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卵!
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ドラゴン達が見つめる中、卵が割れた、そして出て来たドラゴンの第一声が・・・
「わん!」
「わうん!」
「わふっ!」
3頭のドラゴンは小さな尻尾を振りながらドラゴン達を見つめる。
「チハル様にご連絡を。」
犬の様に鳴くドラゴンを見る親ドラゴンは、横に居たドラゴンに命令する。
「あちらも孵りそうですが。」
もう1つ、同時期に生まれた卵を見る。
「そうね、もう割れても良い頃なんだけれど。」
別のドラゴンが言う、卵の前には別の親ドラゴンが卵を見ていた。
「そのうち出て来るでしょう、まずはチハル様にご報告を。」
そう言うと、数頭のドラゴンが飛び立つ、その姿を見つめる3頭の赤ちゃんドラゴン。
「さてと、あなた達、ご主人様が来るまでおとなしくしてるのよ?」
「「「わん!」」」
言葉が分かるのか、ドラゴン姿でお座りしたまま3頭は吠えた。
-------------------------
「えー!孵ったの!?」
「はい、おいで下さいますか?」
「もち!ちょっとまってね!」
千春はスマホを取り出すと、皆に連絡を入れる。
「これでヨシ!行こう!」
千春が外に出ると、3頭のドラゴンが待機していた、千春はドラゴンの背に飛び乗ると、モリアンとナッテリーもドラゴンの背にのる。
「れっつごー!」
「チハル、何か有ればすぐに呼ぶのよ。」
「はーいサフィーママー♪」
ケラケラと笑いながら千春は手を振る、そしてドラゴンの厩舎へ向かった。
-------------------------
「この子で御座います。」
「きゃわ♪」
千春は3頭の子ドラゴンを撫でる、ドラゴンは気持ちよさそうに目を細める。
「でもワンコなんだよね?」
「わん♪」
「あ、わんって吠えるんだ、ドラゴンってワンって言う?」
「言いません、この子達は魂の記憶が残っているのかと。」
「え?記憶残して転生したの?あなたたち。」
千春は3頭の子ドラゴンに言うと、3頭は尻尾をフリフリしながら千春を見つめる。
「アイトネー!」
『どうしたの?』
「わんこドラゴンが孵化したんだけど、記憶残ってない?」
『・・・残ってるわね、霊の時間が長かったせいね。』
「そう言う事もあるんだ。」
『普通は無いわよ。』
「え?そうなの?なんでこの子達は残ってるの?」
『冥界に行かず、輪廻からもズレてるから、魂を直接転生させたからよ?』
「・・・へぇ、初耳だわ。」
『まぁ問題は無いわ、次に輪廻に戻ればこの子達の記憶も消えるでしょ。』
「良いの?そんなんで。」
『問題は無いわよ、ただ・・・』
アイトネは子ドラゴンを見つめる、千春は首を傾げ問いかける。
「ただ?」
『長生きするのよねぇ。』
「ドラゴンだもんね。」
『最強種だもの、数千年は生きるわよ?』
「問題ある?」
『無いわよ。』
「んじゃいいか。」
千春はそう言うと、子ドラゴンを撫でくりまわす。
「チハル様、この子達の名をお付けしますか?」
「あー、名前かー、アイトネ、この子達に名前付けたら契約しないよね?」
『この子達は普通の魂だもの、ルプやロイロのような特殊な魂じゃ無いから契約しないわよ』
「おっけー、それじゃみんなが来たら名前付けようか。」
千春は頼子達の到着を待つことにした、すると横に居たドラゴンが千春へ声をかける。
「チハル様、こちらの卵も孵りそうなのですが。」
「あ!そっちはおっさんの霊だ!」
千春はそう答えると、卵の横に行く、バスケットボール程の卵に千春は手を置く。
「おーい、起きてるかーい。」
千春は卵をコンコンと叩くと、卵が揺れる。
「起きてるじゃん、出てこないのー?」
千春はもう一度コンコンと叩く、すると卵にヒビが入った。
「出てくるっポイよ。」
横に入ったヒビがさらに縦にもヒビが入る、そして。
「・・・ふむ、このような姿か。」
子ドラゴンが言葉を話す。
「可愛いのに喋り方がおっさんのままだ。」
「おお、お嬢さん、この度は有難う。」
「やっぱり記憶あるんだね。」
「ああ、すこし・・・おぼろげな所もあるが。」
「そっか・・・ん?」
千春はふと思い出す。
「アイトネ!?」
『なにかしら♪』
「スティカも記憶あるの!?」
『あるわね♪』
「それって・・・辛い記憶も残ってるって事だよね?」
『ええ、でも、大丈夫よ、辛い記憶は時間で薄れていくわ、それに・・・』
アイトネは産まれたばかりのスティカと、スティカを抱く綾音、その横で微笑む健太を見つめる。
『楽しい記憶がどんどん上書きしているわ、思い出したとしてもあの2人が包み込んでくれるわよ。』
優しく微笑むアイトネは、千春から見ても女神の様だった。
「アイトネ、女神様みたい。」
『女神ですけど?』
「そうだったわ。」
アイトネの話を聞きホッとした千春はアイトネを弄る、アイトネもわかっているのか優しく微笑む。
「あのぉ・・・」
おっさんドラゴンが申し訳なさそうに声をかける。
「えっと、おっさんはパパさんズが引き取るらしいから。」
「そ、そうなのか?パパさんズとは誰だ?」
「私達のお父さん達だよ、多分知らない知識も沢山増えるよ~♪」
「本当か!?それは楽しみだ!」
「その代わりと言っては何だけど・・・パパさんズを守ってほしいんだよね。」
「まかせてくれ、そう言う事ならば、ドラゴンの体を使いこなせなくてはダメだな。」
おっさんドラゴンはそう言うと、呪文を呟き始める。
「・・・え?」
千春はおっさんドラゴンを見つめる。
「ザル・クリノヴァ・エ・シラ・ノクス ・・・」
魔法を呟くおっさんドラゴン、するとドラゴンの姿がみるみる変わり人の姿になる。
「・・・ええええ!?」
「ふむ、上手く出来たな。」
「なにそれ!?なんで!?」
「ああ、これは魔族から教えてもらった魔法だ、人の姿に化ける事が出来るのだ。」
「マ!?」
「ま?ああ、お嬢さん、その魔道具で言葉を訳しているのか。」
「それもわかるの!?」
「伊達に賢者と呼ばれて無いからな。」
「賢者ぁぁ!?」
「言って無かったか?」
「初耳でえす!」
千春は思わず突っ込む。
「チハルー!」
空から声が聞こえ、上を向くと、美桜たちが杖や箒に乗って降りて来る所だった。
「みんなー!ちょっと聞いてよー!!!」
千春は降りて来る聖女達に向かって叫んだ。
◆◇あとがきてきななにか!◇◆
焼肉飲み会?用事でキャンセルしたよ♪
と!言う訳でお休みは無し!更新でーす♪
まぁ休む休む詐欺はいつもの事だし、よかろ?w
「わん!」
「わうん!」
「わふっ!」
3頭のドラゴンは小さな尻尾を振りながらドラゴン達を見つめる。
「チハル様にご連絡を。」
犬の様に鳴くドラゴンを見る親ドラゴンは、横に居たドラゴンに命令する。
「あちらも孵りそうですが。」
もう1つ、同時期に生まれた卵を見る。
「そうね、もう割れても良い頃なんだけれど。」
別のドラゴンが言う、卵の前には別の親ドラゴンが卵を見ていた。
「そのうち出て来るでしょう、まずはチハル様にご報告を。」
そう言うと、数頭のドラゴンが飛び立つ、その姿を見つめる3頭の赤ちゃんドラゴン。
「さてと、あなた達、ご主人様が来るまでおとなしくしてるのよ?」
「「「わん!」」」
言葉が分かるのか、ドラゴン姿でお座りしたまま3頭は吠えた。
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「えー!孵ったの!?」
「はい、おいで下さいますか?」
「もち!ちょっとまってね!」
千春はスマホを取り出すと、皆に連絡を入れる。
「これでヨシ!行こう!」
千春が外に出ると、3頭のドラゴンが待機していた、千春はドラゴンの背に飛び乗ると、モリアンとナッテリーもドラゴンの背にのる。
「れっつごー!」
「チハル、何か有ればすぐに呼ぶのよ。」
「はーいサフィーママー♪」
ケラケラと笑いながら千春は手を振る、そしてドラゴンの厩舎へ向かった。
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「この子で御座います。」
「きゃわ♪」
千春は3頭の子ドラゴンを撫でる、ドラゴンは気持ちよさそうに目を細める。
「でもワンコなんだよね?」
「わん♪」
「あ、わんって吠えるんだ、ドラゴンってワンって言う?」
「言いません、この子達は魂の記憶が残っているのかと。」
「え?記憶残して転生したの?あなたたち。」
千春は3頭の子ドラゴンに言うと、3頭は尻尾をフリフリしながら千春を見つめる。
「アイトネー!」
『どうしたの?』
「わんこドラゴンが孵化したんだけど、記憶残ってない?」
『・・・残ってるわね、霊の時間が長かったせいね。』
「そう言う事もあるんだ。」
『普通は無いわよ。』
「え?そうなの?なんでこの子達は残ってるの?」
『冥界に行かず、輪廻からもズレてるから、魂を直接転生させたからよ?』
「・・・へぇ、初耳だわ。」
『まぁ問題は無いわ、次に輪廻に戻ればこの子達の記憶も消えるでしょ。』
「良いの?そんなんで。」
『問題は無いわよ、ただ・・・』
アイトネは子ドラゴンを見つめる、千春は首を傾げ問いかける。
「ただ?」
『長生きするのよねぇ。』
「ドラゴンだもんね。」
『最強種だもの、数千年は生きるわよ?』
「問題ある?」
『無いわよ。』
「んじゃいいか。」
千春はそう言うと、子ドラゴンを撫でくりまわす。
「チハル様、この子達の名をお付けしますか?」
「あー、名前かー、アイトネ、この子達に名前付けたら契約しないよね?」
『この子達は普通の魂だもの、ルプやロイロのような特殊な魂じゃ無いから契約しないわよ』
「おっけー、それじゃみんなが来たら名前付けようか。」
千春は頼子達の到着を待つことにした、すると横に居たドラゴンが千春へ声をかける。
「チハル様、こちらの卵も孵りそうなのですが。」
「あ!そっちはおっさんの霊だ!」
千春はそう答えると、卵の横に行く、バスケットボール程の卵に千春は手を置く。
「おーい、起きてるかーい。」
千春は卵をコンコンと叩くと、卵が揺れる。
「起きてるじゃん、出てこないのー?」
千春はもう一度コンコンと叩く、すると卵にヒビが入った。
「出てくるっポイよ。」
横に入ったヒビがさらに縦にもヒビが入る、そして。
「・・・ふむ、このような姿か。」
子ドラゴンが言葉を話す。
「可愛いのに喋り方がおっさんのままだ。」
「おお、お嬢さん、この度は有難う。」
「やっぱり記憶あるんだね。」
「ああ、すこし・・・おぼろげな所もあるが。」
「そっか・・・ん?」
千春はふと思い出す。
「アイトネ!?」
『なにかしら♪』
「スティカも記憶あるの!?」
『あるわね♪』
「それって・・・辛い記憶も残ってるって事だよね?」
『ええ、でも、大丈夫よ、辛い記憶は時間で薄れていくわ、それに・・・』
アイトネは産まれたばかりのスティカと、スティカを抱く綾音、その横で微笑む健太を見つめる。
『楽しい記憶がどんどん上書きしているわ、思い出したとしてもあの2人が包み込んでくれるわよ。』
優しく微笑むアイトネは、千春から見ても女神の様だった。
「アイトネ、女神様みたい。」
『女神ですけど?』
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アイトネの話を聞きホッとした千春はアイトネを弄る、アイトネもわかっているのか優しく微笑む。
「あのぉ・・・」
おっさんドラゴンが申し訳なさそうに声をかける。
「えっと、おっさんはパパさんズが引き取るらしいから。」
「そ、そうなのか?パパさんズとは誰だ?」
「私達のお父さん達だよ、多分知らない知識も沢山増えるよ~♪」
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「その代わりと言っては何だけど・・・パパさんズを守ってほしいんだよね。」
「まかせてくれ、そう言う事ならば、ドラゴンの体を使いこなせなくてはダメだな。」
おっさんドラゴンはそう言うと、呪文を呟き始める。
「・・・え?」
千春はおっさんドラゴンを見つめる。
「ザル・クリノヴァ・エ・シラ・ノクス ・・・」
魔法を呟くおっさんドラゴン、するとドラゴンの姿がみるみる変わり人の姿になる。
「・・・ええええ!?」
「ふむ、上手く出来たな。」
「なにそれ!?なんで!?」
「ああ、これは魔族から教えてもらった魔法だ、人の姿に化ける事が出来るのだ。」
「マ!?」
「ま?ああ、お嬢さん、その魔道具で言葉を訳しているのか。」
「それもわかるの!?」
「伊達に賢者と呼ばれて無いからな。」
「賢者ぁぁ!?」
「言って無かったか?」
「初耳でえす!」
千春は思わず突っ込む。
「チハルー!」
空から声が聞こえ、上を向くと、美桜たちが杖や箒に乗って降りて来る所だった。
「みんなー!ちょっと聞いてよー!!!」
千春は降りて来る聖女達に向かって叫んだ。
◆◇あとがきてきななにか!◇◆
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