【臆病者は《愛》と逃げる】

〜オメガバースBLファンタジー〜
隣国ハイスペ公子(アルファ)×邪魔者扱い子爵家令息(オメガ)





彼にとってただ邪魔な存在だからと、一度目は死を望まれて毒を飲んだ。

…今度はこれでも俺は俺なりに邪魔しないように気を付けた、(…つもりだ)から………最後の最後についうっかり本能に逆らえず、…やらかしちゃったのは…見逃してくれよな…。
俺の《運命》─⁠─⁠─⁠。



卒業パーティーの、あの夜。
最初で最後の身勝手な思い出をアルフレートから奪ったルーファスは、そうして全てを捨てて逃亡したのだ。

…手放せなかった《愛》だけを道連れに。





(これは《運命の番》とすれ違いの恋をした、ある死に戻りオメガの話)



(※エブリスタ様でも公開してます)
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