初恋のつづき、していいですか? 〜未練しかない幼馴染へ〜

ムラサキ

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夏祭り

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<(須)え?やっぱ?>

 数日後。雫は自室で未来、玲那、須美とグループ通話をしていた。ビデオ通話もお構いなしに夜用パックを顔につける。

「そ~。他の人は集まるって言ってるらしいんだけどね、蓮だけ来ないって言ってるんだって~。」
<(須)まじか~。じゃあ、しーちゃんが行く意味なくね?>
「いやそうなんだよね~。でも私行かなかったら三人とも行かないでしょ?」
<(玲)まあ、正直行く意味はないよね~。私は同窓会やるくらいなら四人で集まりたいなって思うよ。>
<(未)私も、そっちの方がいいかなぁ。>
「う~ん。そうなると逆に迅に申し訳ないんだよね。ほらもうだいぶ結構頑張ってるしさ。」
<(須)…しーちゃんってなんだかんだ迅と仲良いよね。>
<(玲)あー、それ思った。ちょっと意外だよね。私、迅ってどんな人かよくわかってないけど小学校のクソガキのイメージ強すぎてあんま好きじゃないかも。>
<(未)私は……っていうより私の彼氏も迅のことあんまり好きじゃないんだよね…。女遊びすごいって聞くし。>
「…う~ん。私の知ってる迅はそんなに嫌われる感じでもないんだけどなぁ…。」

 雫が迅と仲良くなったきっかけは、それこそ蓮が関わっていた。蓮が心愛と付き合い始めた日。雫は泣きながら自転車を押して帰っていた。それはもう対向車線からくる車の運転手が二度見するほどの号泣。ヒロイン泣きではない。涙、鼻水、涎。垂れ流し放題で、引くほどの号泣だった。雫を追い抜かす先輩や同級生がちらほらいる中、足を止めたのは迅だった。今の、白い肌に逞しい高身長男の姿とは違って、部活で黒焦げに焼けた肌に細すぎる体。今よりも身長差はなく、女の子のような可愛らしい顔立ちに、声変わりが遅かったせいでいつまで経っても小学生に見られていた。

(今じゃ、立派なイケメンなんだもんな~~…。)

 あの日以来、雫は悩みの類は迅に話すようになっていた。人生で一番不細工な瞬間を見られたというだけあって何を言っても許されるだろうという安心感があったのだ。しかし、迅の関係については他の人間には言っていなかった。どれだけ二人が友達だと言っても、男女というだけで色眼鏡で見るやつもいる。外野の声に気まずくなるよりは黙っていた方がいい。それがお互いの暗黙の了解だった。

「まあ、同窓会なんて滅多にあるもんでもないし、行こうよ。」
<(須)…わかった。>
<(未)おっけ~。>
<(玲)行くって言っちゃってるしね。>
<(須)あ、てかさ。もうすぐ夏祭りだよ。みんな来る?>
<(玲)あ~。ごめん。私、その日はもう向こうに帰ってるわ。ほんとごめん。>
「帰省早めたんだ。」
<(玲)そうなんだよね…。向こうの彼氏の誕生日がさ…>
<(未)ごめんなさい。私も、その日は別の夏祭りに行く予定があって。>
<(須)そかそか。じゃあ、しーちゃん二人で行こ。>
「おん。行こ行こ。」

四人は軽快な挨拶をした後、解散をした。
 夏祭り。雫が卒業した小学校のグラウンドで小さい櫓を組んで行うローカルな祭りだ。地元の保育園や小学校の教員、ママさん会により盆踊りが行われ、近くの中学校や高校の吹奏楽部や和太鼓部、軽音部のお披露目会も行われる。昔は出店も並んでいたが、今の時代。最近はキャンピングカーの小洒落たお店が並ぶようになった。時間は健全な夜六時から九時の三時間。ライトアップや行燈もあるので、ローカルな祭りにしては割と雰囲気のあるお祭りだ。
 この夏祭りには雫の大切な思い出がある。小学校三年生の頃だった。雫は勇気を出して、初めて夏祭りに蓮と行くことになった。尚美に新しく買ってもらった浴衣を着て、蓮の家の玄関に立つ。震える指先でインターホンを押したのは今でも覚えている。

「…蓮くんいますか!?」

頬を薄ピンクに染め、上擦った声で蓮を呼ぶとガチャリとドアが開く。そこにいたのは蓮の母・弓月。弓月は満面な笑顔で雫を迎えた。

「やーん!しずくちゃんかわいいねぇ!!今日は蓮と楽しんできてね。」
「はい!」

弓月のハツラツな声かけに返事をすると、弓月の後ろから甚平を着た蓮が恥ずかしそうに顔を出した。

「蓮くん、こんばんはっ!」

蓮は少し恥ずかしそうにすると雫の手を取り、夏祭りへと向かった。

「行こ。」
「あ!…待って!」
「あら?……ふふっ…行ってらっしゃい!知らない人についてっちゃだめだよ!」
「はーい!行ってきます!」

雫は蓮に引っ張られながら弓月に大きな声で返事をした。弓月は嬉しそうな顔で二人を見送る。二人は蓮の家を出た後、あまり言葉を交わさなかったが、繋いだ手は決して離さなかった。夏祭りについてからは他の同級生とも合流し、結局二人だけでとはいかなかったが、出店のおっちゃんにサービスされたたこ焼きの味も、一緒に食べたかき氷の味も、雫にとっては大切な思い出だ。
 数日後。雫は小学校近くのコンビニのイートインで須美を待っていた。先ほど買ったアイスコーヒーを一口飲む。スマホを無意味にスクロールして見る。高校の同級生らも市街の方の夏祭りで盛り上がっているらしい。浴衣デートの写真もちらほらと見かける。一方、雫の格好はあの頃のような可愛らしい浴衣ではなく、いつもの私服だ。本当は浴衣を着たかったのだが、なんせローカルの祭り。浴衣を着ているのは小学生くらいしかいない。大人は大人らしくしよう。

「お待たせ。」
「おー!会うの久しぶりだね~。」
「ほんとだよ。…あ、コーヒー買ったん?キャンピングカーでタピオカの店、来とるらしいけど。」
「あ、まじ?すぐに飲み干すわ。」
「いいよ、いいよ。まだ時間あるし。このまま行こ。」
「おん。」

二人はコンビニを出て、会場のグラウンドに向かう。すでにお祭りの音楽が遠くに響いて聞こえる。まだまだ日の明るさが残るため、微かではあるが行燈の赤色が光っていたのが見えた。

「なんだかんだ言って、地元の祭りよね~。安心するわ。」
「あ~、そっか。しーちゃん、ここ数年来なかったんだっけ?」
「うん…。須美は毎年来てるんだっけ?市街の祭りとかは行かなくていいの?」
「あ~…。お父さんがこの前、町内会の会長引き受けたからさ。それで来てる。弟たちもこっちに来たがるし。…お祭りの実行委員の数が減ってきてるんだよね。このままだと維持できなくなるかもって思ったらなんか悲しくなって。こういう地元のコミュニティって残しておきたいって思うんよね。」
「確かに。…須美はえらいね~。」
「それに、市街の祭りは知り合いが多いから疲れるんだよね…。」
「同級生より地元のコミュニティってことね。」
「そういうこと。」

 二人が歩きながら喋っていると、目の前に懐かしい風景が広がった。小さな櫓には太鼓が乗せられ、その周りを実行委員の法被を来た浴衣のお姉さんたちがいる。その下では子供達が、鬼ごっこだろうか。何がそんなにおかしいのか、とにかく笑いながら走り回っている。グラウンドの隅にはキャッピングカーが五台ほど。その横にはテントが立ち、中でおじいちゃん、おばあちゃんがくつろいでる。

「うわ~。懐かしい…。なんか泣きそう~。」
「私らもあんな時期があったんよね。いつの間にかもう大人の仲間入りなんだもん。エモさ以外の意味でも泣けるわ。」
「浸るには早い早い。飲んで食べて楽しもっ!」
「おー!」

 二人は童心を思い出すように飲み食いをした。あの頃と違うのは金銭的余裕だけだ。あの頃とは違うメニューが勢揃い。たこ焼きはハワイアンバーガーに。かき氷店はタピオカ店に。金魚掬いはよくわからん骨董や雑貨を取り扱う店に。飲み食いだけではない。懐かしい学校の先生や近所のおばさん。小学生の子らともシャボン玉で遊んでみる。催し物も壮大だった。和太鼓に、どこぞのマジシャン。軽音部のヒット曲メドレー。なかなか捨てたもんではないな地元。そんなこんなで楽しみ尽くした二人。気づけば残り三十分となっていた。

「あ、なんかお父さんが呼んでるみたい。行ってくるわ。」
「おっけ。私、トイレ行ってくる。ここ集合でいい?」
「りょ~。」

 須美は父親のいる実行委員の方向に、雫は校舎の方にある外来トイレへと向かった。グラウンドは賑やかだが、校舎近くなると一気に静まり返る。時刻は夜九時手前。なかなかの雰囲気だ。

「うっ……。やっぱ怖いかも。」

少し足取りが重くなりながらも雫はトイレへと向かった。なんだかこうやって歩いていると、小学校六年生の頃を思い出す。
 小学生最後の夏休み。ここの学校では六年生の思い出会をするのが恒例行事だ。バーベキューをやったり、クラスのみんなで海に行ったり、映画に行ったり多種多様だ。肝試し、体育館でのお泊まり会は毎年する。雫の代ももちろん行われた。夜になり、肝試しの時間になった。くじ引きでペアを決め、一組ずつ学校を回る。お化け役は子供達よりも張り切っていた親たちだった。雫の母のように仕事でいなかった親たちもいたが、須美のお父さんや未来のお母さんらが分け隔てなく子供たちを相手にしていたのを覚えている。雫のクラスは十四名。一人残らずペアができる。はずだった。机に置かれたくじ箱から一人ずつ紙をとっていく。書かれている番号は一から七。番号が同じ同士でペアだ。雫が引いたのは五番だった。

「あ。しーちゃん、五番だ。」
「五番か…。箱に残ってるのは……五番だね。ってことは蓮くんが五番ってことだけど、蓮くん、そろそろ来るかな。」

蓮はこの日、剣道の県大会の日だった。大会が終わり次第向かうとのことで、肝試しには間に合うと聞いていたが、まだ来ていない。後に分かったことだが、会場が県外で高速の渋滞に捕まっていたらしい。須美のお父さんが蓮の母・弓月に電話をかける。

「もしもし、須美パパです。肝試しなんですけど……はい……はい……あー、そうですか。お泊まり会は?どうされます?…あ、それは参加で。了解です。」

須美パパは電話を切ると、雫に目線を合わせるようにしゃがんだ。

「ごめんね、雫ちゃん。蓮くん、間に合わないらしくてさ。六番の子達と一緒に肝試しやろっか。」
「…うん。」

雫はその後、六番の子たちと三人で回った。スタート地点は体育館。渡り廊下や音楽室のお化け。理科室の人体模型や美術室の顔だけの彫刻に悲鳴を上げながら回った。ゴールは元来た体育館だ。その元来た体育館についた時には蓮の姿があり、雫はほっとしたようながっかりしたような、そんな気持ちになった。

「よしっ!みんな無事に生還したので、花火しよっか!」

 最後の仕上げ。スーパーで売っているような花火セットがずらっと並べられる。皆各々好きな花火を手に取り、はしゃぐ。写真に映りたがる子もいれば、魔法使いになりきって変な呪文を唱える者いて。あんなに遊んだのに底なしの体力で皆楽しんだ。全ての手持ち花火が終わると、簡易的な打ち上げ花火を数発。皆静かに座って、なんだか楽しすぎて急に悲しくなった子たちが数名泣いたりなんかして。もう二度と来ない小学生の夏を噛み締めていた。
 お泊まり会は再度集合の形で行う。風呂ばかりは学校にないので一度皆家に帰るのだ。しかし、雫はここまでだった。この日は大好きな従姉妹のなな姉ちゃんが家に泊まりに来るのだ。せっかく蓮が来たのだから本当は泊まりたかった雫だが、従姉妹にも会いたいと葛藤していた。葛藤しているうちに仕事帰りの尚美となな姉ちゃんが迎えに来る。

「雫!久しぶり!」
「なな姉ちゃん!」
「元気してたー?」

雫は久しぶりに会えたなな姉ちゃんに抱きつく。なな姉ちゃんは雫を抱き留め、頭を撫でた。しかし、いつもと様子の違う雫に気づく。いつもだったら満面の笑みなのに、今日はどこか涙目だ。困っているなな姉ちゃんの横に尚美が来た。

「雫。お泊まりやっぱりする?」
「…なな姉ちゃんも一緒がいい。」
「なな姉ちゃんは泊まれないでしょ?」
「…う~。」

事態を把握したなな姉ちゃん。膝を折り、雫に目線を合わせる。

「なな姉ちゃんならいつでもお泊まりできるでしょ?雫はお泊まり会、行ってもいいんだよ?」

雫はなな姉ちゃんの声にハッとし、迎えを待っている子たちの方を見る。みんなこれからのお泊まり会を楽しみにしてはしゃいでいる。その中に蓮がいた。こちらを見ている。パチリと目があった時、なぜだか雫は顔を背けた。

「雫?」
「帰る!」
「え、でも…」
「帰るったら帰るの!」

雫はそう言うと体育館を飛び出し、尚美の車へと向かった。きっと肝試しのことが気に入らなかったんだろうと今なら素直に認められるが、何も意地を張ることはなかったぞ。勿体無い。なんて、あの頃を思い出すと自分に言いたくなる。
 家に帰り、雫はなな姉ちゃんのおかげですっかり機嫌を直した。というより「今頃は…」なんてことを考えないようにテンションを上げていたのかもしれない。しかし、そんな雫に思いもよらない一報が入る。なな姉ちゃんと風呂に入り、上がった時だった。尚美が誰かと電話しながら嬉しそうに雫を手招く。

「じゃあ、代わるね…」

尚美はそう言うと雫に電話を渡す。雫は恐る恐る電話を耳に当てた。

<もしもし。>

電話の相手は、蓮だった。

「…もしもし。」
<雫。>
「うん。」
<一緒に…肝試し回れなくて…ごめんね。>

この時の嬉しさと恥ずかしさが入り混じった感動を今でも忘れない。感情が昂って涙目になる。やっぱり蓮は優しい。雫の気持ちに一番に気づいてくれる。なのに雫は意地っ張りになってしまう。絶対的に蓮は悪くないのに謝らせてしまった。本来なら「大会おつかれさま」って言いたいのに。

「ううん!蓮は悪くないよ!大会、頑張ってたんでしょ!…すごいもん!だから…」

上手く言葉が出なくて。なのに心臓は口から出そうなくらいドキドキしている。

<うん…。また、通信して遊ぼ。俺の妖怪、あげるから。>
「私のも!…交換しよ!」
<うん。    …蓮くん、誰と喋ってんのー?…しーちゃん?>

蓮と話している奥でみんなの声がかすかに聞こえた。と思ったのも束の間、誰かが蓮から電話を取り上げたのだろう。ガサガサという物音が雫の耳を突いた。

<次俺の番ー!おーい!雫ーー!!>
「…う、うるさ。」

…迅だ。クソガキだ。クソガキ。

<なんで来ないんだよーー!…あ!   もしもし!しーちゃん!須美だよ!電話で話すの初めてだねー!>
「…うん!ほんとだね!」
<また遊ぼーね!おやすみ!  僕も電話したい!…おやすみ!雫ちゃん!>
「うん!おやすみ!」
<しーちゃん、おやすみ~!>
「おやすみ!」
<私も~!>


こうして電話はクラス全員の手に渡り、雫は一人一人と「おやすみ」を交わした。最後に弓月が電話をとる。

<もしもし、雫ちゃん。楽しみにしてくれてたのに、ごめんね。>
「ううん!電話、すごく嬉しかったです!」
<蓮が雫ちゃんが元気なかったの自分のせいかもなんて言うから、電話してみる?って聞いたら、したいって。蓮といつも仲良くしてくれてありがとね。またお家に来てね。>
「はい!行きます!」
<じゃあ、なおちゃんに代わってもらえる?>
「はい!おやすみなさい!」
<おやすみ~。>

雫は尚美に電話を返すと、なな姉ちゃんの元に駆けつけ思い切り抱きついた。嬉しさをどうやって表現したいらいいかわからなかったのだ。蓮の電話だけではない。みんなからの「おやすみ」がもらえたのが嬉しかったのだ。その日の夜は胸いっぱいになって眠りについた。

 現代の雫。トイレを済ませ、グラウンドに戻る。すでに最後のくじ引き大会も終わりを迎え、片付けモードになっていた。須美は雫の姿を見つけると駆け寄ってくる。

「ごめん、しーちゃん。お父さんの手伝いしてから帰るから、さき解散で!」
「私も手伝うよ?」
「遅くなるし、いいよ。今日歩きで来てるでしょ?最近、物騒な事件多いし早めに帰りな。」
「…うん。ありがと。頑張ってね。」
「うん。遊んでくれてありがと!またね!」
「はーい!またね!」
「家着いたらメッセージ入れといて!」
「ははっ!心配性だな~。わかったよ!バイバイ!」

 こうして雫は須美と解散し、街頭の少ない田舎の夜道を一人帰ることになった。

(…夏。田舎の夜道。一人……。物騒な事件なくても怖いな~。)

雫はあの頃の続きを一人でするように、一人肝試しの帰路に足を踏み入れた。
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