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★もっと奥まで
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イッたばかりの身体は中からも強く快感を拾いはじめ、ぬるつく突起がいいところを掠める度にあえかな声を漏らす。
「ん、んーっ、ぁっ」
「中も俺の形に馴染んで、とろとろになってきた」
甘い声で囁かれながら額にキスを落とされて、うっとりと彼の背中に手を這わせた。ふわふわで熱くて、幸せな感触がする。
これ以上奥に入らないというところまで先端が潜り込んできて、開けと言いたげにノックをされた。静樹は首を左右に振って嫌々と訴える。
「あ、それ以上は、入らない……っ」
「本当に? でもまだ全部入ってないから、挿れてほしいな……無理かなあ、もっとシズキと一つになりたい……」
ぐぐっと腰を押さえつけられて、バタバタと足を動かして逃げようとする。
しかし逃げようとするほどタオの野生に火をつけてしまうのか、身体全体を抱き込まれて身動きが取れなくなってしまった。
「は、離して……っ」
「シズキ、ゆっくり息を吐いて、身体の力を抜いて俺を受け入れて?」
「む、無理……」
「駄目なの? シズキの身体、全部俺のものにしたいのに……シズキのことが大好きだから」
タオは顔を上げて、切なげにシズキを見つめる。
(そんな風に言うなんて、ズルい……僕だって、タオが好きだ。もっと気持ちよくなってほしいし、彼のことを受け入れたい……)
静樹は意を決して、ゆっくりと息を吐きはじめた。自分から大きく足を広げて、タオの腰に足先を巻きつける。
「ん、来て……痛く、しないで」
「しない」
タオが真剣な声音で返事をしてくれたので、信じて身を任せることにした。何度か探るようにトントンと最奥をノックした後、きっさきが未開の場所目指して押し込まれる。
「あ、ぐぅ……っ!」
「シズキ、もうちょっとだ……っ、がんばれ」
「は、ぁううぅ……っ!」
メリメリと押し開かれて、先端のくびれまでが最奥のさらに奥へと飲み込まれた。頭の端でチカチカと星が瞬いている。
奥まで納められて揺するように腰を動かされると、じゅわっと身体の奥底から湧きでるような快感が溢れ出てきて、ガクガクと足を震わせた。
「あ、ぁ……?」
「ん、シズキ……っ、すごくいいよ、奥をトントンってしてあげるね」
「ひ、あ、あっ、あ、ぁっ」
ほとんど腰を動かされていないのに、奥から次々に快楽が産まれて、壊れたみたいに感じきった声が溢れ出す。
「こっちの体勢の方が、より奥に入るかも……」
「え、あ、ぁっあ!」
腕を引かれて、あぐらをかいた膝の上に身体を持ち上げられた。目の奥がチカチカして力が入らない。
熱杭の先端がどこを突いているのかリアルに長さを自覚してしまい、静樹は顔を真っ赤にしながら自身の腹を撫でた。
タオは優しくあやすようにして、最奥を捏ねるように愛撫する。静樹はされるがままに身体を揺さぶられた。
「シズキ、ちゅーしよう」
「ん……っ、ぅ、んんぅ」
ふわふわの毛皮に包まれながら、舌を啜られる。胸の先も肉球で押されて、触られてもいない静樹の欲望がどんどん角度を増していく。
ずっと快感を与えられ続けて、頭の端が痺れてきた。気づけば静樹の腰は勝手に揺れていて、煽られた眼前の虎は激しく静樹を下から突き上げる。
「うっ、んーっ!」
食べられるのではないかという勢いで口の中を貪られ、舌を絡められる。最奥に出たり入ったりする雄の動きは刺激が強すぎて、静樹は思いきりタオの胸を押した。
彼は静樹の弱々しい抵抗など歯牙にもかけずに、何度も奥へと雄を押し込んだ。
痛みなんて微塵も感じていないので、漏れ出る声は甘さに満ちたものばかりでタオは止まる気配がない。
気持ちよすぎることも辛いなんて、初めて知った。じわりと目尻に涙が浮かび、強すぎる快感から逃れられないまま身体の奥から熱が弾ける。
「ん、んっ……!」
ずっとイッているような快感が、腰の奥底を犯し続けている。バカになりそうなほど気持ちよくて、静樹は何度もぴくぴくと腰を跳ねさせた。
「っ、ごめんシズキ、中で出しちゃった。掻き出さないと……」
「……っあ」
身体をシーツの上に横たえられて、足を開かされた。雄の象徴からは何も出ていなくて、さっきのは何だったんだろうとぼんやり思考した。
(もしかしたら、女の子みたいにイッちゃったのかな……すごかった、飛んじゃいそうだった)
ポーッと先程の快感に意識を飛ばしていると、タオが彫像のごとく固まっているのに気がついた。
「……?」
虎獣人は静樹の秘部を凝視したまま動かない。チラリとうかがうように顔を見つめられて、爪を怖がらないか心配しているのかなと気づく。
(タオなら僕に痛いことしないから、大丈夫)
激しくて甘いエッチに理性を彼方へと飛ばした静樹は、微笑みながら自ら足を大きく広げて、指で蕾を広げてみせた。
「いいよ、中もたくさん触って……?」
理性が完全に千切れる音を聞いた気がした。
「ん、んーっ、ぁっ」
「中も俺の形に馴染んで、とろとろになってきた」
甘い声で囁かれながら額にキスを落とされて、うっとりと彼の背中に手を這わせた。ふわふわで熱くて、幸せな感触がする。
これ以上奥に入らないというところまで先端が潜り込んできて、開けと言いたげにノックをされた。静樹は首を左右に振って嫌々と訴える。
「あ、それ以上は、入らない……っ」
「本当に? でもまだ全部入ってないから、挿れてほしいな……無理かなあ、もっとシズキと一つになりたい……」
ぐぐっと腰を押さえつけられて、バタバタと足を動かして逃げようとする。
しかし逃げようとするほどタオの野生に火をつけてしまうのか、身体全体を抱き込まれて身動きが取れなくなってしまった。
「は、離して……っ」
「シズキ、ゆっくり息を吐いて、身体の力を抜いて俺を受け入れて?」
「む、無理……」
「駄目なの? シズキの身体、全部俺のものにしたいのに……シズキのことが大好きだから」
タオは顔を上げて、切なげにシズキを見つめる。
(そんな風に言うなんて、ズルい……僕だって、タオが好きだ。もっと気持ちよくなってほしいし、彼のことを受け入れたい……)
静樹は意を決して、ゆっくりと息を吐きはじめた。自分から大きく足を広げて、タオの腰に足先を巻きつける。
「ん、来て……痛く、しないで」
「しない」
タオが真剣な声音で返事をしてくれたので、信じて身を任せることにした。何度か探るようにトントンと最奥をノックした後、きっさきが未開の場所目指して押し込まれる。
「あ、ぐぅ……っ!」
「シズキ、もうちょっとだ……っ、がんばれ」
「は、ぁううぅ……っ!」
メリメリと押し開かれて、先端のくびれまでが最奥のさらに奥へと飲み込まれた。頭の端でチカチカと星が瞬いている。
奥まで納められて揺するように腰を動かされると、じゅわっと身体の奥底から湧きでるような快感が溢れ出てきて、ガクガクと足を震わせた。
「あ、ぁ……?」
「ん、シズキ……っ、すごくいいよ、奥をトントンってしてあげるね」
「ひ、あ、あっ、あ、ぁっ」
ほとんど腰を動かされていないのに、奥から次々に快楽が産まれて、壊れたみたいに感じきった声が溢れ出す。
「こっちの体勢の方が、より奥に入るかも……」
「え、あ、ぁっあ!」
腕を引かれて、あぐらをかいた膝の上に身体を持ち上げられた。目の奥がチカチカして力が入らない。
熱杭の先端がどこを突いているのかリアルに長さを自覚してしまい、静樹は顔を真っ赤にしながら自身の腹を撫でた。
タオは優しくあやすようにして、最奥を捏ねるように愛撫する。静樹はされるがままに身体を揺さぶられた。
「シズキ、ちゅーしよう」
「ん……っ、ぅ、んんぅ」
ふわふわの毛皮に包まれながら、舌を啜られる。胸の先も肉球で押されて、触られてもいない静樹の欲望がどんどん角度を増していく。
ずっと快感を与えられ続けて、頭の端が痺れてきた。気づけば静樹の腰は勝手に揺れていて、煽られた眼前の虎は激しく静樹を下から突き上げる。
「うっ、んーっ!」
食べられるのではないかという勢いで口の中を貪られ、舌を絡められる。最奥に出たり入ったりする雄の動きは刺激が強すぎて、静樹は思いきりタオの胸を押した。
彼は静樹の弱々しい抵抗など歯牙にもかけずに、何度も奥へと雄を押し込んだ。
痛みなんて微塵も感じていないので、漏れ出る声は甘さに満ちたものばかりでタオは止まる気配がない。
気持ちよすぎることも辛いなんて、初めて知った。じわりと目尻に涙が浮かび、強すぎる快感から逃れられないまま身体の奥から熱が弾ける。
「ん、んっ……!」
ずっとイッているような快感が、腰の奥底を犯し続けている。バカになりそうなほど気持ちよくて、静樹は何度もぴくぴくと腰を跳ねさせた。
「っ、ごめんシズキ、中で出しちゃった。掻き出さないと……」
「……っあ」
身体をシーツの上に横たえられて、足を開かされた。雄の象徴からは何も出ていなくて、さっきのは何だったんだろうとぼんやり思考した。
(もしかしたら、女の子みたいにイッちゃったのかな……すごかった、飛んじゃいそうだった)
ポーッと先程の快感に意識を飛ばしていると、タオが彫像のごとく固まっているのに気がついた。
「……?」
虎獣人は静樹の秘部を凝視したまま動かない。チラリとうかがうように顔を見つめられて、爪を怖がらないか心配しているのかなと気づく。
(タオなら僕に痛いことしないから、大丈夫)
激しくて甘いエッチに理性を彼方へと飛ばした静樹は、微笑みながら自ら足を大きく広げて、指で蕾を広げてみせた。
「いいよ、中もたくさん触って……?」
理性が完全に千切れる音を聞いた気がした。
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