい、喜んで」
ちゅっと軽くキスを交わし、ぐちゅ、と熱いモノが蜜壺にあてがわれる。
溢れるほど、零れ落ちるほど濡らされたそこにねじ込むように奥にゆっくり挿入されて。
「は、はぁ···ん!」
押し広げるように挿れられ、初めて受け入れるその刺激が痛く苦しく、でもあの寸止めから解放された安心感も確かにあって。
「カテリーナ、大丈夫ですから少し息を吐いてみて?」
「あ、んんっ、はっ、あ」
はふはふと言われるがまま息を吐く。
息を吐いたことにより少し楽になった胸を突然ぎゅっと捻られて。
「ひ、ひゃぁあっ!?」
突然のその刺激に驚き声を上げたその瞬間を待っていたかのように、ググッと奥まで挿れられた。
「全部挿いりましたよ、カテリーナ」
「あ、あぁ···っ、はっ、ぜ、ぜんぶ?」
「はい、そうです」
「これで全部、セルジオは、わ、たくしの?」
そう声に出すと、少し驚いたように目を見開いたそのルビーの瞳が赤く潤んだように見えて。
ーーー泣かないで、私がずっと大切にするから。
なんて、思ったのだが。
「まだですよ」
「·····え?」
すぐその表情が妖しく歪んで。
カテリーナの腰を押さえたセルジオは「逃がしませんから···」と呟き、そのまま奥を、もっと奥をと何度もこじ開けるように抽挿する。
「ひゃ、まっ、待って、まっ、あぁっ、んんっ」
「カテリーナ、ナカがうねってますよ、気持ちいいですか?」
「や、わかんな、あんっ」
「痛くないですか?まぁ、痛くてもカテリーナに刻んでると考えたらそれも凄くイイですね」
「やぁ、あぁんっ!」
パンパンと肌がぶつかる音が響き、ぐちゃぐちゃと愛液が零れ出る音が羞恥を誘う。
そしてその全ての音をセルジオに与えられているのだと自覚し肌を染めた。
「薔薇のように赤く染まるなんて、本当に可愛いです」
「ば、薔薇じゃ、ひゃん!あ、ぁ、薔薇じゃ、ないっ、んんんっ」
愉しそうに見下ろすセルジオの首に腕を回し、無理やりカテリーナからキスをする。
「セルジオの、ルビーの、色、よっ」
息も絶え絶えに伝えたその言葉を聞き、ずっと愉しそうだったセルジオの顔が真っ赤に染まって。
「あら、私の色に染まったわね?」
と笑ってやると、すぐに噛み付くように荒々しくキスをされた。
そのまま舌を激しく交わし、突かれた奥を刺激される。
「カテリーナ、全部受け止めてくれますか」
「全部、私の、ですから···っ」
そう答えると、嬉しそうに笑う。
これ以上入らないのに、その更に奥を求めるように深く深く刺されじわりと熱が放たれた。
その熱を感じ、浅くなっていた呼吸を整える。
「これからも、ずっと私のモノよ」
そう伝えると、
「えぇ、ずっとカテリーナのモノですね」
と返事が返ってきて、その回答に満足しそのまま意識を失うように眠ってしまった。
寝てしまったカテリーナの髪を指で掬いキスを落とす。
カテリーナは歪んでいた。
セルジオに歪んだ執着を持っていた。
その執着は、カテリーナが自発的に持ったものなのか、セルジオに“持たされた”ものなのかを知っているのはきっとーーー····
婚約を結んだあの幼い日から今日まで繰り返し自身のモノのように扱い、カテリーナの気がすむように振る舞わせて。
これは罰なのだと思い、絶望の色を目に宿したカテリーナの瞼にそっとセルジオが口付けを落とす。
「いいえ、違いますよカテリーナ。伝えましたよね、俺は貴女のモノになれる日をずっと望んでいたのだと」
その口付けと、その声が優しくて。
そして目を開けたそこのセルジオも、本当に柔らかく微笑んでくれていた。
「王室での俺の扱いはまさに要らないモノでした。継承順位も低く、見た目も···残念ながら陛下の色を持たなかった為父に呼ばれる事もなくて、側にいる侍従にもハズレ扱いをされてきた」
そんなセルジオが出会ったのは2つ年下の少女だった。
「カテリーナは、ハズレの王子としてではなくセルジオとして見てくれた。この見た目を気に入ってくれた。欲しいと望んでくれた。俺を、貴女のモノにしてくれると約束までくれた···」
陛下の色を持たないセルジオはその血筋すら怪しまれていた。
しかし王家としては好まれなかった色だがカテリーナには美しく見えとても気に入っていて。
要らないとされ、その事実に気付いていたセルジオを、欲しいと望んでくれた唯一の少女にセルジオは救われたのだ。
「さぁ、カテリーナ、許可をください、次の許可を」
「セルジオ様···いえ、セルジオ、私のモノになりなさい」
「はい、喜んで」
ちゅっと軽くキスを交わし、ぐちゅ、と熱いモノが蜜壺にあてがわれる。
溢れるほど、零れ落ちるほど濡らされたそこにねじ込むように奥にゆっくり挿入されて。
「は、はぁ···ん!」
押し広げるように挿れられ、初めて受け入れるその刺激が痛く苦しく、でもあの寸止めから解放された安心感も確かにあって。
「カテリーナ、大丈夫ですから少し息を吐いてみて?」
「あ、んんっ、はっ、あ」
はふはふと言われるがまま息を吐く。
息を吐いたことにより少し楽になった胸を突然ぎゅっと捻られて。
「ひ、ひゃぁあっ!?」
突然のその刺激に驚き声を上げたその瞬間を待っていたかのように、ググッと奥まで挿れられた。
「全部挿いりましたよ、カテリーナ」
「あ、あぁ···っ、はっ、ぜ、ぜんぶ?」
「はい、そうです」
「これで全部、セルジオは、わ、たくしの?」
そう声に出すと、少し驚いたように目を見開いたそのルビーの瞳が赤く潤んだように見えて。
ーーー泣かないで、私がずっと大切にするから。
なんて、思ったのだが。
「まだですよ」
「·····え?」
すぐその表情が妖しく歪んで。
カテリーナの腰を押さえたセルジオは「逃がしませんから···」と呟き、そのまま奥を、もっと奥をと何度もこじ開けるように抽挿する。
「ひゃ、まっ、待って、まっ、あぁっ、んんっ」
「カテリーナ、ナカがうねってますよ、気持ちいいですか?」
「や、わかんな、あんっ」
「痛くないですか?まぁ、痛くてもカテリーナに刻んでると考えたらそれも凄くイイですね」
「やぁ、あぁんっ!」
パンパンと肌がぶつかる音が響き、ぐちゃぐちゃと愛液が零れ出る音が羞恥を誘う。
そしてその全ての音をセルジオに与えられているのだと自覚し肌を染めた。
「薔薇のように赤く染まるなんて、本当に可愛いです」
「ば、薔薇じゃ、ひゃん!あ、ぁ、薔薇じゃ、ないっ、んんんっ」
愉しそうに見下ろすセルジオの首に腕を回し、無理やりカテリーナからキスをする。
「セルジオの、ルビーの、色、よっ」
息も絶え絶えに伝えたその言葉を聞き、ずっと愉しそうだったセルジオの顔が真っ赤に染まって。
「あら、私の色に染まったわね?」
と笑ってやると、すぐに噛み付くように荒々しくキスをされた。
そのまま舌を激しく交わし、突かれた奥を刺激される。
「カテリーナ、全部受け止めてくれますか」
「全部、私の、ですから···っ」
そう答えると、嬉しそうに笑う。
これ以上入らないのに、その更に奥を求めるように深く深く刺されじわりと熱が放たれた。
その熱を感じ、浅くなっていた呼吸を整える。
「これからも、ずっと私のモノよ」
そう伝えると、
「えぇ、ずっとカテリーナのモノですね」
と返事が返ってきて、その回答に満足しそのまま意識を失うように眠ってしまった。
寝てしまったカテリーナの髪を指で掬いキスを落とす。
カテリーナは歪んでいた。
セルジオに歪んだ執着を持っていた。
その執着は、カテリーナが自発的に持ったものなのか、セルジオに“持たされた”ものなのかを知っているのはきっとーーー····
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