スパダリかそれとも悪魔か

まめ太郎

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146R-18

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 怜雄を見ると、瞳が欲望で濡れていた。きっと俺も同じ目をしているんだろう。

 このまま最後までしてしまうのは非常にまずいと、俺は怜雄の股の間に膝立ちになった。今日のトイレの清掃当番は俺だったが、ぴかぴかに磨いておいて良かった。
「口でしてくれんの?」
 怜雄がからかうように言う。

 怜雄のズボンの前をくつろげ、下着を降ろすと、むわりとした蒸気とすでに濡れている、赤黒い屹立が目の前に飛び出た。
「今日はまだ風呂に入ってないから、匂うかもな。」
「いい。この匂い興奮する。」
 今日は昼間の気温も高かったから、怜雄も汗ばんだらしく、いつもより男の匂いが強く感じられ、その匂いに俺も煽られる。
 俺はうっとりと怜雄の股間に顔を埋め、香りをすんすんとかいだ。
 さすがに嫌そうに腰を引く怜雄を許さず、口の中にずっぽりと銜える。

 俺にはもう慣れた行為で、根元まで一気に長大な熱を銜えこめるようになっていた。
 しょっぱいそれを味わうように先端をじゅぽじゅぽっと吸いあげ、また根元まで銜える。

「ほんとうまそうに銜えるよな、お前。」

 怜雄が息を乱しながら、俺の顔を上に向ける。 
 顔をあげたせいで、喉奥に怜雄の怒張が当たったが、えづきながらも口は離さなかった。
 怜雄を見上げると、俺の目尻に溜まった涙を親指でぬぐってくれる。

「この顔がすげえ愛しい。」

 男のモノを銜え、頬を膨らませ、きっと変な顔になっている俺が愛しいだなんて怜雄は相当変わっている。 
 でもそんな言葉がすごく嬉しい俺も変わり者なのかもしれない。

 俺ははぷっと喉奥までまた銜えこむと、きつく吸い上げながら顔を上下させた。
 怜雄はますます呼吸を荒げ、ついに俺の頭を自分の腰に押し付けると、どろっとしたものを吐き出す。
 俺はそれを何度かに分けて、全部飲みこんだ。
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