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2章
Part 58 『迷い子は過去を語る』
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「だけど、峰、私は、魔女を探すのは辞めないよ。」
私は、峰に少しの罪悪感を感じながら言葉を返した。峰の話は、突然ではあったけど、信用している。幽霊が見える。実際、峰は、あの室外機が落ちる現象が起こる前から信じられないようなものを見るような目で、駅の方を見ていたし、必死に逃げようと言っている姿は普段の峰からは想像しにくいものだったからだ。
だから、そう言った悪さをする妖怪のようなものが街にいるのだろう。
何かを覚悟するように自分のことを打ち明ける峰の姿に少しの嬉しさを感じていたのも事実だ。峰はあまり自分のことを話さない。といっても、私と峰が関わり出したの自体が最近なので私に対して自分のことを話す機会というのがないのは当然だけど、ゼミで見る彼は、基本的に自分を出すことが少ないように思えた。
それでも私のことを心配してそう申し出てくれたのだと思うと胸が暖かくなる。
だけれど、私は魔女にどうしても消してもらいたい記憶がある。こればかりは、峰の忠告に従うわけにはいかなかった。
驚いた様子とすぐに私が言ったことを理解して残念な表情を浮かべる峰の姿に罪悪感を感じた。自分を思ってくれている人の好意を無下にするのはとても心が痛む。
峰は、とても覚悟を決めて私に自分のことを話してくれた。だから今度は自分が、彼に話す番だと思った。
自分の弱さを話すのは、とても抵抗がある。けれど、聞いてほしいという気持ちもある。
「峰は、私がどうして大学で皆から怖がられているか知ってる?」
峰は、少し遠慮した様子で頷いて「キレると手をつけられないって噂を聞いたことがありますけど」と答えた。
面と向かって本人に悪評を伝えるのは、言いにくそうだった。
「私は、学校では、友達を階段から突き落とした悪いやつって事になってるんだ。」
そう言うと峰は黙ったまま私の話を聞いてくれるようだった。
私は、峰に話し始める。自分がどうして学校でも怖がられる存在になってしまったのかを・・・。
***
私が学校でもこういう立ち位置になったのは、大学一年生の春頃だった。学校にも少しだけ慣れてきて友達もいた。といっても殆どの人が深い付き合いというわけではなく、授業でグループワークになったら一緒になるけど、プライベートではあまり会うことはないという関係だった。
けれど、私には一人だけ、とても気の合う友人がいた。佐伯 凪という子で、正義感が強くて、抜群に運動神経の優れた女の子で大学にも中学からずっとやっていたバスケのスポーツ推薦で入学してきたらしい。
私は、大学の体育系の授業で始めて彼女と出会った。私も合気道を子供の頃から習っていて運動神経は良い方だったので、授業での成績も良く彼女の目に止まったようだった。
「柏木さん、運動神経良いね。バスケやらない?」と声をかけてきたのを今でも覚えている。
しかし、スポーツ推薦を取るような所に初心者で入るのはハードルが高かったので私は断ったのだが、それ以来、学校では彼女と行動する事が多くなった。
凪に連れられて大学近くのデパートに遊びに言ったりゲームセンターに行ったり、バスケの自主練に付き合ったりした。その生活は、とても楽しかった。そんな、ある時、凪がバスケの試合でスタメンに選ばれたのだと嬉しそうに報告してきた。
凪の努力を知っている私もとても嬉しかった。バスケの試合には必ず行くとその時、私は、凪と約束したのだ。
試合当日に私は、道に迷ってしまった。いつも余裕を持って行動していたのだが寝つきが悪く寝過ごしてしまったのだ。
携帯電話を使おうと思ったけど、充電器のコンセントが刺さっていなくて電池切れになってしまっていた。本当に悪いことは重なると思う。
結局、試合会場に着いたのは、凪の試合が全て終わった後だった。
凪に謝りに行こうと思って近くに行くと凪も私が来たのに気づいたようで「来てくれてありがとう! どうだった!?」といつもよりも嬉しそうな表情を浮かべていた。
なんだか、試合に間に合わなかったというのは、ナギを傷つけるような気がして私は、咄嗟に見てもいないのに「かっこよかった。」と答えてしまった。
それが私の一番の過ちだったと思う。ここで正直に話していれば、あんな事にならずに済んだのにと今でも思う。
その日は、凪はバスケの試合の事をずっと話していた。話を聞く限り大活躍だった様で、自分の中でも確かな手応えがあった様だった。
私は、その話に不自然にならない様に相槌を打つ様にしていた。
しかし、上辺だけの嘘はいつかバレるものだ。
その翌日、とても大雨だった。凪の気持ちはまだ上がったままだったようで、その日もバスケの試合を嬉しそうに語っていた。
大学の建物の二階のイタリアン系の食堂でご飯を食べながら私は凪の話を聞いていた。
そんな中で凪が「スリーポイント10本も決めた時はテンション上がったよー」と呟いた。
私は、そう言う凪に「凄かったね。」と相槌を打つと凪の表情が変わった。さっきまで笑顔だったはずなのにその顔には、怒気すら感じる。
「あのさ。私、スリーポイント今回の試合1回も決めてないんだけど・・・」
凪の声は、とても冷たくて友達の私に向けられたものだとは思えないほどだった。
やってしまったと思った。凪は、試合の話を全くしない私の事を怪しんでいたのだ。だから、カマをかけた。
「ねぇ、本当に見にきてくれたの?」
凪は、私の目を見る。少し怖いと思った。本当のことを話さなきゃいけない。と思った。
「ごめん。本当は、道に迷って・・・い、行けなかった・・・」
「だったら! だったらそう言えば良いじゃん! 行けなかったって! なんで嘘つくの!?」
そう言うと凪は、顔を真っ赤にして私を怒鳴る。その声は叫び声の様にも聞こえるほどだった。その声は、私の心臓を突き刺したようにも感じた。
周りに座っていた人は、気まずそうに席を外して食堂を出て行く。
何かを言おうと思ったけれど、うまく言葉が出てこない。頭が真っ白になって考えることが出来なくなっていく。
何も言わない私に凪が更に怒って「もういい・・・」と言って二階の食堂のテラスの方から雨が降っていると言うのに出て行ってしまった。
テラスの方には一階へ降りる階段が付いていてそこから出て行くつもりなのだろう。
謝らないといけないと思って私は、凪を追いかけた。階段に差し掛かった凪を呼び止める。一瞬で雨で服がびしょびしょになる。
凪は泣いているように見えた。私が駆けよろうとすると「もう、話しかけてこないで!」と怒鳴る。そう言って階段を降り始める。その瞬間、凪の姿勢が崩れた。階段は雨に濡れて滑りやすくなっていて凪は、階段で足を滑らせたのだ。
私は、慌てて凪へ手を伸ばそうとした。けれど、手は届くことはなかった。凪は、階段から転げ落ちた。ゴキッと嫌な音が二階からでも聞こえた。私は、慌てて凪に駆け寄る。
「凪! 凪!」
私は必死に声をかけるが意識がない。そのまま、周りに野次馬が集まって来て、その誰かが救急車を呼んでくれた。
救急車に搬送されて、凪が入院する事になった事を先生から伝えられた。幸い命に別状はないと言われて心底ホッとした。
私は、すぐにお見舞いに向かった。病室に行って見ると凪は、腕と足と肋骨を何本か骨折していて、包帯をしてベッドから動くことが出来ない状態だった。
私が来ても凪は無反応でまるで見えていないようだった。
「凪・・・ごめん。」
私は、凪に謝まった。何より最初に謝らなければ気が済まなかった。けれど、それは、凪の心を逆撫でしてしまったようだった。
「ごめん? 何が? 階段から落ちた事なら私の所為だから気にしないで。 バスケの事? もう良いよ。こんな状態じゃもう関係ないし」
投げやりに言う凪の姿が痛々しくて私は泣きそうになる。けれど、泣く資格は私にはない。
「そんな事ないよ。治ったらバスケだって」
「全治6ヶ月だよ? 動くこともできない! 筋肉だって落ちる! ボールの扱いだって! そんなに長い間動かないなんてもう、レギュラーなんて絶対無理、誰にも負けたくないから毎日他の人よりも頑張って練習して、やってきたのに・・・」
凪は、涙を流し始める。その姿に心臓が握りつぶされたような苦しさを感じた。
「こんな事ならあんたと友達にならなきゃよかった・・・」
凪は、涙を流しながら私に向かってそう言い放った。その瞬間、私の中の何かが確実に音を立てて壊れたような気がした。
それからは、私の生活は一変した。私と凪の喧嘩を見ていた人が実は、私が凪を突き落としたんじゃないのかと噂をするようになった。けれど、弁解する気も起きなかった。
それからは、少し荒れていた時期も確かにあった。自分から暴力を振るった事は今もないけど、大学生の一部の人間が私にちょっかいをかけてくるようになった。かかる火の粉を振り払うように、そいつらを倒してしまった。
それを目撃した生徒がまた噂を加速させていく。そして、私は一人になった。それならいっそ絡まれないようにしようと黒髪を金髪に染めてみた。ただ、それに関しては、大学生なら誰でもするらしく、あまり、効果はなかった。
一年の終わりには、学校では悪い意味でかなり有名人になっていた。
そして、私は、今まで学校で一人で生活してきたのだ。
***
私は、峰に少しの罪悪感を感じながら言葉を返した。峰の話は、突然ではあったけど、信用している。幽霊が見える。実際、峰は、あの室外機が落ちる現象が起こる前から信じられないようなものを見るような目で、駅の方を見ていたし、必死に逃げようと言っている姿は普段の峰からは想像しにくいものだったからだ。
だから、そう言った悪さをする妖怪のようなものが街にいるのだろう。
何かを覚悟するように自分のことを打ち明ける峰の姿に少しの嬉しさを感じていたのも事実だ。峰はあまり自分のことを話さない。といっても、私と峰が関わり出したの自体が最近なので私に対して自分のことを話す機会というのがないのは当然だけど、ゼミで見る彼は、基本的に自分を出すことが少ないように思えた。
それでも私のことを心配してそう申し出てくれたのだと思うと胸が暖かくなる。
だけれど、私は魔女にどうしても消してもらいたい記憶がある。こればかりは、峰の忠告に従うわけにはいかなかった。
驚いた様子とすぐに私が言ったことを理解して残念な表情を浮かべる峰の姿に罪悪感を感じた。自分を思ってくれている人の好意を無下にするのはとても心が痛む。
峰は、とても覚悟を決めて私に自分のことを話してくれた。だから今度は自分が、彼に話す番だと思った。
自分の弱さを話すのは、とても抵抗がある。けれど、聞いてほしいという気持ちもある。
「峰は、私がどうして大学で皆から怖がられているか知ってる?」
峰は、少し遠慮した様子で頷いて「キレると手をつけられないって噂を聞いたことがありますけど」と答えた。
面と向かって本人に悪評を伝えるのは、言いにくそうだった。
「私は、学校では、友達を階段から突き落とした悪いやつって事になってるんだ。」
そう言うと峰は黙ったまま私の話を聞いてくれるようだった。
私は、峰に話し始める。自分がどうして学校でも怖がられる存在になってしまったのかを・・・。
***
私が学校でもこういう立ち位置になったのは、大学一年生の春頃だった。学校にも少しだけ慣れてきて友達もいた。といっても殆どの人が深い付き合いというわけではなく、授業でグループワークになったら一緒になるけど、プライベートではあまり会うことはないという関係だった。
けれど、私には一人だけ、とても気の合う友人がいた。佐伯 凪という子で、正義感が強くて、抜群に運動神経の優れた女の子で大学にも中学からずっとやっていたバスケのスポーツ推薦で入学してきたらしい。
私は、大学の体育系の授業で始めて彼女と出会った。私も合気道を子供の頃から習っていて運動神経は良い方だったので、授業での成績も良く彼女の目に止まったようだった。
「柏木さん、運動神経良いね。バスケやらない?」と声をかけてきたのを今でも覚えている。
しかし、スポーツ推薦を取るような所に初心者で入るのはハードルが高かったので私は断ったのだが、それ以来、学校では彼女と行動する事が多くなった。
凪に連れられて大学近くのデパートに遊びに言ったりゲームセンターに行ったり、バスケの自主練に付き合ったりした。その生活は、とても楽しかった。そんな、ある時、凪がバスケの試合でスタメンに選ばれたのだと嬉しそうに報告してきた。
凪の努力を知っている私もとても嬉しかった。バスケの試合には必ず行くとその時、私は、凪と約束したのだ。
試合当日に私は、道に迷ってしまった。いつも余裕を持って行動していたのだが寝つきが悪く寝過ごしてしまったのだ。
携帯電話を使おうと思ったけど、充電器のコンセントが刺さっていなくて電池切れになってしまっていた。本当に悪いことは重なると思う。
結局、試合会場に着いたのは、凪の試合が全て終わった後だった。
凪に謝りに行こうと思って近くに行くと凪も私が来たのに気づいたようで「来てくれてありがとう! どうだった!?」といつもよりも嬉しそうな表情を浮かべていた。
なんだか、試合に間に合わなかったというのは、ナギを傷つけるような気がして私は、咄嗟に見てもいないのに「かっこよかった。」と答えてしまった。
それが私の一番の過ちだったと思う。ここで正直に話していれば、あんな事にならずに済んだのにと今でも思う。
その日は、凪はバスケの試合の事をずっと話していた。話を聞く限り大活躍だった様で、自分の中でも確かな手応えがあった様だった。
私は、その話に不自然にならない様に相槌を打つ様にしていた。
しかし、上辺だけの嘘はいつかバレるものだ。
その翌日、とても大雨だった。凪の気持ちはまだ上がったままだったようで、その日もバスケの試合を嬉しそうに語っていた。
大学の建物の二階のイタリアン系の食堂でご飯を食べながら私は凪の話を聞いていた。
そんな中で凪が「スリーポイント10本も決めた時はテンション上がったよー」と呟いた。
私は、そう言う凪に「凄かったね。」と相槌を打つと凪の表情が変わった。さっきまで笑顔だったはずなのにその顔には、怒気すら感じる。
「あのさ。私、スリーポイント今回の試合1回も決めてないんだけど・・・」
凪の声は、とても冷たくて友達の私に向けられたものだとは思えないほどだった。
やってしまったと思った。凪は、試合の話を全くしない私の事を怪しんでいたのだ。だから、カマをかけた。
「ねぇ、本当に見にきてくれたの?」
凪は、私の目を見る。少し怖いと思った。本当のことを話さなきゃいけない。と思った。
「ごめん。本当は、道に迷って・・・い、行けなかった・・・」
「だったら! だったらそう言えば良いじゃん! 行けなかったって! なんで嘘つくの!?」
そう言うと凪は、顔を真っ赤にして私を怒鳴る。その声は叫び声の様にも聞こえるほどだった。その声は、私の心臓を突き刺したようにも感じた。
周りに座っていた人は、気まずそうに席を外して食堂を出て行く。
何かを言おうと思ったけれど、うまく言葉が出てこない。頭が真っ白になって考えることが出来なくなっていく。
何も言わない私に凪が更に怒って「もういい・・・」と言って二階の食堂のテラスの方から雨が降っていると言うのに出て行ってしまった。
テラスの方には一階へ降りる階段が付いていてそこから出て行くつもりなのだろう。
謝らないといけないと思って私は、凪を追いかけた。階段に差し掛かった凪を呼び止める。一瞬で雨で服がびしょびしょになる。
凪は泣いているように見えた。私が駆けよろうとすると「もう、話しかけてこないで!」と怒鳴る。そう言って階段を降り始める。その瞬間、凪の姿勢が崩れた。階段は雨に濡れて滑りやすくなっていて凪は、階段で足を滑らせたのだ。
私は、慌てて凪へ手を伸ばそうとした。けれど、手は届くことはなかった。凪は、階段から転げ落ちた。ゴキッと嫌な音が二階からでも聞こえた。私は、慌てて凪に駆け寄る。
「凪! 凪!」
私は必死に声をかけるが意識がない。そのまま、周りに野次馬が集まって来て、その誰かが救急車を呼んでくれた。
救急車に搬送されて、凪が入院する事になった事を先生から伝えられた。幸い命に別状はないと言われて心底ホッとした。
私は、すぐにお見舞いに向かった。病室に行って見ると凪は、腕と足と肋骨を何本か骨折していて、包帯をしてベッドから動くことが出来ない状態だった。
私が来ても凪は無反応でまるで見えていないようだった。
「凪・・・ごめん。」
私は、凪に謝まった。何より最初に謝らなければ気が済まなかった。けれど、それは、凪の心を逆撫でしてしまったようだった。
「ごめん? 何が? 階段から落ちた事なら私の所為だから気にしないで。 バスケの事? もう良いよ。こんな状態じゃもう関係ないし」
投げやりに言う凪の姿が痛々しくて私は泣きそうになる。けれど、泣く資格は私にはない。
「そんな事ないよ。治ったらバスケだって」
「全治6ヶ月だよ? 動くこともできない! 筋肉だって落ちる! ボールの扱いだって! そんなに長い間動かないなんてもう、レギュラーなんて絶対無理、誰にも負けたくないから毎日他の人よりも頑張って練習して、やってきたのに・・・」
凪は、涙を流し始める。その姿に心臓が握りつぶされたような苦しさを感じた。
「こんな事ならあんたと友達にならなきゃよかった・・・」
凪は、涙を流しながら私に向かってそう言い放った。その瞬間、私の中の何かが確実に音を立てて壊れたような気がした。
それからは、私の生活は一変した。私と凪の喧嘩を見ていた人が実は、私が凪を突き落としたんじゃないのかと噂をするようになった。けれど、弁解する気も起きなかった。
それからは、少し荒れていた時期も確かにあった。自分から暴力を振るった事は今もないけど、大学生の一部の人間が私にちょっかいをかけてくるようになった。かかる火の粉を振り払うように、そいつらを倒してしまった。
それを目撃した生徒がまた噂を加速させていく。そして、私は一人になった。それならいっそ絡まれないようにしようと黒髪を金髪に染めてみた。ただ、それに関しては、大学生なら誰でもするらしく、あまり、効果はなかった。
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