【R18】婚約破棄されたらおっとり系アラフォーを攻めることになりまして

チーズたると

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 ニアンナの指摘通り、そこを扱くたびに、ぬちゅぬちゅと卑猥な水音が繰り返されていた。
 腰を痙攣させながら、ナミアは枕に縋って訴える。

「そんなに、されたら――ゃうう……、ッ……出ちゃう……出ちゃう、からぁ……!」

 息も絶え絶えに、彼は泣きながら述べた。

 ここで相手を絶頂させるのも、悪くはないだろう。年下の異性の手によって果てた事実は、きっとナミアを羞恥心で追いつめ、その肉体をいっそう過敏にするのに違いない。
 だが、ニアンナは敢えて、彼を攻める手を止めた。

「っ、ぁ……」

 突如やんだ刺激にナミアは困惑の表情をうかべ、そうして、どこか物欲しそうにも聞こえる声を出す。
 彼は、切なげな眼差しでニアンナを見た。

「……ニアンナ、ちゃん……?」

 相手のとろけきった面差しに、ニアンナは小さく笑う。

「どうしたんですか、そんな顔して。ひょっとして、私にイかせてほしかったんですか?」
「そ、そんな……こと……」

 反論はするものの、ナミアの声音は弱々しい。

 相手のくちから指を抜いたニアンナは、彼に跨った。ナミアの反応に煽られて、ニアンナの下腹部もすっかり熱くなっている。

 ワンピースの裾を自らめくり、下着をずらすニアンナを見て、これからなにがおこなわれるのかを察したナミアが、あわてて言った。

「ま、ま、まって、ニアンナちゃん……! それはだめ、いけないよ……!」
「いけなくないです。ナミアさんのエッチな声、もっといっぱい聞かせてくださいね」

 潤んだ秘部に相手の昂りの先端をあてがい、ニアンナはゆっくりと腰をおろす。

 自身を襲う状況に耐えきれなくなったのか、自らの両手で顔を覆ったナミアは、指の隙間から挿入の光景を見つめた。そんな初々しい反応がニアンナを喜ばせているとは、きっと露ほども想像してはいないだろう。

「ァ、ん……ぁあッ……だめ、入ってる……っ」

 まるで初体験の少女のように、彼は喘いだ。ニアンナの加虐心が相手に煽情されて、ますます大きくなっていく。
 根元まで挿入し終えると、ニアンナは微笑して告げた。

「……入っちゃいました」
「ぁ、うう……」

 依然として、果実のごとく真っ赤に色付いたナミアの耳が可愛らしい。

「動きますね。ああ、ちなみに顔を隠したら、もっといやらしいことしちゃいますから」

 指摘すると、ナミアはぎくりとして、おそるおそる顔から自身の手を離した。
 次いで眉根を寄せてからぎゅっと両目を閉じ、枕に縋る。

 羞恥心に精一杯、耐えている顔だった。恥じらいを覚えながらもニアンナの言葉に素直に応じるあたりが、見る者をたまらない気持ちにさせる。

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