いずれ後悔するのは貴方の方〜婚約破棄は私から言い渡します〜
隣国の王子が花嫁探しに来ているらしい……。
伯爵令嬢・シャーロットは友人と噂の舞踏会に参加することに。半信半疑だったシャーロットだが、どこか懐かしい素敵な男性と出会う。
いずれは政略結婚することになると分かっていても、シャーロットは結婚というものに夢を見ていた。
優しい笑顔で愛を語りながら、別の女性とも親しい様子の彼。愛なんて求めてはいけないとわかっているけれど、彼の優しくて誠実そうな笑顔を見て、いずれ芽生える愛もあると信じていた……あの夜までは。
「婚約破棄でも好きにしたらいいよ、お嬢さん」
隣国の王子だかなんだか知らないけど、あんな無礼な男を見たことがない。
彼に対する幻想はボロボロと崩れていく。それでも、たった数日で逃げ出すわけには行かない。
一年よ、一年耐える。私に傾倒させて離れられなくしてから、私の方から婚約破棄を言い渡してやる。
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いずれは政略結婚することになると分かっていても、シャーロットは結婚というものに夢を見ていた。
優しい笑顔で愛を語りながら、別の女性とも親しい様子の彼。愛なんて求めてはいけないとわかっているけれど、彼の優しくて誠実そうな笑顔を見て、いずれ芽生える愛もあると信じていた……あの夜までは。
「婚約破棄でも好きにしたらいいよ、お嬢さん」
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