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巧巳の場合05.違和感が快感に変わるとき
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巧巳は、昼に来ると言っていた三枝をソワソワしながら待っている。
朝は、親が仕事に行くまで、巧巳は部屋から出なかった。朝食に呼ばれたが、ディルドが挿入っていることを隠すため、食欲がない振りをして学校も休んだ。
一晩じっくり広げられた孔は、朝には更に快感が上がり、少しでもディルドが押されればゾワリと肌が粟立つ。
こんな状態になるとは、巧巳自身も思わず、正直……甘く見ていた。先生の為に、違和感だけを次の日まで我慢すればいいと思っていたが、違和感が快感になってしまうとは考えも及ばなかった。
自分の身体が、朝からおかしくなってしまったのではないかと、ベッドの中で最初は震えていた。しかし、眠気が覚め、ハッキリとした感覚が戻ってくると、それはどんどん強い快感に変わっていった。
お昼とは、何時なのかを考えつつ時計を見ると、11時半を指している。
時間の約束を破ったことがない先生は、きっとお昼ちょうどに来るだろうと思い、巧巳はまた勉強机の前に行った。この椅子に座って、角度を変えたりすれば、昨日よりももっと気持ちがいいかもしれない。
そう思った瞬間、インターホンが鳴った。
時計を見れば11時40分だ。
とりあえず巧巳は、ヨロヨロとダイニングルームまで辿り着き、インターホンのボタンを押した。
<はい>
三枝は、昼よりも少し前に、巧巳の家に着いていた。昼に来るとは言ったものの、もしかしたら痛くて自分で抜いてしまっているかもしれないと思い、その分を加味して早めに着いていた。
「三枝です」
<せ、先生……今開けます……>
明らかに動揺しているような、震えているような巧巳の声がした。自分で抜いてしまうと考えたのは、杞憂だったかもしれないと、内心ほくそ笑む。扉が開き、エレベーターに乗って最上階に着いても、巧巳はドアから出てきていない。仕方が無いのでドアに付いたチャイムを慣らすと、やっと巧巳が顔を出した。
その顔は、今まで三枝が見た巧巳の表情で、一番と言ってもいいほどに艶を纏っている。
「入るよ」
三枝が後ろ手でドアを閉めると、巧巳がしなだれかかり、抱きついてキスをした。三枝はそのキスを淫靡な動きに変え、舌を嬲り、何度も歯列をなぞってゆく。
「ん……っ、んぅ……」
明らかに欲情した顔と躯体だ。
間違いなくディルドは挿入されたままだろうと、三枝は安心した。わざと尻には触らず、まずは肩を貸して部屋に戻しベッドに座らせると、座った途端に巧巳が声を上げた。
「……っ、んん……っ」
三枝は内心興奮で満たされていた。きっとこの様子なら、開発もあと少しだろうと考え、巧巳を抱き締めベッドに押し倒す。
「せん、せ……、大きいの……きもちよ、く……なっちゃっ、た……」
少し俯き、そう言いながら上目遣いになる巧巳は、想像以上に可愛いかった。
今日は巧巳を開発し、夕方には伸也の家に行かなくてはならない。
三枝は、ふふ、と笑うと、巧巳に覆い被さった。
朝は、親が仕事に行くまで、巧巳は部屋から出なかった。朝食に呼ばれたが、ディルドが挿入っていることを隠すため、食欲がない振りをして学校も休んだ。
一晩じっくり広げられた孔は、朝には更に快感が上がり、少しでもディルドが押されればゾワリと肌が粟立つ。
こんな状態になるとは、巧巳自身も思わず、正直……甘く見ていた。先生の為に、違和感だけを次の日まで我慢すればいいと思っていたが、違和感が快感になってしまうとは考えも及ばなかった。
自分の身体が、朝からおかしくなってしまったのではないかと、ベッドの中で最初は震えていた。しかし、眠気が覚め、ハッキリとした感覚が戻ってくると、それはどんどん強い快感に変わっていった。
お昼とは、何時なのかを考えつつ時計を見ると、11時半を指している。
時間の約束を破ったことがない先生は、きっとお昼ちょうどに来るだろうと思い、巧巳はまた勉強机の前に行った。この椅子に座って、角度を変えたりすれば、昨日よりももっと気持ちがいいかもしれない。
そう思った瞬間、インターホンが鳴った。
時計を見れば11時40分だ。
とりあえず巧巳は、ヨロヨロとダイニングルームまで辿り着き、インターホンのボタンを押した。
<はい>
三枝は、昼よりも少し前に、巧巳の家に着いていた。昼に来るとは言ったものの、もしかしたら痛くて自分で抜いてしまっているかもしれないと思い、その分を加味して早めに着いていた。
「三枝です」
<せ、先生……今開けます……>
明らかに動揺しているような、震えているような巧巳の声がした。自分で抜いてしまうと考えたのは、杞憂だったかもしれないと、内心ほくそ笑む。扉が開き、エレベーターに乗って最上階に着いても、巧巳はドアから出てきていない。仕方が無いのでドアに付いたチャイムを慣らすと、やっと巧巳が顔を出した。
その顔は、今まで三枝が見た巧巳の表情で、一番と言ってもいいほどに艶を纏っている。
「入るよ」
三枝が後ろ手でドアを閉めると、巧巳がしなだれかかり、抱きついてキスをした。三枝はそのキスを淫靡な動きに変え、舌を嬲り、何度も歯列をなぞってゆく。
「ん……っ、んぅ……」
明らかに欲情した顔と躯体だ。
間違いなくディルドは挿入されたままだろうと、三枝は安心した。わざと尻には触らず、まずは肩を貸して部屋に戻しベッドに座らせると、座った途端に巧巳が声を上げた。
「……っ、んん……っ」
三枝は内心興奮で満たされていた。きっとこの様子なら、開発もあと少しだろうと考え、巧巳を抱き締めベッドに押し倒す。
「せん、せ……、大きいの……きもちよ、く……なっちゃっ、た……」
少し俯き、そう言いながら上目遣いになる巧巳は、想像以上に可愛いかった。
今日は巧巳を開発し、夕方には伸也の家に行かなくてはならない。
三枝は、ふふ、と笑うと、巧巳に覆い被さった。
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