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第三章 一番星の光
第28話 誠実で残酷に
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茉莉が部屋に戻ったあとも、俺はしばらくソファから動けずにいた。
静まり返ったリビングで、さっき自分が口にした言葉だけが、何度も頭の中で反響する。
完全に勢いだった。
一緒に働くということ。
つまり、フリーランスの俺の日常に彼女を招き入れるという想像も覚悟も、もちろん全くした覚えはない。
でも、勢いで出たあの言葉は、紛れもなく俺の本音だったんだろう。
さっきまで茉莉が座っていたソファが、酷く広く感じる。
「覚悟を決めるとき……か」
これまで、こんなふうに自分の感情と正面から向き合ったことはなかった。
沙織を傷つけたあの日から、誰かを傷つけるのが怖くて。
加えて、自分が変わる自信も持てないまま、安全な場所に逃げ続けていた。
俺は、茉莉に惹かれている。
隣にいる未来を、望んでいることが分かってしまった。
……だったら。
中途半端なままじゃ、だめだよな。
テーブルの上に置いたスマホを手に取り、しばらく迷ってから、連絡先を開いた。
気まぐれに連絡がくることがある女性の連絡先をひとつひとつ削除していく。
重たいものから軽いものまで、もうきっかけこそは忘れてしまったけれど、なあなあに続けていた人間関係に終止符を打つ。
冷静に見てみれば、俺がいないとダメだなんて人は一人もいなくて、簡単に削除できてしまう連絡先に、乾いた笑いがこぼれた。
【華】
最後に残った女性の名前に、初めて指が止まった。
浮気性でDV気質のある彼氏と別れられない彼女は、きっとかなり俺の存在にも依存している。
自分も別の男に話を聞いてもらえるという環境を作ることで精神を安定させているのは明らかだった。
中途半端に手を差し伸べた自分に、勝手に離れる資格はあるのかと、そんな思いが頭をよぎる。
けれど、ぎゅっとスマホを持ち直して、俺は、短くメッセージを打ち込んだ。
〈近いうちに、会えるか〉
何度か打ち直して結局ありふれた一文を送信する。
返事は、思ったよりも早く返ってきた。
〈明日1日休みだよ~〉
それを見た瞬間、胸の奥がひどく重くなる。
でも、目を逸らすわけにはいかなかった。
_/_/_/_/_/_/
容赦なく照りつける日差しに、眉を潜める。
華に連絡をした次の日の日中。
俺は彼女と待ち合わせをするために、街へ出ていた。
「……暑いな」
こんな時間に、彼女に会うのは初めてだった。
これまでは決まって夜だった。
彼女の心が不安定になるのは、彼氏と何かがあったときだから。
昼間に会う理由なんて、なかったのだ。
約束の時間より少し早く着き、アイスコーヒーを注文すると、すぐに店内に入ってくる人影が見えた。
近づいてきた女性を見て、思わず笑ってしまう。
「その格好、初めて見た」
ノースリーブにロングのスカート。
健康的で、夏らしくて、やけに明るく見える。
夜の町で会う彼女の華やかな服装とは雰囲気があまりにも違った。
「今日暑いから。柊真くんはいつもと変わんないね」
彼女は眩しそうに目を細めながら、笑った。
「アイスティーお願いします。あ、ミルクもお願いしたいです!」
座りながら店員さんに朗らかに注文する彼女を、ぼんやりと見つめる。
「新鮮だな」
思いのままに口にすると、華は少し照れたように肩をすくめた。
「こっちのセリフだよ。まさか柊真くんから呼び出されると思わなかった」
その言葉が、胸に刺さる。
柔らかく伏せられた瞳が、これから話そうとしていることを見抜いているようで、胸がぎゅっと苦しくなった。
「今日は……話があって」
俺がそう言うと、彼女は小さく口元を緩めた。
表情を曇らせるでもなく、ただ静かに頷く。
「だよね」
口調が妙にやさしくて、余計に逃げ場をなくした。
無言でコーヒーを飲む時間が居心地悪い。
アイスティーが届いたところで、俺は小さく息を吐き出した。
「……もう、華と会うことはやめようと思う」
やっとの思いで口にした言葉は震えていた。
思えば、自分から人を突き放すのは初めてのことだったと思う。
胸の奥からじわじわと湧き出す罪悪感が苦しい。
華の顔を見るのが怖くて、情けなく俯くことしかできなかった。
「ふふ」
息苦しい沈黙に押し寄せそうになる後悔を押さえ込んでいると、頭上から思わぬ笑い声が聞こえた。
「……?」
不思議に思って顔をあげると、華はおかしそうに眉を下げて、アイスティーを口にする。
「分かってるよ」
思ったよりもずっとあっけらかんとした言葉に目を丸くする。
水や、届いたばかりのアイスティーをかけられるくらいの覚悟はしていたのに。
「柊真くんからの呼び出しなんて初めてだもん。分かるよ。ごめんね、気を遣わせたみたいで」
グラスの中で氷が触れ合う音が、カランコロンと空気を緩ませた。
「大丈夫……なのか?」
自分で言い出したくせに、そんなこと聞いたって仕方ないのに。
目の前でおこった予想外の出来事の裏に、強がりの気持ちを感じずにはいられない。
「そんなこと聞かないでよ」
眉を下げてそう言った華に、俺は小さく口を噤んだ。
「……理由、教えてくれないの?」
黙り込んだ俺を見ていた華がストローに触れながら、静かに訊ねる。
「大切にしたいと思える人が、できたんだ」
答えると同時に締め付けられる胸が苦しい。
今までの俺なら傷つける可能性のある言葉をわざわざ口にすることがなかった。
けれどきっとこれが、誠実ということ。
誠実とはときに残酷なのだと、今になって思い知る。
「そっかあ。それは、仕方ないね。今まで散々わがまま聞いてもらったんだし」
大きく伸びをして、明るく振る舞う彼女は本当に意外だった。
「いや、ごめん。俺の勝手で手を差し伸べて急に行けないだなんて最低だって思ってる」
「あはは、柊真くんってほんと変なとこ真面目」
華は、ストローをくるくると回しながら小さく笑った。
「あのね、これまで柊真くんを利用してたのは私なの。感謝するのは私の方なの。それ以上優しいこと言わないで」
はっきりと言い切られて、俺は言葉を失う。
黙ってアイスコーヒーを口にすると、かなり喉が渇いていたことに気がついた。
_/_/_/_/_/_/
「あっつ……」
店を出ると、さっきまでの冷房が嘘みたいに、ジリジリと太陽が肌を焼く。
「昼間に外に出るなんて柄のないことするから」
からかい混じりの華は楽しそうで、俺はふっと口元を緩めた。
「その人と、うまくいくといいね」
駅までの道を並んで歩きながら、何でもない調子で言われて一瞬反応に遅れる。
「どうだろ。正直、うまくいくことなんて想像できてない」
けれど、肩の荷が下りて気が抜けたのか、出てきた言葉は、自分でも意外なくらい素直なものだった。
華は足を止めて、俺を見る。
「柊真くんでも、そんなこと思うんだ」
振り返ると、少し笑って駆け寄ってきた彼女は、そのまま続けた。
「今日はなんか意外なことばっかりだねえ」
「……こっちの方が本当の俺だよ」
短く答えると、彼女は満足そうに頷いた。
「もしさ、うまくいかなかったら」
一拍置いて、いたずらっぽく続ける。
「そのときは、これまでお世話になった分、私が慰めてあげるから」
そして、ぐっと親指を立てた。
「だから、思いっきりいってきてください!」
思わず、息が抜ける。
「そうならないように、頑張るよ」
小さく笑ってそう言うと、華はあはは、と明るく声を上げた。
「うん。それでいい」
交差点の手前で、彼女は立ち止まる。
「じゃあね、柊真くん」
軽く手を振って、反対方向へ歩き出す背中は、夜に見ていたものよりずっと明るかった。
強がりなのかもしれないけれど、楽しそうで元気そうで、俺なんかいなくても大丈夫だと背中で語っているように見える。
その姿が人混みに紛れて見えなくなるまで、俺はしばらくその場に立っていた。
逃げ道をひとつ、自分の手で閉じた。
深く息を吸って、俺は背を向けてゆっくりと歩き出す。
もう一歩、ちゃんと前に進むために。
_/_/_/_/_/_/
第28話、読んでいただきありがとうございます_(⑉• •⑉_)
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静まり返ったリビングで、さっき自分が口にした言葉だけが、何度も頭の中で反響する。
完全に勢いだった。
一緒に働くということ。
つまり、フリーランスの俺の日常に彼女を招き入れるという想像も覚悟も、もちろん全くした覚えはない。
でも、勢いで出たあの言葉は、紛れもなく俺の本音だったんだろう。
さっきまで茉莉が座っていたソファが、酷く広く感じる。
「覚悟を決めるとき……か」
これまで、こんなふうに自分の感情と正面から向き合ったことはなかった。
沙織を傷つけたあの日から、誰かを傷つけるのが怖くて。
加えて、自分が変わる自信も持てないまま、安全な場所に逃げ続けていた。
俺は、茉莉に惹かれている。
隣にいる未来を、望んでいることが分かってしまった。
……だったら。
中途半端なままじゃ、だめだよな。
テーブルの上に置いたスマホを手に取り、しばらく迷ってから、連絡先を開いた。
気まぐれに連絡がくることがある女性の連絡先をひとつひとつ削除していく。
重たいものから軽いものまで、もうきっかけこそは忘れてしまったけれど、なあなあに続けていた人間関係に終止符を打つ。
冷静に見てみれば、俺がいないとダメだなんて人は一人もいなくて、簡単に削除できてしまう連絡先に、乾いた笑いがこぼれた。
【華】
最後に残った女性の名前に、初めて指が止まった。
浮気性でDV気質のある彼氏と別れられない彼女は、きっとかなり俺の存在にも依存している。
自分も別の男に話を聞いてもらえるという環境を作ることで精神を安定させているのは明らかだった。
中途半端に手を差し伸べた自分に、勝手に離れる資格はあるのかと、そんな思いが頭をよぎる。
けれど、ぎゅっとスマホを持ち直して、俺は、短くメッセージを打ち込んだ。
〈近いうちに、会えるか〉
何度か打ち直して結局ありふれた一文を送信する。
返事は、思ったよりも早く返ってきた。
〈明日1日休みだよ~〉
それを見た瞬間、胸の奥がひどく重くなる。
でも、目を逸らすわけにはいかなかった。
_/_/_/_/_/_/
容赦なく照りつける日差しに、眉を潜める。
華に連絡をした次の日の日中。
俺は彼女と待ち合わせをするために、街へ出ていた。
「……暑いな」
こんな時間に、彼女に会うのは初めてだった。
これまでは決まって夜だった。
彼女の心が不安定になるのは、彼氏と何かがあったときだから。
昼間に会う理由なんて、なかったのだ。
約束の時間より少し早く着き、アイスコーヒーを注文すると、すぐに店内に入ってくる人影が見えた。
近づいてきた女性を見て、思わず笑ってしまう。
「その格好、初めて見た」
ノースリーブにロングのスカート。
健康的で、夏らしくて、やけに明るく見える。
夜の町で会う彼女の華やかな服装とは雰囲気があまりにも違った。
「今日暑いから。柊真くんはいつもと変わんないね」
彼女は眩しそうに目を細めながら、笑った。
「アイスティーお願いします。あ、ミルクもお願いしたいです!」
座りながら店員さんに朗らかに注文する彼女を、ぼんやりと見つめる。
「新鮮だな」
思いのままに口にすると、華は少し照れたように肩をすくめた。
「こっちのセリフだよ。まさか柊真くんから呼び出されると思わなかった」
その言葉が、胸に刺さる。
柔らかく伏せられた瞳が、これから話そうとしていることを見抜いているようで、胸がぎゅっと苦しくなった。
「今日は……話があって」
俺がそう言うと、彼女は小さく口元を緩めた。
表情を曇らせるでもなく、ただ静かに頷く。
「だよね」
口調が妙にやさしくて、余計に逃げ場をなくした。
無言でコーヒーを飲む時間が居心地悪い。
アイスティーが届いたところで、俺は小さく息を吐き出した。
「……もう、華と会うことはやめようと思う」
やっとの思いで口にした言葉は震えていた。
思えば、自分から人を突き放すのは初めてのことだったと思う。
胸の奥からじわじわと湧き出す罪悪感が苦しい。
華の顔を見るのが怖くて、情けなく俯くことしかできなかった。
「ふふ」
息苦しい沈黙に押し寄せそうになる後悔を押さえ込んでいると、頭上から思わぬ笑い声が聞こえた。
「……?」
不思議に思って顔をあげると、華はおかしそうに眉を下げて、アイスティーを口にする。
「分かってるよ」
思ったよりもずっとあっけらかんとした言葉に目を丸くする。
水や、届いたばかりのアイスティーをかけられるくらいの覚悟はしていたのに。
「柊真くんからの呼び出しなんて初めてだもん。分かるよ。ごめんね、気を遣わせたみたいで」
グラスの中で氷が触れ合う音が、カランコロンと空気を緩ませた。
「大丈夫……なのか?」
自分で言い出したくせに、そんなこと聞いたって仕方ないのに。
目の前でおこった予想外の出来事の裏に、強がりの気持ちを感じずにはいられない。
「そんなこと聞かないでよ」
眉を下げてそう言った華に、俺は小さく口を噤んだ。
「……理由、教えてくれないの?」
黙り込んだ俺を見ていた華がストローに触れながら、静かに訊ねる。
「大切にしたいと思える人が、できたんだ」
答えると同時に締め付けられる胸が苦しい。
今までの俺なら傷つける可能性のある言葉をわざわざ口にすることがなかった。
けれどきっとこれが、誠実ということ。
誠実とはときに残酷なのだと、今になって思い知る。
「そっかあ。それは、仕方ないね。今まで散々わがまま聞いてもらったんだし」
大きく伸びをして、明るく振る舞う彼女は本当に意外だった。
「いや、ごめん。俺の勝手で手を差し伸べて急に行けないだなんて最低だって思ってる」
「あはは、柊真くんってほんと変なとこ真面目」
華は、ストローをくるくると回しながら小さく笑った。
「あのね、これまで柊真くんを利用してたのは私なの。感謝するのは私の方なの。それ以上優しいこと言わないで」
はっきりと言い切られて、俺は言葉を失う。
黙ってアイスコーヒーを口にすると、かなり喉が渇いていたことに気がついた。
_/_/_/_/_/_/
「あっつ……」
店を出ると、さっきまでの冷房が嘘みたいに、ジリジリと太陽が肌を焼く。
「昼間に外に出るなんて柄のないことするから」
からかい混じりの華は楽しそうで、俺はふっと口元を緩めた。
「その人と、うまくいくといいね」
駅までの道を並んで歩きながら、何でもない調子で言われて一瞬反応に遅れる。
「どうだろ。正直、うまくいくことなんて想像できてない」
けれど、肩の荷が下りて気が抜けたのか、出てきた言葉は、自分でも意外なくらい素直なものだった。
華は足を止めて、俺を見る。
「柊真くんでも、そんなこと思うんだ」
振り返ると、少し笑って駆け寄ってきた彼女は、そのまま続けた。
「今日はなんか意外なことばっかりだねえ」
「……こっちの方が本当の俺だよ」
短く答えると、彼女は満足そうに頷いた。
「もしさ、うまくいかなかったら」
一拍置いて、いたずらっぽく続ける。
「そのときは、これまでお世話になった分、私が慰めてあげるから」
そして、ぐっと親指を立てた。
「だから、思いっきりいってきてください!」
思わず、息が抜ける。
「そうならないように、頑張るよ」
小さく笑ってそう言うと、華はあはは、と明るく声を上げた。
「うん。それでいい」
交差点の手前で、彼女は立ち止まる。
「じゃあね、柊真くん」
軽く手を振って、反対方向へ歩き出す背中は、夜に見ていたものよりずっと明るかった。
強がりなのかもしれないけれど、楽しそうで元気そうで、俺なんかいなくても大丈夫だと背中で語っているように見える。
その姿が人混みに紛れて見えなくなるまで、俺はしばらくその場に立っていた。
逃げ道をひとつ、自分の手で閉じた。
深く息を吸って、俺は背を向けてゆっくりと歩き出す。
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第28話、読んでいただきありがとうございます_(⑉• •⑉_)
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