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40対決猫人族族長
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クーニャが落ち着いて準備を手伝ってもらい、みんなのところに行くともう準備が終わっていて待ちくたびれてるようだ。2人して顔を見合わせバツの悪さを感じながら「わり~わり~遅くなっちゃったな」「本当だよー2人して何してたんだか?」
皆さん知ってるくせにーわざと言ってるな~「いや~ね~このクーの尻尾がね手触り良くって触りだしたら止まらなくってね~」そう言いながら尻尾を触りだす。「キャッ」「あるじ殿その手付きはなかなか卑猥だな。ぜひ真似しなくては」「ちょっとテオその手の動かし方教えて」「フェルもそんなに触っては…ふむ~これはヌシ殿がやめられないのもよくわかる。これは定期的に触らせともらわないといけないの~」「でしょう~いつでもそばにいて欲しいでしょ~」「だな~」「だね~」「じゃな」
「皆さん。おね、が、い…もう、はなして、くれな、いと、も、もう…ダメ~~~」
…クーニャは膝をガクガクさせて腰が抜けてしまったようだ…
やりすぎちゃった。
「クーニャごめん。お前の尻尾に夢中になり過ぎた。今度はちゃんと理性を制御するからまた触らせてくれる?」
3人も申し訳なさそうにしているが指が微妙に動いてる。はまったようだ。
「は~は~は~。もうこんなに過激にはしないでくださいね。じゃないと私…そんな事より私力が入らなくて立てなくなっちゃいました」
俺はクーニャの前にしゃがみ背を向けた。察した3人もクーニャを抱えて俺の背に乗せた。クーニャは
えっえっと慌てているが力が入らないのでされるがまま。そのまま俺におんぶされる、何事もなかったように旅に出発した。
戸惑うのはクーニャだけ。あとはみんな意地悪な笑みを浮かべてる。ある意味怖いよね。クーニャの顔は見えないけどきっと赤いんだろうな。尻尾なんかは嬉しそうにフリフリしてるからたまに手で掴んで手触りを楽しんでる。
結局そのまま国境まできてしまった。猫人族の人が見えてきたとリンドウが入ってきたのでクーニャも慌てて降りてたが結構ご機嫌だった。降りてからも手を繋いでなぜかくっついていないと俺も落ち着かない。なんとなく離しちゃいけない気がしてる。たまにはこんなスキンシップも良いのかもね。
だいぶ人影がはっきりしてきた。どうやら三毛猫のような髪の色の人が待っていた。支配人が先に行き挨拶をしている。この人がいろいろやりとりしてくれてたんだろうな。そして俺たちの前にきて挨拶をしようとして固まってしまった。
「ルーシア様…」猫の人なぜかクーニャを見てつぶやきました。誰だろう?
支配人が催促をして挨拶をしてくれ,ターツと名乗った。俺たちも名乗り、クーニャの名を告げると「なんと本当か!?本当にルーシア様の娘クーニャ様なのか!?」
え~と話がまったくわかりません。ターツさんも興奮しすぎてよくわからん。そのまま支配人と別行動になってしまい街道伝いにまっすぐ行けと言われて、猫人族首都の族長の屋敷までついてしまった。クーニャにはターツさんの様子が気になったのでフードを被らせてある。
族長の屋敷で門番にターツさんにここに来るように言われたことを伝えるとすんなり屋敷に入れた。ここ警備ゆるくない?
大きい円卓の部屋に通され皆座って待たされる。クーニャの手を握り返す力が強くなっている。緊張しているもだろう。反応を見るとこの屋敷とか初めて見るような感じだったしもしかしたら知ってる人もいないだろう。
しばらく待たされ、「いや~スマンスマン客人よだいぶ待たせてしまったな。わしは族長のレオードである。そち達に頼みがあるのだが名を教えてくれぬか?」
…確かにネコ科だったとは思ったけどまさかライオンが族長とはね…
俺は順番に紹介していった。最後にクーニャのフードを取らせ紹介しようとしたらレオードが急に立ち上がって「お前はまさかクーニャなのか!?ルーシアの娘クーニャなのか?本当に生きていたのか。まさか再開できる日が来るとは…」
え~とまた俺蚊帳の外か?
さすがにクーニャも展開がわからずキョトンとしてる。手に力だけは入ったままなんだけどね。
「レオード様少々よろしいですか?私はクーニャは猫人族に捨てられたと聞いて場合により族長を1発殴るつもりで来ました。しかし今の反応を見るとお互いに意見が食い違うように思います。よろしければ何があったのか教えていただけませんか?」「うむ。そうだな。では話そう」クーニャの手を握る力が一層強くなった。
族長の話は数々の不運が重なってすれ違っってしまっていたようだ。
要約すると猫人族には伝統があり、自分の子供を谷に落としサバイバル本能をつける英才教育を施すのが伝統であった。必ず見張りが付くのだがその時の担当はクーニャの父親だったようだ。近隣の村で魔物が出て谷に行く恐れがあったので討伐に動いてしまった。討伐が終わり谷に戻ると子供達がいなくなっていた。慌てて探すと馬車の轍が見つかり追跡するも伏兵に会い返り討ちにされてしまった。村より連絡を受け急行するもすでに逃げた後で四方八方調査をするが奴隷商人の罠であったようで捜索は行き詰まってしまった。。猫人族は需要があり高値で取引されるようで子供のうちに捉え英才教育をし売られていくようである。
レオードの話が終わり沈黙が支配した。俺の手には力がかかり震えが伝わってきた。俺はしっかり握り返し、偶然の縁で救い出されたクーニャを説明した。リンドウも反対側から手を握ってる。まだ怯えているようだ。レオードは無反応…
ガタッ俺は立ち上がり繋いでいた手をリンドウに預けレオードのそばに行き顔面を殴り飛ばした。
「お前が言葉に出来ないほどの体験をしてきた子が今のお前の反応に怯えて待ってんだぞ!言葉に出来ないなら態度で示せ!」
俺の行動わかってたのかな?振り向いたらもうテオとフェルがクーニャに寄り添ってる。
「俺はこの娘をもらい受けこの一族と絶縁させるために今日ここに来た。何も無いならこれで失礼する」
「すまなかった。一族の不手際で迷惑をかけたことは全て族長の責任である。苦労に報いるのに母親に合わせてやりたいが誘拐されて所在が掴めぬ今しばらく時間をもらえないだろうか」
「私にお母さんがいるの?」
クーニャが反応した。目から怯えの色が消え希望の光が宿ったように見える。
「ああ。この騒乱が始まる前に行方知れずになってしまった。その捜索をしてくれる者をこうして捜していたところだ。貴公たちに頼もうと思っていたのも我が妹にしてクーニャの母の捜索なのだ」
「私捜したい。お母さん捜したい。ご主人様お願いします。お母さんを捜させてください」
「ご主人様だと!貴様クーニャを奴隷にしてるのか!」レオードが腰の剣に手をかけて迫ってきた。
「アホかこんな可愛い子奴隷になんぞするか!俺の女だ!ご主人様は口癖だ。」
「ホォ~では尚更。相手してもらわぬといけないな」シャキーン!ガン!レオードの剣を背中のスコップを出して受けた。「そんな物で受けるとわな」「自分の常識に無いのは非常識か?」「わっはっは気に入った。わしの負けだ。すまぬがクーニャを抱きしめさせてもらえんか?」俺はクーニャを見る。クーニャも頷いている。クーニャはレオードのそばに来た。
「クーニャすまなかった。よくぞ無事に帰ってきてくれた。わしは嬉しいぞ」
クーニャの表情が柔らかくなった。まだわだかまりが取れるまでは時間がかかるかもしれないがクーニャの長年の悩みは解消しそうである。
後は母親の捜索をするだけだ。
皆さん知ってるくせにーわざと言ってるな~「いや~ね~このクーの尻尾がね手触り良くって触りだしたら止まらなくってね~」そう言いながら尻尾を触りだす。「キャッ」「あるじ殿その手付きはなかなか卑猥だな。ぜひ真似しなくては」「ちょっとテオその手の動かし方教えて」「フェルもそんなに触っては…ふむ~これはヌシ殿がやめられないのもよくわかる。これは定期的に触らせともらわないといけないの~」「でしょう~いつでもそばにいて欲しいでしょ~」「だな~」「だね~」「じゃな」
「皆さん。おね、が、い…もう、はなして、くれな、いと、も、もう…ダメ~~~」
…クーニャは膝をガクガクさせて腰が抜けてしまったようだ…
やりすぎちゃった。
「クーニャごめん。お前の尻尾に夢中になり過ぎた。今度はちゃんと理性を制御するからまた触らせてくれる?」
3人も申し訳なさそうにしているが指が微妙に動いてる。はまったようだ。
「は~は~は~。もうこんなに過激にはしないでくださいね。じゃないと私…そんな事より私力が入らなくて立てなくなっちゃいました」
俺はクーニャの前にしゃがみ背を向けた。察した3人もクーニャを抱えて俺の背に乗せた。クーニャは
えっえっと慌てているが力が入らないのでされるがまま。そのまま俺におんぶされる、何事もなかったように旅に出発した。
戸惑うのはクーニャだけ。あとはみんな意地悪な笑みを浮かべてる。ある意味怖いよね。クーニャの顔は見えないけどきっと赤いんだろうな。尻尾なんかは嬉しそうにフリフリしてるからたまに手で掴んで手触りを楽しんでる。
結局そのまま国境まできてしまった。猫人族の人が見えてきたとリンドウが入ってきたのでクーニャも慌てて降りてたが結構ご機嫌だった。降りてからも手を繋いでなぜかくっついていないと俺も落ち着かない。なんとなく離しちゃいけない気がしてる。たまにはこんなスキンシップも良いのかもね。
だいぶ人影がはっきりしてきた。どうやら三毛猫のような髪の色の人が待っていた。支配人が先に行き挨拶をしている。この人がいろいろやりとりしてくれてたんだろうな。そして俺たちの前にきて挨拶をしようとして固まってしまった。
「ルーシア様…」猫の人なぜかクーニャを見てつぶやきました。誰だろう?
支配人が催促をして挨拶をしてくれ,ターツと名乗った。俺たちも名乗り、クーニャの名を告げると「なんと本当か!?本当にルーシア様の娘クーニャ様なのか!?」
え~と話がまったくわかりません。ターツさんも興奮しすぎてよくわからん。そのまま支配人と別行動になってしまい街道伝いにまっすぐ行けと言われて、猫人族首都の族長の屋敷までついてしまった。クーニャにはターツさんの様子が気になったのでフードを被らせてある。
族長の屋敷で門番にターツさんにここに来るように言われたことを伝えるとすんなり屋敷に入れた。ここ警備ゆるくない?
大きい円卓の部屋に通され皆座って待たされる。クーニャの手を握り返す力が強くなっている。緊張しているもだろう。反応を見るとこの屋敷とか初めて見るような感じだったしもしかしたら知ってる人もいないだろう。
しばらく待たされ、「いや~スマンスマン客人よだいぶ待たせてしまったな。わしは族長のレオードである。そち達に頼みがあるのだが名を教えてくれぬか?」
…確かにネコ科だったとは思ったけどまさかライオンが族長とはね…
俺は順番に紹介していった。最後にクーニャのフードを取らせ紹介しようとしたらレオードが急に立ち上がって「お前はまさかクーニャなのか!?ルーシアの娘クーニャなのか?本当に生きていたのか。まさか再開できる日が来るとは…」
え~とまた俺蚊帳の外か?
さすがにクーニャも展開がわからずキョトンとしてる。手に力だけは入ったままなんだけどね。
「レオード様少々よろしいですか?私はクーニャは猫人族に捨てられたと聞いて場合により族長を1発殴るつもりで来ました。しかし今の反応を見るとお互いに意見が食い違うように思います。よろしければ何があったのか教えていただけませんか?」「うむ。そうだな。では話そう」クーニャの手を握る力が一層強くなった。
族長の話は数々の不運が重なってすれ違っってしまっていたようだ。
要約すると猫人族には伝統があり、自分の子供を谷に落としサバイバル本能をつける英才教育を施すのが伝統であった。必ず見張りが付くのだがその時の担当はクーニャの父親だったようだ。近隣の村で魔物が出て谷に行く恐れがあったので討伐に動いてしまった。討伐が終わり谷に戻ると子供達がいなくなっていた。慌てて探すと馬車の轍が見つかり追跡するも伏兵に会い返り討ちにされてしまった。村より連絡を受け急行するもすでに逃げた後で四方八方調査をするが奴隷商人の罠であったようで捜索は行き詰まってしまった。。猫人族は需要があり高値で取引されるようで子供のうちに捉え英才教育をし売られていくようである。
レオードの話が終わり沈黙が支配した。俺の手には力がかかり震えが伝わってきた。俺はしっかり握り返し、偶然の縁で救い出されたクーニャを説明した。リンドウも反対側から手を握ってる。まだ怯えているようだ。レオードは無反応…
ガタッ俺は立ち上がり繋いでいた手をリンドウに預けレオードのそばに行き顔面を殴り飛ばした。
「お前が言葉に出来ないほどの体験をしてきた子が今のお前の反応に怯えて待ってんだぞ!言葉に出来ないなら態度で示せ!」
俺の行動わかってたのかな?振り向いたらもうテオとフェルがクーニャに寄り添ってる。
「俺はこの娘をもらい受けこの一族と絶縁させるために今日ここに来た。何も無いならこれで失礼する」
「すまなかった。一族の不手際で迷惑をかけたことは全て族長の責任である。苦労に報いるのに母親に合わせてやりたいが誘拐されて所在が掴めぬ今しばらく時間をもらえないだろうか」
「私にお母さんがいるの?」
クーニャが反応した。目から怯えの色が消え希望の光が宿ったように見える。
「ああ。この騒乱が始まる前に行方知れずになってしまった。その捜索をしてくれる者をこうして捜していたところだ。貴公たちに頼もうと思っていたのも我が妹にしてクーニャの母の捜索なのだ」
「私捜したい。お母さん捜したい。ご主人様お願いします。お母さんを捜させてください」
「ご主人様だと!貴様クーニャを奴隷にしてるのか!」レオードが腰の剣に手をかけて迫ってきた。
「アホかこんな可愛い子奴隷になんぞするか!俺の女だ!ご主人様は口癖だ。」
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「クーニャすまなかった。よくぞ無事に帰ってきてくれた。わしは嬉しいぞ」
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