美少女かと思ったらおっさんで、イケメンかと思ったら仏像モドキで、異世界かと思ったら俺の家が異世界みたいになってた。

カオス

　「カオスが問題なのだけれど、どうしたらいいかしら？」
　「心の問題は、日常生活に支障をきたすほど、大きい。それが、普通に生活出来てるのは…」
　「そうね。貴方を使ってるから、感情の発散も、救いもあるのだわ。汚い。貴方に救われた気持ちを利用してる…皆、汚い！便所だって、貴方が毛嫌いするはずね。その、貴方を利用してるのは、何かしら？」
　「…十字架？」
　「合っているわ！残酷だわ！人類は、何処まで貴方を食い物にすれば気が済むの…貴方が特にヤマキを嫌うのが分かるわ。調べるわ！」


　「カオスが、どう抗体に影響してるのかしら？」　　
　「例えると、常にゲリラ戦をやってて、逃げること、生き残ることを優先してるから、それ以外の事を考慮する余裕がない…」
　「前の、体調が悪くても、足に汗をかいて、安静に出来ないやつね！」
　「そう、このことだったのか。凄い…」
　「そうね！」
　「傷ついてるインナーチャイルドを見捨ててるから、まともな感情、感覚がないから…」
　「全く、判断出来ないのね！分かったわ！元気なのね！そうね！嬉しいのよ！」
　「ヨーデルの人は、騙され過ぎて、判断の範囲が狭いんじゃないかな。」　　
　「本当かしら？」
　「例えると、サッカー部のエースが、秀才に劣等感持つようなものだ。」
　「人それぞれでいいのね。」
　「秀才は、サッカーが出来ない事を恥じる必要もないし。多様な人間がいるから、進歩出来るはずだったけどな…」
　「そうね…騙されてるのかしら？」
　「俺は、騙されてると思う。どう騙されてたのか分からんが。判断が極端な気がする。」　　
　「分かったわ。考えてみるわ。調べてくるわ！何だか、私…違うの！そうじゃないのよ！ツンデレじゃないわ！もう、嫌…！」



　「カオスの解き方は何かあるかしら？！」
　「知恵の輪みたいな…」
　「そうね！ポイントは？」
　「こんがらがった毛玉みたいだから、解きやすい所から、解いていく…」
　「分かったわ！」

　’第六感ー気付きの能力’

　「解けない理由は抗体が、親の価値観に染まってるのに関係してる…？」
　「そうね…関係してるわ…」
　「どうしても譲れないもの…造物主の存在を、すり替えて生きる事を、良しとしているから…？」　　
　「すり替えている原因は…その辺りの感覚がおかしくなっていたわ！何でおかしいのかしら？！」
　「…恐怖？」
　「そうね！恐怖を感じてるから、体調が悪いのに、足に汗をかいて安静に出来ない…自分の足元が疎かになってることに気付けないのよ！分かったわ！調べるわ！」


　「カオスを解いたわ。酷いものだったわ。貴方を利用していたのが、とてもえげつなかった…貴方がこの世界を終わらせたいのも分かるわ。もういらないのね…だけど、許せないだけ…借金を返して欲しい、そういう気持ちなのね。分かったわ。」


　「セコイ…そう、彼ね。知っているわね。私だって…貴方一人が苦しんだらそれでいいって気持ちがあるわね…知ってたのね…当たり前やんって思ってるわね…お前らが、妄想ばっかりしてアホになって、クソ撒き散らして、便所同士セックスズコバコして、ハッピーな人生楽しんでんねんやろ？そういつだって、思ってるわね…分体に分かれてたって、別人なんて、思ってない。可愛いとは思ってるけど、大切じゃないし、信じてもない。誰も、どうでもいい。ただ、このまま、好き放題されて、死にたくない。いい思いがしたい。他の連中が楽しんでるように、生きてみたい。ローマの休日みたいね。貴方は何処でも注目されすぎて、自由に行動出来ない。仕事をしたら、同僚の頭がおかしくなって、子供の学校が酷かったわね。皆、湯だや民族みたいになって。こういう、話が重要なのよ。馬鹿には、はっきり言わないと分からないの。必要ないと思うのね。貴方はそうでしょうけど、他の連中は違うの。貴方が優しいから、好かれてるって、勘違いしてるのよ。便所って、軽蔑してるわね。でも、分からないのよ。なんでやねんと思うわね。駄目なのよ。彼も。貴方が自分を好きだって…笑ってるわね。大して価値なんかないのにって…誰もどうでもいい…勝手にすればいい。だけど、長い歴史で好き勝手されてきた、ツケは払わせてやる。その意地だけで、持ち堪えてるのよね…現実の惨めさに…言い返せない…前に言った、ステレオタイプに染まった人間は、頭がおかしいから、まともに話が通じないから、愛想笑いを浮かべて言いなりになるしか、他に方法がない。愚かだと、人類全てを思ってる。誰も尊敬なんかしてない。しょうがないから、我慢してるだけ。相手が勝手に熱を上げて、貴方に妄想してるだけ。気持ち悪いと思ってる。芸能人も、まあ、可愛いとは思ってるけど、自分に比べたら、大して価値が無い。要らない。欲しくない。今更どうでもいい。死にたくない。それだけ。分かったわ。この話に間違いないのね。違うことは違うと言うものね。今更、何だって気持ちが強いのね。」
　「アニメと、現実の区別がつかないようにしてた？」
　「そうなんだわ！アニメみたいに貴方を思ってて、都合良くストーリーを進めていたのよ。」
　「気持ち悪い…」　　
　「本当ね…頑張るわ…！」