推しのおじさんにガチ恋しない

 好きな町に住みたくて異動を決めた立花(たちばな)ゆいな。異動先には木野(きの)という植物をこよなく愛するおじさんがいた。ゆいなは背が高くて声がいい木野を激推し。ひょんなことから彼の行きつけの居酒屋で出会い、狂喜乱舞しながら意気投合した。
 木野は女性社員の人気を集めているが、強い植物愛を分かち合えたのはゆいなが初めて。周りの後押しと本人の承諾もあり彼女と一緒に出掛けることに。結果、距離を縮めて周りは秒読みかと期待。
 そんなある時、木野はゆいなが恋愛で苦しんだ過去と『推し』という言葉に隠された真意を知った。
 ゆいなはゆいなで元カレに再会して当時の悲しさが怒りへと昇華。一触即発の瞬間に現れたのは木野で────
 紆余曲折を経た二人は再び一緒に出掛ける約束をする。秘めた想いを相手へ伝えるために。

 推しへの恋に抗おうとする歳の差20の社内恋愛。



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