戦場から帰らぬ夫は、隣国の姫君に恋文を送っていました
しばらく床に臥せていたエルマが久方ぶりに参加した祝宴で、隣国の姫君ルーシアは戦地にいるはずの夫ジェイミーの名を口にした。
「彼から恋文をもらっていますの」。
二年もの間、自分には便りひとつ届かなかったのに?
真実を確かめるため、エルマは姫君の茶会へと足を運ぶ。
そこで待っていたのは「身を引いて欲しい」と別れを迫る、ルーシアの取り巻きたちだった。
※小説家になろう様にも投稿しています
「彼から恋文をもらっていますの」。
二年もの間、自分には便りひとつ届かなかったのに?
真実を確かめるため、エルマは姫君の茶会へと足を運ぶ。
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確かに、ひとりお花畑な状態の姫様が知ってしまった時の心境を考えると、ざまぁになってますね
そのあたりに焦点を当てた続編というか、姫様サイドのお話を後日投稿予定ですが、
捏造に加担した者たちはそれなりの代償を受けることになると思います。
感想をお寄せいただきありがとうございました。
感想をお寄せいただきありがとうございます!
お姫様はまさに恋に恋している状態でした。
戦時下ということもあって、真実を知る時にはかなり過酷な状況に陥っているのですが…
そのうち姫様サイドのお話も投稿できたらと思うので、そちらで多少の結末は分かるかと思います。
(かなり暗い話になるので、ご希望に添えなかったら申し訳ないです)
美しく、悲しい話というお言葉、大変光栄に思います。
エルマは状況を理解していながらも、話の中で浮かび上がる幻影を追い求めてやまないのですが…
その中で少しでも癒しと救いが得られればと思います。
感想をお寄せいただきありがとうございました。
夫は本当に浮気心があった?姫のもとに必ず帰ってくると言ったとなれば、姫に心移りしていたのか。確かに、何年も妻に会わない、連絡もないとなれば、結構夫は妻に対し冷たいよね。優しい夫というが、外面は良いだけなのでは?とにかく、妻が可哀想。
そちらについて、本編内で入れ込む余地が無かったので諦めたのですが、戦地に行かないでほしいと縋る姫様を宥めるために、「戦が終わったら(ご挨拶のために)必ず戻りますから」っていうニュアンスでした。(ジェイミーは挨拶を終えたら妻の元に帰る気満々でした)
描写不足により疑問に思わせてしまって申し訳ありません。
感想をお寄せいただきありがとうございました。
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