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時代説明 及び 登場人物紹介
本作は大分県の大名 大友宗麟の時代を書いた「大友興廃記」という本を元にした時代小説です。
主人公は興廃記の作者 杉谷宗重。
20年以上に渡る執筆機関の間に彼がどのような人生を送り、何を考えたのか?
後世に名を残す事の意味はあるのか?などを面白おかしく想像しながら書いてみました。
私が普段書いている軍記物の現代語訳本と異なり、どこまで面白おかしい出鱈目を書けるかに挑戦した話です。
史実とは一切関係がない創造の産物ですのでご注意ください。
なお本作はコトバンクの『時代小説』の項目にある
『時代設定をおもに江戸時代におきながら,歴史的事実や史料にとらわれない娯楽小説。 髷物 (まげもの) ,チャンバラ小説などと呼ばれ,かつては大衆小説の主流であった』
という定義を最大限拡大解釈して読んで楽しい小説を目指したいと思います。
読みやすさを最大限重視し、会話文以外は西暦や現代語を多用しますのでご了承ください
なお筆者は『大友興廃記の翻訳と検証』という本の制作をしたため、現代語訳した大友興廃記の内容をそのまま使いますが、著作権に問題はございません。多分。
人物紹介(史実では無く本作での設定です):
●杉谷宗重(すぎたにむねしげ) (1590年頃?~1658年以後没)
本作の主人公にして大友興廃記の作者。
彼自身の事績は謎に包まれている。
おそらく豊後佐伯(大分県佐伯市)で生まれた佐伯氏家臣。
主君である大友家の改易に伴い、藤堂家の家臣となった佐伯惟定といっしょに四国へ渡り、そこで青年時代を過ごす。
後に藤堂家とともに伊勢半島の津(三重県津市)へ移住するが、史料は彼の生涯を現在に伝えてはいないので後に豊後に帰った事以外は不明。
藤堂家の『公室年譜略』には杉谷猪兵衛惟宗と杉谷十左衛門という名しか見られない。
なので本書では猪兵衛惟宗の親戚で、家士として仕えていたものとする。
1635年に大友興廃記の執筆を開始し、1658年以降に最終巻を書き終える。
1688年頃に大坂の貫器堂重之が杉谷が書きためていた中国の説話に絵をつけた絵本宝鑑という本を出版した(橘宗重 名義)が、そのころには死去していたと推測される。
●佐伯惟重(さえきこれしげ) (?~1644年2月9日)
平家物語の『諸環(おだまき)』に登場する、豊後祖母岳の大蛇の化身と姫様と間に生まれた『おそろしきもの』の末裔、緒方三郎の子孫。
豊後佐伯領主の佐伯惟定の長男にして杉谷の元主君の家柄。4500石の藤堂家家臣。
杉谷の記録によると『佐伯氏は体に鱗が出現し、惟重は元和5年(1619)11月20日に脇の下に鱗が1つ出た。杉谷自身が自分の目で確認した。』とある。
●留吉(とめきち)
津に店を構える隠居した商人。
趣味で本を商い貸本屋や講釈師への種本も扱う。
そんな商売があったかは不明だが、こうした商売が無いと趣味で22年以上物語を書いた超人の話になるためご了承ください。
●仲屋甚吉(なかやじんきち)
西日本を中心に商売をする商人。
●大友宗麟(おおともそうりん)
九州に覇を唱えた戦国大名。豊後を拠点として九州6国を治める。
幼少期の事績は不明。
キリシタン大名と言われているが入信したのは息子に家督を譲った後であり、キリシタン元大名と呼ぶのが正しい。
杉谷が書いた大友興廃記は彼の人生を物語風に記したものといえる。
(以下は読み飛ばして頂いて結構です)
天文19 1550 2月12日ごろ父義鑑死亡 宗麟家督を継ぐ
天文20 1551 宗麟、府内でザビエルと面会
天文21 1552 弟 大友晴英(大内義長)大内家の家督を継ぐ
天文22 1553 閏1月 府内で一萬田の反乱起こる
天文23 1554 宗麟、肥前守護職に就任する
弘治1 1555 ルイスアルメイダ 府内に病院設立
弘治2 1556 小原鑑元の反乱、明使鄭舜巧来府。宗麟臼杵に移住
弘治3 1557 秋月・筑紫・豊前山田氏の反乱
永禄1 1558 6月18日 嫡子 長寿丸(義統)生まれる?
永禄2 1559 6月 豊前・筑前・筑後守護 10月九州探題就任
永禄3 1560 3月16日 宗麟、左衛門督に就任
永禄4 1561 11月5日 門司で毛利に敗北
永禄5 1562 6月15日以前 入道し宗麟と名乗る
永禄6 1563 宗麟 足利義輝の相伴衆となる?
永禄7 1564 7月 足利義輝の仲介で大友家と毛利家 和睦
永禄9 1566 11月 筑前宝満山城の高橋鑑種、反乱
永禄10 1567 9月3日休松の戦い。
永禄11 1568 7月 筑前立花山城の立花鑑載 反乱
永禄12 1569 10月に大内輝裕山口襲撃、北九州の毛利に勝利
元亀1 1570 10月 龍造寺を降伏させ肥前の領地を分配
元亀2 1571 4月に京都大徳寺の怡雲宗悦臼杵の寿林寺へ出立
元亀3 1572 7月19日甥の一条家のため四国の飯森城を攻める
天正1 1573 義統当主の仕事を行う
天正2 1574 龍造寺隆信再び反乱、討伐を命じる
天正3 1575 宗麟の次男 大友親家 キリシタンとなる
天正5 1577 田原紹忍キリシタンになった養子の親虎を勘当
天正6 1578 10月12日 高城で島津に敗北 肥筑で反乱起こる
天正7 1579 2月宗麟,次男を田原親宏の養子にしようとする
天正8 1580 田原親貫と田北紹鐵の反乱10月には鎮圧
天正9 1581 9月8日 大友軍 英彦山を攻める
天正10 1582 天正遣欧使節出発。ヴァリニャーノ偽書作成
天正12 1584 大友府蘭領国統治の14ケ条を作成
天正13 1585 戸次道雪死亡。島津豊後へ侵攻開始
天正14 1586 大阪へ行き4月6日豊臣秀吉に謁見
天正15 1587 5月23日(ユリウス暦6月28日)津久見で病死
参考文献 大分県郷土史料集成 戦記編1・2巻『大友興廃記』
自費出版本『大友興廃記の翻訳と検証』
主人公は興廃記の作者 杉谷宗重。
20年以上に渡る執筆機関の間に彼がどのような人生を送り、何を考えたのか?
後世に名を残す事の意味はあるのか?などを面白おかしく想像しながら書いてみました。
私が普段書いている軍記物の現代語訳本と異なり、どこまで面白おかしい出鱈目を書けるかに挑戦した話です。
史実とは一切関係がない創造の産物ですのでご注意ください。
なお本作はコトバンクの『時代小説』の項目にある
『時代設定をおもに江戸時代におきながら,歴史的事実や史料にとらわれない娯楽小説。 髷物 (まげもの) ,チャンバラ小説などと呼ばれ,かつては大衆小説の主流であった』
という定義を最大限拡大解釈して読んで楽しい小説を目指したいと思います。
読みやすさを最大限重視し、会話文以外は西暦や現代語を多用しますのでご了承ください
なお筆者は『大友興廃記の翻訳と検証』という本の制作をしたため、現代語訳した大友興廃記の内容をそのまま使いますが、著作権に問題はございません。多分。
人物紹介(史実では無く本作での設定です):
●杉谷宗重(すぎたにむねしげ) (1590年頃?~1658年以後没)
本作の主人公にして大友興廃記の作者。
彼自身の事績は謎に包まれている。
おそらく豊後佐伯(大分県佐伯市)で生まれた佐伯氏家臣。
主君である大友家の改易に伴い、藤堂家の家臣となった佐伯惟定といっしょに四国へ渡り、そこで青年時代を過ごす。
後に藤堂家とともに伊勢半島の津(三重県津市)へ移住するが、史料は彼の生涯を現在に伝えてはいないので後に豊後に帰った事以外は不明。
藤堂家の『公室年譜略』には杉谷猪兵衛惟宗と杉谷十左衛門という名しか見られない。
なので本書では猪兵衛惟宗の親戚で、家士として仕えていたものとする。
1635年に大友興廃記の執筆を開始し、1658年以降に最終巻を書き終える。
1688年頃に大坂の貫器堂重之が杉谷が書きためていた中国の説話に絵をつけた絵本宝鑑という本を出版した(橘宗重 名義)が、そのころには死去していたと推測される。
●佐伯惟重(さえきこれしげ) (?~1644年2月9日)
平家物語の『諸環(おだまき)』に登場する、豊後祖母岳の大蛇の化身と姫様と間に生まれた『おそろしきもの』の末裔、緒方三郎の子孫。
豊後佐伯領主の佐伯惟定の長男にして杉谷の元主君の家柄。4500石の藤堂家家臣。
杉谷の記録によると『佐伯氏は体に鱗が出現し、惟重は元和5年(1619)11月20日に脇の下に鱗が1つ出た。杉谷自身が自分の目で確認した。』とある。
●留吉(とめきち)
津に店を構える隠居した商人。
趣味で本を商い貸本屋や講釈師への種本も扱う。
そんな商売があったかは不明だが、こうした商売が無いと趣味で22年以上物語を書いた超人の話になるためご了承ください。
●仲屋甚吉(なかやじんきち)
西日本を中心に商売をする商人。
●大友宗麟(おおともそうりん)
九州に覇を唱えた戦国大名。豊後を拠点として九州6国を治める。
幼少期の事績は不明。
キリシタン大名と言われているが入信したのは息子に家督を譲った後であり、キリシタン元大名と呼ぶのが正しい。
杉谷が書いた大友興廃記は彼の人生を物語風に記したものといえる。
(以下は読み飛ばして頂いて結構です)
天文19 1550 2月12日ごろ父義鑑死亡 宗麟家督を継ぐ
天文20 1551 宗麟、府内でザビエルと面会
天文21 1552 弟 大友晴英(大内義長)大内家の家督を継ぐ
天文22 1553 閏1月 府内で一萬田の反乱起こる
天文23 1554 宗麟、肥前守護職に就任する
弘治1 1555 ルイスアルメイダ 府内に病院設立
弘治2 1556 小原鑑元の反乱、明使鄭舜巧来府。宗麟臼杵に移住
弘治3 1557 秋月・筑紫・豊前山田氏の反乱
永禄1 1558 6月18日 嫡子 長寿丸(義統)生まれる?
永禄2 1559 6月 豊前・筑前・筑後守護 10月九州探題就任
永禄3 1560 3月16日 宗麟、左衛門督に就任
永禄4 1561 11月5日 門司で毛利に敗北
永禄5 1562 6月15日以前 入道し宗麟と名乗る
永禄6 1563 宗麟 足利義輝の相伴衆となる?
永禄7 1564 7月 足利義輝の仲介で大友家と毛利家 和睦
永禄9 1566 11月 筑前宝満山城の高橋鑑種、反乱
永禄10 1567 9月3日休松の戦い。
永禄11 1568 7月 筑前立花山城の立花鑑載 反乱
永禄12 1569 10月に大内輝裕山口襲撃、北九州の毛利に勝利
元亀1 1570 10月 龍造寺を降伏させ肥前の領地を分配
元亀2 1571 4月に京都大徳寺の怡雲宗悦臼杵の寿林寺へ出立
元亀3 1572 7月19日甥の一条家のため四国の飯森城を攻める
天正1 1573 義統当主の仕事を行う
天正2 1574 龍造寺隆信再び反乱、討伐を命じる
天正3 1575 宗麟の次男 大友親家 キリシタンとなる
天正5 1577 田原紹忍キリシタンになった養子の親虎を勘当
天正6 1578 10月12日 高城で島津に敗北 肥筑で反乱起こる
天正7 1579 2月宗麟,次男を田原親宏の養子にしようとする
天正8 1580 田原親貫と田北紹鐵の反乱10月には鎮圧
天正9 1581 9月8日 大友軍 英彦山を攻める
天正10 1582 天正遣欧使節出発。ヴァリニャーノ偽書作成
天正12 1584 大友府蘭領国統治の14ケ条を作成
天正13 1585 戸次道雪死亡。島津豊後へ侵攻開始
天正14 1586 大阪へ行き4月6日豊臣秀吉に謁見
天正15 1587 5月23日(ユリウス暦6月28日)津久見で病死
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