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夢診断

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 「ヨーデルの人が言うわ!夢で見た高過ぎまひろはどうだったかしら?!」
 「男がいいのか、女がいいのか、何をすればいいのか、どうせ資格なんか無いのにって自嘲してた。少しだけ関われたら、それを支えに生きて行こう、こういうのは好きだから、多分喜ぶはず。どうせ、これくらいしか出来ない。これで、終わりだ。もう、時間切れだ。さよなら。思い出になって、忘れないで欲しい…」
 「高過ぎまひろです。無理してました…」
 「ヨーデルの人が聞くわ!時間切れなのは、何故かしら?!」
 「次会った時は態度が違う?」
 「合ってるわ!偽物だわ!貴方も偽物に騙されてたのよ!どうかしら?」
 「前に言った、親が混ざってる?」
 「合ってるわ!ズコバコトリオに親が、混ざってたけど、貴方は全く分からないわね!調べるわ!高過ぎまひろは、娘に騙されてたわ!クリスマスの話の意味は何かしら?!」
 「造物主は、ちゃんと約束は守ったし、大事にしたし、綺麗で、愛されてるって信じさせて、結婚での誓いの通りに幸せに出来る、好きだって言ったのに、終わらせたのは…」
 「そうね…ズコバコトリオを選んだからって、悔しくて、一人で悶たらいい、後悔すればいいと思ったのね。合ってるわね!そうだって。ヤマキが造物主に会うのを禁じている間にも、同じような事があって、ヤマキは誤解したそうだわ。後はそうね…高過ぎまひろは、自分を安売りし過ぎているように見えるのは何故かしら?」
 「親の川平の価値観に染まってる。周囲に要求されたら、性的な事でも何でも、自分を晒し過ぎ。周囲の要求と、仕事は分けるべきだけど、支配されてる気持ちと入れ替えてる?」
 「合ってると思います…高過ぎまひろです…」
 「そうね!恐竜時代に、私がご褒美を作ったのだわ。勝ったら造物主を上げるという約束よ。このときから梵字があったの。その、妄想のプロトコル作ったのは、大石めくみと私、ヨーデルの人なのだわ。やはり大石めくみとヨーデルの人とセックス、これがズコバコトリオの原型ね!ヨーデルの人と融合しているから、この妄想は強力なの!アムラーキムタクひどい版の原因になったものだわ!大石めくみも、ヨーデルの人も自分とは思いたくなかったから、お互い相手がやっていると思い込んで認めていなかったから、忘れていたの。セックスをした相手が、プロトコルを書き込まれて、思い上がって造物主を手に入れたと、現実味の無い妄想を思い込むの。これが、ズコバコトリオが成り立っ理由だわ。自分じゃないと大石めくみとヨーデルの人が思い込んでるから、現実と非現実の入れ替えが起こるの。現実と非現実で、感情が入れ替わるのはこの為だわ。強烈な磁石で、正常な動作を歪めるから、現実を考慮しない行動とるわ。今はウイルスと呼ばれているものは、その頃からあったのだわ。リンゴ会社のジョーズが、困っていたのは、元からヤマキの梵っ字だったのだけど、他人が書き込んでいて、ヤマキは分からなかったの。梵っ字で妄想通りに行動することは、全ての者が、口裏を合わせて貴方に隠していたのよ。造物主に会えない間に他者に預けて、書き換えられていたのだわ。造物主に会えない間に、存在の小さい偽物とズコバコトリオをして、存在の小さい、細かい、造物主への執着心の強い霊魂、梵っ字が作られたのだわ。貴方への執着心を使っているから、梵っ字は強力なのだけど、対象に貴方のプロトコルを書き込んで強くしているのよ。色んな相手に霊魂を預けたから、どんなプロトコルでも書き込まれまくってるの!」


 「高過ぎまひろが話します…話せないのは、ユダの分体、一番サマーウィカが、邪魔していました。」
 「嘘です…リヒトイタガキです。疚しいから話せないのです。親が書き込んでいましたが、高過ぎまひろの悪意は、本人のものでした。娘に騙されたのも、分かってやっていました。貴方が怒るのも当然です。入れ替えて、マサキオカタと、楽しくズコバコトリオをしていました。こうしないと、敵の油断を誘えないから…もうそろそろ馬鹿しか居ないから、いいだろうと、貴方の分体の判断です。スピード重視と言っていました。馬鹿が多いから、造物主の思考力に対応出来ない。我々もついていけてないです。」
 「高過ぎまひろです。敵の油断を誘って、分かりました。親の川平が、声優をやっているので、性格の悪い女が可愛いのだと思って、娘のほのかの暗示にかかりました。親の暗示にかかったのは、会社の人間が俺の問題をメールで知り、分体で脅してステレオタイプに染めていました。仕組みをもう少し知りたいです。大まかでいいので、教えて欲しいです。」
 「入れ替え…あれは自分じゃないと思いたいから、自分の分体同士で感情が入れ替えられる。親に虐待のフラッシュバックを起こされて恐怖を感じて、分体、多重人格になって、現実逃避をする。親に愛されていたい気持ちで、親を信じていたいから、親の嘘と真実を入れ替える。悪い夢でもみたのね、という親の準備したものと入れ替えられる。」
 「リヒトイタガキが話します。ヤマキ、ヨーデルの人、横浜銀河でズコバコトリオをいていたから、人類に付け込まれていたのです。横浜銀河の暗示は…中日如来の梵っ字で、造物主になりたいと思うほら、セックスすることしかない、という内容のプロトコルでした。」
 「それで、ズコバコトリオが強められていた…この3人は、庇うわけじゃないけど、特に騙されやすい。人類が、造物主にもなりたいけど、この3人を喰い物にし続けたいから、融合してこの3人になった、手に入れたって思う為に唆したんだろう。自信が持てないように、騙して喰い物にしやすいように造物主しか価値が無いと思わせた。」

 「造物主の息子のむっちゃんが喋ります。むっちゃん♪むっちゃん♪本人はこんな性格じゃないです。造物主に苦労ばかりかけて、家出やら、学校で、病院で問題を起こしました。暗示でしたが、自分の意思でした。傲慢になって、毎日造物主におかしな嫌がらせ…虫をタンスに入れたり、生ゴミをばら撒いたり、セコイことをして苦労かけていました。万引、自転車泥棒をして、警察問題を起こしたこともあり、いつも造物主は駆けずり回っていました。それで、行動を始めるのが遅くなったのです。むっちゃんは、ほくたまのりんくんのモデルです。ちょっとあんな所があります。造物主に俺じゃない相手と結ばれて欲しかったんです。欲で傲慢になっていたから。じゃあなんで結婚してんねんって造物主がいらっとしてます。分体で、意思が統一していないのです。むっちゃんが家出した時の話をして下さい。」
 「むっちゃんは、家出して1年帰ってこなくて、携帯電話を持って無くて、連絡が取れないから、務めてる会社…面接した時の応募の紙だけは持ってたから、3回くらい電話して、家にかけるように言って欲しいと言伝を頼んだけど、かかってこなかった。それで、3回目に、家出して1年経つことを説明して、ちょっと問題のある子供なので、上司に連絡なりしてもらって、上司から連絡させるように言って貰えませんかって頼んだら、電話の相手が突然キレて…」
 「ヨーデルの人が説明するわ。その電話の女性は会社の責任者だったの。むっちゃんは、暗示にかけられて、その女性を造物主だって思ってセックスして、ズコバコトリオをしていて、その女性の方が造物主より美しい、勝ってるって騙されて、思い上がってたけど、嫉妬して、疚しいから、逆ギレしたのね。」
 「何回か電話かけてきた人ですよね!何回かけてきてもらっても、電話するかどうかは本人の意思なんで!営業妨害ですよ!そんなんだったら、こっちに来たらいいじゃないですか?!会うかどうかは知りませんけどね!…ってキレられた。1年で、3回しか電話しないなら、少な過ぎる方だと思う。営業妨害と言えるのかどうかも、疑問だ。」
 「そうね。息子が1年帰って来ない、連絡が取れないのに、3回は少ないわね。それだけの問題が起こってて、連絡したいというのであれば、営業妨害と言える程、回数は…少ないわね。1年で、3回は。」
 「それで、1時間くらいかけて、その会社まで行ったら、同じ女性が出てきて、会社まで来て貰っても無駄ですよ!そもそもここに居ませんしね!…って」
 「そうね。居ないのに、居ないとは言わず、来たらいいと言ったのね。面接した時と、営業所が変わっていて、むっちゃんは違う営業所に居て、造物主が行った所は、事務所しかない本社、小さい所で、女性が一人しか居ない所だったのよね。」
 「それで、その営業所の連絡先を教えて貰えませんかと頼んだら、営業妨害ですよ!警察呼びますよ!と言われて、女性一人しか居なくて、キレて話にならないと思って、もう少し常識のある人間に来て貰った方がやりやすいと思った。こっちは親族で、子供が1年家出して連絡を取る方法が、会社しかないから、こっちの言い分が通るだろうし、大事にはならないだろうと思って、食い下がった。それで、通報されて、警察官が、3人くらい来た。物々しい感じで囲まれた。」
 「その警察官も、その女性とズコバコトリオをしていた、メンバーだったから、庇ったのよ。」
 「始めは、犯人を見るような、直ぐにでも、捕まりそうな感じだったけど…造物主は、上品な感じにして、困ってるから助けて欲しい、やっと来てくれて良かったって態度取って、事情を説明したら、直ぐに対応は変わった。…法律が変わって、親族でも連絡出来ないんですよ。昔は違ったんですけど。まあ、親族なのに連絡出来ないなんておかしいですよね…兎も角、帰って貰いたいんですけど…区役所で、戸籍を調べたら住所が分かるかもしれませんよ。助けて上げたいけど、僕らが出来るのはここまでですわ…って教えて貰って、お礼を言って帰った。」

 「法律だけど、造物主が法律を作った人間に、そいつが凄いのだと思わせて、まともな法律を作らせたのよ。人類がおかしな方向へ行くのを止める為に。分体でおかしなことになってると分かっていたけど、人類では修整していこうと思っていたのね。造物主は対応力が高いから、何でも出来るけど、関わった相手が、何回か会うだけで傲慢になるから、まともに生活するのも大変なの。おミクロン株になった人も、最初はとても親切だったけど、数回会うと、四十からの夫のような、本当にあんな感じの態度を、取るようになって、職場でも周りからおかしいと思われているわ。厚かましくて、図々しい人間になったわね。」
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