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序章
Part 6 『非日常の始まり』
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俺の家は、先ほどいた山の近くにある住宅街の一つの家で父親と母親、そして妹の4人で暮らしている。父は、遅くまで働いていたり、夜勤が多かったりと顔を合わせる機会がそんなにない。しかし、母親が専業主婦なので基本的に家にいるので子供の頃から寂しいとは思ったことはない。
妹の春香は、高校生で絶賛反抗期だ。そのせいか、最近、俺への態度が嫌に冷たい。何か気に触ることでもしたのかと思ったが、一切心当たりがない。そう言う時期もあるよなと思って適当に流すことにしている。
家に帰ると春香に泥だらけになった上着を着ているのが見つかって「うわ、汚い。近寄らないで! 魂が汚れる!」とお風呂に入るように言われ風呂に入る事にした。
いや、春香。言い過ぎだろ・・・。まあ、魂が汚れるとまで言われては入らないわけにはいかない。泥だらけになった上着とついでに来ている服を全部まとめて入れて洗濯機を回す。
風呂はもう家族の誰かが沸かしてくれていたので、シャワーで適当に体を洗って風呂に入る。
一体いつからあの子はあんなに辛辣になったんだろうか、今、高校2年生だから気難しい時期なのだろうか・・・
「昔は、俺の後ろをくっついて来て可愛かったのに・・・急に口が悪く・・・」
「お兄ちゃん、なに、気持ち悪いこと言ってんの・・・ていうか、そんな時なんてないし」
脱衣所の方から春香の声が聞こえる。声に出してたらしい。
「一応、お母さんが、服持って入ってないだろうから持ってけって言ってたから持ってきた。」
「ああ、ありがとな。」
家に帰って来てそのまま風呂に入ったので確かに着替えがなかった。
「ていうか、一人でブツブツ喋るのやめた方がいいよ。気持ち悪いから」
「お前、本当に口悪いなぁ・・・俺だからいいけど他の子にそんなこと言ってたら友達なくすぞー」
「うっさいし、ていうか、外でそんなこと言わないし」
「まあ、そりゃあ、そうか。」
妹は基本的に外に出た時は、別人のように変貌するのだ。猫になってるのではと思うほどに猫をかぶる。学校でもそうらしいので、素を出せる場所は必要なのだろう。そう思えば、毒舌も多少は納得できなくもない。
「置いとくから、さっさと上がってよね。私まだお風呂入ってないんだから」
「分かった。ありがとな。」
春香が脱衣所から出ていくのを物音で確認しながら風呂を上がる。
「さて、さっさと上がりますかね・・・あ」
どうやら、独り言を言う癖はなかなか根が深いものらしい。まあ、前々から知っていたけれど・・・
風呂から上がり、適当に携帯をいじっていると柏木さんがLINEに友達申請が来ていた。女子から友達申請されるのってなんだか嬉しいものがある。勿論、友人関係ではあるが、それでも心躍るものだ。
申請を承認して「よろしくお願いします」とメッセージを送った。すると、すぐに返信が来て「お陰で無事に家に帰れた。ありがと」と返信がきた。
良かった。流石に家の近くでは迷子にはならないか・・・
あのレベルの迷子を放置しておくのは、不安すぎるのでかなり心配していたのだが無事で良かった。
今回の一件で柏木さんとは少し仲良くなった。そう思えば、2時間も気絶していたかいもあるというものだ。いや、木にぶつかったのは完全に自業自得ではあるのだが・・・
身体中の痛みはある程度、引いていたのだが相変わらず頭痛が引かない。重い病気ではないよな。
こういうのはさっさと寝てしまった方がいいのかもしれない。
食事を軽く済ませて、すぐに自室に帰り眠ることにする。大体の不調は、眠ってしまえばなんとかなるのだ。
もし、それでも治らない場合は、病院に行こうと思いベッドで眠りについた。かなり激しい運動をしたこともあってか、すぐに睡魔がやってきて、意識を奪い去っていく。
目を覚ますと頭の痛みも体の痛みも引いていた。一部は青痣になっていて触ると鈍い痛みが走るが、それ以外は、元の健康な状態に戻っていた。
体を起こして体を伸ばす。意識がクリアになってくるのを感じて、ベッドから起き上がり、カーテンを開ける。屋根の上には黒い猫がいた。猫はこちらを向いて眠そうに欠伸をしていた。
「・・・・・・は?」
猫を見ると俺は目を疑った。猫の体の下半身が骨だけだったのだ。
妹の春香は、高校生で絶賛反抗期だ。そのせいか、最近、俺への態度が嫌に冷たい。何か気に触ることでもしたのかと思ったが、一切心当たりがない。そう言う時期もあるよなと思って適当に流すことにしている。
家に帰ると春香に泥だらけになった上着を着ているのが見つかって「うわ、汚い。近寄らないで! 魂が汚れる!」とお風呂に入るように言われ風呂に入る事にした。
いや、春香。言い過ぎだろ・・・。まあ、魂が汚れるとまで言われては入らないわけにはいかない。泥だらけになった上着とついでに来ている服を全部まとめて入れて洗濯機を回す。
風呂はもう家族の誰かが沸かしてくれていたので、シャワーで適当に体を洗って風呂に入る。
一体いつからあの子はあんなに辛辣になったんだろうか、今、高校2年生だから気難しい時期なのだろうか・・・
「昔は、俺の後ろをくっついて来て可愛かったのに・・・急に口が悪く・・・」
「お兄ちゃん、なに、気持ち悪いこと言ってんの・・・ていうか、そんな時なんてないし」
脱衣所の方から春香の声が聞こえる。声に出してたらしい。
「一応、お母さんが、服持って入ってないだろうから持ってけって言ってたから持ってきた。」
「ああ、ありがとな。」
家に帰って来てそのまま風呂に入ったので確かに着替えがなかった。
「ていうか、一人でブツブツ喋るのやめた方がいいよ。気持ち悪いから」
「お前、本当に口悪いなぁ・・・俺だからいいけど他の子にそんなこと言ってたら友達なくすぞー」
「うっさいし、ていうか、外でそんなこと言わないし」
「まあ、そりゃあ、そうか。」
妹は基本的に外に出た時は、別人のように変貌するのだ。猫になってるのではと思うほどに猫をかぶる。学校でもそうらしいので、素を出せる場所は必要なのだろう。そう思えば、毒舌も多少は納得できなくもない。
「置いとくから、さっさと上がってよね。私まだお風呂入ってないんだから」
「分かった。ありがとな。」
春香が脱衣所から出ていくのを物音で確認しながら風呂を上がる。
「さて、さっさと上がりますかね・・・あ」
どうやら、独り言を言う癖はなかなか根が深いものらしい。まあ、前々から知っていたけれど・・・
風呂から上がり、適当に携帯をいじっていると柏木さんがLINEに友達申請が来ていた。女子から友達申請されるのってなんだか嬉しいものがある。勿論、友人関係ではあるが、それでも心躍るものだ。
申請を承認して「よろしくお願いします」とメッセージを送った。すると、すぐに返信が来て「お陰で無事に家に帰れた。ありがと」と返信がきた。
良かった。流石に家の近くでは迷子にはならないか・・・
あのレベルの迷子を放置しておくのは、不安すぎるのでかなり心配していたのだが無事で良かった。
今回の一件で柏木さんとは少し仲良くなった。そう思えば、2時間も気絶していたかいもあるというものだ。いや、木にぶつかったのは完全に自業自得ではあるのだが・・・
身体中の痛みはある程度、引いていたのだが相変わらず頭痛が引かない。重い病気ではないよな。
こういうのはさっさと寝てしまった方がいいのかもしれない。
食事を軽く済ませて、すぐに自室に帰り眠ることにする。大体の不調は、眠ってしまえばなんとかなるのだ。
もし、それでも治らない場合は、病院に行こうと思いベッドで眠りについた。かなり激しい運動をしたこともあってか、すぐに睡魔がやってきて、意識を奪い去っていく。
目を覚ますと頭の痛みも体の痛みも引いていた。一部は青痣になっていて触ると鈍い痛みが走るが、それ以外は、元の健康な状態に戻っていた。
体を起こして体を伸ばす。意識がクリアになってくるのを感じて、ベッドから起き上がり、カーテンを開ける。屋根の上には黒い猫がいた。猫はこちらを向いて眠そうに欠伸をしていた。
「・・・・・・は?」
猫を見ると俺は目を疑った。猫の体の下半身が骨だけだったのだ。
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